北鎌倉・線路沿い道路下の側溝の泥さらい

2020/11/16 - 2020/11/16

　JR北鎌倉駅から明月院通りまでの線路沿い道路には側溝がない。道路下に線路との間が1m余りあり、ここにこの道路の側溝がある。道路に側溝がなく、JR東日本が所管する土地にその側溝があるとは驚きだ。この道路は鎌倉市の市道であろうが、下のJR東日本側に側溝があるのは、この道路の下には旧帝国海軍の水道管が埋設されているからだろう。戦前は鉄道省よりも海軍省の方が力があったのであろう。今は鎌倉市の市道と横須賀市の水道管ということで所管が変わっている。
　勿論、この側溝も流れ込む土砂が底に溜まる。しかし、ここの泥さらいは大変なはずだ。道路端には鉄柵があり、側溝は道路よりも低い線路面にある。しかも線路との間にはフェンスなどもない。線路脇で作業をするとしたら一般的にはJR横須賀線の終電後の深夜から始発電車が走行する前の早朝までに限られるであろう。そうでなければ、電車がその場を徐行して側溝の泥さらいの作業を実施することになろうか。しかし、それではダイヤに遅れが生じ、横須賀線のみならず宇都宮線（東北本線）にまで影響が及ぶことになる。
　青いプラスチック製の丸いザルに側溝に溜まった泥や砂を入れ、4、5段重ねで線路沿いに並べられている。そのザルの数は数100に及ぶであろう。
（表紙写真は

エリア 鎌倉(神奈川)

線路沿いに並べられたザル。

線路沿いに並べられたザル。

側溝と線路の間の土も削っているのか？