2019/08/14 - 2019/08/18
124位(同エリア812件中)
てつやんさん
この旅行記スケジュールを元に
久しぶりにやって来ましたキューバの首都ハバナ。
前編で感じた9年の隔たり。
たった9年ですが、その9年の間にかなり発展してしまっていて(←大きなお世話…)、古き良きキューバが残る場所を探してさまよう私。
変わらないキューバの教会や、キューバのリズム、人々の温かな雰囲気。
タイムスリップしたかのような夢の世界を見に来たのです。
キューバの首都で、カリブ海最大の都市であるラ・ハバナ。
16世紀に歴史の幕を開け、旧市街が世界遺産に登録されています。
現在でもスペイン植民地時代以来の歴史的遺構が残っており、旧市街に街並みはスペイン風の白い建物が多く建ち並んでいます。
キューバ革命による同国の社会主義化によりアメリカは経済封鎖を敷きました。
併せてキューバ音楽も世界的に抹殺され、音楽の世界からキューバのリズムが聞けなくなったのです。
がっつり敵対していた頃の60年代末のアメリカではキューバ音楽を基礎に他のカリブ海のリズムやロック、ジャズの要素を取り入れ演奏されていた音楽がありました。
それは70年代に入りサルサと呼ばれるようになり、都会的なラテン音楽として、アメリカ内のマイノリティに愛される存在に。
しかし純粋なキューバ音楽が聞かれなくなっていたが、90マイルしか離れていないマイアミから流れてくるラジオの曲にはキューバがルーツのサルサが流れてきて、アメリカに移住してきていたキューバ人たちは驚嘆したのです。
自分たちが50年代まで演奏していたソン、チャチャチャ、ルンバが手を加えられ、名前を変えアメリカ内でのラテン社会のアイデンティティを示すものとして演奏されていたから。
それを代表するのが、かの有名なブエナビスタソシアルクラブ。
少しませていた学生時代の私が背伸びして聴いていたキューバ音楽♪♪
訳も分からずお洒落と思ってたのが、1997年にグラミー受賞、1999年にグループが映画化(2000年に日本でも公開)されて、大学生ながら「すげぇヤバい、かっこ良すぎる…」と。
遅れてきた中2病じゃないかしら?(笑)
街を歩けば今も、キューバのリズムは息づいていて、人も、音も変わらない。
アメリカで共産圏のキューバ人は、マイノリティと言われて肩を狭くして過ごさなくてはならない存在でしたが、一躍脚光を浴びる同胞に誇らしい思いだったに違いありません。
そんなハバナを歩いてみたのです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ハバナ空港で感じた時代の流れ。
何故かちょっと残念な気持ちになったのも正直なところ。
なんせ、以前はATMすら無かったのに…。
で、この旅行記では懐かしいキューバ、哀愁さ、郷愁といったことを、時代錯誤も甚だしいくただ迷惑な旅行客として想いを寄せていくこととします。
意味わからん(;^_^A
自然に咲いたひまわりかな?
美しいっ、花がね(੭˙꒳˙)੭ -
民芸品市場からcuba通りを歩き、まずはこの絶妙に渋い教会へお邪魔してみます。
ラ・メルセド修道院教会
Iglesia y Convento de la Merced -
一歩、中へ入るとこの静寂。
そして柔らかい光が。 -
さすがラテン。
カソリック系の教会ですね、それもそのはずかつてバルセロナから移住して来たメルセダリオという神職の方によって作られたハバナじゃ知られた教会でした。 -
天井もこの通り、本国スペインや、イタリアなどと同じように美しい造り。
これは素晴らしいヽ(´∀`)ノ -
正面の大祭壇もこの出来映えで、私のようなポッと出のワケわからんアジア人にも門戸を開いてくださり感謝感激♪
-
後ろに続く階段がめちゃ気になる…。
-
祭壇の上にあるフレスコ画なんてこんなよ(; ゚ ロ゚)
-
側廊にある祭壇も、教会の外見からは想像できないくらい立派。
-
一部、異様な箇所があったが、なんだこれ?
教会内に洞窟みたいな一画。
そこに小さな窪みがあり、なんとマリア様が…。 -
いやー、キューバでこんな素晴らしい教会に入れるとは、いや存在するとは思わなかった。
-
おそらくハバナでも有数の教会かと。
とにかく情報が無さすぎなんよ。
こんなドームがあるなんてわ聞いてないんよ…(´゚ω゚`) -
ただ、少しずつ壁の状態も悪くなっているようです。
しっかり修繕しながら後世に残して欲しいな。
そこはキューバだから少し心配…。 -
ふぅ、突然訪れた教会があまりに素晴らし過ぎた。
で、外に出て通りを歩く。
ここで当然のようにクラシックカーが。
1955年式のシボレー。
これがまだ動くって奇跡だぞ(・・;) -
ね?
本当に良い味出してるよね?キューバって奴はさ。
そう、君の絵もね。 -
Iglesia Catolica del Espiritu Santo
エスピリトゥサント教会です。
カトリック系ですね♪
外観がえらくシンプル、いや質素。 -
よって中も至極、シンプル設計でした。
さっきのメルセド修道院教会が凄すぎたんだな(*・ω・) -
むしろキューバは、これが私のイメージ。
飾らない、何も盛らない様子が本来のクバーノかと。 -
ステンドグラスもあるけれど、良いね、これがキューバ。
-
ウムウム(*-ω-)
-
街歩きって、行きたいときに見たいだけが最高に良いよね。
エスピリトゥサント教会はTHEキューバそのものでした。 -
サンホセ民芸品市場から歩いて15分くらいで、オールドタウンスクエアに到着しました。
ヨーロッパの広場みたいな(旧スペイン領なので当然なのだが)ところに出ました。 -
日陰の席を中心にお客さんがいますが、基本ガラガラですね。
暑いもんね…。 -
そろそろ私も休憩したいし、腹も減った。
この広場周辺でランチを探すことにしよ。 -
結構、オールドタウンスクエア辺りには飲食店は豊富にあり、ランチには困らなそう。
-
イチオシ
今日は気持ち良いくらい晴れてる♪
青い空と洗濯物とコロニアルな建物が、すげぇーマッチしてるΣ(゚ロ゚;)コレキューバニシカナクナイ? -
ぶらぶらと探しましたが、そろそろ私の腹時計も限界、アラーム鳴りまくり。
昨日の昼に食べたシカゴのホットドッグ依頼食べて無いなぁ…。
このセルフラマダン状態なのに痩せないの、なんでなん(-ω- ?)
それは置いといて、そろそろレストランに入ろう。 -
この堂々と路上に椅子とテーブルを並べちゃう感じ(笑)
いつも思うけど公共の場という意識ゼロかよ…。 -
2019年8月頃の当時は1キューバペソ≒104円。
なのでピザはだいたい300円(笑)
やっす(^ω^ )
※キューバメディアによると、自国民用通貨のCUC(せうせ)を廃止し、外国人用通貨であったCUP(ペソクバーノ)に一本化されました。
かつて社会主義国であるキューバの2重通貨制度では、観光業に従事する人々や外国に住む親族から送金を受ける人々と、外貨が入手しにくい国民との間で経済格差が広がる一因となっており、半分資本主義みたいな中国とは違い、マジで社会主義国のキューバで問題となっていたのよ。
↑
意味が分からなければ、こちらをどうぞ
https://4travel.jp/travelogue/10431315
要は二重の物価体制だったということ -
イチオシ
そしてキューバだから昼からモヒート(笑)
空きっ腹にモヒート。 -
イチオシ
そしてこれよこれ♪
キューバのピザ(ノ・∀・)ノイェーイ
このほぼ具が乗ってないのがキューバ(笑) -
La Taberna del Son
キューバにしちゃ洒落てるお店だったわ♪
ごちそうさまー(ノ゚∀゚)ノ -
ついでにレストランの目の前に行列出来てたこの屋台も見たろ。
なんだろ? -
ん?油だね。
-
砂糖いっぱいのチュロスだぁ!!
こんなの食べちゃうからセルフラマダンなのに、痩せないんだなぁ(笑) -
ハイチーズ(゚Д゚*)ノィェーィ!
-
ハバナっ子はみんな、ハバナを「ラ・アヴァナ」って呼んでいて、誇りに思っているようでした。
-
古い車も手入れを繰り返して、大事に大事に使ってて、
-
キューバの偉人の事も誇りに思ってる。
フィデルカストロ議長とかね。 -
ちなみにフィデルカストロは共産主義者で、1959年のキューバ革命でアメリカ合衆国の事実上の傀儡政権であったバティスタ政権を武力で倒し、キューバを社会主義国家に変えた英雄。
少なくともキューバ人にとってはね。 -
キューバ革命によって同国の最高指導者となり、首相に就任し、1965年から2011年までキューバ共産党中央委員会第一書記を、1976年より2008年まで国家評議会議長(国家元首)兼閣僚評議会議長(首相)を務めました。
キューバ革命の英雄という評価と独裁者としての批判との賛否があるけれど、賛はキューバ国内の声で、否は西側諸国の声でしょうがね。 -
街中に急に洞窟みたいなのが出現。
ドラクエみたいだな…。 -
どれどれ?
スペイン語は分からんのよ…。
1565年から1592年に作られた水道管?みたいな事が書いてある、ような気がする(笑) -
えっ(;゚д゚)!?
1592年?
日本なら豊臣秀吉による文禄の役のときじゃねーか!?
朝鮮遠征軍のことね。 -
イチオシ
すげぇ、歴史ある遺構だな…。
このホテルも古そう。
日本の古いとはまた違った、良いクラシカルな感じよね。 -
広場周辺ではキューバのサルサ♪♪
おじさんのカメラ目線最高です!! -
街中で陽気なキューバンリズムが奏でられていて、非常にリラックスした雰囲気で楽しいなぁ♪♪
-
街歩きしていると、ふと目に留まったものが、
-
ん?
これ、チェゲバラの置物だっ!!
絶対欲しい!!
↑
人と感覚違うんです(笑) -
チェゲバラや、フィデルカストロなどキューバゆかりの偉人たちがお土産として売られてるの。
ちょっと不思議な感じですけど、絶対買うやつです。←なので、人と違う感性なんですわたし -
うふふ、満足ですのよ。
-
突然ですが、皆様はブエナビスタソシアルクラブというバンドをご存知でしょうか?
ライクーダーというアメリカ人がキューバ国外にはほとんど知られていなかったキューバ人の老ミュージシャンとセッションを行ったことがきっかけとなり結成されたバンドです。 -
イチオシ
1997年にライクーダーが制作したキューバ音楽のアルバムで参加アーティストのほとんどが会員制音楽クラブの所属だったとしてタイトルもそのまま『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』となりました。
このアルバムは欧米の音楽ファンを中心に世界中でヒットし、ワールドツアーが組まれたのでした。
極東の日本人ですら大好きなのですから、その影響力たるや…。 -
イチオシ
おじいさん達が奏でるキューバのリズムは最高でした。
いつまでも、いつまでもずっと変わらず聞いていたい音楽です。
古き良きラ・アヴァナは永遠に。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
やれば出来る弾丸シリーズ(現地3泊でもここまで行ける)
-
前の旅行記
現地滞在72時間の弾丸かりぶ3「9年ぶりのハバナで移り往く郷愁に想いを寄せる編」8/15朝~午前
2019/08/14~
ハバナ
-
次の旅行記
現地滞在72時間の弾丸かりぶ5「世界一クラシックカーが似合う街編」8/15午後
2019/08/14~
ハバナ
-
現地滞在72時間の弾丸あめりか1「元祖摩天楼シカゴを上から目線で見る編」8/14
2019/08/14~
シカゴ
-
現地滞在72時間の弾丸あめりか2「アートなシカゴを横から恭しく見る編」8/14午後
2019/08/14~
シカゴ
-
現地滞在72時間の弾丸かりぶ3「9年ぶりのハバナで移り往く郷愁に想いを寄せる編」8/15朝~午前
2019/08/14~
ハバナ
-
現地滞在72時間の弾丸かりぶ4「古き良きキューバのリズムはいつまでも編」8/15午前~午後
2019/08/14~
ハバナ
-
現地滞在72時間の弾丸かりぶ5「世界一クラシックカーが似合う街編」8/15午後
2019/08/14~
ハバナ
-
現地滞在72時間の弾丸かりぶ6「伝説よ、いつまでも編」8/15午後
2019/08/14~
ハバナ
-
現地滞在72時間の弾丸かりぶ7「Ver un espectáculo en un hotel de lujo...
2019/08/14~
ハバナ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハバナ(キューバ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ やれば出来る弾丸シリーズ(現地3泊でもここまで行ける)
0
54