2020/11/29 - 2020/11/29
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ぷーちゃんさん
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秋の特別公開中の建物と紅葉を期待して、休日に車で訪れました。開園前に着いたところすでに10組ほど並んでいました。検温と消毒をして入園しました。紅葉は思ったほどでなく、葉が枯れたモミジや緑の葉のモミジがありました。以前見学した臨春閣は解体修理工事中で覆われていました。三渓記念館に展示してあった工事の様子を見て、完了後を期待しました。特別公開中の聴秋閣と春草廬は開いている戸から内部を見学できました。近くまで寄ることができない部分もありました。旧東慶寺仏殿も修理工事中だったので、すべて終わってから再び来たいと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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三渓記念館に入り、企画展臨春閣を見ました。臨春閣の屋根の葺き替え工事と耐震補強工事や屋内の欄間や色紙などの修理が行われている様子が展示されていました。写真撮影OKでした。工事の工程がわかりやすい解説と写真で説明されていたのもこの時期だからこその展示でした。工事終了が待ち遠しいです。
三溪記念館 美術館・博物館
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三渓記念館の展示の一つ芦雁図です。美しさにひかれたのは黒漆螺鈿楼閣人物図扉や壁にはめ込まれた板絵十二支図額でした。
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三渓記念館の茶席から見た庭です。池と紅葉がきれいでした。
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三渓園内苑に建つ工事中の臨春閣の様子です。三渓記念館で工事の工程の展示や欄間などが展示されていたので間近でじっくり見た後だったので、工事終了が楽しみになりました。
三溪園 公園・植物園
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臨春閣と池を挟んで建つ旧天瑞寺寿塔覆堂です。彫り物が美しいお堂ですが、この時期、後ろのイチョウの黄色い落葉が地面を埋め尽くし覆堂をより美しく見せていました。天女の彫り物の精巧さとイチョウの落葉がみごとでした。
三溪園 公園・植物園
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臨春閣から少し上がったところに建つ月華殿です。江戸時代初めに建てられた建造物で、伏見城で大名が来られた際の控え所として使われていたとのことです。重要文化財に指定されている建物で、外からよく見ると欄間に彫られた菊の透かし彫りが見えました。欄干のくり抜きも幾何学的な形をしていたのが印象的でした。
三溪園 公園・植物園
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三渓園の内苑奥にある2畳弱の茶室、金毛窟です。1918年に原三渓の構想により建てられました。月華殿と渡り廊下でつながっています。月華殿の一部のようにも見えました。内部はどのような造りになっているのか気になりました。
三溪園 公園・植物園
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三渓園の最も奥にある天授院です。重要文化財に指定された建物です。江戸時代初期に、鎌倉の建長寺近くに建っていた心平寺跡にあった地蔵堂です。緑の木々に囲まれた、茅葺屋根の落ち着きある建物です。扉が閉まっていて中を見学することができず残念でした。
三溪園 公園・植物園
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特別公開中の聴秋閣です。江戸時代、二条城に建てられた建造物で、2階にあたる楼閣からは、紅葉狩りが楽しめたようです。外からは書院のつくりやふすまの柄などを見ることができましたが、詳しいことはわからず、係の方が常駐して説明してくれるとわかりやすかったと思います。紅葉もきれいではなく、残念な聴秋閣でした。
三溪園 公園・植物園
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聴秋閣の内部を柵の外から見ました。
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特別公開中の春草盧です。江戸時代に、織田信長の弟によって造られた茶室です。こじんまりした茶室には9つの窓が配置され、簡単な説明が書かれた看板やパンフレットが用意されていましたが分かりづらく、係の方がわかりやすく説明してくれると良かったかなと感じました。
三溪園 公園・植物園
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春草盧の内部を窓から見ました。
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武士の茶室らしく、刀掛けや躙り口などが設置されています。
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下っていくと蓮華院がありました。1917年に原三渓のプランにより建てられた茶室です。
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サザンカが咲いていました。花びらが地面を覆いきれいでした。
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三渓園内苑に建つ白雲邸の門です。原三渓が夫人と共に暮らした隠居所です。
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三渓園内苑入口の御門が奥に見えます。江戸時代に京都東山の西方寺にあった薬医門を移築したものです。白雲邸の前ある静かな落ち着いた雰囲気の道です。
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大池の前に並ぶ茶屋を通り過ぎ、旧燈明寺本堂へ行きました。室町時代の建造物で、京都にあった燈明寺から三重塔とともに移築されました。重要文化財に指定されている建物ですが、本堂内に入ることができ、本尊の十一面観音菩薩立像を参拝することができました。訪れた時は、鮮やかな色で描かれた2枚の大きな絵画と、波の音を表現した音楽が流れる絵画展が開かれていました。落ち着きが感じられる建物です。
三溪園 公園・植物園
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寒くなったので昼には早かったですが、待春軒で昼食にしました。原三渓が考案した原家の家庭料理である三渓そばが名物です。そばと言っても細いうどんの上にしいたけ、竹の子などの細かく切った食材を酢と生姜で味付けしたあんがかかっていて、彩りよく少量の錦糸卵、ハム、さやえんどうがのっていました。あんをうどんに絡めて食べました。酸味と生姜が美味しかったです。三渓そばに昆布茶がついてくるのも特徴です。
待春軒 グルメ・レストラン
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待春軒の先へ行くと合掌造りの旧矢箆原家住宅があります。三渓園の中で中を見学できる唯一の建物です。囲炉裏では建物を保存するため薪が燃やされているため、柱が黒光りしていました。建物内には昔使用されていた生活用具も展示されていて、当時の生活を知ることができました。
三溪園 公園・植物園
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旧矢箆原家住宅の近くに横笛庵があります。奈良の法華寺から移築したと言われる、明治時代後期に建てられた垣根に囲まれた、茅葺屋根の茶室風建物です。垣根の外からしか見学できなかったのが残念でした。
三溪園 公園・植物園
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横笛庵のそばの寒霞橋です。太鼓橋で横笛庵と共に風情がありました。
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寒霞橋を渡ったところにある初音茶屋でボランティアガイドが説明をしていました。コロナ禍で来園者と一緒に園内を歩くことができなくて、ここで簡単な説明をしているそうです。
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三渓園のシンボルの旧燈明寺三重塔です。1457年に建てられ1914年に移築されました。大池越しに眺めるもよし、内苑の遊歩道から眺めるもよし、真下から眺めるもよしの三重塔です。園内各所から三重塔を探して見るとほっとします。古都の雰囲気を演出する旧燈明寺三重塔です。
三溪園 公園・植物園
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旧燈明寺三重塔のそばから園内を眺めました。大池の周りが見えました。
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