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ケープタウンからウィントフクに到着。ナミブ砂漠とヒンバ族。

2010年 アフリカ南部諸国-L(ナミビア編)

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2010/09/25 - 2010/10/03

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旅行記グループ 2010年 アフリカ南部諸国

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まさとし

まさとしさん

ケープタウンからウィントフクに到着。ナミブ砂漠とヒンバ族。

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  • 【9月25日(土)】<br /><br /> 早朝にナミビアに入って最初のドライブインに立ち寄った。バスを降りるとひんやりしていたが、トイレの中は暖が効いていてナミビアも快適な旅行が期待できそうな気になった。

    【9月25日(土)】

     早朝にナミビアに入って最初のドライブインに立ち寄った。バスを降りるとひんやりしていたが、トイレの中は暖が効いていてナミビアも快適な旅行が期待できそうな気になった。

  • ウィントフクへ向かう格安バス。<br />バス会社の名前は確か「ベィリーズ・レオ」

    ウィントフクへ向かう格安バス。
    バス会社の名前は確か「ベィリーズ・レオ」

  • 朝10時にウィントフクの中心部に到着。

    朝10時にウィントフクの中心部に到着。

  • 予想通りビルの立ち並ぶ大都会で清潔感がある。アフリカで一番美しい首都と言われるだけのことはある。

    予想通りビルの立ち並ぶ大都会で清潔感がある。アフリカで一番美しい首都と言われるだけのことはある。

  • 町の中心を少し離れると閑静な住宅街が広がり、今夜泊まる予定のカメレオン・バックパッカーズもその一角にある。<br /><br />宿は中庭にプールやバーもある。ドミトリーはスペースに余裕があり各部屋にシャワートイレがついていて快適だ。<br /><br />値段は1泊100ナミビアドル(1200円)だ。<br />敷地内には旅行代理店もあり明日からの2日間のレンタカー予約もすませることができた。

    町の中心を少し離れると閑静な住宅街が広がり、今夜泊まる予定のカメレオン・バックパッカーズもその一角にある。

    宿は中庭にプールやバーもある。ドミトリーはスペースに余裕があり各部屋にシャワートイレがついていて快適だ。

    値段は1泊100ナミビアドル(1200円)だ。
    敷地内には旅行代理店もあり明日からの2日間のレンタカー予約もすませることができた。

  • 町中で数少ない見所の教会。<br /><br />中心部にはショッピングセンターがあり、そこから歩行者天国になっている辺りが中心部だ。<br /><br /> 規模は小さいがコンパクトに賑やかな場所がまとまっていてわかりやすい町だ。近くにある公園にはヒンバ族が露天を出していて金を出せば写真を撮らせてくれるようだ。ヒンバ族はカオコランドにある独特の風習を持った民族で最後に北部まで行ってヒンバ族に会いに行こうと思っている。<br /> しかし首都のウィントフクで見かけてしまい、ナミビア旅行が半分終わってしまったような気分になり複雑な心境だ。

    町中で数少ない見所の教会。

    中心部にはショッピングセンターがあり、そこから歩行者天国になっている辺りが中心部だ。

     規模は小さいがコンパクトに賑やかな場所がまとまっていてわかりやすい町だ。近くにある公園にはヒンバ族が露天を出していて金を出せば写真を撮らせてくれるようだ。ヒンバ族はカオコランドにある独特の風習を持った民族で最後に北部まで行ってヒンバ族に会いに行こうと思っている。
     しかし首都のウィントフクで見かけてしまい、ナミビア旅行が半分終わってしまったような気分になり複雑な心境だ。

  • 宿に戻りケープタウンからの疲れもあるので今日はゆっくりすることにした。<br /><br />夕食は食材を買ってきてもらい、牛ステーキとタイ米とサラダと卵焼きで結構豪華になった。<br /><br /><br />【9月26日(日)】<br /><br /> 宿は朝食付なので助かる。<br /><br /> 9時過ぎに近くのバジェットレンタカーへ車を取りにむかった。今回は日産のティーダなので運転はしやすい。<br /> 砂漠までの一番安全なルートを確認したがいまいち確信がもてずわかりずらい。宿に戻り三人分のバックパックを車に詰め込んでいざ出発。しばらくは舗装道路を南下するがその後は未舗装だ。

    宿に戻りケープタウンからの疲れもあるので今日はゆっくりすることにした。

    夕食は食材を買ってきてもらい、牛ステーキとタイ米とサラダと卵焼きで結構豪華になった。


    【9月26日(日)】

     宿は朝食付なので助かる。

     9時過ぎに近くのバジェットレンタカーへ車を取りにむかった。今回は日産のティーダなので運転はしやすい。
     砂漠までの一番安全なルートを確認したがいまいち確信がもてずわかりずらい。宿に戻り三人分のバックパックを車に詰め込んでいざ出発。しばらくは舗装道路を南下するがその後は未舗装だ。

  • 延々と未舗装道路を走っていたらハンドルを取られてコースアウトしてしまった。<br /><br />その先の町があるソリティアに着いた時パンクしていることに気づいた。ついでにバンパーもゆがんでいる。<br />タイヤとホイールの隙間に石が入り込んでしまったようだ。オフロードでのパンクの原因がなんとなくわかってきた。スタンドの人にタイヤ交換してもらいパンクしたタイヤはその場で応急処置をしてもらいまた使えるようにしてもらった。とりあえず修理したタイヤはトランクにしまい、スペアタイヤで走る事にした。またパンクしたら交換しなくてはならないが、これでもう一度パンクしても大丈夫だ。ナミビアでは必ずパンクする事が定説になっていたが、まさか自分もそうなるとは思わなかった。

    延々と未舗装道路を走っていたらハンドルを取られてコースアウトしてしまった。

    その先の町があるソリティアに着いた時パンクしていることに気づいた。ついでにバンパーもゆがんでいる。
    タイヤとホイールの隙間に石が入り込んでしまったようだ。オフロードでのパンクの原因がなんとなくわかってきた。スタンドの人にタイヤ交換してもらいパンクしたタイヤはその場で応急処置をしてもらいまた使えるようにしてもらった。とりあえず修理したタイヤはトランクにしまい、スペアタイヤで走る事にした。またパンクしたら交換しなくてはならないが、これでもう一度パンクしても大丈夫だ。ナミビアでは必ずパンクする事が定説になっていたが、まさか自分もそうなるとは思わなかった。

  • ソリティアはナミブ砂漠への中継地点で必ず立ち寄ることになる。

    ソリティアはナミブ砂漠への中継地点で必ず立ち寄ることになる。

  • サボテンの花。

    サボテンの花。

  • ソリティアの古い車を使ったオブジェ。

    ソリティアの古い車を使ったオブジェ。

  • タイヤ交換の様子。<br />自分でタイヤを交換などしたことなかったが、今回やり方を知ることが出来たのでいい経験になった。

    タイヤ交換の様子。
    自分でタイヤを交換などしたことなかったが、今回やり方を知ることが出来たのでいい経験になった。

  • 一応バンパーがゆがんでいるがパッと見わからない。

    一応バンパーがゆがんでいるがパッと見わからない。

  • ここにくる途中のソリティアで日帰りで砂漠に強行したがパンクして断念した日本人に会ったが、僕たちはなんとか頑張ってナミブ砂漠にたどり着きたい。<br /><br /> そのまま砂漠の玄関口のセスリムにはウィントフクを出発して6時間後の4時に到着した。一度ここで給油だ。<br /><br /> 問題のゲートはここにある。ゲートの中に宿泊できないと明日砂漠の夜明けを見られなくなる。ゲート内にあるキャンプサイトは予約なしで強行した。でも到着が早かったので問題なく宿泊できる事になった。これで砂漠の朝日は確実に見れそうだ。<br /><br />僕はテントで他の二人は車で寝ることになる。<br /><br />途中パンクのトラブルがあり、一時はどうなる事かと思ったが、余裕を持って到着できた。セスリムのキャンプ場は自炊設備がなかったが、レストランの厨房を夕食の準備が始まる前までにという条件で借りることができ、時間が早いが食事にすることにした。セスリムのキャンプ場はシャワーは快適だが長期滞在向けの設備がないのであまりゆっくりする場所がない。

    ここにくる途中のソリティアで日帰りで砂漠に強行したがパンクして断念した日本人に会ったが、僕たちはなんとか頑張ってナミブ砂漠にたどり着きたい。

     そのまま砂漠の玄関口のセスリムにはウィントフクを出発して6時間後の4時に到着した。一度ここで給油だ。

     問題のゲートはここにある。ゲートの中に宿泊できないと明日砂漠の夜明けを見られなくなる。ゲート内にあるキャンプサイトは予約なしで強行した。でも到着が早かったので問題なく宿泊できる事になった。これで砂漠の朝日は確実に見れそうだ。

    僕はテントで他の二人は車で寝ることになる。

    途中パンクのトラブルがあり、一時はどうなる事かと思ったが、余裕を持って到着できた。セスリムのキャンプ場は自炊設備がなかったが、レストランの厨房を夕食の準備が始まる前までにという条件で借りることができ、時間が早いが食事にすることにした。セスリムのキャンプ場はシャワーは快適だが長期滞在向けの設備がないのであまりゆっくりする場所がない。

  •  夕食を早めに済ませたのでゲートのすぐ先に「ELIM DUNE」という夕日の見えるポイントがあり、車で行ってみることにした。砂漠の砂丘自体はおまけみたいな場所なのでそれほとでもないが赤い砂と夕日はきれいだ。いよいよ明日はナミブ砂漠だ。

     夕食を早めに済ませたのでゲートのすぐ先に「ELIM DUNE」という夕日の見えるポイントがあり、車で行ってみることにした。砂漠の砂丘自体はおまけみたいな場所なのでそれほとでもないが赤い砂と夕日はきれいだ。いよいよ明日はナミブ砂漠だ。

  • ここは明日見に行く砂漠のおまけみたいなものだが。

    ここは明日見に行く砂漠のおまけみたいなものだが。

  •  夕日が沈んだ後砂丘を下りようとしたが帰り道がわからなくなり少し焦ったがなんとか駐車場に戻ることができた。しかしキャンプ場へ戻るゲートの閉鎖時間を過ぎてしまい、ゲートの係員に「ここで寝るか」と嫌みを言われたがゲートを開けてくれた。明日は早いのでシャワーを浴びて早めに寝るのが無難だ。

     夕日が沈んだ後砂丘を下りようとしたが帰り道がわからなくなり少し焦ったがなんとか駐車場に戻ることができた。しかしキャンプ場へ戻るゲートの閉鎖時間を過ぎてしまい、ゲートの係員に「ここで寝るか」と嫌みを言われたがゲートを開けてくれた。明日は早いのでシャワーを浴びて早めに寝るのが無難だ。

  • 【9月27日(月)】<br /><br /> 6時からゲートが開く。時間に合わせて出発の準備をしたが夜半過ぎから強風が続いていてテントを片付けるのも一苦労だ。砂嵐で星も見えないが日の出と共に収まってほしいものだ。ゲートに着いたらすでに3台ほど車が開くのを待っていた。ここで一番乗りになっても意味はないのでゆっくり向かうことにした。

    【9月27日(月)】

     6時からゲートが開く。時間に合わせて出発の準備をしたが夜半過ぎから強風が続いていてテントを片付けるのも一苦労だ。砂嵐で星も見えないが日の出と共に収まってほしいものだ。ゲートに着いたらすでに3台ほど車が開くのを待っていた。ここで一番乗りになっても意味はないのでゆっくり向かうことにした。

  • 最初のポイントは45キロ走ったところにあるDUNE45という朝日が見られるポイントだ。ゲート内は舗装道路になっているので走りやすかった。

    最初のポイントは45キロ走ったところにあるDUNE45という朝日が見られるポイントだ。ゲート内は舗装道路になっているので走りやすかった。

  • ナミブ砂漠。まさに赤い砂漠。砂丘の高さに圧倒される。<br /><br /> 究極の眺めだ。

    ナミブ砂漠。まさに赤い砂漠。砂丘の高さに圧倒される。

     究極の眺めだ。

  • とりあえす目の前の砂丘の尾根を這うように登る。

    とりあえす目の前の砂丘の尾根を這うように登る。

  • そして一番高い場所でご来光を拝むことができた。僕より上には誰もいないので足跡もなくその風景に感激。

    そして一番高い場所でご来光を拝むことができた。僕より上には誰もいないので足跡もなくその風景に感激。

  • とにかくすごい所まで来たものだと今回の旅で初めて感じた。ここまでの道のりに苦労があったから一層そう思ったのかもしれない。今回のアフリカ旅行のハイライトとしての位置付けに間違いはなかった。

    とにかくすごい所まで来たものだと今回の旅で初めて感じた。ここまでの道のりに苦労があったから一層そう思ったのかもしれない。今回のアフリカ旅行のハイライトとしての位置付けに間違いはなかった。

  • 朝日が昇った後砂丘の斜面を駆け下り車に戻った。

    朝日が昇った後砂丘の斜面を駆け下り車に戻った。

  • これがDUNE45の砂丘。

    これがDUNE45の砂丘。

  • その後車でさらに奥のソソスフレイに向かった。ソソスフレイの入り口に車を止めてここから四駆の車に乗り換える。5キロ走り、かつて湖が存在したソソスフレイに到着した。

    その後車でさらに奥のソソスフレイに向かった。ソソスフレイの入り口に車を止めてここから四駆の車に乗り換える。5キロ走り、かつて湖が存在したソソスフレイに到着した。

  • 今でも湖の湖底ははっきり残っていて離れて見ると水面のように見える。周辺には植物も自生してかつてオアシスだった事がうかがえる。

    今でも湖の湖底ははっきり残っていて離れて見ると水面のように見える。周辺には植物も自生してかつてオアシスだった事がうかがえる。

  • 野生動物の生息している。水がないのに不思議だ。

    野生動物の生息している。水がないのに不思議だ。

  • ソソスフレイのオアシスの川底にて。<br />10年ほど前から湖の水は消えたらしく環境破壊の一環なのか。とにかくもう湖が見られないのは残念だ。

    ソソスフレイのオアシスの川底にて。
    10年ほど前から湖の水は消えたらしく環境破壊の一環なのか。とにかくもう湖が見られないのは残念だ。

  • ソソスフレイはオアシスというだけで砂漠の眺めはDUNE45にはかなわない。それでも砂丘の眺めは絶景だ。ただ風が強くてゆっくり出来ないのが残念だ。

    ソソスフレイはオアシスというだけで砂漠の眺めはDUNE45にはかなわない。それでも砂丘の眺めは絶景だ。ただ風が強くてゆっくり出来ないのが残念だ。

  • 砂漠に自生する植物。

    砂漠に自生する植物。

  • 最後にデスバレーというポイントに立ち寄った。しかし風が強く風景を眺める余裕はなくなってきた。

    最後にデスバレーというポイントに立ち寄った。しかし風が強く風景を眺める余裕はなくなってきた。

  • ソソスフレイへの4輪駆動車で駐車場へ戻る。

    ソソスフレイへの4輪駆動車で駐車場へ戻る。

  • それにしても明け方一時的に止んでいた風がまた急激に強くなってきた。<br /><br /><br /><br />砂嵐のなか車に戻り、帰路につく。<br /><br />これから砂漠に出発する人とすれ違ったが大変だろう。

    それにしても明け方一時的に止んでいた風がまた急激に強くなってきた。



    砂嵐のなか車に戻り、帰路につく。

    これから砂漠に出発する人とすれ違ったが大変だろう。

  • 帰り道時折視界ゼロになる。この状態ではほとんどスピードを出すことができない。気づけば周りの砂漠も全く見えない状態だ。朝だけでも穏やかになってくれたのは幸運だったとしかいえない。これから砂漠に向かう車とすれ違うが気の毒だ。途中DUNE45を通過したが霞んで見える中、砂丘を上ろうとする人がいる。<br /><br />日が高くなるとただの砂山だ。

    帰り道時折視界ゼロになる。この状態ではほとんどスピードを出すことができない。気づけば周りの砂漠も全く見えない状態だ。朝だけでも穏やかになってくれたのは幸運だったとしかいえない。これから砂漠に向かう車とすれ違うが気の毒だ。途中DUNE45を通過したが霞んで見える中、砂丘を上ろうとする人がいる。

    日が高くなるとただの砂山だ。

  • ソスリムのスタンドでタイヤの点検をしたらやはり砂利が挟まっていてパンクの原因になるので掃除してもらった。おそらくこれで順調に戻れるだろう。

    ソスリムのスタンドでタイヤの点検をしたらやはり砂利が挟まっていてパンクの原因になるので掃除してもらった。おそらくこれで順調に戻れるだろう。

  • 空気圧と掃除の費用は30ランド(360円)。<br /><br /><br />再び未舗装の道をソリティアへ向かった。帰り道はスタンドで快適なルートを聞いたので来るときとは別ルートになる。途中ほとんど休まず、一カ所だけ急な峠を上ったが全般的に順調で二度目のパンクは避けられ舗装道路に戻ってきた。ウィントフクには4時に到着。<br /> ケンタッキーで今日最初の食事を取ることになった。今夜、亀谷さんと神田さんとはお別れになるので砂漠のレンタカーとガソリン代の清算も済ませた。<br /><br /> ナミブ砂漠はツアーに参加すると3日で35000円が相場らしいが我々は2日で6000円と宿泊代と入場料で済んだ。やはり今回も時間に拘束されないのが何よりだが今回は少しスリリングな旅になった。とにかくオフロードの恐ろしさを経験するいい機会になったが、他人に怪我をさせなくて本当に良かった。一時はどうなる事かと思ったが結果オーライで無事戻ってこられて良かった。

    空気圧と掃除の費用は30ランド(360円)。


    再び未舗装の道をソリティアへ向かった。帰り道はスタンドで快適なルートを聞いたので来るときとは別ルートになる。途中ほとんど休まず、一カ所だけ急な峠を上ったが全般的に順調で二度目のパンクは避けられ舗装道路に戻ってきた。ウィントフクには4時に到着。
     ケンタッキーで今日最初の食事を取ることになった。今夜、亀谷さんと神田さんとはお別れになるので砂漠のレンタカーとガソリン代の清算も済ませた。

     ナミブ砂漠はツアーに参加すると3日で35000円が相場らしいが我々は2日で6000円と宿泊代と入場料で済んだ。やはり今回も時間に拘束されないのが何よりだが今回は少しスリリングな旅になった。とにかくオフロードの恐ろしさを経験するいい機会になったが、他人に怪我をさせなくて本当に良かった。一時はどうなる事かと思ったが結果オーライで無事戻ってこられて良かった。

  • 最後にザンビアに向かう二人をインターケープのオフィスに送り届けた。<br /> しかし神田さんがチケットを買うのにてこずりバスが先に町の中心の乗り場に行ってしまいそれを車で追いかけたりと最後までバタバタしてしまったが、この二人には食事などで本当に助けられ自炊のコツなども少しわかった気がする。

    最後にザンビアに向かう二人をインターケープのオフィスに送り届けた。
     しかし神田さんがチケットを買うのにてこずりバスが先に町の中心の乗り場に行ってしまいそれを車で追いかけたりと最後までバタバタしてしまったが、この二人には食事などで本当に助けられ自炊のコツなども少しわかった気がする。

  • 車は明日の朝返すので今夜は車でカメレオンバックパッカーズに向かった。しかしドミトリーは満員でキャンプサイトに泊まる事になった。この宿はシャワーや共有スペースが快適なのでキャンプでも問題ない。<br /> 夜、宿に泊まっていたらこれからシェアして砂漠に行かないかと白人にさそわれた。みんな安く行きたいようだ。今日からひとりになり少し寂しい気もするが、ゆっくり眠れそうだ。<br /><br /><br />【9月28日(火)】<br /><br /> 朝レンタカーを返却しにいった。さすがにスペアタイヤに変えてあったこともあり入念にチェックされ、バンパーの損傷など問題を指摘され事故状況を説明することになった。<br /><br /> 保険は適用されるが500ナミビアドルの負担をすることになった。でも正直これで済んでよかった。車を返却できて一安心だ。<br /> その後、中心部を散歩して駅へ行ってみた。駅への通りがかりバーンホフ通りというところがドイツ領の名残を感じる。駅舎もドイツ風だ。しかし北部への列車は運行されてないようだ。とりあえず明日ミニバスでオプウォに行ってみるがどうなることか?<br /> 宿に戻り、ナミブ砂漠で砂まみれになったズボンや靴を洗濯しなくてはならない。日中はテントの中は暑いので宿のリビングでのんびり。久々になにもしない日を作ることができた。

    車は明日の朝返すので今夜は車でカメレオンバックパッカーズに向かった。しかしドミトリーは満員でキャンプサイトに泊まる事になった。この宿はシャワーや共有スペースが快適なのでキャンプでも問題ない。
     夜、宿に泊まっていたらこれからシェアして砂漠に行かないかと白人にさそわれた。みんな安く行きたいようだ。今日からひとりになり少し寂しい気もするが、ゆっくり眠れそうだ。


    【9月28日(火)】

     朝レンタカーを返却しにいった。さすがにスペアタイヤに変えてあったこともあり入念にチェックされ、バンパーの損傷など問題を指摘され事故状況を説明することになった。

     保険は適用されるが500ナミビアドルの負担をすることになった。でも正直これで済んでよかった。車を返却できて一安心だ。
     その後、中心部を散歩して駅へ行ってみた。駅への通りがかりバーンホフ通りというところがドイツ領の名残を感じる。駅舎もドイツ風だ。しかし北部への列車は運行されてないようだ。とりあえず明日ミニバスでオプウォに行ってみるがどうなることか?
     宿に戻り、ナミブ砂漠で砂まみれになったズボンや靴を洗濯しなくてはならない。日中はテントの中は暑いので宿のリビングでのんびり。久々になにもしない日を作ることができた。

  • ウィントフクの街を散歩した。中心部はこぎれいなショッピング街でファーストフード店もたくさんある。<br /><br /><br />宿のオーナーの白人女性にオプウォまでのミニバス情報が載っていると日本語の情報ノートを手渡された。さっきオプウォに行きたい事をスタッフに少し話しただけなのにそれが伝わり情報ノートまで準備してくれるとは。日本語にもかかわらず、そこに何が書かれているかまで把握している事にも驚き、この宿のホスピタリティには感激だ。載っていたミニバス会社の電話番号に確認までしてもらい出発場所や料金も聞き出してもらった。そんなわけで明日出発できそうな雰囲気になった。オプウォはあまりにも不便であきらめかけていたが光が見えてきた。今回の旅最後のハイライトだ。<br /> 夕食はケンタッキーをテイクアウトで済ませた。<br /><br /><br />【9月29日(水)】<br /><br /> 朝8時にオプウォへのミニバスが出発する場所に向わないといけないが宿で頼んだにもかかわらず、なかなかタクシーが捕まらず、7時半になってやっと宿を出発する事ができた。乗り場は結構遠くて30分近くかかり、到着したら8時ですでにミニバスは満員だった。2台目のミニバスがあり人が集まれば出発するようで10時には出るらしい。しかたなく誰もいない車内で待つことにした。しばらくすると運転手があなたは不運だ。たぶん人が集まらないので今日はもうオプウォ行きは中止だ。明日の朝また来てくれと言い出した。<br /> 今回オプウォまでの直通バスが確実に走っている事を確認できただけでも収穫はあったのでバスに間に合わなかったことを冷静に受け止めることができた。<br /><br /> 直通がダメなら乗り継げばいい。北部の中心都市オシャカティまで行こうとタクシーを探そうとしたらこれからオプウォに行きたいというナミビア人が現れた。<br /> 彼の名はシヘポ。彼もミニバスが行ってしまったことに呆然としている。<br /> 明日まで待っていられないので二人でオシャカティ経由で行くことで話がまとまった。たとえオプオに今日着くのが無理でも現地の人と目的地が同じだと心強い。僕的には北部の町も少し見てみたいので遠回りも悪くはない。<br />タクシーで北部行ミニバス乗り場に向かい、オシャカティ行きのミニバスはすぐに見つかり出発。9時前にはウィントフクを離れることができた。<br /> ミニバスは飛ばすので距離の割に時間はかからない。しかしツメブで警察に捕まった。アフリカで乗っているミニバスがスピード違反で捕まるのはこれで4回目だ。ミニバスはアンゴラへの分岐の町であるオンダングァまででここでオシャカティへはタクシーに乗り換えることになったがタクシー代は徴収されなかった。<br />オシャカティへ向かう道はアンゴラ国境に近いせいか検問があり渋滞していた上、僕自身もチェックを受けることになった。<br /> もう日が暮れかかっているのでオシャカティで一泊するのを覚悟していたがオシャカティですぐにオプウォ行きのミニバスは見つかった。我々を待っていたかのように2人を乗せてすぐに出発した。時間は5時半。あまりにもスムーズなので誰かが連絡してくれたのかもしれない。あり得ないくらい乗り継ぎはスムーズで今日中にオプウォに着ける事になった。<br /> アンゴラ国境に沿って続く道路は舗装されていて所要時間は予想以上に早い<br /><br /> 夜9時にはオプウォに到着した。同伴のシヘポに紹介された中心部の安い宿に泊まることにした。しかし値段は350ランド(4200円)もしてハボローネ以来の高額の宿になってしまった。<br /><br /> とりあえずこの宿は今夜一泊だ。予定より時間もカネもかかったが今日中にオプウォに着けて結果オーライといったところか。<br /><br />【9月30日(木)】<br /><br /> 宿は朝食付きだがさすがにこの値段で連泊は厳しい。かといって他に安い宿のあてもなく街から離れたキャンプ場にでも泊まるしかないのだろうか。<br /> 10時のチェックアウトまでオプウォの街を歩いてみた。さっそくヒンバ族の姿を目にする。<br />

    ウィントフクの街を散歩した。中心部はこぎれいなショッピング街でファーストフード店もたくさんある。


    宿のオーナーの白人女性にオプウォまでのミニバス情報が載っていると日本語の情報ノートを手渡された。さっきオプウォに行きたい事をスタッフに少し話しただけなのにそれが伝わり情報ノートまで準備してくれるとは。日本語にもかかわらず、そこに何が書かれているかまで把握している事にも驚き、この宿のホスピタリティには感激だ。載っていたミニバス会社の電話番号に確認までしてもらい出発場所や料金も聞き出してもらった。そんなわけで明日出発できそうな雰囲気になった。オプウォはあまりにも不便であきらめかけていたが光が見えてきた。今回の旅最後のハイライトだ。
     夕食はケンタッキーをテイクアウトで済ませた。


    【9月29日(水)】

     朝8時にオプウォへのミニバスが出発する場所に向わないといけないが宿で頼んだにもかかわらず、なかなかタクシーが捕まらず、7時半になってやっと宿を出発する事ができた。乗り場は結構遠くて30分近くかかり、到着したら8時ですでにミニバスは満員だった。2台目のミニバスがあり人が集まれば出発するようで10時には出るらしい。しかたなく誰もいない車内で待つことにした。しばらくすると運転手があなたは不運だ。たぶん人が集まらないので今日はもうオプウォ行きは中止だ。明日の朝また来てくれと言い出した。
     今回オプウォまでの直通バスが確実に走っている事を確認できただけでも収穫はあったのでバスに間に合わなかったことを冷静に受け止めることができた。

     直通がダメなら乗り継げばいい。北部の中心都市オシャカティまで行こうとタクシーを探そうとしたらこれからオプウォに行きたいというナミビア人が現れた。
     彼の名はシヘポ。彼もミニバスが行ってしまったことに呆然としている。
     明日まで待っていられないので二人でオシャカティ経由で行くことで話がまとまった。たとえオプオに今日着くのが無理でも現地の人と目的地が同じだと心強い。僕的には北部の町も少し見てみたいので遠回りも悪くはない。
    タクシーで北部行ミニバス乗り場に向かい、オシャカティ行きのミニバスはすぐに見つかり出発。9時前にはウィントフクを離れることができた。
     ミニバスは飛ばすので距離の割に時間はかからない。しかしツメブで警察に捕まった。アフリカで乗っているミニバスがスピード違反で捕まるのはこれで4回目だ。ミニバスはアンゴラへの分岐の町であるオンダングァまででここでオシャカティへはタクシーに乗り換えることになったがタクシー代は徴収されなかった。
    オシャカティへ向かう道はアンゴラ国境に近いせいか検問があり渋滞していた上、僕自身もチェックを受けることになった。
     もう日が暮れかかっているのでオシャカティで一泊するのを覚悟していたがオシャカティですぐにオプウォ行きのミニバスは見つかった。我々を待っていたかのように2人を乗せてすぐに出発した。時間は5時半。あまりにもスムーズなので誰かが連絡してくれたのかもしれない。あり得ないくらい乗り継ぎはスムーズで今日中にオプウォに着ける事になった。
     アンゴラ国境に沿って続く道路は舗装されていて所要時間は予想以上に早い

     夜9時にはオプウォに到着した。同伴のシヘポに紹介された中心部の安い宿に泊まることにした。しかし値段は350ランド(4200円)もしてハボローネ以来の高額の宿になってしまった。

     とりあえずこの宿は今夜一泊だ。予定より時間もカネもかかったが今日中にオプウォに着けて結果オーライといったところか。

    【9月30日(木)】

     宿は朝食付きだがさすがにこの値段で連泊は厳しい。かといって他に安い宿のあてもなく街から離れたキャンプ場にでも泊まるしかないのだろうか。
     10時のチェックアウトまでオプウォの街を歩いてみた。さっそくヒンバ族の姿を目にする。

  • あちこちにいて完全に街に溶け込んでいる。21世紀に入って久しいが非文明的な裸族が町の中を行き交う姿を目にして不思議な気分になる。<br />とはいえこの町ではヒンバ族より黄色人種の僕の方が珍しい存在なのたが。ヒンバ族にも注目され変な気分だ。写真を撮るとお金を払わないといけないのでカメラには注意が必要だ。<br /> 今夜の宿泊先も決まらないまま10時にチェックアウトした。その際ホテルにヒンバ族のツアーをアレンジしてもらうといくらか聞いたら2000ナミビアドル(24000円)はかかるようだ。単独行動でしかも車がないと大変だ。ここまで来たがヒンバ族の村は諦めつつある。とりあえず安い宿に移動することにした。<br /><br /><br />そんな中、町の中心部で偶然にも日本人グループに遭遇、近くに安い宿がある事を教えられた。アバゲストハウスという宿で僕もこの宿の存在は知っていた。しかし場所も名前もわからなかったので探しようがなかった。<br />だがすぐ近くだと教えられ向かうことにした。結果120ナミビアドル(1440円)の安い部屋に泊まりことができた。この値段でシャワー付きだから驚きだ。とりあえず快適なオプウォ滞在は約束された。

    あちこちにいて完全に街に溶け込んでいる。21世紀に入って久しいが非文明的な裸族が町の中を行き交う姿を目にして不思議な気分になる。
    とはいえこの町ではヒンバ族より黄色人種の僕の方が珍しい存在なのたが。ヒンバ族にも注目され変な気分だ。写真を撮るとお金を払わないといけないのでカメラには注意が必要だ。
     今夜の宿泊先も決まらないまま10時にチェックアウトした。その際ホテルにヒンバ族のツアーをアレンジしてもらうといくらか聞いたら2000ナミビアドル(24000円)はかかるようだ。単独行動でしかも車がないと大変だ。ここまで来たがヒンバ族の村は諦めつつある。とりあえず安い宿に移動することにした。


    そんな中、町の中心部で偶然にも日本人グループに遭遇、近くに安い宿がある事を教えられた。アバゲストハウスという宿で僕もこの宿の存在は知っていた。しかし場所も名前もわからなかったので探しようがなかった。
    だがすぐ近くだと教えられ向かうことにした。結果120ナミビアドル(1440円)の安い部屋に泊まりことができた。この値段でシャワー付きだから驚きだ。とりあえず快適なオプウォ滞在は約束された。

  • アバゲストハウスの部屋。

    アバゲストハウスの部屋。

  • 宿の敷地内に学校があるようで子供たちでにぎやかだ。

    宿の敷地内に学校があるようで子供たちでにぎやかだ。

  • アバゲストハウスにいた子供たち

    アバゲストハウスにいた子供たち

  • 再びヒンバ族が行き交う町の中心部へいってみた。スーパーマーケットに入ったらヒンバ族がレジで支払いをしていた。<br /><br /> このアンバランスなシチュエーションが気に入り写真を撮らせてもらった。<br />それにしてもオプウォは観光の町かと思っていたが案外観光客には無関心だ。値段はともかくヒンバ族の村に行かないかと誘ってくる路上ガイドも見あたらない。写真を撮ってくれというヒンバ族の人も現れない。そういう意味では観光ズレしてないのかとも思う。

    再びヒンバ族が行き交う町の中心部へいってみた。スーパーマーケットに入ったらヒンバ族がレジで支払いをしていた。

     このアンバランスなシチュエーションが気に入り写真を撮らせてもらった。
    それにしてもオプウォは観光の町かと思っていたが案外観光客には無関心だ。値段はともかくヒンバ族の村に行かないかと誘ってくる路上ガイドも見あたらない。写真を撮ってくれというヒンバ族の人も現れない。そういう意味では観光ズレしてないのかとも思う。

  • 町の中心にヒンバ族のマーケットがあったので行ってみた。<br /><br />ここで一杯やることになった。

    町の中心にヒンバ族のマーケットがあったので行ってみた。

    ここで一杯やることになった。

  • ヒンバ族の人々

    ヒンバ族の人々

  • 日中、間近で竜巻が発生し、後ろから舞い上がる砂埃の渦がこちらに来たのでびっくりして逃げてしまった。<br /><br /> 竜巻から逃げたのは生まれて初めての経験だ。竜巻が直撃した露天は半壊状態だ。

    日中、間近で竜巻が発生し、後ろから舞い上がる砂埃の渦がこちらに来たのでびっくりして逃げてしまった。

     竜巻から逃げたのは生まれて初めての経験だ。竜巻が直撃した露天は半壊状態だ。

  • 比較的観光客が集まる町の中心でお土産物を売っている女性から初めてヒンバ族の村に行かないかと声がかかった。<br /><br />この女性はイタリアのガイドブックにも紹介されている有名人らしい。日本語も挨拶だけだが知っているのでそれなりに実績はありそうだ。一人で車なしだが大丈夫なのか。<br /><br />交渉の結果総額400ナミビアドル(4800円)との事だが、行けるなら多少の出費も惜しまないが車も出してもらってこの値段なら納得の範囲内だ。

    比較的観光客が集まる町の中心でお土産物を売っている女性から初めてヒンバ族の村に行かないかと声がかかった。

    この女性はイタリアのガイドブックにも紹介されている有名人らしい。日本語も挨拶だけだが知っているのでそれなりに実績はありそうだ。一人で車なしだが大丈夫なのか。

    交渉の結果総額400ナミビアドル(4800円)との事だが、行けるなら多少の出費も惜しまないが車も出してもらってこの値段なら納得の範囲内だ。

  • 夕方からは写真撮影に適した時間帯だ。黄昏時のヒンバ族の人々はかなり絵になり美しい。

    夕方からは写真撮影に適した時間帯だ。黄昏時のヒンバ族の人々はかなり絵になり美しい。

  • 薪を運ぶ少女たち

    薪を運ぶ少女たち

  • 明日の村訪問もあるので今日は撮影は控えめにして夕食は露天の牛のバーベキュー。安くて満腹だ。

    明日の村訪問もあるので今日は撮影は控えめにして夕食は露天の牛のバーベキュー。安くて満腹だ。

  • 【10月1日(金)】<br /><br /> 9時前に村へ連れて行ってくれるエリザベスの元へ向かった。彼女は僕を待っていた。ヒンバ族の村に行く際、食料品などおみやげを持っていく習慣がある。そのおみやげを買うためスーパーに入った。

    【10月1日(金)】

     9時前に村へ連れて行ってくれるエリザベスの元へ向かった。彼女は僕を待っていた。ヒンバ族の村に行く際、食料品などおみやげを持っていく習慣がある。そのおみやげを買うためスーパーに入った。

  • トウモロコシの粉10キロ、砂糖や油を100ナミビアドル(1200円)分購入した。

    トウモロコシの粉10キロ、砂糖や油を100ナミビアドル(1200円)分購入した。

  • スタンドで待っていると迎えの車が現れた。<br /><br />今回この車を準備してもらったので高く付いてしまったが結果としていくことが出来てよかった。

    スタンドで待っていると迎えの車が現れた。

    今回この車を準備してもらったので高く付いてしまったが結果としていくことが出来てよかった。

  • 未舗装の道をゆっくり走ること40分。<br /><br />オプウォの街から15キロほど離れたヒンバ族の村に到着した。<br /> 訪問といっても埃っぽい水場もないような村なので長居はできない。しかも日中なので暑い。宿泊している旅行者もいるようだが僕は無理だ。

    未舗装の道をゆっくり走ること40分。

    オプウォの街から15キロほど離れたヒンバ族の村に到着した。
     訪問といっても埃っぽい水場もないような村なので長居はできない。しかも日中なので暑い。宿泊している旅行者もいるようだが僕は無理だ。

  • 村のヒンバ族の女性。<br /><br /><br />基本的に村の人々は英語が通じないのでエリザベスに通訳してもらうことになる。

    村のヒンバ族の女性。


    基本的に村の人々は英語が通じないのでエリザベスに通訳してもらうことになる。

  • ヒンバ族の女性は全身に山羊のバターと赤土を混ぜたものを塗っている。

    ヒンバ族の女性は全身に山羊のバターと赤土を混ぜたものを塗っている。

  • あとヒンバの人々は一生水を浴びることはなく、消臭効果うかのある煙を体に纏う実演をしてくれた。

    あとヒンバの人々は一生水を浴びることはなく、消臭効果うかのある煙を体に纏う実演をしてくれた。

  • ヒンバの子供たち。

    ヒンバの子供たち。

  • ヒンバ族の村にて

    ヒンバ族の村にて

  • 最初この村にはあまり人は住んでいないのかと思っていた。すると帰り際20人くらいの女性たちが集まってきた。<br /><br />もちろん挨拶代わりに物を売りに来ただけだ。なにも買わなくてもいいのだが、ヒンバの人形を記念に買っておくことにした。

    最初この村にはあまり人は住んでいないのかと思っていた。すると帰り際20人くらいの女性たちが集まってきた。

    もちろん挨拶代わりに物を売りに来ただけだ。なにも買わなくてもいいのだが、ヒンバの人形を記念に買っておくことにした。

  • 車がないこと加え一人だという悪条件で一時は村に行くのは諦めていた。そんな中、短時間だったがナミビア辺境の地まで来て、村を垣間見れる事ができてよかった。<br /><br />ナミビアでは砂漠とヒンバ族は絶対はずせなかった。

    イチオシ

    車がないこと加え一人だという悪条件で一時は村に行くのは諦めていた。そんな中、短時間だったがナミビア辺境の地まで来て、村を垣間見れる事ができてよかった。

    ナミビアでは砂漠とヒンバ族は絶対はずせなかった。

  • これからは無理をしないで帰国するだけだ。昼前にオプウォの町に戻ってきた。日中は暑いので動き回らず宿でゆっくり。<br /> 夕方、中心部のヒンバのマーケットに行ってみた。

    これからは無理をしないで帰国するだけだ。昼前にオプウォの町に戻ってきた。日中は暑いので動き回らず宿でゆっくり。
     夕方、中心部のヒンバのマーケットに行ってみた。

  • 今朝世話になったエリザベス(右)と再び対面した。

    今朝世話になったエリザベス(右)と再び対面した。

  • オプウォの町にて

    オプウォの町にて

  • 夕方になるとヒンバ族の人々がトラックに乗って村へ帰ってゆく。<br /><br /><br />町のターミナルになっているガソリンスタンドに明日のウィントフク行きのミニバスが停まっていたので念のため予約を入れておくことにした。<br /><br />いつ出発するかはわからないが7時集合とのこと。<br /><br /><br />【10月2日(土)】<br /><br /><br /> 昨日ミニバスの予約をしていたが、土曜は人の集まりが悪いのか朝7時の時点でまだ3人しか客が集まっていなかった。ミニバスは原則10人集まらないと出発できない。<br /><br /> ここに来るとき、ウィントフクでは時間通りに行ったら定員オーバーで乗れず、帰りは人が集まらずなかなか出発できずで最後までアフリカの非効率な交通システムに惑わされる。<br /><br />ノートに乗車する人の名前が書かれるがなかなか増えない。<br /> 10時を過ぎて徐々に人は集まり始めたが今夜6時のウィントフク発のインターケープのアッピントン行きに乗るのは無理そうだ。でも今日は人が集まらないから運休だというのは避けられそうで助かった。<br />11時にやっとエンジンがかかりスタンドでガソリンを入れた。そして出発かと思ったらスタンドの向かいの酒屋の駐車場に入った。出発と当時にいきなり休憩となった。<br /><br />さすがに勘弁してくれという気分になった。酒屋で飲み物を買ったりして10分後やっとオプウォの街を出発した。時間は11時20分。<br /> 出発したら速いのかと思ったが寄り道したりけっこう先が思いやられる。ミニバスは10人集まらないと出発しないのだが、今日は8人で出発してくれた。だから寄り道くらいは多めにみてあげたい。途中で客を拾うこともあるだろうし、ウィントフクまでは時間がかかりそうだ。<br /> もう今夜のインターケープに乗るのは諦めているので今日中に到着してくれれば問題ない。ウィントフクのカメレオンバックパッカーズはテントなら予約なしでも大丈夫だろう。逆に順調に出発して時間がかかり到着がギリギリになって乗り継ぎの夜行バスに乗れるかどうか焦るよりゆとりを持って移動できるので無駄な神経を使わなくていい。<br /> <br />ミニバスは途中大きな町を通らないので単調な走りが延々続く。<br /><br /> オプウォまでは完全に舗装されていたのでレンタカーでも問題なかった。やはり砂漠方面だけが悪路でパンクの危険性が高かったようだ。<br /> 結局ウィントフクに到着したのは19時になってからですでに日が暮れていた。ミニバスはまずオプウォからの住民が住むタウンシップ(バラックでできたスラム街)に立ち寄った後、それぞれの乗客を目的地に送ってくれることになった。最悪タクシーで宿に戻ることを考えていたので助かった。またカメレオンバックパッカーズに最初に行ってくれたのも嬉しい。<br /><br /> さすがに最初から乗っている客なのでその配慮は当然かもしれないが。別れ際の「中国に帰るのか?」は余計だが。<br />久々にカメレオンバックパッカーズに戻ってきてホッとした。キャンプサイトは誰もおらず、僕のテントだけだ。<br /> 夕食は近くのケンタッキーに行ったが長蛇の列で買うのを諦めた。こんな店にいつも長蛇の列ができているのを見ると食に貧しい国だなと感じる。向かいのスタンドでホットドッグとチキンを購入した。スタンドのメニューは不味いが少し安く、待たなくていいので案外助かる。<br /><br />【10月3日(日)】<br /><br /> 昨日ウィントフクに戻るのが遅くなり出発は今日の夜になった。今日は特にする事はなく、朝食をとった後インターケープへ今夜の切符を買いに向かった。値段は当日購入なので安くない。でもこれでナミビアを出国できる。<br /><br />

    夕方になるとヒンバ族の人々がトラックに乗って村へ帰ってゆく。


    町のターミナルになっているガソリンスタンドに明日のウィントフク行きのミニバスが停まっていたので念のため予約を入れておくことにした。

    いつ出発するかはわからないが7時集合とのこと。


    【10月2日(土)】


     昨日ミニバスの予約をしていたが、土曜は人の集まりが悪いのか朝7時の時点でまだ3人しか客が集まっていなかった。ミニバスは原則10人集まらないと出発できない。

     ここに来るとき、ウィントフクでは時間通りに行ったら定員オーバーで乗れず、帰りは人が集まらずなかなか出発できずで最後までアフリカの非効率な交通システムに惑わされる。

    ノートに乗車する人の名前が書かれるがなかなか増えない。
     10時を過ぎて徐々に人は集まり始めたが今夜6時のウィントフク発のインターケープのアッピントン行きに乗るのは無理そうだ。でも今日は人が集まらないから運休だというのは避けられそうで助かった。
    11時にやっとエンジンがかかりスタンドでガソリンを入れた。そして出発かと思ったらスタンドの向かいの酒屋の駐車場に入った。出発と当時にいきなり休憩となった。

    さすがに勘弁してくれという気分になった。酒屋で飲み物を買ったりして10分後やっとオプウォの街を出発した。時間は11時20分。
     出発したら速いのかと思ったが寄り道したりけっこう先が思いやられる。ミニバスは10人集まらないと出発しないのだが、今日は8人で出発してくれた。だから寄り道くらいは多めにみてあげたい。途中で客を拾うこともあるだろうし、ウィントフクまでは時間がかかりそうだ。
     もう今夜のインターケープに乗るのは諦めているので今日中に到着してくれれば問題ない。ウィントフクのカメレオンバックパッカーズはテントなら予約なしでも大丈夫だろう。逆に順調に出発して時間がかかり到着がギリギリになって乗り継ぎの夜行バスに乗れるかどうか焦るよりゆとりを持って移動できるので無駄な神経を使わなくていい。
     
    ミニバスは途中大きな町を通らないので単調な走りが延々続く。

     オプウォまでは完全に舗装されていたのでレンタカーでも問題なかった。やはり砂漠方面だけが悪路でパンクの危険性が高かったようだ。
     結局ウィントフクに到着したのは19時になってからですでに日が暮れていた。ミニバスはまずオプウォからの住民が住むタウンシップ(バラックでできたスラム街)に立ち寄った後、それぞれの乗客を目的地に送ってくれることになった。最悪タクシーで宿に戻ることを考えていたので助かった。またカメレオンバックパッカーズに最初に行ってくれたのも嬉しい。

     さすがに最初から乗っている客なのでその配慮は当然かもしれないが。別れ際の「中国に帰るのか?」は余計だが。
    久々にカメレオンバックパッカーズに戻ってきてホッとした。キャンプサイトは誰もおらず、僕のテントだけだ。
     夕食は近くのケンタッキーに行ったが長蛇の列で買うのを諦めた。こんな店にいつも長蛇の列ができているのを見ると食に貧しい国だなと感じる。向かいのスタンドでホットドッグとチキンを購入した。スタンドのメニューは不味いが少し安く、待たなくていいので案外助かる。

    【10月3日(日)】

     昨日ウィントフクに戻るのが遅くなり出発は今日の夜になった。今日は特にする事はなく、朝食をとった後インターケープへ今夜の切符を買いに向かった。値段は当日購入なので安くない。でもこれでナミビアを出国できる。

  • ウィントフクの広場で物を売っていた出稼ぎのヒンバ族の女性たち。

    ウィントフクの広場で物を売っていた出稼ぎのヒンバ族の女性たち。

  • インターケープの事務所のさらに外れに大型ショッピングモールを発見した。日曜ということで車での買い物客で賑わっている。<br /><br /> 昼前に宿に戻ったがする事もない。とりあえずテントを片付けてくつろぐことにした。<br /><br /> インターケープのバス乗り場まで送迎があるようで利用することにした。何度も利用したカメレオンだバックパッカーズだが、最後まで快適だった。<br /> 18時にバス乗り場にやってきた。アッピントン行きのバスはリビングストンと同じでボロバスでがっかり。座席も狭い。<br /><br /> 高い金を払わされたものだ。バスは最初ガラガラで2席独占できたが、途中から込んできた。<br /><br /><br /> 出発前日本人旅行とビールを飲んだせいで腹が痛くなり今回の旅の移動時最大のピンチになった。バスにトイレは付いているがほとんど休憩しないのでかなり辛い。<br /><br /><br /><br />【10月4日(月)】<br /><br /> 腹は何回かトイレに行っているうちに治まった。<br /><br /> 明け方に国境を通過することになった。南アへの出入国はなんの問題もなくスムーズに手続きは終了。電子機器の持ち込みの紙もほとんど見ないで処理された。やはり検査の厳しさは入国時の格安バスに問題があったということか。<br />

    インターケープの事務所のさらに外れに大型ショッピングモールを発見した。日曜ということで車での買い物客で賑わっている。

     昼前に宿に戻ったがする事もない。とりあえずテントを片付けてくつろぐことにした。

     インターケープのバス乗り場まで送迎があるようで利用することにした。何度も利用したカメレオンだバックパッカーズだが、最後まで快適だった。
     18時にバス乗り場にやってきた。アッピントン行きのバスはリビングストンと同じでボロバスでがっかり。座席も狭い。

     高い金を払わされたものだ。バスは最初ガラガラで2席独占できたが、途中から込んできた。


     出発前日本人旅行とビールを飲んだせいで腹が痛くなり今回の旅の移動時最大のピンチになった。バスにトイレは付いているがほとんど休憩しないのでかなり辛い。



    【10月4日(月)】

     腹は何回かトイレに行っているうちに治まった。

     明け方に国境を通過することになった。南アへの出入国はなんの問題もなくスムーズに手続きは終了。電子機器の持ち込みの紙もほとんど見ないで処理された。やはり検査の厳しさは入国時の格安バスに問題があったということか。

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旅行記グループ

2010年 アフリカ南部諸国

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