2020/12/29 - 2020/12/29
845位(同エリア3180件中)
Akrさん
ご覧くださいましてありがとうございます。
みなさんは、駅や電車の車内で「お、これ懐かしいなあ」とかお感じになることはありませんでしょうか?
例えば、駅名標だったり案内サインだったり、昔懐かしい国鉄型の車内などにもそんなアイテムを見つけることができますね。
今回は、昭和時代に作られ、平成を越え、令和の今をなお、現役で残る懐かしい鉄道アイテムを特集してみました。
私ひとりの作品ですと旅行記にするほど枚数が無く、今回は有志のご協力を得まして、「読者投稿型」で他のトラベラーさまの作品も交えながらご紹介するスタイルを取りました(それを他力本願という 笑)
ステイホーム中に投稿した旅行記「中間先頭車を愛でる会」「頭端式ホーム集」に続くマニアック旅行記となります。
非鉄の一般の方がご覧になると嫌悪感の症状が出る場合がありますので閲覧には十分お気をつけください。
ごく一部の層に向けた内容でございます。
おそらくこれが今年最後の旅行記になるようです。
まさかこれで2020年を締めくくるとは思いもしませんでしたが、何かといつもと違う年だった2020年らしい締め方なのかもしれません。
「え~、なにこれ」と思った方もここまで読みかけたのなら最後までお付き合いください(笑)
それでは参りましょう。
※「部門別」でご紹介していきます。他のトラベラーさまよりご提供いただいたお写真についてはその旨、記載させていただきました。特に注釈の無い写真は私、Akr撮影のものです。また、基本「現役」のものを掲載しておりますので既に廃車や現存しないものは対象外としています。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
【駅名標部門】
まずはホームで見かける駅名標から参りましょう。
最近では鉄道会社の統一スタイルになっていますが中には国鉄時代のスタイルの駅名標を使用している駅もあるようです。
所在地(●●県●●市)と表示されるのも特徴です。
写真は東北本線黒磯駅。黒磯駅 駅
-
【駅名標部門】
こちらはJR東日本鶴見線の終点、扇町駅。扇町駅 駅
-
【駅名標部門】
同じくJR東日本鶴見線の大川支線の終点、大川駅。大川駅 駅
-
【駅名標部門】
こちらは和歌山電鐵の田中口駅の駅名標。フォントが昭和チック。駅名標下の日本酒の広告がまたイイ。
画像提供:とのっちさま -
【駅名標部門】
これは「琺瑯(ほうろう)看板」というやつでホームの柱などに設置するもので昔はよく見られたものですが最近ではすっかり影を潜めました。
こちらはJR東日本東北本線の仙北町駅のもの。
※画像提供:毛利慎太朗さま仙北町駅 駅
-
【駅名標部門】
こちらは北海道仕様です。北海道の琺瑯看板は必ず、下の部分にサッポロビールの提供が入ります。こちらはまだまだ現役で北海道の各地の駅で見ることが出来ます。
JR北海道根室本線の金山駅。
画像提供:Tagucyanさま金山駅 駅
-
【駅名標部門】
こちらは駅名ではなくてのりば表示。このタイプも探すと意外と残っているものです。これはJR東日本の米坂線今泉駅のものですが、米沢の沢が「澤」になっているのがイイ感じです。
画像提供:Tagucyanさま今泉駅 駅
-
【案内サイン部門】
いきなりでスミマセン。ずばり「便所」の案内。現代ならば「お手洗い」でしょうが昭和時代は「便所」です。ド直球(笑)
JR東日本東北本線品井沼駅のトイレ前の案内サイン。
※画像提供:毛利慎太朗さま品井沼駅 駅
-
【案内サイン部門】
「自動きっぷうりば」最近見なくなりましたね。まあ、自動が当たり前になりましたから。昔はきっぷは窓口で買うのが常識でしたから券売機が普及し始めたころはこんな案内も必要だったのでしょう。
福島交通飯坂線 飯坂温泉駅にて。飯坂温泉駅 駅
-
【案内サイン部門】
同じく飯坂温泉駅から2つめのエントリー。「電車のりば」吊り下げ型の看板といい、フォントといい、階段を駆け下りるピクトグラムといい、昭和感満載ですねえ。
福島交通飯坂線 飯坂温泉駅にて。飯坂温泉駅 駅
-
【案内サイン部門】
こちらも福島交通飯坂線からのエントリーです。
電車接近案内とでも言うのでしょうか。前の駅を出るとぴかっと駅名が光る電光掲示板であります。超絶アナログな感じが最高です。
現代のLED発車標のように多種の情報を表示できない、まさに電車接近だけに特化したアイテムです。
福島交通飯坂線 桜水駅にて。桜水駅 駅
-
【案内サイン部門】
これは単なるのりば案内なのですが、白地に青文字。この配色が昭和っぽくないですか?木造のこ線橋と相まってなかなかシブい雰囲気が出ていますね。
JR東日本磐越西線喜多方駅にて。喜多方駅 駅
-
【案内サイン部門】
これは新幹線乗り換え口への案内サインですが、最新型の案内サインにも関わらず、新幹線のピクトグラムが200系!初代の東北、上越新幹線の車両です。こんなんまだ残ってるとは!超地元、仙台駅1番線で撮影。仙台駅 (JR) 駅
-
【時刻表部門】
いまや時刻表と言えば横書きが一般的ですが、このように縦書きの物もあります。昔は関西の国鉄、私鉄はみなこのタイプだった。
福島交通飯坂線福島駅にて。 -
【時刻表部門】
これはレトロ。横書きですがこのような手書き書体のものは昭和中期頃の駅には普通にあった気がします。これは展示用とかではなく現役というのも驚きです。
画像提供:Tagucyanさま(銚子電鉄外川駅にて)外川駅 駅
-
【案内サイン部門】
これは半自動のドアに貼ってある「ドアは手で開けてください」の案内。
いまや半自動といえば「ドアボタンを押してドアを開ける」が常識ですが一部の国鉄型車両にはいまだに手で開けるドアが現存します。
JR東日本新潟駅に停車中の115系電車にて。新潟駅 駅
-
【車両部門】
ここからはそのものずばり「車両」です。
昭和の国鉄時代に作られ、令和の世をいまだ現役で活躍する名車たちをご紹介します。車両そのものですがこれも立派な「昭和の鉄道アイテム」です。
写真はJR東日本、国鉄185系特急電車。特急にも普通電車に使えるように設計された電車で幅の広いドアや特急車なのに窓が開いたりと何かと話題が多かった電車でした。まもなく終焉を迎えます。伊豆急下田駅にて。伊豆急下田駅 駅
-
【車両部門】
非鉄であってもだれもが一度はローカル線で見たことがあるであろう車両。
キハ40系。この色は「タラコ」と呼ばれ親しまれていますが東日本では激減。秋田に少数が居るのみでこれも2021年3月には無くなります。乗るならお早めに。
JR東日本キハ40。青森駅にて。 -
【車両部門】
タラコキハ、最後の砦は西日本か。こちらはまだ現役バリバリで置き換えの予定はしばらくはないようで安泰かと思われます。
画像提供:Tagucyanさま(JR西日本山口駅にて)山口駅 駅
-
【車両部門】
こちらは同じくキハ40シリーズの九州版。アイボリーにブルーの帯、九州色です。他社に比べオリジナルを保っています。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
こちらはJR西日本のキハ47に国鉄色を施した「ノスタルジー」
もともとキハ47には国鉄色はありませんでしたがいまや貴重な国鉄色ですのでこういった形で残してもらうのは良い事だと思います。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
こちらは、国鉄を代表する「近郊型電車」115系。中距離輸送と都市部の通勤輸送も兼ねるために3ドア、ボックス席とロング席を組み合わせたセミクロスシートが特徴。いまや少数派となり東日本では新潟地区を残すのみ。写真は湘南色と呼ばれる国鉄から続くオリジナル色。
画像提供:Tagucyanさま(JR東日本長岡駅にて)長岡駅 駅
-
【車両部門】
これぞ国鉄を代表する電車。103系電車です。大量輸送に対応するために作られた通勤電車。4ドアロングシートで首都圏や関西圏で活躍しました。少し前まではどこででも見られましたがいまは少数となってしまいました。
楕円形に丸い前照灯が2つ埋め込まれた姿は「ブタ鼻」と呼ばれていました。
JR西日本和田岬駅にて。和田岬駅 駅
-
【車両部門】
こちらも103系。奈良線で残り2編成が最後の活躍を見せています。ウグイス色は山手線を思い出す人も多いでしょう。
山手線といえば?
E231系=20代
205系=30代
103系=40代以上
でしょうか。
JR西日本奈良線稲荷駅にて。稲荷駅 駅
-
【車両部門】
これは103系でも特殊な部類。JR九州が保有する1500番台です。福岡市営地下鉄と筑肥線の直通運転のために製造された形式で当時は水色でしたが現在はJR九州らしい赤を基調としたカラーに変更されて筑肥線の末端区間でローカル輸送に就いています。
画像提供:つららさま -
【車両部門】
JR西日本の117系です。言わずと知れた新快速専用車両としてデビューしました。京阪神のライバルの私鉄を意識したインテリアで転換クロスシートが特徴でした。アイボリーにマルーンの帯でしたがいまは「大人の事情」でJR西日本お得意の一色塗りになっています。
JR西日本京都駅にて。京都駅 駅
-
【車両部門】
こちらは近郊型電車の113系。国鉄時代から湘南色で活躍したがいまは「大人の事情」で・・・(以下略)
JR西日本京都駅にて。京都駅 駅
-
【車両部門】
こちらも「大人の事情」で黄色一色に塗られた115系。おもに山陽地区で運用されています。一部のファンからは「末期色」という不名誉な呼び名まで付けられました。
画像提供:つららさま -
【車両部門】
なんでも末期色なのです。こちらは国鉄時代に作られた105系電車。ローカル線での通勤輸送用に作られた3ドアロングシートの電車です。現在では山口地区と和歌山県の一部で見ることが出来ます。
画像提供:つららさま(JR西日本新山口駅にて)新山口駅 駅
-
【車両部門】
この電車は貴重です。色こそ末期色に塗られていますが、もとは荷物電車だった車両に座席を付けて旅客用に改造した123系電車です。以前はJR東日本の中央本線辰野支線などでも見られましたが現在はJR西日本の小野田線などで活躍しています。
画像提供:Tagucyanさま(JR西日本 長門本山駅にて)長門本山駅 駅
-
【車両部門】
こちらも現役ばりばりの国鉄型電車415系です。交直流の近郊電車として登場し、首都圏でも常磐線などで活躍しましたがいまは九州でのみ見ることが出来ます。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
おそらく最後の国鉄型特急電車となるであろう381系です。カーブの多い路線でも高速で走れるように自然式振り子を採用した電車でした。現在はJR西日本の岡山~米子を結ぶ特急やくもとして最後の活躍をしています。最後は国鉄特急色に戻してもらいたいですね。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
これは国鉄急行型電車の455系。2ドアボックスシートで全国で見られました。現在ではJR西日本で近郊型の413系と編成を組むクハ455だけが残存していますが廃止がアナウンスされています。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
少数派ですがこちらは国鉄キハ66・67気動車。山陽新幹線の博多開業に合わせ、筑豊地区の連絡輸送用として導入され、転換クロスシートなど快適性が売りでした。現在でもJR九州でローカル輸送や団体列車運用に就いています。
画像提供:とのっちさま -
【車両部門】
こちらは国鉄型電気機関車EF81です。JR貨物が保有する機関車もほぼJR車が占めていて国鉄型は貴重になって来ています。
画像提供:とのっちさま(JR九州鹿児島本線にて) -
【車両部門】
こちらは国鉄直流電気機関車EF65。昔は東京~九州間のブルートレインの牽引機でもありました。現在もJR貨物で活躍中。
画像提供:へけけさま(JR東日本蘇我駅にて)蘇我駅 駅
-
【車両部門】
国鉄DE10型ディーゼル機関車。おもに入れ替え用やローカル線の牽引機として活躍しました。現代でも全国で貨物輸送や甲種輸送などで活躍中。
JR東日本小牛田駅にて。小牛田駅 駅
-
【車両部門】
ここからは現役を退いたものの、私鉄へ売却され第二の人生を歩んでいる車両です。
こちらは国鉄14系客車。おもに波動輸送用として増備されました。全国の臨時特急や急行などで活躍し、晩年は北海道の急行はまなすでの運用が記憶に新しい所。
現在は東武鉄道へ譲渡され、SL大樹用の客車として活躍しています。
画像提供:オーヤシクタンさま -
【車両部門】
こちらも昔は全国津々浦々で見ることができたキハ28(58)です。老朽化とともに淘汰され現在では千葉県のいすみ鉄道で活躍するのみですが、この車両の動いている姿は大変貴重です。
画像提供:オーヤシクタンさま -
【車両部門】
ここから紹介するのはどちらかと言うと「車両部品部門」が正解か(どうでもいいですね 笑)
先ほど、「ドアは手で開けて」の案内板をご紹介しましたが。ここからはその実物をお見せしましょう。手動にするとこのように半分づつしか開かないので見た目が中途半端。故障しているのではありませんよ(笑)
画像提供:Tagucyanさま(JR東日本115系電車のもの) -
【車両部門】
外から見た感じ。まさに半開き。ドアの取っ手をつかんで「よいしょっ」と開きます。
JR西日本117系電車。 -
【車両部門】
この取っ手を掴むんです。車両によっては力を入れないと開かないものもあったりして大変です。
JR東日本115系電車(越後線吉田駅にて)吉田駅 駅
-
【車両部門 番外編】
これは電車の屋根にあるパンタグラフ。架線から電気を取り入れる物ですが、最近は「くの字型」のスマートなスタイルが主流で写真のような昔ながらの「ひし形」のパンタグラフは少なくなって来ていますね。また、パンタ横の丸いベンチレーターも珍しくなって来ています。
JR西日本103系電車。 -
【車両部門 番外編】
これを見てすぐに何かわかる人はおっさん認定です(笑)
はい、国鉄の特急エンブレムです。昔の特急列車にはこのエンブレムが付いており、最優等列車の証でもありました。デザインが秀逸ですね。
画像提供:とのっちさま(JR西日本381系特急電車) -
【方向幕・サボ部門】
ここからは行先などを表示する車体側面に付けられた機器です。電動で行き先の幕がくるくる回るものが方向幕。車体に直接、行先を書いた板を差すのが「サボ」と呼ばれています。現在ではほとんどがLED化されていて雰囲気もへったくれもありませんが少数派ながらこういったアナログ式が残っています。
写真は、JR東日本115系電車の方向幕。
画像提供:Tagucyanさま -
【方向幕・サボ部門】
こちらもJR東日本の115系電車のものです。シンプルですねえ。
JR東日本吉田駅にて。吉田駅 駅
-
【方向幕・サボ部門】
こちらは特急踊り子の185系電車の物です。
昔の特急の方向幕といえば
種別
ーー 行先
愛称
こんな表示の仕方がデフォでしたね。
JR東日本東京駅にて185系電車。東京駅 駅
-
【方向幕・サボ部門】
これが「サボ」です。昔は客車や気動車はこの表示方法が当たり前でした。当然、人力で交換しますので手間もかかりました。写真は使い古された感じがいい、JR東日本津軽線のキハ40のものです。
JR東日本津軽線三厩駅にて。三厩駅 駅
-
【車内部門】
ここからは乗った瞬間に昭和のノスタルジーを感じてしまう車両の内部をご紹介です。外は古くても中は今風な電車もあるのでこの部門ではオリジナリティを重視しました。
画像提供:つららさま(JR東日本115系電車。ほぼ内装が原型を保っている貴重な車両です) -
【車内部門】
木目調の妻面の化粧板に茶色のモケット。国鉄117系電車。先にご紹介した外装は緑一色の哀れな姿でしたが内装はオリジナルを保っています。新快速時代と同じです。
JR西日本117系電車(京都駅にて)京都駅 駅
-
【車内部門】
おもわず表紙写真に採用したJR西日本の103系電車。
こちらは戸袋窓が埋められたり、シートのモケットが張り替えられたりしてはいますがつり革や手すりが懐かしい103系そのままです。
JR西日本兵庫駅にて。兵庫駅 駅
-
【車内部門】
こちらは私鉄からのエントリー。宮城と福島を結ぶ、阿武隈急行の8100系電車。昭和末期に作られただけあって、国鉄型のボックスシートと同じ造りです。モケットは赤ですがこれだけで十分、昭和を感じる車内となっています。
JR仙台駅にて。仙台駅 (JR) 駅
-
【車内部門】
言わずと知れた国鉄特急型車の定番座席。R51シート。青いモケットに白いカバー。これぞ国鉄特急車です。このシートは簡易リクライニングシートと呼ばれ、椅子はわずかながら倒れるのですが腰を浮かすとバタンっと戻ってしまうシロモノ。末期はストッパーが付けられたものもありました。通称バッタンコシート。
現在は国鉄14系客車で現役で、東武鉄道でSL大樹用に使用されています。
画像提供:オーヤシクタンさま -
【車内部門】
これは、千葉県のいすみ鉄道で活躍する国鉄型キハ28気動車のデッキです。国鉄型の車両の内装といえばこの緑の化粧板。手前のくずもの入れも懐かしい。
画像提供:オーヤシクタンさま -
【車内部門】
こちらは、JR西日本で活躍する国鉄型の特急電車、381系のデッキ部分です。シックな色合いに改装されてはいますがデッキ扉の取っ手や擦りガラスに時代を感じますね。
画像提供:つららさま -
【車内装備部門・手すり】
ここからは車内で見られる様々ななつかし装備をご紹介します。
これは阿武隈急行8100系の座席に取り付けられた手すり。国鉄型の車両も初期はすべてこのような楕円形の手すりでした。その後、頭もたせにも使えるレール平行型の形状に変わりました。
阿武隈急行8100系(仙台駅にて)仙台駅 (JR) 駅
-
【車内装備部門・手すり】
これが進化型の手すりです。急行型電車や気動車は後発のモデルにはこの手すりが付けられました。握ることも出来る上に座ってる人の頭もたせにもなる優れもの。
画像提供:つららさま(JR西日本455系電車) -
【車内装備部門・網棚】
いやあ、懐かしいですね、昔の電車はみな、このパイプ式の網棚でした。それ以前は本物の網ですが。
JR東日本12系客車。 -
【車内装備部門・扇風機】
昔はどんな列車にも扇風機が天井から下がってましたね。冷房は特急とかにしか付いてなくて、扇風機の風を浴びながら窓全開で旅しました。
ことでん1080形(もと京急1000形)の物。 -
【車内装備部門】
こちらは冷房併用タイプで冷房と一体化して付けられています。
JR西日本103系電車。 -
【車内装備部門・宣伝つきのつり革】
これは今でも見かけますね。つり革のベルト部分に広告が付いています。王道では東急の電車にあった「東横のれん街」とか。写真は愛媛の伊予鉄道のもので銘菓「一六タルト」の宣伝が付いています。
いよてつ車内にて。 -
【車内装備部門・貫通幌と渡り板】
これは今の新しい電車でも見られますが車両と車両の連結部に設けられた蛇腹状の幌と車両の行き来のための渡り板。昔の電車は良く揺れて、この渡り板ががっしゃんがっしゃん煩かったな。
JR西日本103系電車。 -
【車内装備部門・窓の開閉つまみ】
昔の車両は必ず窓が開きました。いまは空調がしっかりしているのと安全上の観点から固定窓がほとんどで開いても上部から引き下げるタイプが主流。
昔はこの洗濯ばさみのようなつまみを持ってよいしょっと窓を引き上げて開けたもんです。いまや貴重なアイテムですが現役でけっこうな数が残っています。
JR東日本185系電車。 -
【車内装備部門・窓の開閉つまみ】
これは狭い窓用です。当時、窓割りの関係で2人掛け席があったキハ40系列で見られた小窓です。
画像提供:オーヤシクタンさま(キハ40にて) -
【車内装備部門・窓の開閉つまみ】
こちらは115系電車のもの。これも現役で開閉可能です。
画像提供:つららさま -
【車内装備部門・窓の開閉つまみ】
これは実際に窓を開けた状態です。この光景は昭和時代ではなく現代のもの。それだけ窓が開く車両っていうのは珍しくなって来ています。
画像提供:へけけさま(JR東日本平塚駅にて185系電車で実演)平塚駅 駅
-
【車内装備部門・洗面所】
昔懐かしい洗面所。優等列車には必ずあった洗面所。いまは自動式のお洒落なものが主ですが国鉄時代は写真のようなものがほとんど。レバー式。もっと古いのになると洗面台横に「痰つぼ」が備わる(笑)
JR東日本185系電車。 -
【車内装備部門・便所】
これは185系のトイレに貼ってあったお願い。いまは当たり前だかが昔は列車のトイレといえば「垂れ流し式」なので、この列車のトイレはタンク式だからごみなどを捨てちゃダメよという注意書き。
そして「田町電車区」というのがまた。今は無き、「東チタ」
そういえば、オーヤシクタンさまもこのネタに触れてたような・・・
JR東日本185系電車。 -
【車内装備部門。くずもの入れ】
列車のデッキに必ずあった「くずもの入れ」要は、ごみ箱ですね。昭和の時代は分別と言う概念はなく、空き缶も燃えるゴミもみな一緒。
画像提供:オーヤシクタンさま(東武鉄道14系客車) -
【車内装備部門・くずもの入れ】
こちらは国鉄381系特急型電車のくずもの入れです。一応、ごみ箱のピクトグラムが貼ってあるあたりは現代風。関係ないですが振り子車両だけに車体の絞り込みがエグいです。
画像提供:つららさま -
【車内装備部門・栓抜き】
コレも懐かしいアイテムですねえ。昔は灰皿とセットであった「栓抜き」今では瓶入りの飲み物を外で飲むなんてこともなくなりましたが、当時は必需品でありました。単純な構造なのにきちんと仕事をするスグレモノ。表記がカタカナで「センヌキ」というのがデフォ。
画像提供:オーヤシクタンさま(いすみ鉄道キハ52の物) -
【車内装備部門・栓抜き】
こちらも同じタイプですね。窓下のテーブルに付いています。上の写真のものと全く同じステッカーが貼ってありますが当時は統一規格だったのでしょうか。
画像提供:とのっちさま(富山地方鉄道16010系、もと西武鉄道5000系) -
【車内装備部門・ベンチレーターのレバー】
車内換気のために天井に付けられたベンチレーターとレバーです。最近は換気システムが優秀なので付いていない車両もあります。昔は車掌さんが鉄棒のようなものを持ってこのレバーの穴に引っかけて開閉操作をしてましたっけ。
画像提供:つららさま(JR東日本115系電車の物) -
【車内装備部門・便所知らせ灯】
「私、トイレに入ってますよ~」と車内のみなさんにトイレ使用をアピールする「便所使用知らせ灯」左に見える丸いランプがトイレの扉を施錠したら点灯するしくみ。現代では男女の人型のマークが点灯するお上品仕様になりました。
画像提供:とのっちさま(JR九州キハ40) -
【車内装備部門・車番表示】
これはどの鉄道車両にもある、車両形式と番号を表示したものです。現代の車両にも付いていますが国鉄時代はこのような独特のフォントが使われていました。
JR西日本103系電車。 -
【車内装備部門・車両銘板】
続いては車両銘板。この車両が何年にどのメーカーで作られたかを示す表示板。
もう既に無くなった会社もあってレアなメーカーを見つけると喜んだりしたもんです(ビョーキでしょうか 笑)
画像提供:とのっちさま(富山地方鉄道10030系 もと京阪3000系) -
【車内装備部門・車両銘板】
「帝国車両」これは既に無くなったメーカーです。かなり古い車両にしか見られないので現存は少ないです。
画像提供:オーヤシクタンさま(いすみ鉄道キハ28) -
【車内装備部門・車両銘板】
「日本車両」こちらは現役バリバリの鉄道車両メーカーです。東海道新幹線のN700系を生産していますね。
写真は、JR東日本185系特急型電車の物です。 -
【車内装備部門・車両銘板】
これも車両銘板ですが車内ではなく車外(車両の連結面)に付いているもので、現代の車両にもあります。「日本国有鉄道」ってのがいいですね。古い車両を見つけるとここを見てしまうあなたは正しい(笑)
画像提供:とのっちさま(JR四国キハ47) -
【車内装備部門・座席番号表示】
これはあまり珍しくはありませんね。座席番号札です。現代でも普通にありますがあるのは新幹線や特急だけになりました。昔は普通列車の車両にもあって律義にロングシート部にまで番号が振ってありました。
画像提供:オーヤシクタンさま(JR東日本キハ40) -
【その他部門】
水飲み場?ここは公園ではありません。駅のホームです。
昔はどこの駅にも水道があってこのような設備がありました。最近では衛生上の問題もあって不特定多数が集まる場所で水道水を飲むなんてことはしなくなりましたが、現代でもしっかり残っていたりします。
東急電鉄等々力駅ホームにて。等々力駅 駅
-
【その他部門】
これはなんでしょう?使用済みきっぷ入れです。昔は無人駅にはこういう味も素っ気もない箱が置いてありました。現代でも無人駅にはきっぷ回収箱はありますがスリムなデザインになっているようです。
JR東日本鶴見線浜川崎駅。浜川崎駅 駅
-
【その他部門】
きっぷ行きましょう。きっぷはきっぷでもこれは「硬券」
昔、駅の窓口で駅員さんから買ったことがあるでしょう?
券売機から出てくるのと違って硬いのです。これに鋏をぱちんと入れてもらう。そんな懐かしい体験を今でもすることができます。
画像提供:とのっちさま(岳南鉄道) -
【その他部門】
こちらも同じく硬券。秩父鉄道のものです。硬券は意外と地方私鉄などでは現役で見られます。ICカード?なにそれうまいの?状態ですね(笑)
画像提供:とのっちさま(秩父鉄道) -
【その他部門】
これも立派な昭和鉄道アイテムですね。
窓の開く列車で食べる駅弁とプラ容器のお茶。いまやお茶はペットボトルが主流。昔は駅のホームで駅弁売りが弁当とこのお茶を売っていたんですよね。
画像提供:オーヤシクタンさま(いすみ鉄道キハ52車内にて) -
これでおしまいです。
如何でしたか?と、聞かれても困りますね、マニアック過ぎて(笑)
このように2020年の現代でも昭和に作られた国鉄時代のアイテムがごろごろ転がっているのです。何れは新しい物へと世代交代が来るのでしょうが、電車に乗ったら無くなる前にこういった「昭和の置き土産」をぜひ探してみて下さいね。
マニアックな旅行記(そもそも旅行記じゃない 笑)を最後まで読んで下さってありがとうございました。
今年も残すところ本日限り(大晦日にこんなことやってます)
皆様もどうぞ、良いお年をお迎えください。
最後にこの旅行記を作るにあたって嫌な顔せずに画像を提供してくださったトラベラーのみなさま、ご協力感謝申し上げます。懲りずにこのような企画をやりますのでまたお付き合いいただければと思います。
☆Special Thanks☆
へけけさま
https://4travel.jp/traveler/ginko4221
オーヤシクタンさま
https://4travel.jp/traveler/4008lm1811/
Tagucyanさま
https://4travel.jp/traveler/tagucyan/
とのっちさま
https://4travel.jp/traveler/tonochi-k/
毛利慎太朗さま
https://4travel.jp/traveler/cwrmh494
つららさま
https://4travel.jp/traveler/tsurara_onsen
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (14)
-
- 長崎マリーンズさん 2021/01/05 15:07:33
- 謹賀新年
- Akr様
こんにちは、長崎マリーンズです。
今年もよろしくお願い致します。
今回は昭和レトロがテーマなんですね!私の最寄りの路線は非電化ローカル区間につきまだまだ国鉄時代の車両も走っています。(最近イカ釣り漁船みたいな車両もバンバン入ってきていますが)
まずは「サボ」ですね。長崎地区では絶滅危惧種ですが昔は今の方向幕の所も車掌さんが入れ替えていた記憶があります。
あとは栓抜きや窓の開閉つまみ・・・栓抜きは使用したことはありませんが、開閉つまみは子供の頃によく開け閉めして親に怒られていました。特にトンネルに入る前に窓を閉め忘れて怒られましたね笑
個人的には窓側に備え付けてあったテーブル(?)のような物も懐かしいです。今の車両にはありませんよね・・・
トイレ使用ランプは長崎地区ではよく見かけます。
まだまだコロナが落ち着かなく当社もバスが車庫で眠っております(スクールバスと企業送迎以外はゼロに等しいです)。Akr様におかれましてはいかがですか?
1月は休みの数の方が多い長崎マリーンズ
- Akrさん からの返信 2021/01/05 18:04:19
- あけましておめでとうございます!
- 長崎マリーンズさま
こんにちは。こちらこそよろしくお願い致します。
今回は、仰る通り「昭和レトロな鉄道アイテム」を収集してみました。
「車両部門」で見れば九州はいいですね。まだまだ国鉄時代の車両が活躍している。
東北では当たり前に見られたキハ40系列も風前の灯。淘汰の嵐はあっという間です。
そんな中でも昭和のアイテムは現代でもけっこう探すと見つかりますね。
びっくりしたのはこの企画を皆さんに振って素材をお借りしようとお願いしたら集まる、集まる(笑)みんな、目の付け所が一緒なのか・・・
列車の栓抜きは今だとピンと来ないでしょうね。まず、瓶入りの飲み物を外で飲む行為ってほとんどないですし。昔は当たり前だったんですが・・・
開閉する窓はまだ残っていますね。
洗濯ばさみのようなツマミを持って開けるタイプもけっこうあります。現代の車両の窓は片手でスッと降ろすタイプですが、この手のヤツだと「どっこいしょ」って言って開ける窓なのです(笑)
窓側の小テーブルも立派なアイテムですね。
最近の電車でも似たようなFRP製のテーブルがありますがペットボトル置くくらいでしょうか。昔のは小さ目の駅弁ならば置けました。
トイレ使用の知らせ灯は、現代でも形を変えながら現役ですね。でも、昔の丸型の電球が光るタイプが味があっていい。今のは男女の絵のピクトグラムが点灯するだけで特に「トイレ使用中」とかのメッセージはありませんが、昔のはランプの下に「便所使用知らせ灯」と表現がド直球(笑)
また、このような企画をやりたいと思いますので長崎マリーンズさまもネタをお持ちであればお寄せ下さい。
追伸
こちらも昨年秋頃は少し盛り返しましたが年末年始でまたストップ。契約輸送のみです。GoTo中止もあって観光需要は暫くは望めないですね。ウチも12/26〜1/4まで稼働ゼロ。久しぶりの全休となりました。お互いいまが堪え時ですね。
-Akr-
-
- とのっちさん 2021/01/03 22:10:05
- すばらしい読者投稿型!
- Akrさま
こんばんは。昭和の末に生まれた私に昭和を語る資格はありませんが、九州では国鉄の遺産がぼちぼち残っていたので興味深く拝見させていただきました。また、私の写真も随所で使っていただきまして感謝申し上げます。みなさまのストックがすごすぎる!
諸先輩方のおかげで、私も車両や駅のいろいろなところに目を向けるようになりました。特に便所表記(笑)。遅れや事故に強い最新車両も魅力的ですが、武骨で頑丈な車両もいいですね~元号が令和になってもまだまだ現役の鉄道風景ってのがすばらしい。明日からでも見に行けますね。自粛要請さえなければ…
30年前に比べてカメラの性能もですが、記録媒体が飛躍的に発展したと思います。職場の人たちと「スマホが学生時代に会ったら絶対受験失敗しとった!」と口をそろえて言いますので(私もそう思います)、なくてよかった面も大きいですが、時代の進化はうまく取り入れて、鉄道風景の現状をしっかり記録しておきたいです。「電車の中で電気が消えるシーン」「幕回し」など動画の記録も盛り込んでいきたいです。正月に実家に帰って平成21年の時刻表を見つけてきました。干支1廻りしか違わないのに、中身はずいぶん変わりました。いろんな行事が自粛自粛で潰れていく中、読者投稿型旅行記は時代にあっていると思いますので、続編を希望します。旅行記165冊目で165系特集とか(笑)。
とのっち
- Akrさん からの返信 2021/01/04 17:11:18
- 今の時代に合った旅行記スタイルを提唱(笑)
- とのっちさま
こんばんは。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
とのっちさま初め、フォロワーの皆様の貴重なお写真のおかげでこんなに充実した物が出来上がりました。編集している私もみなさまのストックにはびっくりです。普通は電車に乗っても、「便所知らせ灯」や「くずもの入れ」の写真なんか撮りませんよね?ベンチレータの写真を撮る女子にも脱帽しております(笑)
時は2021年。2000年代に入ってはや、21年目。
こんな時代でも未だに昭和を感じさせるアイテムがこれだけ残っていることに驚かされます。そして驚くのは国鉄時代に作られた車両たちが40年以上経っていまだ現役であることです。ただしここ数年で一気に淘汰される気がしますので記録を残すのは早めのほうがいいですね。その中でも九州は多いです。キハ40系列、415系、そして電気機関車も。素晴らしい環境が残っており羨ましいです。
今となっては「あの時、記録しておけば・・・」という車両や列車がたくさんあって悔やまれます。私が子供の頃はフィルムカメラでいまのデジカメと違い、撮るものを厳選しないとフィルムがあっという間になくなってしまうので「1枚に賭ける」みたいな撮り方でしたので無駄な写真が撮れませんでした。いいとこ24枚撮りとかだったので・・・ですのであの時代にデジカメやスマホがあったらなとよく思います。いまは日帰り旅で写真が100枚超とか当たり前ですからねえ。
「デッドセクションで室内灯が消えるシーン」や「幕回し」
いいですね、動画で残すのも。
165系は・・・写真が無いですねえ。485作目の485シリーズは良かったです。
今度は「昔の鉄道風景」シリーズにしようかと。
これは現役で残ってなくてもOKです。廃止になった列車とか時刻表の今は無き編成表とか、寝台の上下段の表示とか。どうでしょ?
気軽に出かけられない今だからこそ、こういった旅行記スタイルを提唱して参ります。本人が撮ったものじゃないので運営サイドからクレームが付きそう(笑)
-Akr-
-
- 毛利慎太朗さん 2021/01/01 15:59:04
- 寒中お見舞い申し上げます。
- Akrさま、昨年は拙旅行記や私の名前を宣伝してくださいまして『恐縮の行ったり来たり』で、本年も引き続き愉しい鉄ネタの提供を宜しくお願いします。
さて、予告にもありました通り『昭和レトロ鉄アイテム』を見事ぶっ放ちましたね。
私の脳内もう『エモさ』満載ですね。
あいみょんの曲なんかは比較的『エモい』といわれていますが、この旅行記は一目見ただけで『エモい』と分かります。
私としては『ベンチレーター、なにそれ美味しいの』って一幕もありましたし、下記のオーヤシクタンさまの''便所''コレクションストックには驚かされました。
そう考えますと私はまだまだ他力本願寺での修行がたりませんね。
まず、115系の『手で開けてください』は09年に新潟でみたときは『えっ!』と思いました。
そのとき電車といえば『ワンマン・押しボタン』か新幹線の『自動ドア』が常識でしたので。
この写真は何度も撮ろうかな~と悩んでましたが、いま思い返すと撮っておくべきでしたね。
『機関車懐古録』ででてきた機関車好き・二年上の先輩なんかは、もともと埼玉にすんでいたので、自動ドアが当たり前で、ワンマンの押しボタンに戸惑ったという話を聞かされましたけどね。
当旅行記ではヤテ線の車両で年代別ギャップがあるとおっしゃっていましたけど、こういう細かいところで、地域別ギャップというのも面白いですね。
続いて『123系』、フォートラベルで見かけたとか乗ったとかいう情報があまりなかったので、まさかtagucyanさまがもっていて、『これはやられた』という心地がします。
東日本では『ミニエコー』とよばれていたのが記憶に新しいところですかね。
なんか宇部・小野田線もBRT化の噂が出てますんで記録はお早めにですね。
また、小野田線関連ですと03年まで戦前の省線(国電じゃなくて、もうこりゃ死語も死語)電車が、荷物車改ですと、下回りが吊り掛けとかいうクモハ84とかいうキワモノ電車が宇野線で96年まで走っていたんですね。
JR西はこういった伝説で『変態的鉄道ファン』を楽しませてくれますね。
続いて『ポリ茶瓶』ですか、これもお恥ずかしながらまだ体験してないんですよね。
この一昔前が『汽車土瓶』といって、飲んだら窓から弁当箱ごとぶん投げていたと当時のニュース映像なんかで見たりしました。
いまでもこれは小淵沢で売っているらしいですね。
さて、これから進化したのが、件のポリ茶瓶ですが、一つ難点がありましてずばり『変なプラスチック臭がする』という点ですね。
某『美◯しんぼ』でも酷評されておりますが、私は怖いもの見たさでのんでみたいような気もします。
それも『旅の演出、醍醐味』だと思って。
しかしながら『美◯しんぼ』って『化学調味料』も親の仇のように書いていますが、グルメ気取りしてる私もそういったチープな、もしくはジャンキーな味つけも好きで、『チキンラーメン』とか『ペヤング』とかたまに食べたくなるんですよね。
『たまに食う』から旨いのであって、いつもだとさすがに飽きちゃうんですよね。
続いて『硬券』ですか。
あのボール紙が『旅に出た』という重みを感じるというか。
マルスは薄っぺらで味気はないですが、寝台券の長いやつやスタンプのたくさんついた赤いマルス券(16年発売終了)はなんぼかましですかね。
赤マルは『トンネル駅』として名高い筒石駅なんかで、売ってましたね。
A.B.D型は私のコレクションにあるんですが、A型が2つ縦に連なった『C型』ってどなたかもってるんですかね?
繋がって残っていたら『国宝級』の文物といっても過言ではないです。
いっそ『なんでも鑑定団』の『お宝買い取り』のコーナーで募集してみますかね(笑)
ちなみに私が持っているなかで貴重なのは『38-5-16付新潟発 準急券』ですかね。
平成12年に逝去した母方の祖父がもっていたので、たぶん『あがの』に乗ったかと思われます。
当時祖父は新潟で出稼ぎをしており、家督の兄が亡くなったので、急遽この列車に乗ったものと思われます。
当時の値段は100円、今の価値に直すと10倍までいかなくても新幹線の初乗り特急料金くらいで新潟までいけるんだったらこの列車使いたいですね。
Akrさまが先頃おっしゃっていた通り、陸羽東線や米坂線なんかにも優等列車があって、横の長距離移動は昔の方が便利だったことが伺えますね。
今は、ばか高い金かけて大宮回りしないと最速じゃないんですし、高速バスも時間が4時間かかったあげく、昨今の雪なんかもネックですし。
最後に『あれ、仙北町駅舎の写真をお貸ししたのに出る幕がない』と思いましたが、もしやこれは『駅舎シリーズ』とかの伏線かと勘繰りたくもなりますね。
なにはともあれ、編集作業お疲れ様でした。
- Akrさん からの返信 2021/01/01 20:40:25
- 新年あけましておめでとうございます!
- 毛利慎太朗さま
こんばんは。今年もよろしくお願いします。
さむいですね。寒波、寒波でまた来週末も来るって言うじゃないですか。やれやれ。
この度は貴重なお写真をご提供いただき、誠にありがとうございました。
旅行記の半分が他人の写真という、フォートラ運営からお叱りが来そうなネタですが、まさに他力本願寺の住職としてはおしえを全うしたに過ぎません。それにしてもみなさんアイテム写真持っておられる、志を同じくした者同士なのですね。
「エモい」は最近の言葉なのでおっさんには使いこなせません(笑)「キモい」ならいつも言われているのですが(爆)
エモーショナルという事ですね。うんうん。
「手動ドア」ですが、一般的にはドアのボタンで開けるイメージでしょうね。取っ手を掴んで自分で開けるというのは子供のころから地元の仙石線の旧国がそうでしたのでまったく抵抗はないですね。103系になってドアボタンが付いて逆にびっくりしたくらいですから。都会の人は逆に自動ドアが当たり前なので東北に来ると開かないドアの前で待ってたりする光景をよく見かけますね。
123系は私も乗らず仕舞でした。
大八まわりを乗りに行った時は既にE127になってました。さすがに山口県まで遠征はなかなか難しいですね。JR西は貴重な123系までも末期色にしてしまうのはびっくりですが。
足回りが吊り掛け駆動の新型車は仙石線でありました。車体だけ103系の高運転台を乗せたやつで登場時は「やった!東京の新しい電車が仙石線に来た!」って歓喜しましたが、走り出してぐぉ〜んって吊り掛けモーターの音が鳴ってがっかりした記憶があります。
それとお弁当とセットのポリ容器のお茶ですが、正直、あまり美味しいものではなかったですね。容器がすぐに熱くなって飲みにくいですし、中身も出がらしのお茶
みたいで薄かった記憶があります。駅弁売りのおっさんがやかん持ってホームをうろうろしていた気がします。でも、味はどうでも良くてあれも「旅のアイテム」なので駅弁とセットというイメージですね。
硬券は、地方私鉄に多いですね。
確か長野電鉄の特急券も硬券でした。昔は窓口で切符買うと駅員さんがきっぷをサクッと引き抜いて渡してくれましたね。それを改札で鋏を入れてもらう。あ、そうだ、鋏を入れるなんてのも昭和アイテムですね。最近は有人改札でもスタンプ式ですからね。昔の硬券は横長だったり、真ん中でちぎって使う往復券?とかいろいろなタイプがありましたね。ヤフオクでよく出品されています。そうそう、あっぺ呑んさんの旅行記にも硬券いっぱいアップされてますね。私はきっぷコレクターではなかったので手元には残っていません。
「あがの」懐かしいですね〜
東北線、磐越西線経由で仙台と新潟を結んでました。そのほかに仙山線、奥羽線、米坂線経由の「あさひ」(のちにべにばなに改名)もあって国鉄時代は横の移動が乗り換えなしで便利でした。まあ、いまはそれなりの金出せば時速320kmであっと言う間に運んでやんよって感じでしょうか(笑)
>仙北町駅舎の写真
お察しの通り、これは「木造駅舎集」で登場します。けっこうありそうなので今回のとは別にしてみました。他にも木造駅舎の写真あればご投稿ください。
読者投稿型の旅行記は編集が大変で、まずは承諾を得て、DLしてフォルダを作りそこから分類してアップ。おかげで今回のを作るので2週間を要しました。最近、おとなしかったのはそのせいです(笑)
長くなりましたが今年もいろいろ投稿して参りたいと思いますのでどうぞ、よろしくお願い申し上げます!!
-Akr-
-
- つららさん 2020/12/31 20:17:47
- 年末に大きなプレゼント!
- Akrさま
こんばんは、つららでございます。
コロナ禍で日本中が前代未聞の右往左往ぶりだった2020年、最後の最後に読者へのすばらしいプレゼントをありがとうございます。
このように(学術的に?)体系的に整理して提示いただき、また、大変わかりやすくまとまっていて、皆さま知見を深められたのではないでしょうか。
整理や写真使用の許諾取得など、さぞかしお手間もかかられたことと存じます。
車両そのものだけでなく、駅の表示とか栓抜きとか窓のつまみなどなど、細かいアイテムの一つひとつが、こうしてみるともはや文化財ですね。今はもう各JRが独自進化をしてしまっていますが、国鉄時代は全国統一を念頭にデザインされていて、そこにより工夫が込められているように感じました。
また、このようにすごいトラベラーさまの写真とともに、私の写真もご使用いただき、ものすごく、ものすごーく恐れ多いです。毛利慎太朗さま風に申し上げると「恐縮の行ったり来たり」です。(笑) 第2弾ご作成の際にもお役に立てるよう、引き続き蓄積してまいります。
本年は大変お世話になり、また多岐にわたってご教示いただきまして、深く感謝申し上げます。
それでは、どうぞよいお年を!
つらら
- Akrさん からの返信 2020/12/31 21:00:58
- 1年の最後にこんなものを・・・
- つららさま
こんばんは。早速ご覧くださいましてありがとうございます。
思ったより編集に時間がかかってしまい、大晦日の投稿になってしまいました。正月早々にこんなの見せられるよりはいいかなと思って頑張って本日アップです。
編集途中でいろんな部門に分けられるなと思い、ジャンル別にまとめてみました。みなさまのご協力もあってかなりのボリュームになってしまいました。「昭和アイテム」と一口に言っても車両から部品まで様々なものがあるものです。まあ、こういうものにすぐに目が行くのはごく一部の層ですが、そのごく一部の層に向けて発信していますのでみなさま共感いただければ御の字でございます。
ベンチレーターや座席の手すりに目を付けられたつららさまの写真は大変役に立ちました。私もまだまだ修行が足りないです。あ、他力本願寺だからこれでいいのか(笑)貴重なお写真の提供、感謝致します。
今後もアイテムを見つけられたらどんどん撮影してご提供いただければ嬉しいです。
今年は見えない何かに「縛られた」1年だった気がします。
出かけることがこんなに難しい世の中になるとは。でも、ステイホームがあったからマニアックな「中間先頭車を愛でる会」や「頭端式ホーム集」などの誰得な旅行記を作ることも出来ましたし、暇が出来たおかげでフォートラを見る時間も増え、みなさまと交流が深まった気がします。
来年は、いち早くコロナが終息して安心して飲み鉄、乗り鉄が出来る世の中になってくれるよう願って止みません。
来年もよろしくお願い致します。
一度でいいから京都で除夜の鐘を聴いてみたいAkrでございました。
良いお年をお迎えください。
-
- へけけさん 2020/12/31 19:08:10
- やっぱり昭和の電車はかっこいいですね!
- Akrさん こんばんは
このような旅行記?は斬新ですね(笑) すぐ食いついてコメント書く方々も想像どうりの面々です←お前もな 興味ない人は全く反応なしですよね 何でだろう? やっぱり我々はビョーキなんでしょうか? 生まれ持ったDNAだからしょうがないですよね
今回、新型横須賀線が出来たんですが全くカッコイイって思わない 新型山手線が出来た時もそうでした でもあの電車がこれから標準形式になってみんなカッコイイって思うんでしょうね。そして20年後位に又新型が登場するときはどうなるんでしょうか?令和レトロは懐かしいとか言ってるんでしょうか?
明日の天気がきになるへけけ(ダリル姉さん風)
- Akrさん からの返信 2020/12/31 19:25:27
- 20年後は平成レトロでしょうか
- へけけさま
こんばんは。返事が早くなってすみません(笑)
早速ご覧いただきましてありがとうございます。
こういった企画はごくごく一部のマニアにしかウケないと思います。中間先頭車もでしたし。でもこれをきっかけにこの道に入ってくれる人が増えるといいですね(そんなことはない 笑)
E235系は「よ、四角い顔」のペ●ングソース焼きそばのような顔ですよね。
西武のラビューは「魚肉ソーセージ」にしか見えません。車体をオレンジ色にしよう(笑)
E235は、あまり褒められたデザインではありませんが、私は「切妻だから103系が進化して戻って来たのだ」と言い聞かせております(笑)
これもそのうち慣れるのでしょうね。205系が山手線でデビューした時も「ありえん」って思いましたし。今は仙石線の205系のMT61を聴いて悶絶していますから。
今から20年も経ったらおそらく平成レトロ時代でしょうね。
私が70歳になったら特集しますのでいまからE231とかE5とかの写真撮っておいたほうがいいですよ。
明日は雪凄そうですね。他人様に迷惑をかけない範囲で雪を見たくなりました。
この場を借りまして旅行記に貴重なお写真のご提供、ありがとうございました!
-Akr-
-
- Tagucyanさん 2020/12/31 15:05:44
- これは圧巻
- Akrさま
こんにちは
年の瀬も押し迫ったこの時期に、すごいものを投下してきましたね(笑)
ただ昭和なものを並べただけでなく、アイテムごとに分類して、分かりやすくまとめられていますね。
ネタ集めだけでなく、この分類作業にはかなり手間がかかったものとお察しします。
車両や駅名標、案内サインなどは目に付くところですが、窓の開閉つまみ、くず物入れ、栓抜き、ベンチレーター、銘板まで・・・ 当たり前のように見過ごしていたものばかりですが、たしかにこれらは昭和チックなものですし、これが連続して並んでいると圧巻ですね。
私が撮影したものもいくつか紹介していただいていますが、よく見つけてきましたね(笑) 撮った本人ですら「そういえばそんなのがあったな」と思うものもあり・・・ 今後も、こういうのを見つけたら、意識したいと思います。
まだしばらくは大変な状況が続きそうですが、来年はなんとかいい年になりますよう、お祈りいたしております。
よろしくお願いいたします。
---
Tagucyan
- Akrさん からの返信 2020/12/31 17:15:10
- お写真のご提供感謝致します。
- Tagucyanさま
こんばんは。早速ご覧くださいましてありがとうございます。
また、今回の旅行記作成に当たって貴重なお写真をご提供いただき、感謝申し上げます。
年代的に国鉄時代を知っている人はだいたいこういう古いアイテムに敏感ですよね。サボとか方向幕は見つけると写真撮ってしまいます。今回は車両だけじゃなく駅やホームなどにも目を向けて収集したらかなりの数になってしまい、自分でもびっくりしました(笑)最初はただ列記していくスタイルで考えていましたが、あまりにも数が多くて途中から分類形式にしました。この編集で2週間ほど費やしてしまい最近は投稿ナシの見るだけ会員になっておりました。
今回ご紹介した昭和の鉄道車両もあと数年でほとんど姿を消すんじゃないかと思います。そうなるとこういったアイテムは駅やホームに残るのみとなってしまいますね。
今回の旅行記はみなさんのご協力の賜物でしたが、みなさん、だいたい同じような物に興味を持って撮影されているのが面白かったです。
機会があれば続編もやりたいと思いますのでその際はまた、よろしくお願い致します。
今年も残すところ数時間。
なんかもやもやしたまま終わりそうな令和2年ですね。
来年こそは気を遣わずに旅行できる世の中になって欲しいと祈るばかりです。
今年もいろいろとありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
Tagucyanさまも良い年をお迎えください!
-Akr-
-
- オーヤシクタンさん 2020/12/31 13:30:32
- すばらしい!
- Akr様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
よくこれだけの鉄道系昭和アイテムを集めましたね。
センヌキ・窓の開閉ツマミ・デッキ部・くずもの入れ・車両銘板などなど‥
私が撮影したものも数点紹介して頂いておりますが、一般の方が見たら「アイツ何を採っているんだ?」と言うものばかりです。
でも、ついつい撮っちゃうんですよね。
こうして見ると、当たり前のようにあったものが時代と共に消えていくようすが伝わってきました。
次作をやるなら、車内トイレ、汽車便と呼ばれた和式トイレも採用して頂けたら幸いです。←(もはや変態)。
今も現役で活躍する昭和車両のトイレ画像で私の持っているのは‥
JR東日本キハ40形(磐越西線で撮影)。
JR東日本115系(越後線で撮影)。
いすみ鉄道キハ28形(いすみ鉄道で撮影)
東武鉄道350型(特急きりふり号で撮影)
上記の在庫があります。
御入用がございましたらご連絡をお待ちしております。(笑)
今年は色々と多難な年になりました。
改めて、来年がよいお年になることをお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
オーヤシクタン。
- Akrさん からの返信 2020/12/31 17:04:35
- ご協力を感謝致します。
- オーヤシクタンさま
こんばんは。早速にご覧いただきありがとうございます。
この度は貴重なお写真のご提供をいただき、ありがとうございました。
おかげで充実した内容の旅行記?となりました。
こうしてみると国鉄の置き土産的な昭和のアイテム、けっこう残っているものですね。今となっては珍しい窓の開閉つまみやくずもの入れなどは見つけるとすぐに写真を撮ってしまいます。確かに他の人が見たら「あの人なに撮ってんの?」ってなりますよね(笑)
現代の車両はどこか上品で、洗面台ひとつ取ってもまるでホテルのようです。昔の線路が見えるトイレは知らない人が多いのでしょうね。
これも好評?ならば続編もありです(笑)その際はまたお写真をご提供いただきたく思いますのでよろしくお願いします。
今年はコロナで始まりコロナで終わりますね。おまけに今年最後の日が東京の感染者1000人超えとかシャレになりません。来年へ希望を持って終息を祈りたいと思います。こんな年でしたが、おかげでご近所旅で灯台下暗し的な旅も出来ましたし、今回のような読者投稿型の旅行記も作るきっかけもできました。
そんな状況の中でもお会いできたのも今年の良き思い出ですね。
オーヤシクタンさまも良い年をお迎えください!!
-Akr-
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
仙台(宮城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
14
86