2020/11/13 - 2020/11/15
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にふうささん
この旅行記のスケジュール
2020/11/13
2020/11/14
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7月にも沖縄本島北部へ行くツアーに参加していますが、そのツアーが11月から変更されて、よりやんばるの自然を体験できるものへと変わりました。そのため、参加してみようと思ったのが今回のツアーのきっかけです。こういう機会がないと本島北部へは行けませんので。
ちなみに定期観光バスのルートは、「那覇市内発~東村ふれあいヒルギ公園~やんばるの森ビジターセンター~国頭港食堂(昼食)~辺戸岬~大石林山~くいなの森~ゆいゆい国頭~那覇市内着」というものです。
行程は、2泊3日です。1日目の夕方に那覇へと移動して、那覇市内で一泊。2日目は本島北部のツアーに参加して、那覇市内に宿泊。3日目は大阪へと帰るというものです。ほとんど、この沖縄本島北部の定期観光バスツアーに参加するために沖縄へと来たようなものでした。そのため、旅行記は沖縄本島北部へと行く定期観光バスツアーを中心に、2回にわたって紹介したいとおもいます。
今回は前編として、バスツアーの前半、東村のふれあいヒルギ公園へと行ったことなどを中心にご紹介したいと思います。マングローブ林を見るのは初めてでして、なかなか興味深かったです。ただ、陸上から見る景色と、カヌーなど水辺から見る景色は全然違うんだろうなあという印象を受けました。そのあたりは次回の課題ですね。
あとこの旅行記には、おまけとして、移動中の機窓撮影と、首里城公園の様子もありますが、ご容赦の程を。
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伊丹空港です。今回は都合により、昼便で那覇空港へと向かいます。写真は今回搭乗するB787でして、そういえば大きな機体に乗るのは久しぶりです。
それにしても、今日もよく晴れています。機窓撮影も期待できそうです。大阪国際空港 (伊丹空港) 空港
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伊丹空港離陸直後に見える、日本地図のため池。水が少し日上がっていて、最初見たとき、朝鮮半島が拡大したのかと思いました。
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遠くに伊丹空港が見えます。
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尼崎市付近。真下には、武庫川にある尼崎ボートレース場が見えます。
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こちらは紀伊水道で、左側が和歌山、右側は淡路島になっております。確かに、島を結べば橋は完成しそうだけど、需要あるとは思えないなあ。
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三角形の先が室戸岬です。
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半島の先が足摺岬です。これからしばらくは海を行くので、睡眠タイムとなりました。
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すごい雲がありました。そして、真ん中だけ一際高くなっています。おそらく真下は屋久島で、宮之浦岳を中心に雲が発達しているのではないかと。気流の関係で、機体が少し揺れました。
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雲の合間から、奄美諸島の最南端、与論島が見えます。左側に見えます。
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沖縄本島北部の古宇利島付近。このあたりは遠浅になっていて、海の色が素敵です。
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辺野古付近。かなり埋め立てして、飛行場の形が見えてきたのではないかと。粛々と工事が進んでいるようです。
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海中道路と石油備蓄基地。前日に雨が降ったのか、海が少し濁っていたのが残念でした。
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沖縄本島南部。新浜ビーチあたり。那覇空港へは本島南端を回って着陸するようです。
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那覇空港に到着しました。
今回は昼便でまだ時間があるので、まずはゆいレールで首里駅を目指します。那覇空港 空港
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17時近くに首里城公園へとやってきました。久しぶりで道を間違えそうになりました。
写真は、守礼門です。せっかく来たので撮影しました。首里城 名所・史跡
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こちらは世界遺産の御嶽。夕日に当たって眩しいです。
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歓会門。首里城の入口です。人がいなくて、初めて無人での全貌を撮影できました。
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有料エリア近く。アレ?建物を修理しています?左側の建物の燃え跡がなくなっています。足場が組まれていたのも新しい発見でした。
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有料エリアは17時30分までと調べていたのですが、券売機が17時で閉まってしまったのは盲点でした。なので、中に入れませんでした。残念です。せっかくここまで来たので、中をチラ見して帰ります。
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中はこんな感じ。3ヶ月前よりもだいぶ工事が進展しているように感じました。
これで首里城は終了です。この後ホテルへと戻り、一日目が終了いたしました。 -
二日目のスタートです。本日は、県庁前広場からバスに乗って、沖縄本島北部のバスツアーへと参加します。非常に楽しみです。
沖縄県庁舎 名所・史跡
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今回乗ったバス。このバスは、美ら海水族館へ行く定期観光バスコースとして利用していたものだと記憶しているのですが、なぜに違うコースに来たのかなと。
また、音声ガイダンスができておらず、外国人がガイドとして乗車していました。この外国人のガイドさん、日常会話は問題ないですが、ガイドのために観光ガイドブックを朗読するのは、漢字が読めませんで、まったくダメでした。やっぱり漢字は難しいですね。まあ言わんとしていることはよくわかりましたけど。 -
バスは那覇市内から、名護市あたりで一回休憩を入れて、合計で2時間程度ゆられて、最初の訪問地の「東村ふれあいヒルギ公園」へとやってきました。ここでは、地元のネイチャーガイドさんに案内してもらいながら、公園内を30分ほど散策いたしました。
東村ふれあいヒルギ公園 公園・植物園
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ここはマングローブ林があって、カヌーで生態観察するツアーの拠点だそうです。しかし、今は満潮を過ぎたこともあり、休憩中だとか。近くで、カヌーの操作の練習をしておりました。
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潮が引いているので、だいぶ浅瀬が見えます。ここは汽水域なので、様々な種類の動植物がいるのですよ。
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木道が木々の合間に整備されていて、観察路となっています。ガイドさんに案内してもらいながら、マングローブの中を散策していきます。
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マングローブ林は、そもそもマングローブという木があるわけではなく、汽水域に存在する木々の集合体の事だそうです。ここは、主に3種類のヒルギから成り立っています。一つが、写真のように根っこをぼこぼこはやしているヒルギです。
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このヒルギは、蛸のような赤い花を咲かせて、実をつけるそうです。
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このヒルギは、いんげんのような長細い種子をつけます。写真には種子がいっぱいあります。そして、この種子が地面に刺されば発芽して成長するのですが、なかなかうまくいきません。たまにカニがアシストしてくれる時もあるそうですけど。
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もう一つのヒルギとして、このように根っこはあまり見えないものの、幹がごつごつしたヒルギがあります。このヒルギの根っこは見えませんが、肘や膝の関節のような根っこを地面へと出すのが特徴的です。またこの幹がごつごつしているのは、酸素を多く輩出していることと関係があるようです。
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小さくてわかりにくいのですが、右側に赤いカニが、左上にはシオマネキの白い大きなはさみが見えます。浅瀬で見たのはこのサイズのカニがほとんどですが、もっと大きなカニもいるそうです。
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写真の真ん中に、砂が盛り上がった塚ができています。シャコの一種がこのような塚を作って生活しているようです。塚の周りの穴はカニが掘ったものらしく、この塚の主のシャコは塚の上に穴をあけて住処としているとのことです。しかし、この塚は上に穴が開いているから、主のシャコは不在だろうという話をしていました。もしシャコがいるのであれば、自分で穴をふさぐそうです。
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およそ30分のガイドを終了し、初めに来た場所へと戻ってくると、だいぶ潮が引けておりました。
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以上で、東村ふれあいヒルギ公園は終了です。最後に、入り口にあった大きなシオマネキの像とお別れです。
そういえば、このシオマネキの片方のはさみだけが大きくなっているのは、人間でいうところの右利き左利きと関係があり、どちらか利き手のはさみだけが大きくなるとのことでした。当然ながら左利きのシオマネキもいるそうです。 -
次は大宜見村の「やんばるの森ビジターセンター」へとやってきました。この施設は2020年2月にオープンしたばかりの新スポットだそうです。
道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター 道の駅
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ここの展望台からは古宇利島が良く見えます。
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ここには、ドーム型のシアターがあり、観光案内のビデオを拝見いたしました。
それ以上に印象に残ったのが、ここには迷いネコの「カンちゃん」が飼われており、すっかり人懐っこいネコがおりました。あまりに人なつっこすぎて、写真を撮るのを忘れてしまうぐらいです。このカンちゃん、現在は営業部長として、名刺まで作ってもらって、活躍?しているそうです。 -
お昼は、国頭港食堂でいただきました。11時ぐらいに訪問したのですが、結構にぎわっており、お客もひっきりなしに来ていました。
国頭港食堂 グルメ・レストラン
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こちらが今回のお昼ご飯。ツアー代金に含まれております。
たしか、刺身と鳥のフライだったと思います。おいしかったです。 -
食堂の近くの海ですが、沖縄らしい綺麗な海をしておりました。
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遠くに見えるのが、オクマプライベートビーチ&リゾート。たしかJAL系列のホテルがあり、昔「嵐」が宣伝でやってきたとかで有名になりました。
以上で、前編を終わり後編へと続きます。
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