信州の旅⑨　別所温泉の古刹社寺めぐりの後「そば久」でランチして、外湯の共同浴場「大湯」に入る

2020/10/13 - 2020/10/15

　2020/10/15(木）晴れ
信州２泊３日の旅の最終日、別所温泉の定番の古刹３寺１社を廻りました。
その後、予め決めておいた常楽寺近くの「そば久」で天ざる蕎麦のランチ。
はからずも地域共通クーポンが使えるお店でホントに良かった　(^_^)v
その後、宿で貰った外湯入浴券で共同浴場「大湯」に立ち寄り湯しました。

エリア 別所温泉(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前中「安楽寺」の「国宝八角三重塔」などを３時間かけて歩いて巡りました

12：20　予め調べておいた常楽寺近くの「そば久」に向かいます

石臼挽き手打ちそばの一軒屋のお店です

そば久 グルメ・レストラン

今日中に地域共通クーポン5,000円分を消化しなければならないので、それが使えるという入口の青いポスターがとても嬉しい

４人掛けのテーブルが６卓あります。
私は運よく待たずに入口に近い席に座れましたが丁度満席です。
「一人なので相席でもいいですよ」と言うと
「コロナの関係でそれは出来ないので大丈夫です」とのこと。
フロア担当のオネエサンは滅茶忙しいのに換気の為に窓の開け閉め等本当に笑顔で頑張っています。

事前に決めておいた一番人気の「天ざるそば」税別1,600円と
「そばだんご」500円をお願いしました。すると、
「そばだんごは一人前６個でお一人様では多いのでハーフでもいいですよ」とのこと。
値段も半額の250円でＯＫだというのです。
（1,600円＋250円）×1.1＝2,035円
何てこちらの思惑どおりのやさしい配慮なんでしょう！

12：35　入店から10分で出て来た香の物二種。
ところがこれからが延々と待たされます。

最初に座ったテーブルの卓上花。
隣のテーブルの客が立った後、オジサマ８人グループが席待ちに入りました。
私が退けば２卓連ねて８人座れると思い、

窓際の席に転卓

よく手入れされた庭が眺められます

部屋の装飾

床の間

13：15　入店してから１時間。
お通しが出てから40分。
やっと天ざるそばの登場です。

細口で角の立ったお蕎麦です。
角切りの海苔は別皿で供されます。

カラッと揚がった天婦羅は、海老・茄子・ゴーヤ・しし唐・金時草・れんこん・かぼちゃと盛り沢山。
天つゆも付いていました。

「そばだんご」はハーフにもかかわらず、たれはイッチョマエに、餡子・ワサビ醤油・甘辛ダレと３種類。

蕎麦がきを揚げたものですね。
夕食は御馳走の予定なので１個だけお店で頂きテイクアウトにしました。

蕎麦湯はかなり濃い目です

お酒を頼んでいた人にオネエサンは試飲で少しだけ飲んで貰ってから本注文を受けていました。

13：50　店を後にします

この時点で完売

駐車場は広々していますが、今から行くという御夫婦に「完売」を告げたのですが、取り敢えず行ってみると言って店に入って行きました。
８人グループの宴会オジサマたちは今まさに佳境の域だと思うんですけれど、
13:45がラストオーダーで、かつ売り切れ次第閉店と書いてあったのですよね。
どうなったのでしょうか？

食後、宿で貰った外湯入浴券で「大湯」に入ろうと思いスマホを頼りに向かいます。
「将軍塚」が交差点の高みにありました。

有力豪族の円墳で、近隣住民を苦しめる鬼女を退治した余吾将軍平惟茂の塚だと書いてあります

「秋季限定 松茸おやき 製造元」と地域共通クーポンの青いポスターが目に入りました。
ちょっと風情ある「鎌原まんぢゅう」です。

テイクアウトなら冷凍のモノも有ると

お焼きの中身は甘い味付がされた松茸100％でしたが、余り松茸感は分からなかった。
何より甘いのは予想外で心外だったかな　(u_u)
（税別560円×２個）×1.08＝1,209円
地域クーポンはここで１枚使い、残りは２枚になりました。

「相染橋（愛染橋？）」は旅館花屋のすぐ近くに架かる朱色の橋。

橋の袂には「西行の戻り橋」という説明書きもあり、別名なのか？　別物なのか真偽のほどは分かりません・・

宿で貰った外湯入浴券です。
三つの中から１か所だけ無料で入れます。
お寺巡りをしながら何処にしようか下見をしてきました。

一番最初に見た「大湯」は花屋にも近く風情ある外観でこちらに決定

大湯 温泉

木曽義仲ゆかりの葵の湯です。
葵の前を連れて別所へ療養に来ていた木曽義仲が彼女の為に急に造らせた温泉なんだそうです。

飲泉の蛇口があり、この温泉水はとても美味しい。

地元の人たちが洗面器とシャンプー類を抱えて入りに来ていました。
料金は200円。
私、タオルだけは持って行ったのですがせっけん類は持参せず、体を洗って入るべきところ掛け湯だけしか出来なくてちょっと気まずい思いをしました。
三つの内ここにだけは（風情には欠けていますが）一応露天風呂もありました。

こちらは「大師湯」。
円仁慈覚大師が北向観音堂建立のために来錫した折に入浴した温泉だそうです。
でも、張り出しのビニール庇が外観上ちょっと残念。

「石湯」です。
別所温泉は真田一族にとって大切な隠し湯であったそうな。
「真田幸村公隠しの湯」の標石は「真田太平記」の作者：池波正太郎氏の筆によるものだとか。

「大湯」坂下の足湯は無料で誰でも入れます。
部活帰り？の中学生が大挙して入っていました。

駅前の「いけだや・カピトリーノ」という食料品店で

カピトリーノ グルメ・レストラン

信濃のブランデー梅酒　税込640円
剥き鬼ぐるみ　　　　　　1,200円　　
おはぎ　　　　　　　　　　215円で
合計　　　　　　　　　　2,055円
クーポンをやっとのこと使い切りました。

花屋で貰った地域共通消費券５枚。
でも、敢えて別所温泉で消化しなくても、隣接県なら私の住む埼玉県のコンビニでも今夜中なら使えるんですよね。

無理して、どうしても欲しいという訳ではないお土産品を観光の時間を割いてまで物色しなければならない・・

得したようでいて、その実、このツケは自分たちの納税、子供や孫の後世の負担になっているのです　(-_-;)

16：30　荷物を預けてあった「旅館花屋」に戻り、ロビーで少し待ちます。
16：50　温泉街から車で５分弱の高台に在る「松籟亭」の迎えの車で松茸尽くしコースの夕飯を食べてから家路に着きます。

四季のあじわい 松籟亭 グルメ・レストラン