2020/10/30 - 2020/10/31
104位(同エリア326件中)
れいろんさん
久しぶりに4travel友達の夏への扉さんから連絡がありました。
「11月の文化の日の飛び石連休に合わせて、大分へ行ってSAKURAさんと会って国東半島を案内して貰うことになったので、れいろんさんも一緒にどうですか?」
大分は今年(2020年)1月に国東半島と別府に行ってきたところだし、既にその翌週、別の4travel友達(クサポンさん)と沖縄旅行の予定が入っているし・・・。
うん? そうしたら、2つの旅行を繋げちゃえば良いじゃん?
夏への扉さんも大分の後、福岡に移動するようだし、私は福岡から那覇に飛べば良いし。
久しぶりの長旅(2週間旅)も楽しみです。
国東には、前回、行きたくなってしまった姫島があるし、そこを主眼にしよう!
まず、初日は一人で姫島へ行ってきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
空港でレンタカーを借り、途中で道の駅に寄って特産のミカン(なんと一袋200円!)を購入した後は、一路、伊美の姫島フェリーの乗り場へ。
-
12時10分発のフェリーに乗るためです。
姫島と半島(伊美)間は姫島村営のフェリーが12往復しています。
だいたい6時前から20時前まで、1時間に1本程度の運航間隔です。 -
まず、切符を買わなくちゃね。
-
片道580円。
往復で買っても価格は同じです。 -
姫島は2013年に日本ジオパークに認定されています。
私が姫島に来たかったのもこのためです。 -
フェリーが姫島から到着し、下船客を待って、乗り込みます。
この日はぽかぽか陽気のいいお天気。
2階のデッキ席で眺めを楽しみましょう。 -
出航~。
-
行ってきま~す。
-
運行時間はおよそ20分だそう。
-
伊美港の堤防の先には姫島の姿が。
綺麗な紡錘形の山は矢筈岳。
姫島は4つの火山島が砂州でつながって1つの島になったもの。 -
こちらは西側の達磨山。
矢筈岳と達磨山のちょうど真ん中あたり、トンボロ地形の部分に、島で一番大きな集落があり、港や村役場などが集まっているようです。 -
北西側には山口県が臨めます。
姫島は瀬戸内海国立公園なんですねぇ。 -
矢筈岳を横目に姫島港へ到着です。
-
立派なフェリーターミナルがあります。
-
振り向けば国東半島の山々。
なかなか迫力のある山容です。 -
水面がきらきら。
「姫島の人たちは、こういう風景を見ているんだなぁ」と、感慨深い。
すぐそこに見えているのに、船に乗らなければ行けない山々。 -
20分足らずの乗船だけれど、自分の都合のままに行ったり来たりが難しい・・・。
たった半日の観光客である私も、気ままにレンタカーを走らせるだけでは駄目で、事前にフェリーの時刻表と睨めっこしました。 -
さて、下船しましょう。
船の1階は手前に小上り、奥に椅子席でした。 -
フェリーは姫島に着岸しました。
通常は折り返しですが、お昼なので、この便は30分停泊します。 -
来ましたよ~。姫島!
島の全域が姫島村で、大分県唯一の「村」だそうです。 -
港を背にまず向かうのは食堂です。
-
ちゃっと、お昼ご飯を食べてしまいます。
姫島は昼時間に営業している食堂が3軒しかなく、どこも通し営業をしていないと聞いていたからです。 -
「ちゃっと」といっても、名物は外しませんよ。
姫島と言えば、車えびか・・・ -
姫島たこ(蛸)です。
たことえびの天丼、美味しそう~。 -
でも、今回は車えびフライ定食をいただきます。
1500円(税抜き)と、まあまあのお値段ですが、大きな車えびフライが2本、小鉢もついて、満足。
更に、姫島の観光キャンペーン(?)で食事が2割引(お土産の購入は3割引)で大満足! -
食後は目的地へ一直線。
途中、雰囲気のある民家や、旧専売公社(塩専売)の倉庫を横目に、姫島七不思議の一つ「浮洲」を遠目に、塀の上の猫に後ろ髪を引かれながら、どんどん行きます。 -
ツワブキの黄色、綺麗だな。
-
島の北西、観音崎の下へ着いたら、住民の方が置いてくださっている木杖を手に、山道をガシガシ登ります。
ひと頑張りで「観音崎火口」が見下ろせる展望台へ。 -
はいっ! この窪みが火口なんて不思議だねぇ。
でも、ここが目的地ではありません。
さらに横道をさくさく進み、最後に急こう配の階段を下りて・・・ -
やっと目的地へ。
私が見たかったのは「これ」! -
これよ、これ!
うう、美しい~! -
更にアップで。
太陽光にピカピカ光る「これ」は・・・ -
「黒曜石」の露頭です!
姫島のこの露頭は「白い(※)黒曜石」として有名です。
国指定の天然記念物なんですよっ!
※乳灰色~乳白色 -
Wikipediaによれば、「海底から高さ約40m、幅約120mにわたって黒曜石の層が露出している」とのことで、姫島村作成のパンフレットにも海岸から黒曜石の露岩を写した写真が載っているので、てっきり、海岸へ降りて見学できると思っていたのですが・・・
-
残念ながら、海岸には降りられないようになっていました。
-
くっそ~、波に濡れてつやつやしたところが見たいのにぃ!
海岸から、黒曜石の崖を見上げたいのにぃぃぃ~~! -
まあ、少し冷静になりましょう。
表示板の後ろのこの塊も、なかなか立派なのもです。 -
つるつる、つやつやです。
石に興味のない人でも、さすがに「黒曜石」は知っているでしょう?
ガラス質で、割ると鋭利な断面(貝殻状断口)が出現するので、先史時代からナイフや鏃や槍の穂先として使われてきた、人の生活に近い石です。 -
海岸に降りて、写真を撮りまくり、再度登り返す‥と思っていたのに、降りられないので、時間的なゆとりができました。
朝、買ってきたミカンでも食べようっと。 -
それから、このお堂の説明もしちゃおう。
姫島七不思議のひとつ「仙人堂」。大晦日の夜、債鬼に追われた善人を千人かくまうことができると言われているのだとか。
姫島でも、国東半島同様、債鬼にかかわる伝説があるのですね。
で、この仙人堂は黒曜石の素晴らしい岩塊の上にコンクリートでしっかり建てられています。 -
さて、港へ戻りましょうか。
(※ 因みにここは天然記念物に指定されているので、黒曜石の持ち帰りはできません。)
途中で、パーライトの原料として採石されていたという「気泡を多く含む乳白色の溶岩(すごく、脆い)」を2個ほど連れて帰ってきました。 -
海岸まで降りれなかったので、予定していた便の1本前に乗船できそう。
港へ急げ、急げ~。
民家の裏路地に猫ちゃんいました~。 うん、猫ロスタイム発生。 -
仕方ないね。予定の船に乗ることにして、紐で遊びましょうかね。
・・・あれっ・・・遊ばないねぇ。 -
「遊ばないけど、撫ぜてくれろ!」
大人猫でしたぁ。良いよ、撫ぜるよ~。 -
近くに別の仔もいたよ~。
こっちの仔は遊びたそうね。 -
「この子はまだ赤ちゃんだから、あなたとは遊ばせませんよ。」
・・・お母さん!! -
いつも思うのだけれど、お母さん猫ってしっかりしているねぇ。
ということで、猫ロスタイムは最小限の5分ほど・・・ -
で、15時20分の船に乗れちゃいました。
(当初は16時30分発に乗船するつもりでした。) -
帰りは二階の小上りで寝そべりながら帰ります。
だって、船から降りたら、ちょっと長い運転が待っているのですから。 -
この日の宿泊は別府北浜のホテルエール。
温泉付きのビジネスホテルです。
ダブルルームのシングルユース。ソファも置かれた部屋はなかなか広い。
(このホテルは、航空券とホテルを別に検討していた時に、夏への扉さんに教えてもらいました。)
ホテルの詳細は夏への扉さんの旅行記でどうぞ。
↓
https://4travel.jp/travelogue/11658896 -
今回、JALのダイナミックパッケージ(GOTOトラベル利用)の片道プランを利用したのですが、一人で宿泊できるホテルが国東半島エリアになかったので、別府までやってきました。
姫島からの帰り、交通量の多い場所で、暗くなってからの運転になってしまい、ちょっと疲れてしまいました。
ホテルご自慢の温泉でゆっくりしましょう。 -
さて、翌朝の写真です。
私の部屋は海とは反対向きで、隣のファミリーレストラン(レンガ色の屋根)ヴュー。
トキハ・デパートも見えますが・・・ -
良く言えば、駅方面の眺め、別府の山ヴューでした。
これから、SAKURAさん、夏への扉さんと合流するために、大分空港へ向かいます。
(国東エリアへ泊まることができれば、必要のなかった移動なんですけれどね。)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2020年10月~11月 久しぶりの長旅@大分、壱岐、沖縄旅行
-
今年2度目の国東半島@まず一人で姫島へ!
2020/10/30~
国東(くにさき)・姫島
-
不信心者(私)が2日をかけてゆっくり巡る@国東・六郷満山
2020/10/31~
国東(くにさき)・姫島
-
雨の1日、城下町杵築散策、宇佐神宮お参りを経て福岡へ。(おまけの福岡オフ会)
2020/11/02~
住吉浜・杵築
-
福岡から魅力あふれる歴史の島・壱岐へ!
2020/11/03~
壱岐
-
長島&大島(二次離島)を壱岐ちゃりで走りたい!
2020/11/04~
壱岐
-
座間味&那覇 11月の沖縄大人女史(マダム)旅
2020/11/06~
慶良間諸島
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (6)
-
- ムロろ~んさん 2020/12/16 21:40:41
- 車えび(^_-)-☆
- こんばんは、ムロろ~んです。
大分へ行かれた旅行記を拝見しました。
実は今日、別府温泉から戻って来ました。
家でホッとしている時にれいろんさんの旅行記を拝見したんです(^_-)-☆。
車えびも空港のレストランで有名だと聞いたんです。
値段も張る高級なものらしいと聞いてビックリしたんです。
大分も魅力ある料理がたくさんあるので、好きで旅したくなるんです。
別府温泉に泊まられた宿、場所も分かりました(´艸`*)。
トキハデパートも近いですし、私もあそこでお土産を買っちゃいましたよ。
便利なロケーションですよね(^_-)-☆。
ムロろ~ん(-人-)
- れいろんさん からの返信 2020/12/17 13:54:37
- RE: 車えび(^_-)-☆
- ムロろ〜んさん、こんにちは。
ムロたんは、いろいろな所に行かれていますねぇ〜。
別府温泉の他には、どこへ行かれたのかな?
車エビ、お安くはないのですが美味しかったです。
もっと時間があって同行者がいたら、車エビ三昧御膳みたいなお刺身や塩焼の付いた物が食べたかったんですけれど。
うん、大分って隠れたグルメ県だと思います。
中津からあげや、大分とり天、豊後牛などなど、お肉関係が有名ですが、海鮮も、関アジ・関サバのほか、牡蠣や穴子、そして車エビなど本当に美味しいですよね。
車エビ、お安くはないのですが美味しかったですよ。
もっと時間があって同行者がいたら、車エビのお刺身や塩焼の付いた「車エビ三昧御膳」が食べたかったですね。
ムロたんの大分旅行記、楽しみにしています〜。
れいろん
-
- みさぱぱさん 2020/11/18 12:20:16
- 乳白色のobsidian?
- れいろんさん
こんにちは,みさぱぱです.
いつもれいろんさんの旅行記では地学的な視点がとても楽しみなのですが,
何と今回は黒色ではない乳白色の黒曜石なんてあるのですね!
不勉強はもので初めて知りました.
黒くない黒曜石,鉱物岩石は色合いでネーミングするようなので,ちょっと現物の色に違和感を感じますけど,obsidianと言ってしまえば違和感ないかもです (^^)
天然記念物の指定地域に隣接している海岸で拾えそうな気もしますが,だめかなぁ?
大分の姫島ですね.しっかりメモっておきます.
この先の二週間の旅行記を楽しみにしています.
みさぱぱ
- れいろんさん からの返信 2020/11/18 23:17:16
- RE: 乳白色のobsidian?
- みさぱぱさん、こんばんは。
メッセージありがとうございます。
姫島の黒曜石露頭、ぜひぜひ行かれてください。
乳灰色〜乳白色の露頭 = 断崖に感動されることと思います。
みさぱぱさんのおっしゃるように黒曜石という綺麗な名前は、ガラス質の漆黒の輝き由来なのでしょうけれど、茶色や青〜緑がかっているものもあるそうです。
北海道の白滝村や、長野県の和田峠周辺など、天然記念物になっていなくても、黒曜石の採取は禁止されている(理由は国立公園だからなど)ケースが多いですよね。
やはり、拾って連れて来たくなるのが石拾い人の性ですが、そこは我慢がまんでした。
みさぱぱさんご夫妻は、また、津軽西海岸ドライブ&石拾いへ行かれたんですね。
羨ましいです。私もまた津軽半島へ行きたいです。
れいろん
-
- tanupamさん 2020/11/16 20:41:41
- 姫島
- れいろんさん
こんばんは
姫島旅行記、見どころ違いますね。
私もひそかに姫島いつかは行くつもりにしているんですけど
れいろんさんのように目的持って行かないような気もします。
ほんの数時間の滞在だけでも、主だった目的は達しているんですよね。
小さな島のようですし、車えび食べて、一周しておしまいかな・・。
ところで、島では歩きでしょうか?
電気自動車のようなものがあるやに聞いたことあるんですが・・。
それにしても、壱岐との連続行程ですよね。
長期間旅行羨ましい限りです。
tanupam
- れいろんさん からの返信 2020/11/17 08:20:25
- Re: 姫島
- tanupamさん、メッセージありがとう。
今回の姫島は黒曜石露頭一本勝負だったけれど、まだ、見たい所はあったんです。
拍子水、拍子水温泉への入浴、姫島灯台、大海のコンボリュートラミナなどは次回の宿題です。
島に泊まらないと、どうしても1時間1本のフェリースケジュールに縛られちゃうし、この時期はすぐ暗くなっちゃうし・・・。
島内1周は北側に道の付いていない場所があるので、できないかも・・・ですが、レンタサイクルや、tanupamさんが書いたとおり、2人乗りの超小型電動モビリティ「タジマ ジャイアン」のレンタルもありますよ。
電動自動車のレンタル料はなかなか高いようです。(1時間3,000円)
れいろん
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2020年10月~11月 久しぶりの長旅@大分、壱岐、沖縄旅行
6
53