八雲立つ国への旅。お部屋に専用庭と露天風呂付き、ベッドに御簾がかかるホテルに泊まる。

2020/10/31 - 2020/11/01

出雲旅行にこのホテルを選んだ理由。
旅行会社のプランでラウンジでのケーキ食べ放題・お茶飲み放題がついていたから。食い気が理由とはなんとも。昨年のアオアヲ鳴門でずいぶん楽しめたのでまたこの理由なのです。
ところが、感染症対策でお部屋にケーキ１個と少々のお菓子の用意、飲み物は電話で注文お部屋にお届け、になっていました。残念。
ところで、お部屋や料理はほとんど未調査のままホテル入り。普通はそこを最初に調べるでしょ、は置いておいて。お部屋に檜風呂付き、とは聞いていたのですが、案内されたお部屋は１階で専用庭付き。庭園露天風呂付き。ベッドルームも洗面所も２箇所もある。なによりベッドに御簾がかかってる。天皇さまごっこなんかやったりなんかして。和風では今までで一番感激のお部屋でした。
このホテルは「月のうさぎ」というホテルと場所は同じ。グレードで「佳雲」と分けているみたい。お風呂は共通で入れるので両方入ってみました。貸切風呂も無料なので４箇所全部入ってみました。休憩室や展望テラスもあったり。町に近く、山の眺めも海の眺めもないのですが、ホテル滞在だけでめいっぱい楽しめちゃいました。

エリア 出雲市(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

出雲についたその日は観光もそこそこに

急いで

出雲大社すら通過して

今晩のお宿に到着。予定の１時間遅れ。
１６時半で駐車場は最後の１台でした。
（第２駐車場あります。が、ちょっと離れてます）

すぐさま案内の方がすすっと

なのでチェックインからお部屋の案内まで写真なし。

まず驚きがこれ。
御簾のかかるベッド。

と、隠し部屋のようにベッドルームがもう１部屋ある。

専用庭を見る展望席。
となりは冷蔵庫と飲み物とお菓子の用意。

隣の洗面所の向こう。
うわ。庭園露天風呂があるう。
ちゃんと流し場は屋内なの。

さっそくお湯を溜めます。
ボタンを押して自動。適度の湯量で止まります。
さっそくいい湯だなあ。極楽極楽。
でも３０分後には夕食の時間。
ちょっとだけですぐに浴衣にお着替え。

長い廊下を通って、

お食事処へ。

夕食は庭に面した個室でした。

はらりと紙をとって夕食のはじまり。
飲み物はGOTO地域共通クーポンを一部に使用。

次々と

出てきて

その間に島根和牛と秋茄子のスキ煮のできあがり。

４種から２種選べるお品あり。迷ったけど茶碗蒸しと里芋の蒸し煮を選択。
なお、２種づつ注文、という意味だったようで、おかわりで結局全種いただいてしまったのでした。

その追加分です。

そしてこの中は

鮭といくらのちらし寿司。

デザート。
９０分くらい。
凝ったものはないけれど質も量も十分の夕食でした。

レストランの前は広いロビー。
目立たないけど片隅にコーヒーサーバーあり。
ちょっと食後のコーヒー。

部屋に戻って、お部屋の庭園露天風呂。
そして旅行会社特典の飲み物を電話で注文。
このサイダー、けっこう美味しくて翌日お店で購入。

次は貸切風呂へ。

入り口の電灯で空きかどうかがわかります。

まずは岩風呂。
展望はないですが、貸切風呂は独占感がいいですねえ。

別の貸切風呂にも。

湯上りにアイスキャンディーがありました。

続いて大浴場へ。透明なお湯。広くて人少なくてゆったりのんびり。

湯巡りで暖まったのでお部屋にもどってしばしのんびり。

夜食に夜泣きそばがあるというので行ってみます。
食べる人多く、ほぼ満席。

さっぱり。
こういう夜食もいいですねえ。

その後、隣接の「月のうさぎ」の方の大浴場へ。
「佳雲」の大浴場の方が落ち着いた感じでよかったかなあ。
湯上りに涼みに上階の展望テラスへ。

目の前は小川。その向こうは一畑電鉄の大社線の電車の線路。
電車の音がしたのですが写真は間に合いませんでした。

今夜はほぼ満月。

お部屋に戻って庭園露天風呂で月見風呂。
至福のひととき。

そして旅行会社特典のケーキで夜のお茶タイム。

そのあとさらに残りの貸切風呂も。
４種制覇しました。
就寝は午前１時。
貸切風呂、いつも４部屋だいたい全部埋まってます。が、夜遅くなら一箇所か二箇所は空いている、程度の混み方でした。

いつもの時間に目がさめてしまいました。
朝風呂へ。
今気がついたけどお風呂にもしめ縄。
さすが神々の国。

湯上り。
朝は乳酸菌飲料でした。

休憩室でのんびり。

昨日の夜に出た展望テラス。

景色はこんな感じ。田園です。

あ、三瓶山。
標高は１０００mもないのにこの存在感。

日の出です。６時３０分すぎです。
ぎりぎりホテルの建物の影。

ちょっと水墨画の世界。

反対側も展望できます。出雲大社方面。
実は朝に参拝に行こうかと思ってたのですが、往復と参拝で軽く１時間はかかりそうなので、朝の遅い秋でもあり、断念。
夏なら行ったでしょうね。

さて、お部屋の庭園露天風呂にお湯を再び入れ直し、

部屋のお風呂を満喫。

７：３０になったので朝食へ。

案内されたのは昨夜と同じ個室でした。

紙をはらりと外し、
朝食の始まり。

このようなお庭に面した個室でした。

またまた貸切風呂へ。
この部屋が空いてました。

こんな感じ。
貸切風呂は展望ないのが残念。

部屋に帰る途中、あ、たぶん、ここが旅行会社のラウンジになるはずの部屋だったのかなあ。
たぶん、換気がいまいちとかで使用中止になったのでしょう、と想像。

部屋にもどって何回目か、という庭園露天風呂。
意外にお湯って冷めないものなのね。

こんな景色です。

１０：３０。ようやくチェックアウト。
気持ちのいいお宿は長居してしまっていけませんねえ。
今日の観光はずいぶん短くなってしまいます。

どうもお世話になりました。
いい宿でした。
今回はGOTOだし、交通費込みだったので正確な値段は不明。
帰宅後に旅行会社のパンフを見ると相当のハイランク。
都心の高級ホテルの朝食付きと同じくらいの値段。
ならば畳のお部屋で温泉のあるこのようなお宿の方が好きだなあ、というあたり、私も年くってきたかな。

さて、今日の観光は近所の旧国鉄大社駅から。
あれ、昨日も行ったのに。と、この駅の見所、一部見落としのあった妻の要望なんです。こうして予定はどんどん遅れていくのでありました。
さて、今晩のホテルに予定の時間にちゃんと着くことができるのでしょうか。