2020/02/07 - 2020/02/09
496位(同エリア877件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2020/02/07
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飛行機での移動
伊丹ー那覇で沖縄へ。
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車での移動
那覇空港近くでレンタカーを借りて出発。
2020/02/08
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辺野古・キャンプシュワブ沖などを見に行く
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この旅行記スケジュールを元に
今回の旅行では、同行者がおりまして車を運転してくれるということだったので、沖縄本島中部を中心にドライブしてきました。同行者は初めての沖縄だったので、「沖縄らしいものを体験したい」という希望があり、ちょうどその時期に「キャンプハンセン・フェスタ」が開催され、普段は入ることができない米軍基地内にも入ることができるために、これを中心に予定を組みました。
行程は2泊3日。一日目は大阪から那覇へ移動し、午後に到着後レンタカーを借りて、道の駅かでななどへ行き、イオンライカム近くのホテルに一泊。二日目は、午前中は沖縄本島中部をドライブし、海中道路、勝連城跡、宜野座、辺野古などへ行き、午後からはキャンプハンセン・フェスタに行きました。キャンプハンセン・フェスタに行った後は、首里城を見て、那覇空港近くのホテルに一泊しました。三日目は午後の飛行機で帰る関係上、沖縄本島南部を回り、平和祈念公園、ひめゆりの塔、喜屋武岬を回り、若干那覇市内で時間調整をしてから、那覇空港から大阪へと帰るという行程です。今回は車で観光ということで、普段行けないようなところにも行けまして、非常に満足度が高かったです。
旅行記は作成の都合上、3回に分けて紹介したいと思います。今回は、道の駅かでななどへ行った一日目と、海中道路、勝連城跡、宜野座、辺野古などへと行った二日目の午前の行程を合わせてご紹介したいと思います。同行者は米軍基地を中心に見たかったということで、そちらの比重が高くなっておりますが、こうやってまとまってみると、なかなか興味深かったです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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今回も、伊丹ー那覇で沖縄を目指します。写真は、尼崎の臨海地域で、埋め立て地を結んでいる阪神高速が面白いですね。
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こちらは、大阪万博の予定地「夢洲」。橋から南(写真上)の部分は港湾施設として利用されているので、残りの場所が、万博&IR予定地となります。また、水面が残っている場所は、元々埋め立て地なこともあり、水面として残すようです。
また現在、夢洲の北側(写真下)には、大規模な太陽光発電施設があります。 -
こちらは「夢洲」の南の「咲洲」。夢洲とは海底トンネルでつながっています。
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こちらは、堺コンビナート。画面左側は森を作ろうとしているみたいです。右側の方には製油所などの施設があります。
また、画面中央の大きな緑が、大仙古墳(仁徳天皇陵)で、奥の緑が大泉緑地です。もう少し近づかないと、大仙古墳の前方後円墳はわかりませんね。 -
関西国際空港。結構はっきり見えました。
また、この辺りから雲が多くなってきたこともあり、写真はありません。 -
那覇空港に到着いたしました。まずはレンタカーを借りに行きます。
那覇空港 空港
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那覇空港近くでレンタカーを借りまして、まずは「道の駅かでな」へと向かいます。写真はその道中で、向こう側は嘉手納基地です。
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道の駅かでなに到着いたしました。ここに3階以上の建物を建てるのは、米軍との交渉が大変だったみたいです。嘉手納基地の周辺は高い建物を建てるのは禁止されていますし。
道の駅 かでな 道の駅
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展望台より、嘉手納基地を望みます。嘉手納基地は広いです。そして、4000mの滑走路は長いですね。
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嘉手納基地をスマホのズームでアップしてみました。格納庫には飛行機がいますが、普通の飛行機のように見えます。
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待っているのは暇なので、建物の中にある資料館へと行ってみました。内容は、旧日本軍時代と米軍占領時代で基地周辺がどう変わったかといったような、比較的中立的な内容だったと思います。
あと、この施設から米軍基地を撮影しており、飛行機が何回離発着して、騒音がどれくらいか計測していました。 -
嘉手納町の航空写真ですが、町のほとんどが米軍基地です。町の総面積15.04平方kmに対して、その83%の12.40平方kmが米軍基地関連(嘉手納飛行場、嘉手納弾薬庫地区、陸軍貯油施設)だそうです。なので、米軍基地が嘉手納町に与える影響は大きなものがありますね。
飛行機は来そうもないので、「道の駅かでな」は20分ぐらいで退散しましたが、道路を走っていると、基地に着陸する哨戒機を間近で見ることができまして、大興奮でした。 -
時間が余ったので、次は普天間基地を見ようということで、那覇方面へと戻ってしまいますが、「嘉数(かかず)高台公園」へとやってきました。展望台はこの上にあるので、階段を登っていきます。
また、桜の花が咲いておりました。沖縄は寒桜が2月は見ごろを迎えます。嘉数高台公園 公園・植物園
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嘉数高台公園の展望台。地球をイメージしているようです。
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嘉数高台公園からの展望。普天間基地はヘリ基地なので、米軍のヘリコプターが偵察飛行をしているようでした。なかなか音がうるさいです。
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普天間基地に止まっているのは、オスプレイではないかと。小さくてわかりにくいですが。
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また、この高台は日本軍が要塞化していた場所のようで、敷地にはトーチカの跡がありました。
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一気に飛んで、今回は「オキナワ・グランメール・リゾート」に宿泊いたしました。
オキナワグランメールリゾート 宿・ホテル
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ホテルの玄関。様々なシーサーがお出迎えしてくれます。
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全然意図していなかったのですが、このホテル、広島カープがキャンプで使用しているホテルだそうです。全く想定外でした。広島ファンの私はちょっとテンションが上がりました。
現在2軍がキャンプ中(1軍は宮崎日南でキャンプ中)で、偶然エレベーターですれ違いましたが、野球選手の体つきはすごかったです。上半身の筋肉を見る限り、多分ピッチャーだと思いますが、それでもふくらはぎなどはすごかったです。 -
イオン沖縄ライカム。かなり大きいです。本州のイオンモールと同じぐらいの規模でした。迷子になってしまったのは内緒です。
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イオン沖縄ライカムに入っていたステーキ屋のHan’s House。沖縄のチェーン店です。沖縄に来たのだから、やはりステーキを食べないと。
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ステーキ200gかな。ライス、サラダ、スープ付きで1500円でしたが、非常に大満足です。Han’s Houseは、ステーキソースがおいしかったです。
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2日目。ホテルを出発して、「海中道路」を走っています。目の前には、石油備蓄基地の石油貯蔵庫がたくさんあります。
海中道路 名所・史跡
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海中道路の途中では駐停車禁止なので、途中にある「海の駅あはやし館」近くの駐車場にて撮影。風が強くて雲がながれており、晴れたり曇ったりという不安定な天気でした。
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海中道路を通って、伊計島の伊計ビーチを目指しました。着いてみると、私有地だったので入るのを諦めて、反対側の港を撮影。ガイドブックにはビーチとしか書いてありませんでしたが、私有地も多いのですね。
ビーチが私有地かそうでないかは、公的な道路標識が出ているかが一つの判断材料だと思いました。出ていなかったら、私有地の可能性が高いなあと。 -
宮城島にある「ぬちまーず観光製塩ファクトリー」へ行きました。見学無料だったし、工場のさわりだけでも見せてもらえまして、非常にありがたかったです。
製塩というと、平地に海水を巻いて塩分を結晶化させ、最後は鍋で煮詰めて水分を蒸発させて塩を作るという、昔ながらの方法を思い浮かべてしまいますが、ここでは室内で塩を作っていました。というのも、熱した海水を霧吹き状に室内に散布すると、空気中で冷やされて、塩の結晶ができるという方法らしいです。また、これには綺麗な海水が必要ですが、海の深いところへと採取口を伸ばし、段階的にろ過しながら、噴射する海水を作っているとのことでした。ぬちまーす観光製塩ファクトリー ぬちうなー 名所・史跡
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ぬちまーずの敷地内にある「果報(かふう)バンタ」。標高70mから見ても、海の色がなかなか綺麗なのがわかります。ここは来て正解でした。また名前は、「ぬちまーず」の友人の方がつけたとのことです。
果報バンタ 自然・景勝地
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同じく、ぬちまーずの敷地内にある「竜神風道」というパワースポット。特に根拠はなく、この土地を開発している時に「ぬちまーず」の人が名付けたみたいです。
龍神風道 名所・史跡
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サトウキビ畑では、サトウキビの花が咲いております。ススキのようにも見えますが、ススキとは違い、まっすぐに伸びているのが特徴です。
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次は「勝連城」へとやってきました。小高い丘に城壁が続いております。
勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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三の曲輪。三の曲輪はあまり広くないです。上に、二の曲輪、一の曲輪の石垣が見えます。
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三の曲輪にある「トゥヌムトゥ」。祭祀の際に、神々が腰かける石が周囲に並べられていたとか。
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二の曲輪の「ウミチムン(火の神)」。ここには台所があり、火の神が祀られていたようです。
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二の曲輪にある洞窟「ウシヌジガマ」。昔、勝連城が落城した時に、ここの洞窟から王が逃げたという伝説がありますが、見たところ、そんな感じではありませんでした。
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二の曲輪にあった、建物の跡。勝連城では、二の曲輪に役所機能を果たす立派な建物があったとか。
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一の曲輪。石があった部分には御嶽があったとか。
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グスクの上から見た眺め。西にある港湾地区を見ているのですが、かなり埋め立ててますね。
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勝連城の反対側にも高台があります。あそこも城跡なのですが、石垣が残っているだけではないかと。見学はこちら側だけで、反対側はできません。
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一の曲輪からふもとまで降りてきました。
「ミートゥーガー(夫婦ガー)」。縁結びの井戸だとか。 -
人がのぞいているのが「ウタミンガー」という井戸。旧正月の元旦に井戸の水位を見てその年の作物の出来を占っていたとか。
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勝連城の観光案内所には、勝連城の復元予想模型がありました。こう見ると、かなり強固なお城だったようです。
勝連城跡休憩所 名所・史跡
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勝連城の観光案内所にいた、うるま市のおばあ。モデルはいないようですが、かなりリアルです。こういう人形があると、やっぱり一緒に写真を撮影したくなりますよね。
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勝連城を後にして、まだ時間があるので、辺野古へと向かうことにしました。画面左側、道路に面して緑色のフェンスがあるところが、キャンプシュワブ沖の埋め立てで使用している搬入口のようです。警備員が20名ほどたっておりました。
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道路の反対側を見ると、辺野古沖埋め立て反対派の施設があります。50mほど続いているでしょうか。
ここは幹線道路ですし、駐停車禁止の場所ですので、ここで抗議行動を行われると地元の人は大迷惑ですね。 -
反対派の施設を拡大して見ると、わかりにくいのですが、人はいませんでした。この施設すべてでそんな感じでした。まあ、周りに民家とかありませんから、バス等で移動しない限り、ここには来れませんからねえ。
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辺野古の海岸へとやってきました。埋め立て反対派の緑色ののぼりが見えます。フェンスの反対側はキャンプシュワブの敷地のようです。また、岸壁には警備員がおりました。
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クレーンが見えるあたりが、沖合の埋め立て地でしょうか。
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また、辺野古には沖縄高専があります。かなり大きいです。こちらは本部棟です。
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沖縄高専本体とは道路を挟んで、寄宿舎があります。寄宿舎と本部棟とは連絡通路で結ばれています。まあ、周囲には何もないところなので、住まいは必須でしょうね。ちなみに、コンビニは、歩いて5分の所にありましたが、天候が悪い時は行くのが大変そうでした。
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辺野古を後にして、まだ時間があったので、宜野座の阪神キャンプを見てみることにしました。
かりゆしホテルズ ボールパーク 宜野座 DOME 名所・史跡
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会場の「かりゆしホテルズ ボールパーク宜野座」は歓迎ムード一色です。
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こんなオブジェもありました。阪神だから「虎の像」なのですね。
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こちらは、グラウンドです。よく整備されています。
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こちらはブルペン。お昼時だったからか、誰も投げてはいませんでした。
そして、隣に室内練習場があるのですが、こちらでもほとんど選手はいませんでした。 -
室内練習場前で選手を待つ観客。かなりの人がいました。これだけの人が来るのであれば、宣伝効果もあるでしょうし、プロ野球のキャンプなどを誘致したいのもわかる気がします。
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最後、野球とは関係のないのですが、面白いものを。宜野座村役場の前には、亀甲型のお墓が数体ありました。事情が分からない人が見ると、トーチカと勘違いされてもわかる気がします。事実、沖縄戦の際には、爆撃で亀甲型のお墓はだいぶ壊されたとのことです。
最後、戦争の話で終わってしまいましたが、次はキャンプ・ハンセンフェスタに参加したときのことを紹介したいと思います。
今回はご覧いただきまして、ありがとうございました。
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