2020/07/20 - 2020/07/23
5968位(同エリア7254件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2020/07/21
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電車での移動
ゆいレール:浦添前田駅ー首里駅 首里駅前からタクシーで、識名園へ。
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車での移動
タクシーで識名園ー首里城公園へ
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電車での移動
ゆいレール:首里駅ーおもろまち駅
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電車での移動
ゆいレール:おもろまち駅ー県庁前駅 そして、県庁前駅近くのホテルへ移動
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この旅行記スケジュールを元に
今年前半は新型コロナウィルスの影響や長梅雨による天候不順もあって、なかなか旅行はできませんでした。そのため、少し事態が穏やかになった夏にはどこかへ行ってやろうと、あれこれ計画していると、偶然にも行きたかった沖縄の定期観光バスツアーに行けるような日程が組めることがわかりました。
行程は3泊4日。1日目は夕方に大阪を出発し、夜に那覇について那覇市内で1泊。2日目は終日自由行動ということで、午前中は浦添城跡を訪問し、午後は那覇市内に戻って、識名園・首里城公園などを訪問いたしました。3日目に前から行きたかった沖縄北部の定期観光バスツアーに参加し、4日目は、DMMかりゆし水族館と、時間が余ったのでやちむん通りへと行きまして、夕方に大阪へと帰るという行程です。
このように精力的にあちこちに行っている関係上、旅行記を4回に分けてご紹介したいと思います。今回は、2日目後半に訪問した、世界遺産である識名園や首里城公園、沖縄県立博物館など、行き残したような観光地を中心に訪問した回をご紹介したいと思います。識名園は意外にも面白かったですし、沖縄県立博物館は見所満載でした。ただ、沖縄の歴史は、興味深い反面、説明しようとすると賛否が多そうなので、同時に難しいよなあという印象を受けました。
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首里駅からタクシーで「識名園」までやってきました。識名園は少し離れているために、最初バスの利用を考えましたが、よくわからないので、最寄りの首里駅からタクシーで移動することにしました。やっぱり距離があり、タクシーで正解でした。
「識名園」は琉球王朝時代の庭園を再現したもので、世界遺産にも登録されている施設です。識名園 公園・植物園
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識名園の中に入ると、このような森にあたりました。まずは森の中を進んでいきます。
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昔の正門みたいです。ただ、なんかみすぼらしくて、本当に正門か?とも思ってしまいました。しかし、どうも正面から見ると、違う感じだそうです。
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識名園の庭園はこんな感じです。一気に明るい場所へと出てきました。いい感じです。
ちなみに、池は「心」という字をかたどっているらしい。 -
「育徳泉(いくとくせん)」。ここから、水が湧いているみたいです。石組みもなかなか面白かったです。石組みは琉球独特の「あいかた積み」というものです。
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御殿がありました。中にも入れるみたいです。行ってみます。
今日は晴れているから、一休みにちょうどいいです。 -
建物の内部はこんな感じです。中には歴史の説明がありました。実はこの識名園、旧日本軍の弾薬基地がありましたが、1945年にアメリカ軍の爆撃によって誘爆をおこして、一回燃えた場所みたいです。そのため、戦後に再建された場所で、実際には新しいのだとか。
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御殿から見た庭園。やっぱり、本土の大名庭園とは違うし、中国庭園のように個性が強いものでもない。琉球独特な要素が強い感じがします。
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庭園には、石組みの橋だけではなく、六角形のお堂もありました。
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橋のところへいくと、手間の橋はボロボロになっていますが、奥の橋はかっちりしています。たぶん、作り直したのではないでしょうか。
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六角堂は、面白かった。中は狭くて、人が入れないぐらいです。庭園のオブジェみたいでした。
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識名園の端には高台があり(勧耕台)、かなり眺めが良かったです。池があったから、平らな場所だけなのかと思っていましたが、予想外でした。
どうも中国の柵封士に、琉球は狭い島国ではなく、このように海が見えない場所もあるという事を示したかったとか。
ともかくも、以上で識名園は終了です。識名園から、再びタクシーに乗り、首里城公園へと向かいます。その際、なかなかタクシーを捕まえられなくて苦労しました。基本的に、識名園を訪れる人はタクシーが多いので、それをそのまま捕まえたほうが早い感じがします。 -
首里城公園へとやってきました。
お約束の守礼門ですが、あまり人がいなかったのも印象的でした。首里城 名所・史跡
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守礼門の近くにある、世界遺産の御嶽「園比屋武御嶽石門」です。世界遺産を見逃しがちなので、一応ご紹介。
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こちらは守礼門の次の門の「歓会門」。この門は夜になると閉まります。
両脇にシーサーがいるので、格好の撮影ポイントになっています。 -
「奉神門」が見える場所まできました。あれ?屋根の焼け跡が撤去されています。これはどういうこと?
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その先の有料エリア入口へ行くと、どうも展示が再開されたみたいでした。今までは火災で入れなかったのが、有料エリアに入れるみたい。
ともかくも、入場料400円を支払って、いざ有料エリアへ。 -
有料エリアに入りました。目の前の広場(御庭;うなー)は、本来ならば建物で囲まれている、中庭なのですが、すっかり燃えてしまい、何もありません。
ただ、綺麗には片づけられています。 -
かろうじて燃え残った竜柱には補強の骨組みがあり、火災の生々しさを伝えてくれます。そして、広場には、ガレキを入れたであろう袋がいくつかありますが、全般的に、整理したことがわかります。
側にいた係員に話を聞くと、コロナで閉鎖中もガレキの撤去は行っており、つい最近(6/12~)、有料エリアを公開し始めたとのことでした。今回見れて、非常に運が良かったです。 -
建物は焼けて、礎石のみが残っています。かなり寂しいです。
首里城は、戦後の復興なので、土台はコンクリートなのか。 -
首里城の公開エリアの中でも、この場所が一番重要な場所。首里城は世界遺産ですが、それは入口の御嶽の門と、この場所の2カ所のみ。焼け落ちた首里城の建物は世界遺産ではないのです。
ここは、昔の首里城の礎石を公開していた場所で、かつての建物でも、床を透明板にして公開していた場所です。 -
ということで、遺構の詳しい解説。このパネルの要点は、先ほどの写真では石が焼けて白っぽくなっており、火災の影響はかなり大きかったと説明しております。
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これはかつて屋根の上に装飾として置かれていた「龍の置物」。焼けて粉々になりましたが、一応部品を仕分けて置いてあります。これからどうするのかはわかりません。
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奥に展望台(東のアザナ)がありますので、そちらへ行ってみたいと思います。
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今回の火災にあった場所を含めた建物は、上からみるとこんな感じ。奥の門から入って、御庭を囲むように正殿などがあったのですが、正殿が焼け落ちてしまっています。そして、手前は大奥にあたるような場所で、最近整備された場所なのですが、そこだけが残っているという状況です。
要は、首里城の主要な場所(正殿(国王の政務所)、北殿(中国の冊封使を迎える場所)、南殿(薩摩藩の接待所)が燃えてしまったということです。悲しい。 -
展望台(東のアザナ)からの風景。海がみえるでしょうか。
以上で、首里城の有料ゾーンは終了です。 -
首里城の有料ゾーンを後にして、ゆいレールの首里駅を目指します。首里城公園の端にある、弁天池です。
ここから、首里駅まで歩きまして、ゆいレールで移動します。弁天池のあたりからだと「儀保駅」の方が近い気がしますけどね。 -
ゆいレールで「おもろまち駅」までやってきました。おもろまち駅には、駅直結な施設の、免税店「Tギャラリア」があります。営業再開はしたようですが、平日なこともあり、ガラガラの雰囲気を漂わせておりました。
おもろまち駅 駅
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今回「おもろまち」へ来たのは、県立博物館へと行くためです。駅から10分ほど歩いて、県立博物館へやってきましたが、見てください、この外観。コンクリートの打ちっぱなしですが、琉球時代のグスクを思わせるような外観をしていました。
沖縄県立博物館 美術館 美術館・博物館
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入口には、琉球王朝時代の民家が再現されていました。ある意味、沖縄あるあるですね。
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建物の中、ここは博物館と美術館を兼ねていて、建物の中で分かれるような形になっているようです。
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博物館側の入口。今回は常設展だけを見ました。感想としては、1フロアだけなのですが、やたらと歩かされて疲れました。中の写真は、撮影しなかったのでありません。
最初は、沖縄で発見された縄文人の「港川人」を見に来たのですが、それ以上に琉球王朝から琉球処分、その後の第二次大戦まで、といった歴史も面白かったです。しかし、そのあたりの歴史の説明は本当にもめそうなので、さらっとしか説明していませんでしたけどね。
以上で、本日の自由行動は終了し、一旦宿へと帰りました。さすがに炎天下の中を歩いたので、もはや体力は残っていませんでした。
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