
2013/04/27 - 2013/05/06
727位(同エリア818件中)
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キューバを訪問(2013年4月〜5月)
首都ハバナからバスでトリニダー、サンティアゴ・デ・クーバへ。サンティアゴから飛行機でハバナへと帰還。
スペイン時代そのままの街並みを歩き、ソンやルンバなどのキューバ音楽を聴き、街を走り回る50年前のアメリカン・クラシックカーを眺め、社会主義国ならではの風情を味わい、モヒートやダイキリを飲み、キューバ野球を観戦した。
★★★メインブログの詳細記事はこちら↓★★★
キューバの旅
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1950年代のアメ車がたくさん!クラシックカーの街「ハバナ」(キューバ)
https://search-ethnic.com/travel/habana-classiccar/
キューバ野球観戦 in ラティーノ・アメリカーノ球場(キューバ・ハバナ)
https://search-ethnic.com/travel/cuba-baseball/
♪ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)
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「チェ28歳の革命」「チェ39歳別れの手紙」世界で一番格好いい男、ゲバラを描いた2部作
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★★★関連記事↓★★★
世界の旧市街42カ所ご紹介(アジア・中南米・アフリカ・ヨーロッパ:世界遺産33カ所)
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世界の街角で聴いた音楽♪(②ストリート・店頭ライブ・クラブ.etc編)
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スペイン風の街並みが魅力♪中南米のコロニアルタウン《おすすめ》7都市
https://search-ethnic.com/travel/latinoamerica-colonial-town/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアカナダ クバーナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
キューバへのアクセスは、エアカナダのトロント経由で。
ハバナまでは、乗り継ぎ合わせて18時間ほどかかった。
入国審査はほぼノーチェック、荷物を受け取り、両替を済ませ、タクシーカウンターでタクシーを手配した。
なお、キューバに行くには「ツーリストカード」を日本で取得しておく必要がある(2013年当時)。
★★★詳細記事はこちら ↓ ★★★
キューバの首都「ハバナ」へ! 成田からエアカナダのトロント経由で18時間
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空港からタクシーで、予約していた「ホテル・ベダード」(Hotel Vedado)へと向かった。
運賃は30CUC(3,000円)
「ホテル・ベダード」はハバナの新市街にある。
ホテルには30分ほどで到着した。 -
荷物を置いた後、夕食を食べに街へと向かう。
大通りの角に繁盛しているお店があったので、そこに入る。
すぐにウェイターのお姉さんがやってきて、モヒートとチキンプレートを注文(15CUC:1,500円)
店内ではバンドがラテン音楽を演奏していた。
近くに座っていたホンジュラス人とメキシコ人の医大生に話し掛けられ、一緒に音楽を楽しみながらお酒を味わった。
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キューバの首都「ハバナ」へ! 成田からエアカナダのトロント経由で18時間
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翌朝、ホテルを出て、歩いて旧市街へと向かう。
写真は新市街の街並み。
さすがキューバ、クラシックかーが多く走っている。
パステルカラーの建物と、行き交うクラシックカーを眺めながら歩いていると、海が見えてきた。「マレコン通り」(Malecon)だ。 -
「マレコン通り」は、新市街と旧市街に連なる「セントロ・アバーナ地区」(Centro Havbana)とを結ぶ海岸沿いの通りで、ハバナで一番有名な通り。
青い海に沿って遊歩道があり、人々が散歩していたり、音楽を奏でていたり、釣りをしていたりするキューバ市民の憩いの場である。 -
イチオシ
マレコン通りを抜け、セントロ・アバーナ地区へと入る。
この界隈は世界遺産には登録されていないが、登録されている「ラ・アバーナ・ビエハ地区」と遜色ないくらい、コロニアル時代の雰囲気溢れる場所だ。
ハバナの庶民の暮らしを垣間見れるエリアでもある。
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ハバナ新市街から「マレコン通り」を歩いてセントロ・アバーナ地区へ(キューバ)
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セントロ・アバーナ地区を歩いていくと、大通りにぶつかる。プラド通りだ。
この通り沿いには、「ガルシア・ロルカ劇場」や「旧国会議事堂(カピトリオ)」などの史跡が並ぶ。
写真は「ガルシア・ロルカ劇場」 -
こちらは、「旧国会議事堂(カピトリオ)」
-
こちらは、「セントラル公園」
セントラル公園から東に向かうと、旧市街のメインストリート「オビスポ通り」(Calle Obispo)だ。 -
オビスポ通りは、セントラル公園から「アルマス広場」(Plaza de Armas)へと続く、約1Kmほどの通り。
道には植民地時代の石畳が敷かれ、当時からの古い建物が軒を連ねる。
音楽が聴こえて来るレストランやバー、カフェや土産物屋だけでなく、地元の人が通う昔ながらの雑貨屋さんやアイスクリーム屋さんなどもあり、旧市街の中でも特に華やいでいる通りだ。
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キューバ・ハバナ旧市街|オビスポ通りとカテドラル、ビエハ広場を歩く
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スペイン風の建物が並ぶ旧市街の風景。
-
こちらは、旧市街にある「カテドラル」
創建は1555年だが、現在の建物は1704年の建立。
キューバ風のバロックスタイルで、その重厚感はなかなかのもの。 -
カテドラルの内部に入ると、日曜ミサが行われていた。
革命後、信者の数はかなり減ったそうだが、現在でもキューバ国民の約半数はカトリック教徒であるとのこと。
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キューバ・ハバナ旧市街|オビスポ通りとカテドラル、ビエハ広場を歩く
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旧市街の路地を歩いていると、突然、写真のようなストリートパフォーマーの集団が現れた。
楽団も登場し、路上でのパフォーマンスが始まる。 -
イチオシ
旧市街を抜け、海沿いの大通り「サン・ペドロ通り」へと向かう。
通り沿いには倉庫が並び、壁には「チェ・ゲバラ」の肖像が描かれていた。
肖像の前にはクラシックカーが停まっており、絵になる。
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キューバ・ハバナ旧市街|オビスポ通りとカテドラル、ビエハ広場を歩く
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「サン・ペドロ通り」を道なりに歩いていく。
-
再び、旧市街の路地へと戻り、しばらく歩いていると「ビエハ広場」にぶつかった。
ビエハ広場は、16世紀に作られた歴史ある広場だそうだが、周りの建物を含め、かなり綺麗な広場だ。
なんでも、老朽化が進んでいたこの広場を遺そうという計画が立ち上がり、現在のような綺麗な広場に修復されたのだとか。 -
昼食は「アルマス広場」の近くにあるレストラン「ラ・ミーナ」(La Mina)でいただく。
写真はキューバのビール「クリスタル」 -
食事は、ポークの定食。
ジューシーな焼き豚と、ホクホクのポテト、黒豆と脂を一緒に炊き込んだご飯「モロ」の定食だ。
なかなか美味だった。
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キューバ・ハバナ旧市街|オビスポ通りとカテドラル、ビエハ広場を歩く
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レストラン「ラ・ミーナ」でランチを食べた後、再び旧市街を散策する。
カンカン照りの太陽。かなり暑い。 -
イチオシ
赤いクラシックカー。旧市街の路地を歩いて行く親子。絵になる風景だ。
旧市街を抜け、海沿いをハバナの港を横目に見ながら歩き、ハバナ中央駅へ。
駅から国会議事堂(カピトリオ)まで歩いたところで、暑さと疲れでグロッキー状態になった。
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ハバナの「チャイナタウン」とライブハウス「Casa de la Musica」(キューバ)
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カピトリオの前で「ココタクシー」を掴まえ、ホテルへと戻り、少し休むことにした。
「ココタクシー」は、キューバの黄色いオート三輪のタクシー。
ドライバーは女性だった。 -
夜、夕食を食べに、セントロ・アバーナ地区にある「チャイナタウン」へと向かった。
キューバには人口の約1%、10万人ほどの中国系キューバ人が住んでいると言われている。
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ハバナの「チャイナタウン」とライブハウス「Casa de la Musica」(キューバ)
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中華料理店のうちの1件に入り、チャーハンを注文。
紹興酒はなかったので、ラム酒を頼み、食後にはジャスミン茶を飲んだ(4.4CUC:440円) -
食後、セントラル公園でキューバ人の女性と出会い、話の流れで一緒にライブハウス「カサ・デ・ラ・ムシカ」(Casa de la Musica)に行くことになった。
「カサ・デ・ラ・ムシカ」は、日本のクラブにそっくりな空間で、レゲトンやクバトンなどのキューバの現代音楽が流れていた。
ビールを飲みながら、ノリのいい音楽に体を揺らす。
キューバの今の音楽を味わうことができた。
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ハバナの「チャイナタウン」とライブハウス「Casa de la Musica」(キューバ)
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写真は、1951年製ビュイック・スーパー・リビエラ(51 Buick Super Riviera)
キューバの街には1950年代のアメリカン・クラシックカーがたくさん走っている。 -
1950年製ビュイック・スペシャル(50 Buick Special)
-
1955年製シボレー・ベルエアー(55 Chevrolet Bel Air)
ハバナの街に、なぜクラシックカーがたくさん走っているのか。
それは、アメリカとの関係が影響している。
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1950年代のアメ車がたくさん!クラシックカーの街「ハバナ」(キューバ)
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翌朝、キューバ中部にある古い町「トリニダー」へと向かった。
ハバナからはバスで6時間。午後3時くらいに到着した。 -
「トリニダー」は、人口約7万3千人ほどの町。都会のハバナと比べると、かなりのんびりした雰囲気の地方都市だ。
バスを降りると、さっそく民宿の客引きがやってきた。
客引きのおばちゃんに連れられて行った民宿「カサ・パルティクラル」(Casa Particular)は、旧市街の住宅街の中にある一軒家だった。
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時計が止まってしまったかのような街。キューバの古都「トリニダー」【世界遺産】
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おばちゃんに部屋を見せてもらう。
部屋はそれなりに綺麗。バス・トイレ、A/C付きで20CUC(2,000円)とのこと。
場所もいいし、家族も優しそうだし、いいかも♪
そう思った私は、このカサ「Hostel Glenda」に宿泊することに決めた。 -
部屋に荷物を置き、さっそくトリニダーの街を歩き始める。
青い家とピンクのシボレー。のんびりとした午後のトリニダーの街の風情。 -
街のパノラマを見ようと、市立歴史博物館へと向かう。
市立歴史博物館には塔があり、屋上からはトリニダーの街並みを見下ろせるというのだ。
写真は、市立歴史博物館近くのみやげ市場の様子。 -
市立歴史博物館の塔の上からは、トリニダーの美しい街並みが見渡せた。
赤い瓦屋根の家並み、建物の壁はカラフルなパステルカラー。
遠くには青々と繁った緑の山並みが見える。
のんびりとした世界遺産トリニダーの風景。
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時計が止まってしまったかのような街。キューバの古都「トリニダー」【世界遺産】
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イチオシ
ディエゴ・デ・ベラスケスによって1514年に築かれたトリニダーの町。
この町は、18~19世紀にかけて、サトウキビのプランテーションと奴隷売買の中心地として栄えた。
奴隷たちは、遠く西アフリカから連れてこられた黒人たちだった。 -
トリニダーには、当時の繁栄を物語るコロニアル風の邸宅がたくさん残されている。
それらは、すべて奴隷を酷使しつつプランテーション経営で財を成した大農場主たちの建物だ。
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時計が止まってしまったかのような街。キューバの古都「トリニダー」【世界遺産】
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19世紀中頃、奴隷貿易が廃止されると、トリニダーの町は衰退していった。
歴史から取り残されたトリニダーの町。まさに時計が止まってしまったかのような町である。 -
夜、キューバ音楽を聴きに出掛けた。
トリニダーは音楽が盛んな町としても有名だ。
夜になると街のそこここのお店から「ソン」や「サルサ」をはじめとしたキューバ音楽の音色が漏れ聴こえてくる。
最初に入ったのは、「カサ・デ・ラ・トローバ」(Casa de la Trova)という店。
クラシックな雰囲気のライブハウスだ。
店内では伝統音楽「ソン」のバンドが演奏していた。
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時計が止まってしまったかのような街。キューバの古都「トリニダー」【世界遺産】
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イチオシ
「カサ・デ・ラ・トローバ」を出て、マヨール広場へと近づいていくと、ボンゴのリズムと人々の歓声が聴こえてきた。
サンティシマ教会の脇にあるオープンエアのライブハウス「カサ・デ・ラ・ムシカ」(Casa de la Musica)だ。
オープンエアのステージでは、アフロキューバン音楽が演奏されていた。
アフリカらしいリズムとポリフォニー、結構な盛り上がりを見せていた。
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時計が止まってしまったかのような街。キューバの古都「トリニダー」【世界遺産】
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モヒートを飲みながら音楽を聴いていると、「ソン」のバンドが、有名な「Chan Chan」という曲の演奏を始めた。
「Chan Chan」は、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のアルバムのメインともなっている曲で、キューバの街ではこの曲がどこでも演奏されている。
2000年に公開された映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」で初めて聴いた曲で、いつか現地で聴きたいと思っていたので、感慨もひとしお。
♪ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)
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翌日、トリニダー近郊にある、スペイン植民地時代の大規模なサトウキビ農園の史跡を観に行った。
史跡は「ロス・インヘニオス渓谷」として世界遺産にも登録されている。
写真は、トリニダー駅と駅の操車場。 -
結構広々とした操車場には、蒸気機関車や客車などが数台、停まっていた。
駅の向こう側に事務所があり、そこの窓口で「ロス・インヘニオス渓谷」の駅、「マナカ・イスナガ」までの列車のチケットを購入。 -
写真は、トリニダー駅のホーム。
-
こちらが、「マナカ・イスナガ」行きの列車。
この鉄道は、サトウキビを運搬するという目的のため、1880年代に敷設されたのだそう。
現在ではサトウキビの運搬には利用されておらず、観光客用として運行しているのだとのこと。 -
9:30分に列車は出発した。
車内は7割くらいの乗車率で、乗客はすべて観光客。
ミュージシャンが乗っており、ギターを弾き語りしてくれた。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画も掲載しています)★★★
スペイン植民地時代の大規模なサトウキビ農園「ロス・インヘニオス渓谷」【世界遺産】
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列車から見える広大な「ロス・インヘニオス渓谷」の眺め。
「ロス・インヘニオス渓谷」は、サン・ルイス(San Luis)、サンタ・ロサ(Santa Rosa)、メイエル(Meyer)という3つの渓谷の総称だそう。
10:30分に列車は「マナカ・イスナガ」に到着。
15Kmの距離に1時間かかった。 -
写真は「マナカ・イスナガの塔」
塔の高さは45.5m、7階建てで塔の上までは136段の階段を昇る。 -
イチオシ
塔の上から見たロス・インヘニオス渓谷の風景。
「ロス・インヘニオス渓谷」には、植民地時代の18世紀末から19世紀にかけて、大規模なサトウキビ農園が広がっていた。
当時、渓谷には50以上の製糖工場があり、約3万人もの黒人奴隷が工場やプランテーション農場などで働かされていたそう。
「マナカ・イスナガの塔」には、かつて各階に違った音のする鐘が取り付けられていたそうで、その音で労働者たちに終業の合図などを送っていたのだとか。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画も掲載しています)★★★
スペイン植民地時代の大規模なサトウキビ農園「ロス・インヘニオス渓谷」【世界遺産】
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「ロス・インヘニオス渓谷」からトリニダーの街に戻った後、午後はトリニダーの街を散策した。
写真は、米や卵などが売られている商店。
キューバのお店は、カウンターがあって、その向こうにある商品を指差して購入するスタイルのお店が多い。 -
路上でドミノをするおじさんたち。
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イチオシ
ピンクの壁がカラフルな八百屋。
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カサ「Hostel Glenda」での最後の日の夕食は、ちょっと豪華にロブスターを注文しま。
豆のスープと、おこわっぽいご飯、バナナフリッターとポテト、サラダにビールが付いて10CUC(1,000円) -
宿泊したカサ「Hostel Glenda」は、宿を切り盛りしているグレンダがメインで営んでいる民宿。
客引きはグレンダの母であるエンマが担当。
グレンダの祖母やそれぞれの夫、小学生のグレンダの娘もいる4世代家族だ。
スペイン語のみの会話のため、意思疎通は大変だったが、とても親切で温かい家族だった。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画や家族の写真も掲載しています)★★★
キューバ中部の古都「トリニダー」街歩き|キューバの民宿と温かいファミリーもご紹介
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トリニダーからは、バスで「サンティアゴ・デ・クーバ」へと向かった。
サンティアゴ・デ・クーバまでは12時間の行程。
かなりの長旅だ。 -
バスはトリニダーを8時の出発し、夜の20:00にサンティアゴ・デ・クーバに到着。
写真は、バスから見えた野球場。 -
バスターミナルに到着すると、私の名前が書かれたプラカードを持った黒人の男性が待っていた。
トリニダーで宿泊したカサの女主人「グレンダ」が、サンティアゴの友人のカサに泊まれるよう手配してくれると言っていたのだが、無事に話が伝わっていたようだ。 -
緑色の外観をしたサンティアゴのカサ。
カサの名前は、「Alquiler de Habitaciones」
このカサは、トリニダーの「Hostel Glenda」に比べて、あまりフレンドリーではない感じだったが、部屋はまずまず。
ホットシャワーとトイレ、エアコン、朝食付きで25CUC(2,500円) -
夕食は、旧市街の中心「セスペデス広場」(Parque Cespedes)付近にあったファーストフード店でピザとチキン、そして、ビールを注文した(6.4CUC:640円)。
ピザはまあまあ、チキンは結構美味しかった。 -
食後、夜のサンティアゴ・デ・クーバ(通称サンティアゴ)の街を歩く。
サンティアゴは、人口約40万人を擁するキューバ第二の町。
16世紀初頭にスペイン植民地キューバの首都として栄えたこの町は、結構な都会だ。 -
旧市街の中心、セスペデス広場の隣のブロックには、1844年に建設された音楽会館「カサ・デ・ラ・トローバ」(Casa de la Trova)がある。
実は、今回の「サンティアゴ」でのお目当ては、ここ!
このお店で音楽を聴くことを楽しみにしていたのだ。
サンティアゴは、キューバの伝統音楽「ソン」発祥の地。
「カサ・デ・ラ・トローバ」は、サンティアゴで最も有名なライブハウスで、「ソン」を始めとしたキューバ音楽のレベルの高い演奏を聴くことができる。
また、このお店は、映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のミュージシャンとして有名な、エレディア・オチョアやコンパイ・セグンドを輩出した由緒あるお店としても知られている。
演奏は素晴らしかった。
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キューバ音楽「ソン」のふるさと「サンティアゴ・デ・クーバ」でライブ鑑賞♪
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翌日、「サンティアゴ・デ・クーバ」の街を散策。
サンティアゴ・デ・クーバは、キューバ南東部にあるこの国第2の都市で、人口は約40万。
1515年にスペインのコンキスタドール「ディエゴ・デ・ベラスケス」によって造られた歴史ある町。そして、キューバ革命が始まった場所として有名な町だ。
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キューバ革命発祥の地、サンティアゴ・デ・クーバを街歩き♪
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旧市街の中心「セスペデス広場」
広場に面して建つのが「アスンシオン聖堂」(カテドラル)だ。
カテドラルの内部では、地元の人たちがキリストや聖母マリアに真剣に祈りを捧げていた。 -
カテドラルのテラスで体操?が行われていた。
サンティアゴには、肌の色が黒い人が多い。
話によると、サンティアゴ・デ・クーバは、黒人やムラート(黒人と白人の混血)の比率が多く、白人は1割ほどしかいないのだとか。 -
イチオシ
街は結構広く、旧市街は3Km四方ほどの広さ。その周囲に新市街がある。
旧市街は高台の上にある感じで、西側にはサンティアゴ・デ・クーバ湾と港。
サンティアゴは坂の多い街だ。 -
こちらは、黄色い外観が鮮やかな「7月26日モンカダ兵営博物館」
キューバ革命が始まった場所として有名な場所だ。
1953年7月26日、フィデル・カストロ率いる革命軍は、キューバ陸軍の兵が集まる「モンカダ兵営」を襲撃。
この作戦は失敗に終わったが、この襲撃を端緒として革命の火蓋が切って落とされ、1959年1月1日のキューバ革命政権樹立へと歴史は動いていくことになるのだ。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画も掲載しています)★★★
キューバ革命発祥の地、サンティアゴ・デ・クーバを街歩き♪
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こちらは、「サンタ・イフィヘニア墓地」
旧市街の中心、セスペデス広場から約3Kmほどのところにある。
ここは、かなり大きな墓地で、ラム酒王「エミリオ・バカルディ」の墓やブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのミュージシャン、「コンパイ・セグンド」の墓、モンカダ兵営襲撃で亡くなった兵士たちの墓など、たくさんの有名人の墓がある。 -
ここは、政府が運営するという国産ラム酒「ハバナ・クラブ」や葉巻「コイーバ」を売るお店。
ラム酒は、サトウキビを蒸留して造られるキューバ特産のお酒。
モヒートやマイタイ、ピニャコラーダ、ダイキリ、キューバリブレなど、カクテルのベースとして使われる人気のお酒だ。 -
こちらは、キューバ産の葉巻「コイーバ」(COHIBA)
最も知名度の高い高級ブランドの葉巻として、世界中のユーザーに愛されている葉巻だ。
右にあるのは、「コイーバ・シガレット」 -
サンティアゴ・デ・クーバのカラフルな街並み。
-
旧市街の中心「セスペデス広場」界隈の繁華街。
ここにある食堂でランチをいただいた。 -
チキンの定食(ライス、サラダ付き)とコーラを注文(8CUC:800円)
陽気な黒人のお姉さんが注文を受けてくれた。
味は、そこそこな感じ。 -
午後は、サンティアゴ市街から南へ約10Kmほどの場所にある「モロ要塞」を訪れた。ここは世界遺産にも登録されている。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画も掲載しています)★★★
カリブ海の絶景が見渡せる「モロ要塞」を観光(キューバ)【世界遺産】
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「モロ要塞」は、海賊の襲撃を防ぐ目的で1643年に造られた要塞。
カリブ海に面したサンティアゴ・デ・クーバ湾の入り口にあり、海面からの高さは約60m、要塞の下部には武器庫があり、上部には宿舎や礼拝堂、牢獄などがある。 -
要塞には、先生らしき男性や女性に引率された子供たちの集団がいた。
全員カラフルな服装。黄色い声でかなりはしゃいでいた。 -
翌日、飛行機でハバナへと向かった。
9:55分発のクバーナ航空CU985便。ハバナへは11:30に到着予定。
しかしながら、飛行機の出発は随分遅れ、サンティアゴを出発したのは、結局11時半頃だった。 -
14時頃、ハバナに到着し、セントロ・ハバナ地区にあるカサ「Alquiler de Habitacione」(25CUC:2,500円)に宿泊。
トイレ・シャワーは共同、A/C、朝食が付いている。
このカサ、宿の人は別のところにいるようで、ほとんど顔を出すことはなく、貸アパートのような感じだった。 -
カサのテラスから見た眺め。
セントロ・ハバナの街路と、道を行き交う人々やクラシックカーが見える。 -
荷を置いて、すぐに街へと出掛けた。
歩いてすぐのところに繁華街があり、人民向けのサンドイッチ屋があったので、そこで遅めのランチをとる。
サンドイッチ2つとジュースで、MN25(100円)。
人民ペソ(MN)を使ったのは初めてだったが、キューバ人民向けの売値で、かなり安い。 -
ここのサンドイッチ屋、かなり気に入ってしまったので、夕食の時間にも食べに来てしまった。
店頭に置かれていて気になっていた「お弁当」を購入。ビールと合わせて3CUC(300円)
CUC払いにしても破格の安さだ。 -
食後、旧市街の目抜き通り「オビスポ通り」の入り口にあるバー&レストラン「フロリディータ」に行った。
このお店は、ノーベル賞作家「アーネスト・ヘミングウェイ」が通い詰めたお店として有名な店。
★★★詳細記事はこちら ↓ ★★★
ヘミングウェイゆかりのバー「フロリディータ」と「ボデギータ」(キューバ・ハバナ)
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お店に入って左側のカウンターの隅には、ヘミングウェイの実物大の銅像がある。
いつもこの場所に座って、砂糖抜きのダイキリ「パパ・ヘミングウェイ」を飲んでいたそうだ。 -
イチオシ
写真は、ヘミングウェイが愛飲していた「フローズン・ダイキリ」(6CUC:600円)
キューバ特産のラム酒に、ライム、砂糖、氷を入れて作ったラムベースのカクテルの代表格だ。 -
こちらは、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」(La Bodeguita del Medio)
このお店もヘミングウェイが通ったお店として有名で、入口のカウンターバーの壁には、ヘミングウェイのサインや写真がある。 -
「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」は、1942年に開店したバー&レストラン。
このお店は、ヘミングウェイだけでなく、ガルシア・マルケスやット・キング・コール、マレーネ・ディートリッヒなど、たくさんの有名人の常連がいたそうだ。 -
写真は、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」のモヒート(4CUC:400円)
ヘミングウェイは、このお店に通い詰め、
「わがダイキリはフロリディータにて、わがモヒートはボデギータにて」
との言葉を残したそうだ。
★★★詳細記事はこちら ↓ ★★★
ヘミングウェイゆかりのバー「フロリディータ」と「ボデギータ」(キューバ・ハバナ)
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ハバナではキューバ野球も観戦した。
訪れたのは、ハバナを本拠地とするキューバ屈指の名門チーム「レオネス・デ・インダストリアレス」(Leones de Industriales)のホームグラウンド「ラティーノ・アメリカーノ球場」(Estadio Latinoamericano)
キューバ野球については、ガイドブックにも載っていないし、驚くほど情報がなかった。
宿の人やレストランのウェイターなどに聞いて、試合の日時や球場の場所を教えてもらい、ようやく試合が行われる球場に行くことができた。
★★★詳細記事はこちら ↓(動画も掲載しています)★★★
キューバ野球観戦 in ラティーノ・アメリカーノ球場(キューバ・ハバナ)
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イチオシ
入り口の通路を抜けると、すり鉢状の青い観客席と、その中心に広がる天然芝のグラウンドが目に飛び込んできた。
鮮やかな緑のグラウンドとベース部分の土の色。馴染み深い「野球場」の風景。 -
「レオネス・デ・インダストリアレス」は、全国にファンを持つ人気チーム。
チームカラーはロイヤルブルー。チームは「ブルーライオンズ」の愛称で親しまれている。
客席の応援は、日本のような応援歌を歌うのではなく、メジャーリーグのようにそれぞれがヤジを飛ばしたり、笛を吹いたりする感じ。
プレーに反応して叫んだり、所々で議論が巻き起こっていたりと、なかなか面白い。 -
試合は、対戦相手の「ピナール・デル・リオ」が優勢。
試合ではホームランも飛び出した。
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キューバ野球観戦 in ラティーノ・アメリカーノ球場(キューバ・ハバナ)
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写真は、ハバナの団地の空き地で草野球をする子供たち。
キューバでは、子供たちがするスポーツはもっぱら野球。
「オマール・リナレス」や「ユニエスキ・グリエル」、「アロルディス・チャップマン」といったスター選手が彼らのヒーローなのだ。 -
キューバ旅ラストの日。
再び、ハバナを散策する。
キューバの英雄「チェ・ゲバラ」。現在でも、キューバではゲバラは国民のカリスマだ。国じゅうの至る所にゲバラの肖像が掲げられている。
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キューバの英雄「チェ・ゲバラ」とキューバのラム酒「ハバナ・クラブ」
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キューバのお酒と言えば「ラム酒」
その中でも、キューバを代表するラム酒として有名なのが「ハバナ・クラブ」(Havana Club)だ。
そんな「ハバナ・クラブ」の歴史と製造過程を知ることのできる施設が、「ラム酒ハバナ・クラブ博物館」(Museo del Ron Havana Club)である。
入場料は、7CUC(700円)。 -
見学は、ガイドが案内してくれるスタイルになっていて、ガイドツアーは所要30分。
ガイドツアーはスペイン語と英語があった。
館内には、圧搾機やラム酒工場の模型、蒸留に使われるタンク、熟成に使われる樽などが展示されている。 -
館内にあるバーでラム酒のテイスティングもできる。
もちろん、テイスティングした。
芳醇な香りと味わいのラム酒は、さすがの美味しさ。
このバーでは、「モヒート」や「キューバ・リブレ」など、ラムベースのカクテルを注文することもできる。
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キューバの英雄「チェ・ゲバラ」とキューバのラム酒「ハバナ・クラブ」
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ランチはオビスポ通り沿いのレストランでいただいた。
ビールとサンドイッチで4.75CUC(475円)
店内では、「ソン」のバンドが演奏していた。 -
食後、オビスポ通りで、ココナッツアイスクリームを食べる。
ココナッツの実をくり抜いた中に、濃厚なココナッツアイスクリームが詰まっていて、とても美味しい。
1つMN10(42円) -
午後は、新市街にある「革命広場」にも訪れた。
写真は、有名な内務省の「チェ・ゲバラ」の肖像。 -
夕方は、ハバナの海沿いでのんびり。
今日で、ハバナとも、キューバともお別れ。
少し感傷的な気分になりながら海と釣りをする人たちを眺める。 -
夕食は、アルマス広場に面したレストラン「ラ・ミーナ」(La Mina)でビーフジャーク定食とビール(12CUC:1200円)を味わう。
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夜、新市街のベダード地区にあるジャズバー「ラ・ソーラ・イ・エル・クエルボ」(La Zorra y El Cuervo)でジャズの演奏を楽しむ。
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翌朝、早朝の5時に起床。6時に宿の前にタクシーが迎えに来ていた。
クラシックなポンティアックに乗って、早朝のハバナの道を空港へと向かう。
タクシーの運ちゃんは、ベースボールの話をしてきた。
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