2020/11/02 - 2020/11/02
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きゅういとせろりさん
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出雲旅行3日目。
朝風呂のあと部屋でニュースを見ていると「今日から飛鳥とにっぽん丸の運行再開」のニュース。にっぽん丸クルーズ、キャンセル待ちしてるけど1ヶ月切ったけどまだ連絡来ないなあ。
さて、今日は前回の島根旅行で行けなかったところを回ります。
主目標であり最初の訪問地は島根半島の東の先っぽの「美保神社」。
昨日行った出雲大社の祭神が大黒様。この美保神社の祭神が恵比寿様。「くにびき」の神話に登場の親子の神様です。それゆえ、出雲大社だけだと「片参り」で、ここ美保神社も参拝しましょう、ということを最近知ったのです。
続いて島根半島の先っぽの地蔵岬、中海に浮かぶ大根島、国分寺跡、日本最古の大社造で国宝の神魂神社、そして玉造温泉のホテルでゆっくり日帰り入浴。
そして万九千神社。万九千神社は神在月に神々が自分の国に帰るための場所。私たちも神様たちと同じく、ここで出雲観光を終えて東京にかえります。
今日は気圧の谷の通過で1日中雨の予報。
天気は晴れがいいに決まってますが、雨ならではのしっとりとした情緒あふれる景色にも出会えました。
表紙写真はその一番思い出に残る風景。神魂神社の青紅葉です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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-
ホテルの窓から。
今日は残念ながら一日中雨の予報。
情緒を感じる旅、にしましょうか。
なお、駐車場の向こうは境水道。その向こうは島根県。 -
朝風呂のあと乳酸菌飲料を飲んで、部屋に戻ります。
-
朝食です。重箱の前菜セットの載ったトレイをもって、バイキングです。全部小分けされて蓋がかかったりラップされたり、準備大変だと思います。
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ドーミーインのグループの朝食は海鮮丼がつきます。
なんて豪華な朝ごはんなのでしょう。 -
そしてデザートもいっぱいあるのがいいです。
満足満腹です。 -
9:00にチェックアウト。
私は47都道府県で宿泊していない県、今回の鳥取県がラスト前。これで宿泊してないのは岡山県だけになりました。でも岡山駅で夜明かししたことあるから、その点、鳥取県が最後かも。
まあ、宿泊してない、というだけで鳥取県6回目です。しかもここんとこ2年ごとに3回境港に旅行で来てます。天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃 宿・ホテル
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まずは徒歩で境港駅へ。ホテルの目の前です。
と、これ、駅じゃなくて「みなとさかい交流館」という施設です。
駅は隣の建物です。 -
さて、駅前通りはこのような方々の像が並んだ
水木しげるロード 名所・史跡
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水木しげるロードです。
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妖怪神社。
目玉が回る手水舎?面白いです。
みな群がってます。 -
こんな小物も楽しい。
水木しげるロード、もっと長いのですが、今回はここまでで折り返しました。妖怪神社 寺・神社・教会
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さて、駐車場に戻ってあらためて車で発進。
境水道を渡ります。もう島根県です。
せっかく鳥取県に宿泊したのに境港駅から300m以内しか観光してないわあ。 -
ぐるりと回って今渡った境大橋をくぐり、
境水道大橋 名所・史跡
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こんな面白い名前の岩の前でいったん止まります。
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名称の由来は、向こうが男、手前の穴のあいた岩が女、ということなんでしょう。
男女岩 名所・史跡
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小さな港町、美保に到着。
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やってきたのは美保神社。
前回境港にきたのは2年前。
飛鳥のクルーズのとき。
韓国釜山からの到着で入国審査が長引き、上陸時間が4時間くらいになったので行くのを諦めた、という。そのリベンジです。 -
全国のえびす様の総本宮です。
昨日行った出雲大社の祭神が大黒様。この美保神社の祭神が恵比寿様。「くにびき」の神話に登場の親子の神様。
なので出雲大社だけだと「片参り」で、ここ美保神社も参拝せねばならない、ということだったんです。
まあ、伊勢の内宮と外宮と違って、宣伝のようなものだとは思いますが。
小ぶりながら歴史を感じさせる建物でした。美保神社 寺・神社・教会
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参拝を終えて、参道東側に入る小径へ。
青石畳通り。
ここ美保の街は昔から交通の拠点だったので旅館や廻船問屋がいっぱいあり、通りは重量積荷運搬用に石畳で整備。この石、海から切り出された「青石」という石だそう。それで青石畳通り。雨に濡れた今日はその青の雰囲気がひときわ深く感じられて情緒満点。雨もまたよし、です。青石畳通り 名所・史跡
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このような昔からのレトロでおしゃれな廻船問屋兼宿屋があったりします。
※ところで「かいせんどんや」と打つと「海鮮丼屋」が先に出てくる私って・・・・。 -
青石畳通りは途中から山へ。
つきあたりはお寺。
仏谷寺。 -
お参りはくつを脱いで上がります。「ネコ避けに網戸にしてあります」の表示。ネコは何を狙って上がり込むのやら。
厳かな雰囲気。しばらく正座。
お手洗いもありました。 -
境内には八百屋お七が恋こがれたお寺の小姓のお墓も。
小姓は出家して諸国を回りお七の地蔵を建ててまわり、この地で亡くなったのだそう。
江戸時代の天和大火「お七火事」の話を久しぶりに思いだしました。たしかお七は火あぶりで処刑されたのでした。お七の墓は東京の本駒込駅近くの吉祥寺で見た気がします。 -
青畳通りは裏通りみたいな感じ。
表にまわると廻船問屋兼宿屋もこのような立派な建物。玄関みたいなとこ、青石畳通りへ抜けられます。面白い構造です。 -
港の中に小島とかわいい小さな神社。
雨の中、朱色が輝いてます。 -
次は島根半島の突端、美保関灯台。
岬の名前自体は地蔵崎というようです。
「くにびき」の神話ではこの部分は石川県から引っ張ってきたんでしたっけ。 -
駐車場からゆるやかな登り道を少し。
いったん灯台を通り過ぎ -
灯台の先のここへ。鳥居がぽつんと。
地蔵崎 自然・景勝地
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鳥居越しに小さな島が見えます。沖ノ御前の遥拝所です。
沖ノ御前は先ほど参拝の美保神社の飛び地です。えびす様がここで釣りをしていた、という伝説の島です。
小さいです。地の御前 沖の御前 自然・景勝地
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灯台の周回散策路は工事中でした。
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美保関灯台。
普段は美保神社からここまでの無料送迎バスがあるようなのですが、コロナ禍で中止中のようでした。美保関灯台 名所・史跡
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隣の事務所はおしゃれなレストランになってました。
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南側の散歩道を少し。
晴れていれば大山とか見えるのでしょうが今日は雨。無理。残念。 -
さて、今日はこのあと中海の中を通って大根島、松江南郊の風土記の丘、玉造温泉を廻ります。
同じ道を戻り、再び境大橋を渡って島根県から鳥取県の境港の街に戻り、 -
江島大橋(べたふみ坂)を通って鳥取県からまた島根県に戻ります。
江島大橋 名所・史跡
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中海の中の一本道。両側に湖があるのですが、両脇の土地が案外広く堤防もあって湖の中を走ってる、という感がほとんどないのが残念。
大根島 自然・景勝地
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大根島に入って、細い道をくねくね。やってきたのは観音寺。
旅行前に東京日比谷のアンテナショップ入手の大根島のパンフに載っていたこのお寺の天井画が見たかったのです。
が、着いてみれば街中の普通のお寺。さきほどの三保の青石畳の道の仏谷寺は「ご自由にお入りください」との表示があったのですが、ここはとくに表示なし。
右隅が玄関みたい。
呼び鈴を押してみます。
かなりたって隣の住宅の方からの渡り廊下を走る音。
元気で明るい住職さんが「とつぜんお仕事が入って家の方で支度してたのですみません」と。いえ、こちらこそ。で天井画を見せてください。とお願い。どうぞどうぞと上げていただけました。 -
案内された本堂。観音寺の天井画。きれいです。
平成14年に本堂を建てたときに、島根県出身の画家の方に依頼して作られたものだそう。
白い花がいっぱい。この寺の山号の「白華山」にちなんでいるそう。 -
住職さん、忙しそうなのに見学に来ただけの私たちのために時間割いてくれた上に、タオルやお線香までいただいてしまいました。ありがとうございました。
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大根島はまっ平な小島なのに実は火山です。山陰地方は火山フロントから離れているので、小さな火山が多いです。この大根島のように、ええーーっ、ここが火山?というような火山も多いです。大根島には溶岩洞穴とかあって行ってみたかったのですが、装備も必要なようだし、事前予約も必要なようで、今回はパス。
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再び大根島を離れ、中海の中の一本道を。このあたりはちょっとだけ海の中の感じあり。
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前回の島根旅行がクルーズの下船観光で超かけ足だったので、行けなかったところを回ります。
松江市南郊の風土記の丘のあたり。 -
国分寺跡。
どこの国の国分寺跡も原っぱ。この寂寥感がいいですね。八雲立つ風土記の丘 自然・景勝地
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続いて神魂(かもす)神社。
「かもす」ってお酒の発酵とか、です。何か語源的に関連もあるのかな?
「はじまり」みたいな感じの。
私はうん十年ぶりの訪問です。 -
本殿は日本最古の大社造。国宝です。
いかにも古い時代からの建物です。神魂神社(大庭の大宮) 寺・神社・教会
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雨に濡れた青紅葉がきれい。
-
結構強い雨ですが、これもまた情緒を感じさせます。
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参道。きれいです。
でもまあ、この神社の印象は社務所。
「神魂神社」と検索ワード入れると「宮司」が出るくらい有名なようです。
御朱印をもらいたい方は注意。言葉遣いや態度が気に入らない参拝客は断られたり手荒に御朱印帳扱われたり塩撒かれたりしてます。まのあたりにすると、これでいいのかな、という気もしますが、まあ個人的にはそういう参拝客を選ぶ神社もあってもいいとは思うのですが、私はそういう気位の高さは苦手かなあ。まあ、行かれる方は心してかかった方がいいでしょう。 -
続いては温泉です。玉造温泉。
前回は日帰り温泉施設で30分だけだったので、今日はゆっくり温泉旅館の日帰り入浴したいです。
コロナで日帰り入浴やめている温泉の多いので、まずは案内所へ。
今の時間ならこことこことここ、でもここはもうちょっとで終わり、とか係のかっこいいお兄さんに丁寧にいろいろ教えてもらえました。 -
その中から一番大きそうなお風呂のあるこちら「皆美」を選択。
GOTO地域共通クーポン使用。 -
さて、前回と違って今日はゆっくり入れます。
広い屋内大浴場と広い露天風呂に2人くらいしか利用者なく静かにのんびり、といいたいとこですが、男湯では露天風呂で長々30分くらい携帯電話してる人がいて落ち着かなかったなあ。うーん。お風呂にまで持ち込む時代なんだなあ。
休憩室で待ち合わせ。さらにのんびり。お土産どこで買う?という計画とか。玉造温泉 佳翠苑 皆美 宿・ホテル
-
あ、意外に時間足りないかも。
さて出発。
でもそういえば昼食食べてないよ。
玉造温泉のスーパーにちょっと寄ります。
エーコープ「グリーンショップたまゆ」。 -
簡単にこういうので済ませます。
あと神社1箇所行って、お土産買わねば、ですし、時間がないです。毎度のことです。
真っ先に削るのが食事時間というあたり普通ではないかも。
あ、サンドウィッチ、美味しかったです。 -
特急やくもとすれちがい。
今乗れば今日中に東京に帰れるんですよねえ。 -
道の駅 湯の川。
まだGOTO地域共通クーポン使わなきゃ。
が、思ったほど大きな施設ではなく、お土産品売り場も案外小さい。
うーん。昨日行った大社の道の駅まで行くか、
いや、出雲市内のイオンで土産物もあるはず。
GOTOのHPで地域共通クーポン利用可能なお店からの選択。けっこう厳しいです。道の駅 湯の川 道の駅
-
最後の観光地。万九千神社(まんくせんじんじゃ)。
八百万の神様がいったんここに移動してここから全国に帰っていくという集合場所です。
立虫神社と同居。2つの神社は同格のような標柱です。
川の中洲にあった立虫神社が洪水で流されたので、この万九千神社の境内に引っ越してきた由。 -
鳥居の正面が立虫神社。ごく最近建て替えられたみたいにぴかぴか。
立虫神社 寺・神社・教会
-
右側に万九千神社(まんくせんじんじゃ)。
こちらもまあまあ新しそうでした。
なお、見てるとここの社務所の方はとっても優しそうでした。 -
出雲大社の遥拝所がありました。
堤防に遮られてるし、雨だしよくわかりません。残念。 -
となりに大きな駐車場と公園。
公園の名称は「神等去出広場」。ここに集まってから神様は各国に帰っていくのね。
ここに八百万人、あるいは一万九千人も入れるのだろうか?
あ、「人」じゃないから体積ないか、いや、飛べるに違いないから上方空間まで含めればいくらでも可能か。
いろいろ阿呆なこと考えます。
ともあれ、神様たちと同じく、私たちもこの神社で出雲の国の観光を終えて東京に帰ります。 -
と、その前にお土産さがしです。
GOTO地域共通クーポンが使える街中のイオンへ。大きなイオンなら地元のお土産品というか銘品コーナーがあるはず。
ちょっと渋滞。夕方ですしね。 -
狙ったとおり、お土産品店を集めたコーナーがありました。
品数豊富。
ここで柚子のお菓子を大量に購入。
GOTO地域共通クーポンを使い切りました。
スーパーで今晩の夕食のお弁当と、明日の朝食のパンも購入。 -
ガソリンスタンドで最終給油。聞いてみると紙タイプのみGOTO地域共通クーポン使用することができる、とのことでした。どんどん使えるところ広がってますね。
レンタカー屋さんに車を返したのは18:10。秋深く、もう夜です。
雨は上がりました。 -
出雲市駅まで歩きます。
駅の隣は日帰り温泉施設。
ここで夜行列車発車までのんびりするのもいいですね。 -
出雲市駅南口。5分で到着。
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駅のお土産品街。
ここもGOTO地域利用クーポン使用できるとの表示。
そのときにはGOTOのHPにはなかったです。今は大丈夫。あります。HPの更新、当時はまったく追いついてなかったです。
アテにするのはどうか、ですが、現地の駅についたときにまず確かめておくといいでしょう。 -
ここで旅行会社から電話着信。いい知らせでした。
にっぽん丸、キャンセル待ち、出ました。
11月末の小豆島クルーズ決定です。
明日帰ったら旅行会社行かなきゃ。 -
夜の出雲市駅。北口。こちら側がメインです。
出雲市駅 駅
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何をうろうろしているかというと、
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サンライズ出雲。発車5分前にならないとホームに入ってこないんです。
ホームで待つより待合室や駅周辺散歩、ということなのでした。
20分くらい前にホームに上がります。 -
やってきました。下り方から入線。
サンライズ出雲。
サンライズ瀬戸と並んで日本最後の夜行寝台特急です。
ということで旅の最後は寝台特急。最後に楽しみのある旅もいいものです。
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旅行記グループ
出雲の国への鉄道旅行。現地はレンタカーだけど。
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