2007/06/16 - 2007/06/24
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Tatsuoさん
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この旅行記のスケジュール
2006/06/17
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CAFE MONDO
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オールド・フォート・ポイント(OLD FORT POINT)
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車での移動
ジャスパー(15:15発)ーミエッテ温泉(ミエッテ・ホット・スプリング)(17:30着)
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車での移動
ミエッテ温泉(19:15発)ージャスパー(22:30着)
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2007年の春、新緑のカナディアンロッキーを訪れました。
2006年秋にカナディアンロッキーを訪れてすっかり魅了されてしまい、1年も経たないうちの再訪です。
長い冬が終わり、ようやく雪が溶けて新緑が溢れるように芽吹いた姿を見て、ますますカナディアンロッキーが好きになりました。
今回はエドモントンからジャスパーに入り、前回は2泊しかしなかったジャスパーに3泊してジャスパー周辺やマウントロブソンの麓のキニー湖などを巡ります。その後レイクルイーズに移動して4泊し、新緑が眩しい湖や川を十二分に堪能します。
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【2】ミエッテ温泉リベンジ(2007/6/17)
昨年訪れて真っ暗闇の中で入ったミエッテ温泉はおどろおどろしい印象だけが残ってしまいました。今回はそのリベンジです。2度目に訪れることがあろうとは想像もしていませんでしたが、はたしてリベンジなるでしょうか?
※2020/9/17公開
※2006年秋訪問時の旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10267074
※2011年秋訪問時の旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11569514
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【1】再びカナダへ(2007/6/16)
>【2】ミエッテ温泉リベンジ(2007/6/17)
【3】マウントロブソンの麓 神秘のキニー湖(2007/6/18)
【4】エンジェル氷河と小さな湖巡り(2007/6/19)
【5】新緑のアイスフィールド・パークウェイ南下(2007/6/20)
【6】珠玉の湖たちとミスタヤ渓谷(2007/6/21)
【7】早朝のモレーン湖と新緑輝くバーミリオン湖(2007/6/22)
【8】旅の終わり(2007/6/23-24)
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※カナダ旅行記
・黄葉のカナディアンロッキー ドライブ旅行記(2006年9月)
https://4travel.jp/travelogue_group/11418
・春のカナディアン・ロッキー再訪(2007年6月)
https://4travel.jp/travelogue_group/34132
・白いカナダ ~カナディアン・ロッキーとナイアガラ~(2010年3月)
https://4travel.jp/travelogue_group/11423
・秋のカナディアンロッキーで過ごす15日間(2011年9~10月)
https://4travel.jp/travelogue_group/25186
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝8時。前日強行軍だったので朝寝坊して疲れを取りたいところですが、もう寝られません。それもそのはずで、日本時間では既に午後2時です。
今日のメインはミエッテ温泉です。去年おどろおどろしい印象だけ残ってしまったので、リベンジです。
昼ごろまでホテルの部屋で体を休め、軽く昼食をとろうとジャスパーの街の中心部に出てCAFE MONDOに入ってみました。
※CAFE MONDOは閉店済み。 -
カフェラテとパスタのようなものを買ってみました。
ところがパスタのように見えたのは食べてみたら豆です。豆となんだかわからない青い野菜らしきものを酢にまぶしたようなもので、とっても健康的な気はしますが、はっきり言って食べる気になりません。かろうじて何口かだけ口に入れ、カフェラテだけ飲んで終わりにしました。 -
お腹はすいたままですが、パンが嫌いなので他に食べたいものがあるわけでもありません。昼食はさっきので終わりにします。
アサバスカ川の対岸にオールド・フォート・ポイント(OLD FORT POINT)という、丘の頂上から辺りを見渡せるところがあるので、ミエッテ温泉行きの前に行ってみます。
トランスカナダ・ハイウェイ16号線から東に入り、橋を渡ったところの駐車場に車を停めて、その脇から登っていきます。 -
川沿いの丘の斜面を登ります。割と急坂です。
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イチオシ
頂上に着いたらパノラマが広がりました。
頂上付近は木がなくてアサバスカ側の上流から下流方面まで一望できます。雲が多くて薄日が出たり陰ったりという天気ですが、風が気持ちよくて爽快です。 -
対岸にジャスパーの街が見えます。
止まっているマーモット・ロッジは北の町外れで、右の方、写真の外になります。 -
北のアサバスカ川の下流方面は一面の新緑。
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中央に見えるのはボーバート湖(Beauvert Lake)です。
この向こう側の岸辺に高級リゾート・ホテルであるフェアモント・ジャスパー・パーク・ロッジ(Fairmont Jasper Park Lodge)があります。 -
南の上流側は川が幾筋もに別れて複雑な流れになっています。濃淡の緑と青白い川面が清々しい雰囲気です。
右奥の高い山はウィスラー山。昨年ロープウェイで頂上まで登りました。 -
上流からカヌーが下ってきました。気持ちよさそう。
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橋を潜って下っていきます。
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丘から降りてみたら、橋の下流側にある川岸にカヌーが上陸していました。ゴムボートで川を下るツアーのようです。
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元スクール・バスを使ったツアーバスで送迎してくれるみたいですね。
いつか川下りをしてみたいのですが、言葉がネックです。英語頑張ろう。(と思ったのですが、これを書いている2020年現在も全く上達せず。) -
川原から眺める景色。
春の明るい光の下、緑のアサバスカ川がゆったりと流れています。 -
川沿いにトレイルがあるのですがクマ出没のため閉鎖中。
春は冬眠から覚めたクマの活動が活発で、子連れも多く危険なのです。 -
アサバスカ川に掛かる鉄橋の上に行ってみます。
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橋から見た上流側の風景。川が幾筋にも別れていた方です。
先程登った丘は左の崖の上です。 -
下流の風景。
ゆったりした穏やかな眺めで、心が豊かになっていくような気がします。 -
15:15,少し遅くなりましたが今日のメイン、ミエッテ温泉に行きます。日が長いので今回は十分明るいうちに行けそうです。
トランスカナダ・ハイウェイ16号線を昨日やって来た東のエドモントン方面に戻り、途中から南の山の方に入ります。ここから60kmの道のりです。
トランスカナダ・ハイウェイ16号線に入って850m、ジャスパー駅の真東に当たるところが展望台になっていて、右側に広い駐車スペースがあります。道路沿いには所々こういった展望台があり、車を停めて景色を眺めることができます。 -
イチオシ
ここは少し高台になっていて、アサバスカ川の下流方面や対岸の山並みが見渡せます。
雲が切れ日差しが降り注いできて、アサバスカ川の水が白く濁った青緑色に見えてきました。氷河を源流とする川に特徴的な色です。
白っぽい川面に反射する光と新緑とで眩しいほどです。 -
道はしばらく北上した後、アサバスカ川を渡って北東に向きを変え、左の車窓にゆったりと流れるアサバスカ川を見ながら進みます。
振り返ると川の向こうに見えるのはピラミッド山などジャスパー周辺の山並みです。 -
長い冬が終わりみずみずしい新緑が溢れています。
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ジャスパーから30km,道路の右、アサバスカ川と反対側にあるタルボット湖(Talbot Lake)です。
アサバスカ川とは全く違う緑の湖面です。
トランスカナダ・ハイウェイ16号線がアサバスカ川との間を遮ったので孤立したようにも見えますが、どうなんでしょうか? -
新緑と緑の湖面、透けて見える水草、わずかに雪を残した山並み。本当に美しくていつまででも見ていられそうです。
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水色のトンボをよく見かけます。本当にきれいな「水色」。
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新緑が輝いています。
対岸の枯れ木はおそらく山火事の跡でしょう。山火事跡はカナディアン・ロッキーにはいくつもあります。 -
湖岸にボートがつないであります。魚釣りスポットみたいです。
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繋いであるのとは別のボートが通り過ぎていきました。
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ジャスパーから43km、ポカホンタス・キャビンズ(Pocahontas Cabins)という宿泊施設がある三叉路を右折して山の方に入り、谷を17km遡ります。右折地点は標高1040m、ミエッテ温泉は1,370mで330m登ります。
右折してすぐ、1.2km地点の右側に駐車スペースがあったので車を停めて見てみます。 -
岩が深く切れ込んでいて、狭い岩の間を激しく水が流れ落ちています。
パンチボール滝(Punchbowl Falls)です。
橋がかかっていて真上からダイナミックな流れを見下ろせます。 -
左側に崖のように山並みが連なる谷筋を行きます。
ちょっと雲行きが怪しくなってきました。 -
途中にはヘアピンカーブがいくつかあります。
ここはそのカーブの一つにある展望ポイントで、ミエッテ温泉方面を見渡すことができます。あと8・4kmでミエッテ温泉です。
去年この辺りに来たときには既に真っ暗で、景色など全く見えませんでした。おまけに3日前に雪が降ったため路肩に雪が残り、道路に枝がせり出していたり枯れ枝が落ちていたりしていて、行きはともかく帰りの夜遅くの下りがかなり不安になっていました。 -
17時半、今回は明るいうちにミエッテ温泉(Miette Hot Springs)に着きました。
まさかもう一度来れるなんて、夢にも思いませんでした。マヤッタ温泉 温泉
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水着必須です。持っていなくてもバスタオルと共にフロントで借りることもできます。
マヤッタ温泉 温泉
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周囲に山が聳えるこんな絶景の温泉だったのですね。
去年は真っ暗闇でした。21時の閉店時間が迫ってだんだん人が減って寂しくなり、しかも帰り道が不安で落ち着いて浸かることもできなかったのです。マヤッタ温泉 温泉
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イチオシ
青空のもと、新緑に囲まれて山並みを望みながら入る温泉は極楽です。
マヤッタ温泉 温泉
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青空のもと、新緑に囲まれて山並みを望みながら入る温泉は極楽です。40度くらいと外国にしては温度が高めで、そこがまた嬉しいところです。源泉は54度だそうです。
本当に幸せです。マヤッタ温泉 温泉
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存分に堪能して上がりました。
昨日の強行軍の疲れもすっかり抜けたようです。マヤッタ温泉 温泉
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駐車場から見た施設の様子。右手が脱衣所、その左に浴槽があります。
19:15,帰路につきます。
去年は真っ暗で景色の見えない温泉に30分浸かっただけで、21時に帰路につくときには真っ暗な中、またあの山道を下るのかと心が折れそうになっていました。そして出発するときに音楽を掛けたら、70曲ある中からランダムで選ばれたのが「精霊流し」。もしかして呪われているんじゃないかと本気で思いました。もちろん無事にホテルに帰り着きましたが、緊張で肩がガチガチに凝っていました。
そして後にはおどろおどろしい印象だけが残りました。マヤッタ温泉 温泉
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今回の帰路は去年とはまったく別物。景色を眺めながらの快適なドライブです。
ヘアピンカーブの途中の展望ポイントまで戻ってきました。 -
温泉で温まった体に風が心地よくて本当に夢のようです。
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新緑とわずかに残雪が残る山並み。気分が華やいできます。
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アサバスカ川沿いに降りて来ました。
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イチオシ
トランスカナダ・ハイウェイ16号線を戻ります。
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アサバスカ川と反対側に岩がドームのようになった頂きが覗いています。ロシュ・ミエッテ(Roche Miette)山です。
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道端の崖に何かいます。
ビッグホーン・シープの子供ですね。 -
道端で草を食べるビッグホーン・シープの親子。ときどき道路の上に出てきてしまいます。
こういう見通しの悪いところでは運転に注意が必要です。 -
よく見ると崖の上にたくさんビッグホーン・シープがいます。
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イチオシ
アサバスカ川が道路に近づいたところに大きな駐車スペースがあって、雄大で開放的な眺めが広がります。
遠くに見えるのはピラミッド山などジャスパー周辺の山々です。 -
もう20;50です。まだまだ明るいのですがようやく日が傾いてきて、昼とは違った色合いです。
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21:06、日が山陰に隠れようとしています。
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イチオシ
アサバスカ川の周辺は湿原のようになっていて湖がたくさんあります。
その一つでは日差しがなくなると風が収まり、川面が鏡のように山を写していました。 -
アサバスカ川と道路を挟んで反対側の小さな湖の脇にまたマウンテン・ゴートの群れがいました。
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イチオシ
子供が元気よく走り回ります。
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親子。思わず笑顔になりますね。
今は冬毛から夏毛に生え変わるときで、親の毛がまだらに抜けています。 -
岩場のマウンテン・ゴートと暮れゆく山。
ヤギはものすごい急な崖を平気で上り下りします。 -
21:40、山の頂上を最後の夕日が日が照らしています。
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すっかり日が暮れました。
これはトランスカナダ・ハイウェイ16号線がアサバスカ川を渡る橋からの眺めです。 -
橋から見た上流のジャスパー方面。
ジャスパーまであと19km。 -
昨日と同じように貨物列車が並走しています。並んでアサバスカ川支流のスナリング川に掛かる橋を渡ります。
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貨物列車と並んでジャスパーに向かいます。22時を過ぎているのにまだ明るい。
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22:25、ジャスパーに戻りました。
今日はすべてうまく行ってリベンジは完全に成功です。あのおどろおどろしい印象だったミエッテ温泉が、明るく爽快で快適な幸せ空間に変貌したとても有意義な1日でした。 -
ジャスパーの中心地、駅の向かい側にある広東食館という中華料理店がまだやっていたのでここで夕食をとります。
チャーハンと焼きそばを頼んだのですが二人では多すぎました。特にチャーハンは洗面器で型をとったかと思うような大きさ。高さ8cm、直径30cmくらいで日本なら4人前でも多いくらいです。
朝の豆サラダ2口くらいしか食べていなかったのでお腹が空いていたのと、結構食が太いのでほとんど食べて尽くしたのですが、普通2人なら1品にしておくのが無難です。それでも食べきれない人が多いかも。
お腹もはって幸せな気分で眠りにつきました。
※広東食館は閉店済み。広東食館 (カントニーズ) 中華
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