2018/04/25 - 2018/05/06
84位(同エリア177件中)
モボ101さん
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2018年のゴールデンウイークは、羽田からドイツのミュンヘンに入りイタリアのローマから帰る航空券を確保。帰国日はゴールデンウイーク最終日の5月6日にして、乗り継ぎ便を通常料金で入手できる4月25日に出発を前倒しした、11泊12日のスケジュール。羽田を出た翌日の早朝にミュンヘンに着き、3日目の午後の国際列車でイタリアに向かうまで、南ドイツに滞在。
ミュンヘンから国際列車ユーロシティーで、オーストリアにインスブルックを経てイタリアのボルツァーノへ。3泊してドロミテと周辺の北イタリアを巡ってから一路南へ。ベローナからボローニャ、フィレンツェ。横道にそれてピサを経由してリオマッジーレに立ち寄りローマに至る鉄道の旅です。
1日目
空港駅からドイツ鉄道Sバーンでミュンヘン中央駅へ
バイエルンチケットでニュルンベルク、レーゲンスブルクを周遊。
https://4travel.jp/travelogue/11663748
2日目
登山電車でドイツ最高峰のツークシュピツェと壁画の街ミッテンヴァルトへ
https://4travel.jp/travelogue/11664007
3日目
ミュンヘンのレジデンスと春のビール祭り、ドイツ博物館交通分館見学後、国際列車ユーロシティーでオーストリア経由イタリアのボルツァーノへ
https://4travel.jp/travelogue/11664031
4日目
ボルツァーノからローカル線をメラーノで乗り継ぎ、スイスとオーストリア国境近くの終点、マッレス・ヴェノスタへ
https://4travel.jp/travelogue/11669950
5日目
ボルツァーノからチャーター車でドロミテ周遊 カレッツア湖、ポルドイ峠、サンタマッダレーナ村
https://4travel.jp/travelogue/11670106
6日目 午前
ボルツァーノからロープウエーでソプラボルツァーノへ レノン鉄道の木造電車に乗車
【この旅行記です】
6日目 午後
ボルツァーノ散策後、イタリア鉄道の快速列車でトレントで途中下車してヴェローナへ
https://4travel.jp/travelogue/11674894
7日目 午前
ヴェローナ散策後、イタリア鉄道の快速列車でボローニャへ
https://4travel.jp/travelogue/11674912
7日目 午後
ボローニャ散策後、高速列車イタロでフィレンツェへ
https://4travel.jp/travelogue/11677296
8日目 午前
フィレンツェからローカル列車でピサへ
https://4travel.jp/travelogue/11677305
8日目 午後
ピサからローカル列車でチンクエテッレ散策後フィレンツェへ
https://4travel.jp/travelogue/11679414
9日目
スリに遭遇したフィレンツェからフレッチャロッサ1000でローマへ
https://4travel.jp/travelogue/11679530
10日目
地下鉄・バス・トラム1日券で巡るローマ
https://4travel.jp/travelogue/11679657
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
6日目は、午後の列車でトレントに途中下車して、ヴェローナまで移動です。午前中はロープウェーに乗って、ボルツァーノ近郊のレノンの街へ。一昨日に買った3日間用のモビルカードが使えます。
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ロープウェー乗り場は駅の近く。出発すると駅が、ボルツァーノの街が小さくなっていきます。
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一気に1000m上昇したあとは、緑の高原をほぼ水平に移動。
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ロープウェーが到着するのは、レノン鉄道のソプラボルツァーノ駅前。
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今では高原のほぼ平坦な路線を走る、メーターゲージのレノン鉄道(Ferrovia del Renon イタリア語)は、リッテンバーン(Rittnerbahn ドイツ語でリッテン鉄道)としてオーストリアハンガリー帝国の時代の1907年に開業。当時の始発は、ボルツァーノの中心ヴァルター広場で、市内の路面電車と線路を共用してボルツアーの駅へ、その先は急勾配区間となり、1000m登ってレノン高原のマリア・ヒンメルファルト(イタリア語ではマリア・アッシュンタ)に到達。この急勾配区間にはラックレールが施設されて、電車の後ろにラック式の電気機関車を連結して押し上げ、その先、クローベンシュテイン(イタリア語ではコッラルボ)までの平坦区間は電車が自走したのだとか。この鉄道では、今もドイツ語とイタリア語の駅名が併記されているが、以下はイタリア語で記載することに。
イタリア時代の1966年に、ラックレール区間を廃止してロープウェーに転換し、高原に残ったマリア・アッシュンタとコッラルボ間6.6kmを、この地方の私鉄路線やバス、イタリア鉄道のローカル列車を運行する鉄道会社Societá AutomobilisticaDolomiti(SAD)によって現在も営業中。 -
ロープウエーが接続するのは、マリア・アッシュンタから1.1km、次の駅のソプラボルツァーノ。この間は1日4往復が運行するのみ。ソプラボルツァーノとコッラルボ間5.5kmは朝と夜は40分~1時間間隔で1編成で運行。昼間は2編成が運用に入り、30分間隔に増発。
ソプラボルツァーノ駅には車庫があり、その前に正面が札幌市電のような曲面ガラス1枚窓でマルーンの塗色、側面がグレーのMcTc2両編成24号がパンタをあげて待機中。Mcは運転室の後ろに荷物室を有する、日本のJRでいえばクモハニ24、Tcはクハ24。スイスのザンクトガレンを走るトロゲネル鉄道から譲受した中古車らしい。 -
車庫はガラス扉で、中までよく見えます。外から覗いてみると奥に1両、木造電車がいるけどその前にも1両入庫。ガイドブックによると、午前中に木造電車が運行するとなっているけれど、この状態じゃ出せないので無理かな。
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コッラルボから21号の2連が到着。乗客を降ろすと、車庫のガラス戸が開いて入庫。急いで駆け付け、車庫の係員に木造電車を撮らせてとお願いして中に入れてもらった。
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狭いところに押し込められている木造電車105号は、ネットで調べると1907年開業時の車両ではなく、ボルツァーノの南西にあった、トレントから延びるローカル線に接続して1909年に開業し、1934年に廃止された Dermulo-Fondo-Mendola 鉄道が1910年に製造した車両を、1937年に譲り受けたらしい。
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21号と木造電車105号の並び。
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木造電車の手前に入庫していたのは、番号が書かれていない路面電車タイプの車両。南ドイツ、シュツットガルトに近いエスリンゲンの中古車で、1958年製とのこと。2基のパンタグラフの片方だけを上げている。
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その隣には、21号や24号の同型車が整備中。このオレンジとクリーム色が、トロゲネル鉄道の塗色で、その後同型が2編成、22号と23号としてデビューしたらしい。
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車庫の職員に礼を言って出ようとしたら、10時10分発の列車(2020年現在で微妙に時刻が変更されています)に木造電車が入るよと教えてくれた。なんだ、無理をして狭いところで撮ることもなかった。朝の1編成から昼間の2編成に増えるところで、木造電車が運用に入るようです。
車庫前で待機していた24号がホームに横付け。時間があるので、9時40分発のこの列車でコッラルボまで先行することに。車内は通路を挟んで4人のボックス席と2人のボックス席。 -
隣の電動車から吊りかけモーター音が響いてくる、制御車24号の運転席。1975年製なので、機器類はアナログです。
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ソプラボルツァーノからコッラルボまで、両端を含め9駅。時刻表に掲載されているのは5駅で、残りの4駅はリクエストストップらしく、乗降客がいないと通過します。
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5月初めのレノン高原は桜の季節。前方にはドロミテの岩山が見えてきます。
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沿線には牧場もあって長閑な車窓。
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もうすぐ終点のコッラルボ。
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ソプラボルツァーノから16分で、終点のコッラルボに到着。
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コッラルボ駅舎。
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駅の先には2棟4線の車庫があり、扉は閉まっていて隙間からも中は覗けないので諦めたけれど、帰国後に調べてみると1907年レノン鉄道開業時の木造の2軸の電車2両と木造のボギー車1両、それにラック式の木造のB型電気機関車を1両保有しているらしく、この車庫に保存されていたのかもしれません。
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駅から30分ほど歩くと、ピラミデ・ディ・テッラと呼ばれる三角錐の土柱が林立する名所があり、ボルツァーノから登って来るバス路線もあるので、行くつもりだったけれど、次が木造電車と聞いて予定を変更。
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3日間乗り放題のモビルカードを持っているので、24号に乗って1駅戻り、 Wedacher で出迎えることに。
帰りの電車は空いている。 -
Wedacher 駅はリクエストトップらしく、車内にそれらしき押しボタンはあるけど、あらかじめ車掌に下車することを伝えておきます。
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Wedacher 駅の前は牧場。2駅先のステッラで交換してくる列車を待つ間、田舎の香水の臭いが周囲に漂います。
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きたきた、満開の桜の向こうから木造電車105号が姿を現し、我々を見つけて停車。
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車内に消火器の位置等を示す配置図が掲げられているけど、ちょっと違う。前後の運転席横の折り戸から上下車し、真ん中の使っていない引き戸と半分の幅の窓の部分が荷物室らしく、コッラルボ側の窓3つ半の4人がけ(半分のサイズの窓部分は2人)ボックスシートはもと2等室、ソプラボルツァーノ側の柱の幅が広い窓2つは、通路を挟んで4人と2人のボックスシートで、もと1等室かなと想像します。
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今はモノクラスだけれど、4人がけのボックスシートはもと2等室でしょうか。
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幅広で4人と2人のボックスシートはもと1等室かも。
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運転室には、左に大きな直接制御器が横向きに設置。右にも制御器のようなものがあるけど、これはブレーキ。その手前のハンドルはハンドブレーキ
窓上のメーターは、右が電流計。左は0を指している圧力計で、単位がctm(センチメートル?)、最大目盛りが76なので、76cmHgを表しているのであれば、エアブレーキではなく真空ブレーキを採用しているのかもしれません。 -
下車した乗客の大半はピラミデ・ディ・テッラに向かったようで、木造電車は駅に帰ってきた数少ない観光客の被写体に。
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コッラルボ側の正面に梯子。
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満開の桜とドロミテの岩山を背に発車待ち。
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折り返しでソプラボルツアーノに向けて発車。左手に制御器 右手にブレーキ。圧力計は50を指しています。
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窓柱に付いた、運転士が親指でノブを押さえているものは警笛。配管は上に伸びていて、屋根上にはラッパ。
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車内の乗客。
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前日に比べると雲が多いものの、レノン高原の木造電車の車窓は秀逸です。
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ステッラ駅で24号と交換。
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105号と24号の並び。
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ソプラボルツァーノに戻ってくると、ロープウェーで上がってきた大勢の乗客が待っています。この日は5月1日、メーデーの祝日。
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木造電車では収容力が不足するのか、1往復しただけでもう入庫。
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次は、外で待機していたドイツの中古路面電車が運用に入るのかと思ったら、
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21号が出庫してきた。
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乗客が増えてきたのでさばききれないのか、この後は2両編成が2本の運用となるようです。
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南ドイツ・北イタリア鉄道の旅 2018ゴールデンウイーク
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