春のカナディアン・ロッキー再訪【８】旅の終わり（2007/6/23-24）

2007/06/16 - 2007/06/24

２００７年の春、新緑のカナディアンロッキーを訪れました。

２００６年秋にカナディアンロッキーを訪れてすっかり魅了されてしまい、１年も経たないうちの再訪です。
長い冬が終わり、ようやく雪が溶けて新緑が溢れるように芽吹いた姿を見て、ますますカナディアンロッキーが好きになりました。

今回はエドモントンからジャスパーに入り、前回は２泊しかしなかったジャスパーに３泊してジャスパー周辺やマウントロブソンの麓のキニー湖などを巡ります。その後レイクルイーズに移動して４泊し、新緑が眩しい湖や川を十二分に堪能します。

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【７】旅の終わり（2007/6/23-24）
カルガリー空港を１１時発の飛行機で帰国するので、朝早くホテルを後にして空港に急ぎます。それでもレイク・ルイーズで朝日がようやく周囲の山に当たってきたところをちら見してからハイウェイに乗り、バンフではサービスエリアから朝日に照らされる新緑の中にあるバーミリオン湖をわずか５分だけですが見ていきました。
こうして２度目のカナディアン・ロッキー訪問も中身の濃い充実した旅になりました。でもこんど春に来るときはカナディアン・ロッキーの南半分をゆっくり見ることにしよう。

※2020/10/30公開
※2006年秋訪問時の旅行記
　https://4travel.jp/travelogue/10267089
※2010年冬訪問時の旅行記
　https://4travel.jp/travelogue/10730625
※2011年秋訪問時の旅行記
　https://4travel.jp/travelogue/11625228
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　【１】再びカナダへ（2007/6/16）
　【２】ミエッテ温泉リベンジ（2007/6/17）
　【３】マウントロブソンの麓　神秘のキニー湖（2007/6/18）
　【４】エンジェル氷河と小さな湖巡り（2007/6/19）
　【５】新緑のアイスフィールド・パークウェイ南下（2007/6/20）
　【６】珠玉の湖たちとミスタヤ渓谷（2007/6/21）
　【７】早朝のモレーン湖と新緑輝くバーミリオン湖（2007/6/22）
>【８】旅の終わり（2007/6/23-24）

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※カナダ旅行記
・黄葉のカナディアンロッキー　ドライブ旅行記（2006年9月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/11418
・春のカナディアン・ロッキー再訪（2007年6月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/34132
・白いカナダ ～カナディアン・ロッキーとナイアガラ～（2010年3月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/11423
・秋のカナディアンロッキーで過ごす１５日間（2011年9～10月）
　https://4travel.jp/travelogue_group/25186

エリア カナディアンロッキー(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: エアカナダ
• 旅行の手配内容: 個別手配

帰国の日が来てしまいました。
飛行機は１１時発。遅くとも９時頃には空港に着きたいので、まだ暗い５時に起きて帰国の準備をします。

ディア ロッジ ホテル

６時過ぎに３泊した１２２号室を出ます。

ディア ロッジ ホテル

廊下もまだ人気がなく静か。音を立てないように気をつけてフロントに向かいます。

ディア ロッジ ホテル

フロントではベルを鳴らしたらすぐに人が出てきました。
今回はレストランも使っていないので鍵を返すだけですぐにチェックアウト手続き完了です。
周りに店がないので立地は不便なものの、昨年に続き２回目の利用なので、坂を降ってレイク・ルイーズ・ビレッジに行けばだいたいの用は済むことがわかっていたので特に不便を感じることもなく快適に過ごせました。

ディア ロッジ ホテル

ロッジの背後にはにあるのはレイク・ルイーズの左側に聳えるフェアビュー山。この頂上にも日が当たっています。

ディア ロッジ ホテル

外に出て見回すと尖った山の上に日が当たってきています。レイク・ルイーズの右側に聳えるデビルズ・サムです。その手前の影になっている丸い盛り上がりはビッグ・ビーハイブです。

ディア ロッジ ホテル

先を急ぐもののこの日の出の光景をどうしても見たくて、６：１５、ロッジのすぐ隣にあるレイク・ルイーズの駐車場に車を置き、急いでレイク・ルイーズを見ていくことにします。

ルイーズ湖 滝・河川・湖

湖畔に出てみたら、両脇の山の頂とビクトリア氷河が朝日に照らされています。氷河が照らされているのは予想外です。
これから湖面にも日が射してくるはずですが、飛行機に間に合わないので、６：２５、泣く泣く出発しました。

ルイーズ湖 滝・河川・湖

トランスカナダ ・ハイウェイ１号線に乗ってカルガリー方面に急ぎます。
右手にはモレーン湖から見えたテンプル山が朝日を受けています。

７：０５、バンフの街に通じるノーケイ（Norquay）出口手前のサービスエリアに到着。朝のバーミリオン湖を見下ろします。

ランドル山を背景に新緑が輝いています。
もっと見ていたいのですが、空港までここから１時間半かかるのでもうギリギリ。５分で切り上げて先を急ぎます。

バンフの街の東側にあるバンフ出入口からみるランドル山。バーミリオン湖から見るのとは反対側を見ています。ちょっと同じ山に見えませんが。

キャンモアまで線路が並走しています。裏側から見るランドル山を背にちょうど貨物列車が通り掛かりました。

キャンモアのシンボル、スリー・シスターズ。

バンフから３０分ほど走りカナナスキスを過ぎたあたりからは平原の中を進みます。

１９８８年カルガリー・オリンピックのスキー・ジャンプ台が見えたところでストーニー・トレールに入ります。

ストーニー・トレイルはカルガリー市街地の北を迂回する道路です。去年はまだこの辺りが開通しておらず、カルガリー中心部を通って空港に向かいましたが、この道のおかげでだいぶ早く空港に行けるようになりました。
貨物列車が通る線路の下を潜ります。

貨物列車は船舶用コンテナを２段済みにしています。日本では船舶用コンテナは大き過ぎて貨物列車に積めません。カナダはスケールが桁違いですね。

ストーニー・トレイルはカルガリーの北川に広がる真新しい住宅地を貫いて走ります。
子供が野球をしています。日本と同じ日常の光景が広がります。
カルガリーから北に向かうハイウェイ２号線の南行きに入り、次の出口を出ると空港はすぐそこ。

９：３０、カルガリー空港に到着。
８日間お世話になった白い車ともお別れです。ご苦労さま！

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

すぐにチェックインを済ませます。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

カルガリーを１１：００発のＡＣ２０９便でバンクーバーに行き、１２：５５発成田行きのＡＣ３便に乗り継ぎます。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

そしてティム・ホートンズで朝食。
ティム・ホートンズはカナダ中にあるドーナツ屋です。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

スープとパンにコーヒーがついた簡単な朝食セット。
スープが大好きなのでこういうのがあるととても嬉しい。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

２階にフードコートがあるので覗いてみます。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

２階のフードコートには「おちゃ」という名の日本食屋がありました。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

メニューはうどんも、そば、おにぎり、みそ汁という本当の日本食と、照り焼きシュリンプなど国籍不明料理。照り焼きなんとかはバンフの江戸という日本食屋にもある、照り焼きソースで鉄板炒めしたものがご飯の上に乗っているものです。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

興味があるのですがもう食べている時間がありません。機内で食べることにして、その照り焼きシュリンプを持ち帰りで買いました。
バンフの江戸と同じく店員は日本人ではありません。ベトナムの方かな？

バクーバー行きＡＣ２０９便。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

１０：４５頃に搭乗が始まりました。

カルガリー国際空港 (YYC) 空港

機内ではセカンド・カップのコーヒー。カナダではメジャーなコーヒー・ショップです。

バンクーバー到着は１１：２５。時差が１時間あるので所要時間は１：２５分です。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

バンクーバー空港では帰りは乗り継ぎ専用通路を通って国際線搭乗エリアに行きます。ここには行きにレストランに入ったＨａｎａｍｉの売店があります。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

マグロとサーモンのにぎり、のり巻き、そしておーいお茶を買いました。ちゃんとキッコーマンのしょうゆと生姜が付いてきます。カナダのサーモンは脂がのっていてかなりおいしい。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

搭乗は５５番ゲートから。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

成田行きＡＣ３便。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

１３：４０に搭乗開始。

さよなら、カナダ。

バンクーバー国際空港 (YVR) 空港

いつも思います。なんでご飯なのにパンが付いてくる？

到着前の食事がご飯というのは珍しい。カットフルーツもうれしいですね。でもやっぱりパンが付いてくる。

１５時過ぎ、ほぼ定刻に成田空港第１ターミナルに到着。
昨年秋につづいて２回目のカナダ旅行。今回もとても充実した旅でした。
ますますカナディアン・ロッキーが好きになりました。

成田空港第1ターミナル 空港

旅行が終わるときはいつも寂しいけれど、それでも「お帰りなさい」を見るとやはりホッとします。

成田空港第1ターミナル 空港