2020/12/11 - 2020/12/15
706位(同エリア1657件中)
かるあみるくさん
- かるあみるくさんTOP
- 旅行記157冊
- クチコミ1137件
- Q&A回答12件
- 161,998アクセス
- フォロワー11人
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
愛媛旅行記3日目!いよいよ松山観光です!
今まで西条・今治・宇和島・愛南と観光してきましたが、愛媛県の県庁所在地、松山の観光です。
松山と言ったら現存天守の伊予松山城!って事で訪れました。
この旅行記は12月14日の分なのですが、この日は月曜日です。そんなわけで多くの公共施設は休みになっていて、回れなかったところもありました。それは残念ですが、逆に見たいところをゆっくりまわれて良かったのかなと思っています。
朝JR松山駅でアンパンマン列車を撮影したあと伊予鉄市内線に乗車。松山駅近くのホテルだったので、伊予鉄は何回も見ていましたが乗車は初めて。市内線は思っていた以上に系統が複雑で最初から乗り間違えがありましたが、伊予鉄の博物館の坊ちゃん列車ミュージアムへ。なんとスタバの中にミュージアムがありました。その後は市内線で松山の繁華街、大街道へ向かい松山城へのリープウェイ乗り場へ。リフトとロープウェイがありましたが迷わずロープウェイを選択!高所恐怖症にはリフトはきつい。
ロープウェイを降りてもすぐに本丸ではなく当時の形で残るいくつかの門をくぐり本丸へ向かい、お金を払い検温をしていよいよ天守と小天守へ。
写真の枚数は多いですが、中心は松山城になります。
それでは松山観光編になります!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3日目の朝、曇り空の松山です。旅行出発前からわかっていたんだけど、この日から寒波が入ってきて気温が大きく下がりました。
この日はレンタカーは借りっぱなしだけど終日伊予鉄での移動予定。その為前日までは車に積んでいるだけだったマフラーや手袋を置いていく事にしてこの日途中から後悔しました。
前日も気になっていたんですが、写真右手に見える山の上にヨーロッパの砦の様なものが見えるんですけどあれなんでしょうね。 -
ホテルを出てこの日の最初のお出かけは松山駅へ。
予讃線で移動するのではなく入場するだけなので入場券を購入しましたが、自動改札ではないのでスタンプ押印です。さすがにハサミではなかったです。 -
キハ54が停車していました。JR四国と北海道に配置されている車両なので首都圏では見ることができません。たぶん私は初めて見たと思います。
奥はキハ32かな?こちらも四国でしか見れない車両でたぶん初めて見たんだけど、ちゃんと撮影しておけばよかった。松山駅 (愛媛県) 駅
-
松山駅は連続立体交差事業と再開発が進んでいて、2020年3月に貨物駅と運転所が移転しました。既に線路はだいぶ剥がされていて、今後建物の解体などが進んでいくのだと思います。姿は変わりつつあるけど地上駅時代に撮影できてよかったかな。
松山駅 (愛媛県) 駅
-
アンパンマン列車の時間は原則公開されていて、動きを追うのはそんなに難しくないです。ただ運用範囲が広いのでそう頻繁に松山駅に現れるわけではないので朝の列車を撮影しに来ました。ちなみにアンパンマン列車を撮影しに来たのはアンパンマンが大好きな姪にお土産として見せるためですが、どうやらリーフレットで満足だったようです(リーフレットにはいろんなアンパンマン列車が出ていたからかな)
松山駅 (愛媛県) 駅
-
このアンパンマン列車は岡山から到着後岡山寄りに増結して出発します。増結車もアンパンマン列車なのでそちらも撮ろうと思ったのですが、アングル的にまともに撮影できないので宇和島方へ移動。アンパンマンだけでなくかなりいろんなキャラクターが描かれていました。姪と一緒にテレビでアンパンマン見てたらだいぶキャラを覚えました(笑
松山駅 (愛媛県) 駅
-
こちらは気動車で運行されている宇和海です。松山より少し西に行った伊予市駅以降は電化されていないので、松山-宇和島を結ぶ宇和海はディーゼルカーで運行されています。
そしてこの列車もアンパンマン列車。2020年12月の時点のダイヤでは8時台に松山駅でアンパンマン列車が並んでいました。松山駅 (愛媛県) 駅
-
記念写真を撮る用のベンチが置かれていました。
やっぱりアンパンマンは人気がありますね。そしてうしろにアンパンマン列車がまだ停まっています。 -
子供向けにアンパンマンのグッズというか掲示物はとても多かったです。
-
松山駅前には正岡子規の句碑が置かれていました。松山は正岡子規の出身地であり、句碑は何か所にもあるようですが、松山駅前には大きなものが置かれています。
大きな石碑ですが少し目立ちにくいです。 by かるあみるくさん子規の句碑 (松山駅前) 名所・史跡
-
松山駅と「新幹線を四国に」の看板。三島会社のうちJR九州と北海道には新幹線が通るようになり残りは四国だけ。JR四国にとって悲願なのは間違いないでしょうが、昨今の情勢だとできるとしてもいつになるのやら、といったところですかね。
瀬戸大橋の開通で岡山接続ができるようになっているので、国としても優先度は高くないのだと思います。 -
松山駅前から松山市駅前に行く予定でしたが経路をよくわかっておらずのりすごしてしまいました。市役所前停留所で降りて、再度乗って戻るほどではないので歩いて松山市駅の方へ向かっていきます。
これは伊予銀行の本店で1953年竣工だそうです。 -
こちらは松山市役所です。松山市は四国最大の都市でそれに見合うような大きな庁舎が建っています。こちらは新しい建物に感じましたが、ホームページを見ると1975年建築のようですね。と調べた後みたんですが、本当に1975年?デザインがもっと新しく感じました。
-
これはいよてつ高島屋。伊予鉄の松山市駅の駅ビルなっています。元々はいよてつそごうとして運営していたのが、そごうの破綻に伴っていよてつ高島屋に変更したそうです。四国では最大の売り上げを誇るデパートだそうで、結構な混雑をしていました。
ちなみに松山市駅は明治21年に四国で最初に開業した駅で当時は松山駅を名乗っていましたが、国鉄が松山に延伸した際に鉄道省の圧力により駅名が変更されたそうです。その後も現在に至るまで松山市駅が松山の中心であり続けています。大観覧車が目印の松山市駅にあるデパート by かるあみるくさんいよてつ高島屋 百貨店・デパート
-
スタバに向かいます。
ではなくて、坊っちゃん列車ミュージアムに向かうのですがなんとスタバを通っていく必要があるのです。このビルは伊予鉄の本社ビルなのですが、本社入り口ではなくてスタバを通っていくとのこと・・・。なかなかない斬新なスタイル。
ちなみに購入しなくても良いそうなんですが、ココアを購入しました。 -
坊ちゃん列車ミュージアムの最大の目玉はこれ、坊ちゃん列車の機関車です。ただものすごく精巧にできていますが、これレプリカです。ただレプリカとは思えないほど精巧な造りになっていました。
-
伊予鉄の歴史についてかなり詳しく記載されていました。いよてつ高島屋のところでも書きましたが、伊予鉄は四国で一番最初に開通した鉄道でした。市内線郊外線ともにとても歴史があり、説明も必然的に多くなります。
-
明確にいつとは書かれていませんが、伊予鉄が開業したころの松山市駅と愛媛県庁、松山城のジオラマ。横には現在の建物を並べたジオラマもありました。
-
過去に使われたレールなどの展示があります。現在は1067mmの狭軌を使っていますが創業当初は軽便鉄道企画でした。文鎮様に各レールが切断されていますが、大きさの違いがよくわかります。
-
伊予鉄の文化活動などについても紹介されていました。
-
スタバとはブースは分かれているものの、同じ建物内でスタバで購入したものもミュージアムの中で食べれるようになっています。
展示物を眺めながらゆっくり食べるもよし、しっかりと観察するもよしですね。 -
こんな感じで飲み物を飲みながらくつろげます。坊っちゃん列車ミュージアムには私しかいませんでしたし、スタバには2人ほどだけ。ゆっくりとくつろぐことができました。
ちなみにこの日から寒波が入っていて外はとても寒いのでそのあたりも助かりました。 -
次に来たのは伊予鉄の松山市駅です。伊予鉄のフリーパスは2種類あって、市内電車のみのものと、市内電車・郊外線・バスがすべて使えるもの。泊まっていたサンルート松山では市内電車のみのものは販売していたのですが、共通のものは置いてなかったので駅まで来ました。駅員さんに聞いたところ写真右手の窓口で販売しているとのことで購入しました。残念なことにGoToトラベルの電子クーポンは利用できないとのこと・・・。
窓口の対応はとても丁寧でした。松山市駅(郊外線) 駅
-
伊予鉄郊外線の切符はこんな感じの食券券売機の様なものでした。上の写真でもわかるようにICカードは導入されていますが、自動改札化はされていません。元々は四国で最初の自動改札導入駅だったのがICカードの普及で撤去したとか・・・。
連絡運輸もしていないのでこういうタイプでOKなんでしょうね。 -
今日は乗り鉄もする予定、というかできれば伊予鉄を乗りつぶしたいので全線1日乗車券を購入しましたが、まずは市内観光なので市内線乗り場へ。二面二線ですが乗降分離をしているので乗車ホームは一面です。
市内線は松山市駅に入るものが多いですが、循環路線は入らないようなので注意が必要です。松山市駅(市内線) 駅
-
松山市駅前停留所へ到着した列車は渡り線を使い乗車ホームへ引き上げてきます。この列車は2100形で2006年に導入したもの、実は伊予鉄市内線は旧型車の方がまだ多く走っています。2100と5000でだいぶ置き換えていますが、旧型車に乗るほうが圧倒的に多く、2100と5000はそれぞれ1回ずつしか乗れませんでした。
ちなみにこの松山市駅前停留所、ターンテーブルや機回し線がないので、坊ちゃん列車運転時は内蔵している油圧ジャッキで車両を持ち上げ、そのあと回転させるという方法をとっているそうです。松山市駅(市内線) 駅
-
松山随一の繁華街、大街道までやってきました。後続列車は伊予鉄2000形、元々京都市電で利用されていた車両で製造から55年ほど経過していますが、フルカラーLEDが搭載されたりとまだまだ現役のようです。
-
坂の上の雲に出てくる松山出身の3人の人物を中心に展示されているという坂の上の雲ミュージアム。残念ながら月曜日は閉館日です。
もっと大街道沿いのわかりやすい場所にあるのかと思っていましたが、一本入った路地にありました。坂の上の雲ミュージアム 美術館・博物館
-
大正期にフランス風建築として建てられた萬翠荘も休館日でした。坂の上の雲ミュージアムはわかっていましたしいいんですが、こちらはちょっとショック。まあ月曜日ですからね。どこも閉まります・・・。
萬翠荘 名所・史跡
-
気を取り直して、その分松山城や他の見学時間が伸びたと思い松山城へ向かいます。松山城への登城はいくつかルートがありますが、せっかく松山城に登るので名物?ロープウェイで行こうと思います。ロープウェイで登る現存天守は(というより再建なども含めても?)ないですからね。
この通りはロープウェイ街と呼ばれ観光客向けのお店も多いです。そして雰囲気もおしゃれになっていました。大街道からロープウェイ乗り場に向かう商店街です。 by かるあみるくさん松山ロープウェー商店街 市場・商店街
-
ロープウェイ街の途中には「えひめ愛顔の観光物産館」がありました。お土産をかなり多く扱っているお店で便利な場所にありますが、自分の場合これから松山城に向かうので中を見ただけになりました。松山城から降りてきた人にはとても良い立地でしょうね。
品ぞろえ多かったです。 by かるあみるくさんえひめ愛顔の観光物産館 お土産屋・直売所・特産品
-
ここにもありました。さすがに今回は買っていませんが・・・。
準備中の時は「断水中」と書くんですかね?左横にその時に使う貼り紙みたいなのが隠れています。 -
大街道停留所からそんなに歩くことなくロープウェイの駅まで来ました。
途中左手に立派な門がありお寺かなと思って中を見ると中にも大きな門が。観光地の様な佇まいでしたが、松山東雲中学・高等学校という学校でした。門も全開だったので観光地と勘違いしました・・・。
なんで門空いてたんだろ・・・??リフトorロープウェー by かるあみるくさん松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
-
夏目漱石の松山を舞台にした小説「坊ちゃん」の「坊ちゃんとマドンナ像」だそうです。ロープウェイ駅の前に展示されていました。デザインは昨日宇和島城にも作品が展示されていた墨絵画家茂本ヒデキチ氏だそうです。
リフトorロープウェー by かるあみるくさん松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
-
松山城のマスコットキャラクター、「よしあきくん」だそうです。松山城を築城した初代伊予松山藩藩主加藤嘉明をモチーフにしているようです。
みきゃんやバリィさんに比べると知名度はいま一つ?リフトorロープウェー by かるあみるくさん松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイとリフトに分かれて進みます。リフトってなんだ?エストニア語だとリフトってエレベーターを意味するんだけどここは日本、たぶん違うだろと思ってスタッフに聞くと一言でいえばスキー場のリフト。シートベルトもないとな・・・。
新型コロナウイルス対策でできればリフトを利用してくださいみたいな案内もありましたが、高所恐怖症でとても耐えられないと思いロープウェイを利用します。 -
そんなわけでロープウェイの列で待機。ロープウェイが到着してもすぐに乗ることはできず、折り返し前に袴のスタッフがアルコール消毒を行っていました。
リフトorロープウェー by かるあみるくさん松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
-
発車直前に乗車開始でした。結構前から並んでいたので一番乗りで撮影。最終的に定員の10人で出発しました。
乗車人数の制限をかけているようですが、乗り切れない人はいない程度の並びの列でした。 -
最前列に座りました。右手に見えるのがリフトです。写真でだとあまりわかりませんが、スムーズに進むのではなくところどころでやや減速して振り子のように前後に揺れていました。もちろん事故は起きていないんでしょうけど、あれに乗る勇気はなかったのでロープウェイを選んで正解だったと思います。
一緒に乗っていた女子大生?OL?のグループの何人かはリフトを選んだみたいで、追い越す際に怖いときゃきゃー言っていました。まあ気持ちはとてもわかります。リフトorロープウェー by かるあみるくさん松山城山東雲登山口~長者ヶ平ロープウェイ 乗り物
-
ロープウェイで長者ヶ平までやってきました。ロープウェイは10分に一度だけど速度は速く、リフトは常時出発していますが時間はかかる。まるで算数の問題ですね。実際にロープウェイが出発直後は次を待つよりリフトで向かったほうが早く着くのですが、それはこれが怖くない人の場合です・・・。
まあ自分は待ちましたが暖かいですし怖くないですし待ってよかったと思います。ロープウェイ乗る機会もあまりないですしね。個人的には2016年8月に箱根で乗って以来だと思います。 -
ロープウェイで登ってもそこが頂上というわけではなく城内の入り口である戸無門までは数分かけて登ります。そしてこれが割と急坂で体力がいります。宇和島城程ではなかったですけど。
-
登り始めるとこんな光景になります。上に見える門は筒井門だと思いますが、筒井門よりもさらに上に本丸があります。今でこそ観光地で坂が急とは言え登ることはできますが、攻城戦の時にこの高さを駆け上がるのは相当な時間と犠牲が必要になるんだと思います。
-
この位置には中ノ門という門があったそうです。この正面には天守が見えるわけですが、石垣下の道は途中で途絶えていました。意図したのかわかりませんが、上に石垣が続いているので、攻め込まれた際の陽動作戦というか天守に向けて一直線に向かうように仕向け上から攻撃する、というルートだったのでしょうか?
この背面には戸無門という門があり、戸がなく簡単に突破できそうと進むとその奥に頑強な造りの筒井門・隠門があるなどかなり防衛を考えて築城したことがわかります。 -
戸無門と比べ重厚で防衛力のある筒井門です。この右手に隠門という門があり攻める側からみると非常に見えにくい設計になっており、この門を攻めている相手を横から不意打ちするという仕組みになっていました。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
上から見た筒井門と隠門の位置関係です。左が隠門、右が筒井門になりますが、巨大な筒井門に敵が張り付いているうちにこっそりと隠門から攻撃できる感じになっています。内側からだと左右に門があることがすぐわかりますが、戸無門から入ってくると隠門がまったく見えないのでとてもよく考えられているなと思いました。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
筒井門の先にあるこの太鼓門は周囲の櫓とともに本丸前の最後の防衛線です。数多くの狭間があり攻め込む敵に攻撃を行える構造になっています。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
松山城の井戸です。築城時に谷間だったところを埋め立てる際に造ったそうです。残念ながら太平洋戦争で焼失し戦後再建したものです。
-
高台の上にある松山城。とても見晴らしはいいんですが高台にある分非常に風が強いです。前日までと違い大寒波で気温が低い中、強風で体温が奪われていくので正直かなりきつかったです。
昔松本城に登った際は11月だったんですがとても寒く風も強くてあんな感じかなと正直少し萎えてしまいました。 -
松山市街でも山の上に連立式天守は見えていましたが、ここまで登ってくるとしっかりと連立式天守群が見通せます。これの写真だけ見ると山城には見えないですが、山頂部分はかなり広く建築物も多く造られています。
ちなみに松山城、現存天守の中では一番新しいお城で1854年に再建されています。黒船来航、開国と続き平和な江戸時代から一気に動乱の時代に突き進む中完成しました。少なくとも江戸初期には建設されていた犬山城や松本城より200年程後の建築で、これは松山城が築城されてから現代にいたるまでよりも長いんですよね。
江戸時代と一くくりにしても長いものです。
ここから先は入場料を払って入る有料エリアです。コロナ対策で検温と連絡先の記入も行われていました。 -
正面に見えるのは松山城小天守。残念ながら小天守は戦前の放火事件により焼失していて戦後再建されています。ただ戦前の旧国宝指定の際に詳細な図面の制作や写真撮影をしていたのでそれをもとにほぼ完全な姿で再建されているそうです。
残念ながら復元ですが精密な復元をされたそうです。 by かるあみるくさん松山城 小天守 名所・史跡
-
まずは一の門をくぐり城内へと向かっていきます。一の門をくぐり城内へ入るといよいよ登城するという気持ちが盛り上がっていきますね。
松山城本壇を守る門 by かるあみるくさん松山城 一ノ門 名所・史跡
-
天神櫓の横には立派な松が植えられていました。常に手入れをし続けなければいけないですし、樹齢何年くらいでこんな素晴らしくなるのかなと思いました。
-
この小さな門は三の門。数字がつく門では一番内側にあります。この門をくぐり天守へと向かっていきます。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
こちらは筋鉄門。右は大きくて見えないですが天守が、左上に見えるのが小天守で筋鉄門の上の渡り廊下の様な櫓を通り行き来します。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
城内に入ってからも門や塀が多く櫓の数も多いので割と実戦向けの城に感じます。
松山城の完成後松山藩は四境戦争にて周防大島へ出兵し萩藩と交戦し緒戦に勝利をしますが、その後敗北します。ただ小倉城や浜田城と違い城下町の攻防戦にはならず落城もなかったので松山城が実戦で使われた事はありません。周防大島陥落後も瀬戸内海があり上陸作戦が必要だったことや防衛のための小倉確保、資源の為の石見銀山・浜田確保に比べ優先度は低かったのが幸いしたのだと思います。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
天守に入るとマットが敷いてあるところで靴を脱ぎロッカーに入れます。スリッパがあるのかと思いましたがスリッパはなく(感染対策?)足は冷えました。ただ昔行った松本城ほどじゃなかったかな?あの時は11月だったけどやはり北国だからかものすごく冷えていました。
靴を預けたあとはこの階段を上っていきます。天守閣の混雑防止の為に30分以内で見学をお願いしますとありましたが、ゆっくり見ない限り30分で見学を終えられると思います。私はどちらかというと長く見学するほうですが、寒さもあったとは言え20分ほどで天守から出ましたので・・・。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
二層目へ上るとまずは順路にそって渡り廊下を渡り小天守へと向かうような形になります。この先の少し明るいところが渡り廊下、その向こうの下った先が小天守です。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
上でも書きましたが残念ながら小天守は戦前の連続放火事件により焼失してしまい再建です。ただ昭和まで現存していたので写真や図面などがあり完ぺきに復元されているため特に違和感なく大天守と繋がっていました。
残念ながら復元ですが精密な復元をされたそうです。 by かるあみるくさん松山城 小天守 名所・史跡
-
小天守の中では松山城に関する所蔵品の宝物を展示していました。コロナ対策で順路は一方通行で定められています。ゆっくり見ると時間がかかるかもしれないですが、天守でもそんなに時間取られるわけではないのでそこまで焦らなくても大丈夫でした。
残念ながら復元ですが精密な復元をされたそうです。 by かるあみるくさん松山城 小天守 名所・史跡
-
小天守を順路通り一周すると大天守に戻り二層目へ上ります。宇和島城でもそうでしたが、現存天守の階段は急です。
それでも新しい城だから宇和島より若干勾配が緩やかに感じる・・・(感じるだけかも)。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
最上層までやってきました。現存天守なので展望バルコニーみたいなものはありませんが、天守からは藩主などが外を見下ろせるように大きな窓が設置されています。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
天守閣から見下ろす松山市街。松山市街地は山に囲まれた狭い地域ですが、昨日の宇和島と違い見える範囲はそれなりに大きいのにすべて市街化されているので圧巻です。さすがに四国一の都市だなというだけあります。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
正面中央やや手前あたり、お濠のあたりがこの旅行記の一番上の方で写真を上げている伊予銀行本店や松山市役所のあるあたりになります。現在の松山の中心地ですね。
お城との高低差がよくわかります。
松山城を背に市街地がある形ですが、よくこんないい場所に築城したなと正直思います。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
こちらは道後温泉方面です。少し高台になっているんだなと感じました。
日本で一番古い温泉ともいわれ3000年前には既に利用されていたとか。平成の大合併までは温泉郡という郡があり、その由来は道後温泉でした。現在は松山市と東温市になっています。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
今朝ホテルから見た西側にある山の上の建物。アップしてみるとヨーロッパの砦の様な建物でした。帰宅したあと調べると松山総合公園の高台に建っている「フライブルク城」で松山市制100周年を記念して友好都市があるドイツ・フライブルクをイメージして造られたそうです。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
天守から降りてきました。絶景でよかったんだけど、とにかく印象としては寒かったです。だいたいの現存天守は冬頃行っているんだけど、昨日の宇和島も含めて天気に恵まれればいいんですけど、こうなってくると極寒です。5年前に行った姫路はほぼ同じ時期だったけど天気も良くて絶好の見学日和だったんだけどなあ。
左手に写っている検温係の女性達は「ここで暖かいうどん売ったら売れる」とか言っていましたけどまさしくその通りだと思います。現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
この建物は名前の通り馬具を入れていた櫓のそうですが、二層構造でかなり立派です。残念ながら1945年の松山空襲で焼失し戦後鉄筋コンクリートで復元されたもので、今は管理棟として使われています。焼失は残念ですが、ここまで火の手が迫っていながら焼失を免れた他の建物は運良く残すことができてそれは良かったなとも思います。
現在は管理事務所 by かるあみるくさん松山城 名所・史跡
-
戸無門を出て少し進むと段差はなくスロープ状の道になりますが、行きも思いましたが割と勾配があります。行きのところでも書きましたが、ロープウェイやリフトを使ってもこの坂は通らないといけないので足が悪い人にはこれがネックかなと思います。
-
帰りは下りなのでロープウェイを使わずに降りていきます。そもそも登りも宇和島城の様な勾配ではないので歩いて登っても良かったのですが、せっかくなのでロープウェイを使った形なので・・・。待ち時間もなく降りれるので良いですが、それなりの勾配の下り坂が続くので注意は必要です。
-
下るときに見たリフト。ほとんど人は乗っていませんでした。松山城山頂ほどじゃないですが風も強く揺れていたのでこれに乗るのは勇気いるな・・・。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅。
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-1日目前半
2020/12/11~
西条・石鎚山
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-1日目後半
2020/12/11~
今治
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-2日目前半
2020/12/11~
宇和島
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-2日目後半
2020/12/11~
宇和島
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-3日目前半
2020/12/11~
松山
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-3日目後半
2020/12/11~
松山
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-4日目前半
2020/12/11~
大洲
-
20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅-4日目後半
2020/12/11~
内子
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
松山(愛媛) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 20年ぶりの愛媛!城廻りと散策の旅。
0
70