松本旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回は、久しぶりに妹と二人の旅行。コロナ過での巣籠もりはもう疲れたという要望を受けて渋々ですが、少しでも安全な場所を考えて長野県松本市、長野市、軽井沢から草津の五日間旅を計画してみました。<br /><br />ということで、一日目は、松本市。今まで何度も訪れている松本ですが、考えてみるとあまり腰を据えた松本観光ってしたことなかったかも。松本市は松本平にあって中信地方の中心。長野県第二の都市であるだけでなく、信濃守護家小笠原氏の林城から始まって石川数正も城主を勤めた国宝松本城に文明開化の時代を象徴する開智学校を有しているのが地元の自慢。教育県として名高い長野にあって、旧制中学も長野市ではなく松本市に置かれた松本高等学校なんですよね。そうやって歴史も文化も揃った松本市ではあるのですが、私的には松本市は松本市の単独ではなく、安曇野から大町、黒部立山アルペンルートへの入口であり、上高地や乗鞍、北アルプスへの入口でもあるという少し広域の視点で考えるべき存在なんですね。なので、過去の旅ではいつも松本市プラスどこどこの旅となっていて、松本市街を歩いていてもどこか心ここにあらずみたいなところがあったんですよね。<br /><br />しかし、今回は、そういう反省もあって、じっくり松本市に焦点を絞っての観光。これまで漏らしていた地元の名物食堂やB級グルメに老舗の味噌屋、それからまつもと城下町湧水群もできるだけ丹念に回ってみることにしました。ちなみに、このまつもと城下町湧水群は、環境省が定める「平成の名水百選」。松本平の東部を流れる女鳥羽川などがつくりだした扇状地の地下に、美ヶ原などの山々の伏流水が豊富に貯えられ、地上に湧き出したものなんですが、市街の至る所にあって、小さいものまで入れると何十か所もあるような。飲める湧水も多くて、松本の豊かな自然を改めて感じることができたように思います。<br /><br />参考までに、これまでの松本と組み合わせた旅です。<br /><大町・安曇野><br />https://4travel.jp/travelogue/11490488<br />https://4travel.jp/travelogue/11408633<br /><乗鞍・白骨温泉><br />https://4travel.jp/travelogue/11051107<br /><上高地・奥穂高><br />https://4travel.jp/travelogue/11051106

信州長野と草津温泉の旅(一日目)~国宝松本城と明智学校にまつもと城下町湧水群も豊かな文化遺産。長野県第二の都市、松本の懐の深さを味わいます~

215いいね!

2020/09/08 - 2020/09/08

8位(同エリア1716件中)

2

135

たびたび

たびたびさん

今回は、久しぶりに妹と二人の旅行。コロナ過での巣籠もりはもう疲れたという要望を受けて渋々ですが、少しでも安全な場所を考えて長野県松本市、長野市、軽井沢から草津の五日間旅を計画してみました。

ということで、一日目は、松本市。今まで何度も訪れている松本ですが、考えてみるとあまり腰を据えた松本観光ってしたことなかったかも。松本市は松本平にあって中信地方の中心。長野県第二の都市であるだけでなく、信濃守護家小笠原氏の林城から始まって石川数正も城主を勤めた国宝松本城に文明開化の時代を象徴する開智学校を有しているのが地元の自慢。教育県として名高い長野にあって、旧制中学も長野市ではなく松本市に置かれた松本高等学校なんですよね。そうやって歴史も文化も揃った松本市ではあるのですが、私的には松本市は松本市の単独ではなく、安曇野から大町、黒部立山アルペンルートへの入口であり、上高地や乗鞍、北アルプスへの入口でもあるという少し広域の視点で考えるべき存在なんですね。なので、過去の旅ではいつも松本市プラスどこどこの旅となっていて、松本市街を歩いていてもどこか心ここにあらずみたいなところがあったんですよね。

しかし、今回は、そういう反省もあって、じっくり松本市に焦点を絞っての観光。これまで漏らしていた地元の名物食堂やB級グルメに老舗の味噌屋、それからまつもと城下町湧水群もできるだけ丹念に回ってみることにしました。ちなみに、このまつもと城下町湧水群は、環境省が定める「平成の名水百選」。松本平の東部を流れる女鳥羽川などがつくりだした扇状地の地下に、美ヶ原などの山々の伏流水が豊富に貯えられ、地上に湧き出したものなんですが、市街の至る所にあって、小さいものまで入れると何十か所もあるような。飲める湧水も多くて、松本の豊かな自然を改めて感じることができたように思います。

参考までに、これまでの松本と組み合わせた旅です。
<大町・安曇野>
https://4travel.jp/travelogue/11490488
https://4travel.jp/travelogue/11408633
<乗鞍・白骨温泉>
https://4travel.jp/travelogue/11051107
<上高地・奥穂高>
https://4travel.jp/travelogue/11051106

PR

  • 新宿駅からの朝イチのあづさ号で松本駅に到着。さっそく市内の散策開始です。<br />まず向かったのは深志神社。

    新宿駅からの朝イチのあづさ号で松本駅に到着。さっそく市内の散策開始です。
    まず向かったのは深志神社。

  • この神社は、諏訪明神の信仰が厚かった信濃守護、小笠原貞宗が暦応2年(1339年)に諏訪明神を祀って創建。その後、応永9年(1402年)には小笠原長基が北野天満宮を勧請し、松本城の鎮守・産土神としても。<br />参道から正面は神楽殿、その奥が本殿と細長く奥の深い境内。本殿の朱塗りの赤、梅の紋章とか、天神さんの雰囲気が濃いと思います。

    この神社は、諏訪明神の信仰が厚かった信濃守護、小笠原貞宗が暦応2年(1339年)に諏訪明神を祀って創建。その後、応永9年(1402年)には小笠原長基が北野天満宮を勧請し、松本城の鎮守・産土神としても。
    参道から正面は神楽殿、その奥が本殿と細長く奥の深い境内。本殿の朱塗りの赤、梅の紋章とか、天神さんの雰囲気が濃いと思います。

  • そのまま、慶応4年創業の老舗、石井味噌店へ。ここは松本市街の南東部。中心部からは少し外れた閑静な住宅地です。<br />

    そのまま、慶応4年創業の老舗、石井味噌店へ。ここは松本市街の南東部。中心部からは少し外れた閑静な住宅地です。

  • 長野の信州みそは有名だし、興味をそそられます。

    長野の信州みそは有名だし、興味をそそられます。

  • 工場見学をお願いして、

    工場見学をお願いして、

  • 簡単な味噌の説明から。味噌には米味噌と豆味噌があるのは知っていましたが、それは麹の違い。米麹なのか豆麹なのかなんですね。だから、米味噌は米麹を使うのですが、原料の主体はやっぱり大豆です。九州は麦味噌。麦麹を使った味噌なんですね。

    簡単な味噌の説明から。味噌には米味噌と豆味噌があるのは知っていましたが、それは麹の違い。米麹なのか豆麹なのかなんですね。だから、米味噌は米麹を使うのですが、原料の主体はやっぱり大豆です。九州は麦味噌。麦麹を使った味噌なんですね。

  • で、赤味噌は年数が経つにしたがって色が変化したもの。ここの味噌は米麹で、3年までありますが、始めは白いのに3年経つと、同じ製法でもすっかり赤くなっているのには驚きました。

    イチオシ

    で、赤味噌は年数が経つにしたがって色が変化したもの。ここの味噌は米麹で、3年までありますが、始めは白いのに3年経つと、同じ製法でもすっかり赤くなっているのには驚きました。

  • 最後にちょこっと味噌汁の試飲も。ほっこりおいしくいただきました。

    最後にちょこっと味噌汁の試飲も。ほっこりおいしくいただきました。

  • 松本市美術館も寄ってみます。

    松本市美術館も寄ってみます。

  • ここは、前庭にある草間彌生の巨大モニュメント「幻の華」がいいんですよね。<br />

    ここは、前庭にある草間彌生の巨大モニュメント「幻の華」がいいんですよね。

  • 草間彌生は松本市出身。海外でも高く評価を受けていますが、このインパクト抜群のただならぬ作品を見れば、その理由は誰でもわかることかと思います。

    イチオシ

    草間彌生は松本市出身。海外でも高く評価を受けていますが、このインパクト抜群のただならぬ作品を見れば、その理由は誰でもわかることかと思います。

  • さて、松本市内にはまつもと城下町湧水群と命名されたたくさんの湧水があって<br />まずは、この源地の水源地井戸もその一つ。江戸時代から利用されていて、毎分150?の湧出量があるそう。松本美術館のすぐ近くなんですが、場所は隠れていて少し分かりにくいかな。一帯は小さな公園のように整備されていて、湧水が小川のように流れていました。

    さて、松本市内にはまつもと城下町湧水群と命名されたたくさんの湧水があって
    まずは、この源地の水源地井戸もその一つ。江戸時代から利用されていて、毎分150?の湧出量があるそう。松本美術館のすぐ近くなんですが、場所は隠れていて少し分かりにくいかな。一帯は小さな公園のように整備されていて、湧水が小川のように流れていました。

  • 続いての日の出の井戸は、イオンモール松本の南側の通り沿い。視界が開けた歩道の脇にありました。<br />白と赤の大理石の造形を組み合わせた現代アート的な湧水ですが、本当に元気よく水がわき出していて、見ているだけでも気持ちがいいですね。コップが置いてあって、飲用にもできるようです。

    続いての日の出の井戸は、イオンモール松本の南側の通り沿い。視界が開けた歩道の脇にありました。
    白と赤の大理石の造形を組み合わせた現代アート的な湧水ですが、本当に元気よく水がわき出していて、見ているだけでも気持ちがいいですね。コップが置いてあって、飲用にもできるようです。

  • 日の出の泉 薬祖水も、日の出の井戸からすぐ。

    日の出の泉 薬祖水も、日の出の井戸からすぐ。

  • 薬祖神社という小さな神社の参道脇に木で作った三段の湧水口がありました。水の量はけっこう豊富。柄杓で少しすくっていただいてみました。地下水の冷たさを感じました。名前からすると体に良い水ということなんだと思います。

    薬祖神社という小さな神社の参道脇に木で作った三段の湧水口がありました。水の量はけっこう豊富。柄杓で少しすくっていただいてみました。地下水の冷たさを感じました。名前からすると体に良い水ということなんだと思います。

  • 今度は、中町通りの方に移動して。<br />善光寺街道辻井戸は、白壁の町家が続く中町通りの途中。善光寺街道と交差する角にこの井戸はありました。形は昔ながらの手押しでくみ上げるお馴染みのものなんですが、よく見ると脇に金属の新しい口があって水が自噴しています。しかし、どっちにしてもこのレトロ感には癒されますよね。

    イチオシ

    今度は、中町通りの方に移動して。
    善光寺街道辻井戸は、白壁の町家が続く中町通りの途中。善光寺街道と交差する角にこの井戸はありました。形は昔ながらの手押しでくみ上げるお馴染みのものなんですが、よく見ると脇に金属の新しい口があって水が自噴しています。しかし、どっちにしてもこのレトロ感には癒されますよね。

  • ところで、松本市内の面白い通りといえば縄手通りと思っていたのですが、この中町通りも素晴らしいですよね。というか、なまこ壁の蔵に土蔵造りの商家が立ち並ぶこちらの方が城下町、松本を代表しているかもしてれせん。そして、その古い町並みに甘えるだけじゃなくて、かわいらしいお店や元気のいい食堂がポツポツあって、生きた街としての新鮮さが保たれているようにも感じます。

    ところで、松本市内の面白い通りといえば縄手通りと思っていたのですが、この中町通りも素晴らしいですよね。というか、なまこ壁の蔵に土蔵造りの商家が立ち並ぶこちらの方が城下町、松本を代表しているかもしてれせん。そして、その古い町並みに甘えるだけじゃなくて、かわいらしいお店や元気のいい食堂がポツポツあって、生きた街としての新鮮さが保たれているようにも感じます。

  • こちらは、松本市はかり資料館。<br />白い漆喰壁が美しい建物で、明治から昭和末年まで営業をしていた竹内度量衡店。

    こちらは、松本市はかり資料館。
    白い漆喰壁が美しい建物で、明治から昭和末年まで営業をしていた竹内度量衡店。

  • 中には帳場があったりして、かつての店の感じがそれなりに残ります。

    中には帳場があったりして、かつての店の感じがそれなりに残ります。

  • 展示品は、両替天秤、繭の雌雄選別器、毛髪湿度計など多岐に亘っていて、「測る」「量る」「計る」の道具類。なかなかに細かい品々です。<br />

    展示品は、両替天秤、繭の雌雄選別器、毛髪湿度計など多岐に亘っていて、「測る」「量る」「計る」の道具類。なかなかに細かい品々です。

  • そして、中庭の先にも展示室。

    そして、中庭の先にも展示室。

  • 蚕の繭を測ったり、かつての地域経済を支えた重要な産業です。

    イチオシ

    蚕の繭を測ったり、かつての地域経済を支えた重要な産業です。

  • 擬洋風建築の蔵座敷も規模は小さいですが、

    擬洋風建築の蔵座敷も規模は小さいですが、

  • まあ、こういうのもひとつの文化ではあるでしょう。

    まあ、こういうのもひとつの文化ではあるでしょう。

  • これは、中町蔵の井戸<br />中町通りを抜けて

    これは、中町蔵の井戸
    中町通りを抜けて

  • 松本商工会議所発祥の地は、中央二丁目交差点そば。会議所が100周年を迎えたことで建てられたもののよう。100の0の中にそれぞれかつての建物と今の建物を比べるデザインですが、それだけ歴史を刻んできたというアピールですね。

    松本商工会議所発祥の地は、中央二丁目交差点そば。会議所が100周年を迎えたことで建てられたもののよう。100の0の中にそれぞれかつての建物と今の建物を比べるデザインですが、それだけ歴史を刻んできたというアピールですね。

  • ここらで、昼飯にしましょうか。<br />おきな堂は、女鳥羽川を挟んだ四柱神社の向かい側。松本ではちょっと有名な名物カフェ。店内も大正ロマン風の雰囲気がいいですね。<br />

    ここらで、昼飯にしましょうか。
    おきな堂は、女鳥羽川を挟んだ四柱神社の向かい側。松本ではちょっと有名な名物カフェ。店内も大正ロマン風の雰囲気がいいですね。

  • 二階の席で、デミグラスソースのオムライスをいただきました。卵焼きはちょっと薄手ですけど、ソースっぽい風味もあってきちんとした味わい。それなりの格調があって、松本のばたくさいシーンの一つになりました。

    イチオシ

    二階の席で、デミグラスソースのオムライスをいただきました。卵焼きはちょっと薄手ですけど、ソースっぽい風味もあってきちんとした味わい。それなりの格調があって、松本のばたくさいシーンの一つになりました。

  • さて、ここからなわて通りの方へ。<br />御幸橋は、四柱神社に向かって女鳥羽川を越えていく橋。四柱神社に明治天皇が御巡幸された際に、この橋を渡って神社に入られたので御幸橋ですね。擬宝珠の付いた欄干はちょっと京都風かな。

    さて、ここからなわて通りの方へ。
    御幸橋は、四柱神社に向かって女鳥羽川を越えていく橋。四柱神社に明治天皇が御巡幸された際に、この橋を渡って神社に入られたので御幸橋ですね。擬宝珠の付いた欄干はちょっと京都風かな。

  • 橋の上からは緑が豊かな女鳥羽川の様子もよく見えます。<br />で、この女鳥羽川は、松本市内中心部を流れる川。四柱神社の前を流れていて、その辺りの風景が一番馴染んでいるような印象的です。松本城の外堀の役目もあったようですが、その後は川の氾濫もあって歴史的には功罪なくもない。この時期は周囲の草が刈られていましたが、それなりに手がかかるように見えました。

    橋の上からは緑が豊かな女鳥羽川の様子もよく見えます。
    で、この女鳥羽川は、松本市内中心部を流れる川。四柱神社の前を流れていて、その辺りの風景が一番馴染んでいるような印象的です。松本城の外堀の役目もあったようですが、その後は川の氾濫もあって歴史的には功罪なくもない。この時期は周囲の草が刈られていましたが、それなりに手がかかるように見えました。

  • 四柱神社は「よばしらじんじゃ」と読みます。天照大御神ほか四つの祭神を祀ってあるのが名前の由来のようです。

    四柱神社は「よばしらじんじゃ」と読みます。天照大御神ほか四つの祭神を祀ってあるのが名前の由来のようです。

  • 日当たりが良くて、鳩もいて。公園のような雰囲気もある明るい神社です。

    日当たりが良くて、鳩もいて。公園のような雰囲気もある明るい神社です。

  • 四柱神社の鳥居の前のなわて若返りの水もチェックかな。女鳥羽川の側に湧き出す水。かえるの通りなわて通りから、カエル→若返るともじったのが名前の由来のようです。ということで、できたのは2017年。まだ歴史は浅い湧水です。

    四柱神社の鳥居の前のなわて若返りの水もチェックかな。女鳥羽川の側に湧き出す水。かえるの通りなわて通りから、カエル→若返るともじったのが名前の由来のようです。ということで、できたのは2017年。まだ歴史は浅い湧水です。

  • そのままなわて通りを進んで。

    そのままなわて通りを進んで。

  • ガマ侍は、ナワテ通りの西の入り口。グロテスクな姿なので、だれでもすぐに目に留まると思います。馬に見立てた茶色のカエルの上で、2匹の白いガマ侍が居合斬りするという異様な姿。京藝術大の学園祭のために、1年生がデザインしたものだそうですが、今ではすっかりナワテ通りのシンボルですね。

    イチオシ

    ガマ侍は、ナワテ通りの西の入り口。グロテスクな姿なので、だれでもすぐに目に留まると思います。馬に見立てた茶色のカエルの上で、2匹の白いガマ侍が居合斬りするという異様な姿。京藝術大の学園祭のために、1年生がデザインしたものだそうですが、今ではすっかりナワテ通りのシンボルですね。

  • 花いっぱい運動発祥の地碑は、すぐ先の千歳橋のたもとの女鳥羽川湖畔。<br />花いっぱい運動って聞いたことがなくはないけど、松本市が発祥だったんですね。「社会を美しく、明るく、 住みよくする」。昭和27年、松本市小学校の教員、小松一三夢先生によって始められ、全国に広がったということです。

    花いっぱい運動発祥の地碑は、すぐ先の千歳橋のたもとの女鳥羽川湖畔。
    花いっぱい運動って聞いたことがなくはないけど、松本市が発祥だったんですね。「社会を美しく、明るく、 住みよくする」。昭和27年、松本市小学校の教員、小松一三夢先生によって始められ、全国に広がったということです。

  • 松本市道路元標は、千歳橋のたもと。小さな石の目印だし、これには気が付かない人の方が多いでしょう。千歳橋はかつては、松本城に向かう大手橋。松本市の起点をここに置くことはやっぱり納得感があるように思います。

    松本市道路元標は、千歳橋のたもと。小さな石の目印だし、これには気が付かない人の方が多いでしょう。千歳橋はかつては、松本城に向かう大手橋。松本市の起点をここに置くことはやっぱり納得感があるように思います。

  • ここから、松本城に向かいます。それが大名町通り。松本市内の千歳橋から松本城に続く約300mのメインストリートです。<br />信州SOBA農房 かまくらやは、その途中。地元のお土産物も扱う入りやすいお店です。

    ここから、松本城に向かいます。それが大名町通り。松本市内の千歳橋から松本城に続く約300mのメインストリートです。
    信州SOBA農房 かまくらやは、その途中。地元のお土産物も扱う入りやすいお店です。

  • おやきもあったので、それをいただきました。皮はそば粉が入っているのかな。まあ、悪くはないけど可もなく不可もなく。普通のおやきです。

    おやきもあったので、それをいただきました。皮はそば粉が入っているのかな。まあ、悪くはないけど可もなく不可もなく。普通のおやきです。

  • その先が松本市観光情報センター。同じ大名町通り沿いです。ただ、建物の入口が少し奥まっていてあんまり目立ってはいないですね。<br />しかし、入ってみるとそれなりに広くて明るい感じ。長野県内の各所のパンフレットなんかもまあまあ置いていました。

    その先が松本市観光情報センター。同じ大名町通り沿いです。ただ、建物の入口が少し奥まっていてあんまり目立ってはいないですね。
    しかし、入ってみるとそれなりに広くて明るい感じ。長野県内の各所のパンフレットなんかもまあまあ置いていました。

  • 大名小路井戸は、そのはす向かい。松本信用金庫敷地の歩道に面したところにありました。水の受け所5つを組み合わせた見ごたえのあるデザインが目を引きますね。傍らに、水質検査の結果が示されていて、飲用も可というきれいな水質も自慢です。

    イチオシ

    大名小路井戸は、そのはす向かい。松本信用金庫敷地の歩道に面したところにありました。水の受け所5つを組み合わせた見ごたえのあるデザインが目を引きますね。傍らに、水質検査の結果が示されていて、飲用も可というきれいな水質も自慢です。

  • 久しぶりの国宝松本城ですね。

    久しぶりの国宝松本城ですね。

  • 天守閣の周囲は内堀なので、どこからでも、しっかり眺めることができます。北アルプスをバックに眺める天守閣というのがいいんですよね。<br />

    イチオシ

    天守閣の周囲は内堀なので、どこからでも、しっかり眺めることができます。北アルプスをバックに眺める天守閣というのがいいんですよね。

  • さて、入場は黒門の方から。

    さて、入場は黒門の方から。

  • いかめしい門を

    いかめしい門を

  • くぐって中に入ると

    くぐって中に入ると

  • また視界がぱあっと開いて、芝生の向こうに建つ天守閣が庭の置物のように美しい。<br />真ん中の大天守に小天守と月見櫓が連なって、連結複合式天守というようですが、見事なバランスですよね。<br />

    また視界がぱあっと開いて、芝生の向こうに建つ天守閣が庭の置物のように美しい。
    真ん中の大天守に小天守と月見櫓が連なって、連結複合式天守というようですが、見事なバランスですよね。

  • 徳川家康が関東に国替えになり、信濃守護の系譜、小笠原氏も古河へ。その後を引き継いだ石川数正が城郭を整備、城下町の拡充を行いました。この石川数正は、謎の多い人物。徳川家康を裏切って、豊臣秀吉に走ったとも言われますが、そもそも家康が今川の人質となっていた頃の近習。そんなに軽くはない関係ですから、すんなりとは理解できないですよね。

    徳川家康が関東に国替えになり、信濃守護の系譜、小笠原氏も古河へ。その後を引き継いだ石川数正が城郭を整備、城下町の拡充を行いました。この石川数正は、謎の多い人物。徳川家康を裏切って、豊臣秀吉に走ったとも言われますが、そもそも家康が今川の人質となっていた頃の近習。そんなに軽くはない関係ですから、すんなりとは理解できないですよね。

  • 天守閣の中の階段をいくつも昇って行きますけど

    天守閣の中の階段をいくつも昇って行きますけど

  • 規模はそこまででもないし

    規模はそこまででもないし

  • ここだけが特別という感じにはならないですよね。

    ここだけが特別という感じにはならないですよね。

  • 丸岡城や

    丸岡城や

  • 松江城とか

    松江城とか

  • むしろそうしたお城のことも思い出すと<br />同じクラスのような気がします。

    むしろそうしたお城のことも思い出すと
    同じクラスのような気がします。

  • ここが最上部。

    ここが最上部。

  • 入口からの芝生の広場が眼下に見えています。<br />まあ、松本城はこれでよしとしましょうか。

    イチオシ

    入口からの芝生の広場が眼下に見えています。
    まあ、松本城はこれでよしとしましょうか。

  • 城の東側へ出て、

    城の東側へ出て、

  • これは太鼓門。<br />ここから開智学校を目指しつつ、散策を続けます。

    これは太鼓門。
    ここから開智学校を目指しつつ、散策を続けます。

  • 市役所前庭井戸は、市役所敷地の松本城の側。

    市役所前庭井戸は、市役所敷地の松本城の側。

  • 日本庭園のような石組みがあって、その奥から水が流れ出るような仕組み。ただ、水が湧き出るところは見えないし、水の流れもそう勢い良くはないような。ちょろちょろっと流れているような感じです。

    日本庭園のような石組みがあって、その奥から水が流れ出るような仕組み。ただ、水が湧き出るところは見えないし、水の流れもそう勢い良くはないような。ちょろちょろっと流れているような感じです。

  • で、少しまた北に向かったところで気になる蕎麦屋さんを発見。手打ちそば 北門ですか。

    で、少しまた北に向かったところで気になる蕎麦屋さんを発見。手打ちそば 北門ですか。

  • お腹は全然減ってなかったんですが、ざるそばなら食べれるかな。<br />なるほどね。長野はこういうちょっとした店でもちゃんとおいしいそばを食べさせてくれるの典型かな。しゃきっとしたキレの良さときれい系のそばつゆ。本場信州そばの味わいを楽しみました。

    お腹は全然減ってなかったんですが、ざるそばなら食べれるかな。
    なるほどね。長野はこういうちょっとした店でもちゃんとおいしいそばを食べさせてくれるの典型かな。しゃきっとしたキレの良さときれい系のそばつゆ。本場信州そばの味わいを楽しみました。

  • 再び、出発して<br />北門大井戸は、立派な屋根の付いた湧水。二つの口から勢いよく水が湧き出ていて、見ているだけで気持ちいいですね。

    再び、出発して
    北門大井戸は、立派な屋根の付いた湧水。二つの口から勢いよく水が湧き出ていて、見ているだけで気持ちいいですね。

  • 近所の人がペットボトルに水を汲んでいました。松本の市内にはいくつも湧水がありますが、水汲みがしやすいようによく整備されているという意味ではここも屈指の湧水だと思います。

    近所の人がペットボトルに水を汲んでいました。松本の市内にはいくつも湧水がありますが、水汲みがしやすいようによく整備されているという意味ではここも屈指の湧水だと思います。

  • そこから西に向かってすぐの北馬場柳の井戸は、松本城の旧総掘の埋め立て地に湧いていたのを近所の人たちが整備したものだそう。遠目では周囲は草が生えたりしてどうかなと思いましたが、近くに行ってみるとちゃんと木の囲いがしてあって、清潔感のある井戸。ここの湧水量もそこそこです。

    そこから西に向かってすぐの北馬場柳の井戸は、松本城の旧総掘の埋め立て地に湧いていたのを近所の人たちが整備したものだそう。遠目では周囲は草が生えたりしてどうかなと思いましたが、近くに行ってみるとちゃんと木の囲いがしてあって、清潔感のある井戸。ここの湧水量もそこそこです。

  • これも近くの葵の井戸。駐車場の端っこから少し下に降りたところ。蹲のような黒い皿状の石が湧水を受けていて、それなりに勢いのある井戸ですね。<br />ちなみに、葵というのは、葵の馬場から。元和3年に入封した戸田氏が馬場の土手に葵を植えたのだそうです。

    これも近くの葵の井戸。駐車場の端っこから少し下に降りたところ。蹲のような黒い皿状の石が湧水を受けていて、それなりに勢いのある井戸ですね。
    ちなみに、葵というのは、葵の馬場から。元和3年に入封した戸田氏が馬場の土手に葵を植えたのだそうです。

  • さらに、地蔵清水の井戸は、松本城の北東部。かつてここにあった井戸から鎌倉時代の銘のある石の地蔵菩薩が出現したということ。黒い立派な石碑に「地蔵尊出現霊水地」と刻まれていて、その由来を誇らしげに示していました。対して、湧水の受け口は明るいカラーの石です。

    さらに、地蔵清水の井戸は、松本城の北東部。かつてここにあった井戸から鎌倉時代の銘のある石の地蔵菩薩が出現したということ。黒い立派な石碑に「地蔵尊出現霊水地」と刻まれていて、その由来を誇らしげに示していました。対して、湧水の受け口は明るいカラーの石です。

  • 松本城すぐ北側の最後は松本神社。松本城主ゆかりの神社で、暘谷大明神と言ったらしいですが、後に、今宮八幡宮、片宮八幡宮、共武大神社、淑慎大神社との合祀によって松本神社に改められたようです。

    松本城すぐ北側の最後は松本神社。松本城主ゆかりの神社で、暘谷大明神と言ったらしいですが、後に、今宮八幡宮、片宮八幡宮、共武大神社、淑慎大神社との合祀によって松本神社に改められたようです。

  • 境内はそれなりにありますが、あまり手が入れてないような。ざっとした感じ。門、鳥居、水舎、本殿がまばらに建っています。

    境内はそれなりにありますが、あまり手が入れてないような。ざっとした感じ。門、鳥居、水舎、本殿がまばらに建っています。

  • で、松本神社の境内にも井戸があって、それが松本神社前井戸。ただ、境内は境内と言っても敷地の角っこ。生垣の外側なので、境内の中の方ばかりを探すともしかしたら分かりにくいかもしれません。<br />それから、つるべ井戸のようですが、それはデザインだけ。湧水は自噴で勢いよく湧き出しています。

    で、松本神社の境内にも井戸があって、それが松本神社前井戸。ただ、境内は境内と言っても敷地の角っこ。生垣の外側なので、境内の中の方ばかりを探すともしかしたら分かりにくいかもしれません。
    それから、つるべ井戸のようですが、それはデザインだけ。湧水は自噴で勢いよく湧き出しています。

  • そこからまっすぐ北に向かって歩きます。<br />旧司祭館は、開智学校のすぐ隣にある青い洋館。明治22年、フランス人のオーギュスタン・クレマン神父により、松本城北に建てられ、その後、ここに移築されました。<br />

    そこからまっすぐ北に向かって歩きます。
    旧司祭館は、開智学校のすぐ隣にある青い洋館。明治22年、フランス人のオーギュスタン・クレマン神父により、松本城北に建てられ、その後、ここに移築されました。

  • 入場は無料。自由に中を見学することができます。

    入場は無料。自由に中を見学することができます。

  • 外から見ていたより、意外に悠々とした雰囲気。サンルームの効果も大きいのかもしれませんね。

    外から見ていたより、意外に悠々とした雰囲気。サンルームの効果も大きいのかもしれませんね。

  • で、これが旧開智学校。<br />この辺りは開智公園と言って、この旧開智学校ほか、テニスコートや図書館などを含めて広い範囲を言うようですが、観光客にとっては旧開智学校とその周辺を見ればそれで十分でしょう。<br />入場料を払って中へ。<br />

    で、これが旧開智学校。
    この辺りは開智公園と言って、この旧開智学校ほか、テニスコートや図書館などを含めて広い範囲を言うようですが、観光客にとっては旧開智学校とその周辺を見ればそれで十分でしょう。
    入場料を払って中へ。

  • 正面の車寄せから、

    イチオシ

    正面の車寄せから、

  • 頭に頂くのは八角の太鼓楼。

    頭に頂くのは八角の太鼓楼。

  • 唐破風みたいなアーチの窓に、青竜の上に雲がわく外観デザインのベランダ。旧開智学校の建物を芝生の庭から眺めれば、これ以上ない優雅な気分に浸れます。塗装もこれだけきれいということはそれなりの手が入れてあるということ。さすが松本といったところでしょう。

    唐破風みたいなアーチの窓に、青竜の上に雲がわく外観デザインのベランダ。旧開智学校の建物を芝生の庭から眺めれば、これ以上ない優雅な気分に浸れます。塗装もこれだけきれいということはそれなりの手が入れてあるということ。さすが松本といったところでしょう。

  • 内部もうろうろ。

    内部もうろうろ。

  • 外観の立派さに比べると<br />この子供たちの机といすのかわいらしさ。ちょっとギャップも感じます。

    外観の立派さに比べると
    この子供たちの机といすのかわいらしさ。ちょっとギャップも感じます。

  • 二階へも上がって、

    二階へも上がって、

  • こちらは、校内にあった額とか

    こちらは、校内にあった額とか

  • 彫り物のデザインなんかもちょろっとありました。<br />まあ、ここは外観8割といった施設でしょう。

    彫り物のデザインなんかもちょろっとありました。
    まあ、ここは外観8割といった施設でしょう。

  • 続いては、同じ松本市街の北部。高橋家住宅です。こちらは、松本市内に現存する武家住宅。松本市の重要文化財です。<br />

    続いては、同じ松本市街の北部。高橋家住宅です。こちらは、松本市内に現存する武家住宅。松本市の重要文化財です。

  • 塀の上に説明版があって、高橋家は、享保11年(1726年)、志摩国鳥羽から戸田光慈が松本藩主として移ってくるのに従って松本へ。建物は、松本藩が藩士の住まいとしてあてがった官舎だったそうです。<br />身分にもよるのでしょうが、さほどの大きさではないですね。屋根に置き石がいっぱい乗っているのが変わっています。

    塀の上に説明版があって、高橋家は、享保11年(1726年)、志摩国鳥羽から戸田光慈が松本藩主として移ってくるのに従って松本へ。建物は、松本藩が藩士の住まいとしてあてがった官舎だったそうです。
    身分にもよるのでしょうが、さほどの大きさではないですね。屋根に置き石がいっぱい乗っているのが変わっています。

  • 康花美術館は、これも松本市街の北部の住宅地の中。福島県大熊町出身。30歳で逝った須藤康花さんの作品を展示するために設立された美術館。ヨーロッパの中世の巨匠のデッサンほかから、光と闇と生命をひたすら描き続ける。しかし、有名画家とは程遠いこの女性が小さいですが美術館を造るほどの魅力を持っていたこと。不思議な気持ちになりました。<br />歩いて回れる範囲はこの辺りが限界でしょう。

    康花美術館は、これも松本市街の北部の住宅地の中。福島県大熊町出身。30歳で逝った須藤康花さんの作品を展示するために設立された美術館。ヨーロッパの中世の巨匠のデッサンほかから、光と闇と生命をひたすら描き続ける。しかし、有名画家とは程遠いこの女性が小さいですが美術館を造るほどの魅力を持っていたこと。不思議な気持ちになりました。
    歩いて回れる範囲はこの辺りが限界でしょう。

  • 再び、市街の中心部に帰ってきました。歩き疲れたので、どこかでちょっと休みたいですね。<br />ということで。。喫茶室 八十六温館は、老舗ホテル花月の喫茶室。外観からして何かいい雰囲気。かき氷の看板も気になって入ってみました。

    再び、市街の中心部に帰ってきました。歩き疲れたので、どこかでちょっと休みたいですね。
    ということで。。喫茶室 八十六温館は、老舗ホテル花月の喫茶室。外観からして何かいい雰囲気。かき氷の看板も気になって入ってみました。

  • 木製のテーブル椅子も松本民芸家具なんでしょうか。落ち着いたゆったり空間は格調高く期待通りですね。

    木製のテーブル椅子も松本民芸家具なんでしょうか。落ち着いたゆったり空間は格調高く期待通りですね。

  • かき氷の方もなかなか。抹茶ミルクの味わいと添えられた小倉餡に白玉も正統派。とってもおいしくいただきました。

    かき氷の方もなかなか。抹茶ミルクの味わいと添えられた小倉餡に白玉も正統派。とってもおいしくいただきました。

  • そして、ここにもある東門の井戸は、松本ホテル花月の横、下町会館敷地内にある湧き水。黒と白のツートンの落ち着いたデザインは町の風景に自然に溶け込んでいる感じ。水の量もけっこう多くて、辺りにはバチャバチャ水が元気に跳ねています。

    そして、ここにもある東門の井戸は、松本ホテル花月の横、下町会館敷地内にある湧き水。黒と白のツートンの落ち着いたデザインは町の風景に自然に溶け込んでいる感じ。水の量もけっこう多くて、辺りにはバチャバチャ水が元気に跳ねています。

  • 再び散策開始。例によって、湧水にスイーツ巡りも交えます。<br />東もん磯村では、松本城の歴代城主の家紋をデザインした古瓦煎餅をいただきました。

    再び散策開始。例によって、湧水にスイーツ巡りも交えます。
    東もん磯村では、松本城の歴代城主の家紋をデザインした古瓦煎餅をいただきました。

  • 小笠原家の三階菱、石川家の笹竜胆、水野家の丸に花沢瀉、松平家の丸に三に葉葵。それに松本城です。小麦粉系の煎餅で優しい味わい。お店の構えも勿体が付いています。

    小笠原家の三階菱、石川家の笹竜胆、水野家の丸に花沢瀉、松平家の丸に三に葉葵。それに松本城です。小麦粉系の煎餅で優しい味わい。お店の構えも勿体が付いています。

  • ちなみに、小笠原家のことですが、信濃の守護職を任じていた名家。武田家が滅んだこともあって、その後は徳川家康に仕えます。家康の関東移封に伴って、古河に移ったことは触れましたが、その後は、小笠原秀政が松平信康の娘の登久姫と婚姻しちゃっかり譜代大名の地位を得る。大久保長安事件に連座し、石川数正の子、康長が改易されると松本城主に返り咲き。その後は、秀政の子、忠真の代になり、明石藩10万石を経て、小倉藩15万石へ。<br />小笠原はこの信濃から出て、茶道の小笠原流の小笠原でもあり、それなりに名を残しました。ただ、幕末の第二次長州征討では高杉晋作に散々に打ち負かされ、小倉城楼門にあった大太鼓は戦利品として下関に持って行かれる。ちょっと情けない最後なので、私の印象はあんまりよくありません。

    ちなみに、小笠原家のことですが、信濃の守護職を任じていた名家。武田家が滅んだこともあって、その後は徳川家康に仕えます。家康の関東移封に伴って、古河に移ったことは触れましたが、その後は、小笠原秀政が松平信康の娘の登久姫と婚姻しちゃっかり譜代大名の地位を得る。大久保長安事件に連座し、石川数正の子、康長が改易されると松本城主に返り咲き。その後は、秀政の子、忠真の代になり、明石藩10万石を経て、小倉藩15万石へ。
    小笠原はこの信濃から出て、茶道の小笠原流の小笠原でもあり、それなりに名を残しました。ただ、幕末の第二次長州征討では高杉晋作に散々に打ち負かされ、小倉城楼門にあった大太鼓は戦利品として下関に持って行かれる。ちょっと情けない最後なので、私の印象はあんまりよくありません。

  • 小松パン店の大人気は牛乳パン。予約していたお客さんにキャンセルがあったということで、この日は幸いにもゲットできました。

    小松パン店の大人気は牛乳パン。予約していたお客さんにキャンセルがあったということで、この日は幸いにもゲットできました。

  • ふわふわの生地に素直な甘さの生クリームがたっぷり挟んであって、なるほどおいしいです。ただ、大きいので家族で分けあって食べるサイズ。一人で食べるのはけっこうしんどいです。

    ふわふわの生地に素直な甘さの生クリームがたっぷり挟んであって、なるほどおいしいです。ただ、大きいので家族で分けあって食べるサイズ。一人で食べるのはけっこうしんどいです。

  • 辰巳の御庭は、旧松本藩主、戸田光庸の隠居所として建てられた辰巳御殿の一部だったところ。屋敷の東側は東総堀でそこが埋め立てられて今の緑町ができました。通りに沿って、小川の流れる緑地帯とその上手に湧水の口。かつての御殿は忍ぶべくもありませんが、まあまあ頑張って整備されたのは分かります。

    辰巳の御庭は、旧松本藩主、戸田光庸の隠居所として建てられた辰巳御殿の一部だったところ。屋敷の東側は東総堀でそこが埋め立てられて今の緑町ができました。通りに沿って、小川の流れる緑地帯とその上手に湧水の口。かつての御殿は忍ぶべくもありませんが、まあまあ頑張って整備されたのは分かります。

  • 翁堂 本店は、100年以上の歴史があるという松本の老舗和菓子屋さん。名物カフェのおきな堂なんかもここと関係があるようです。<br />

    翁堂 本店は、100年以上の歴史があるという松本の老舗和菓子屋さん。名物カフェのおきな堂なんかもここと関係があるようです。

  • いただいたのは抹茶餡の翁最中。翁の形がちょっと芸術的ですが、それ以上にこの甘さはなかなかインパクトあり。かなりしっかりした甘さですが、後を引かない。さすが老舗の味わいです。

    いただいたのは抹茶餡の翁最中。翁の形がちょっと芸術的ですが、それ以上にこの甘さはなかなかインパクトあり。かなりしっかりした甘さですが、後を引かない。さすが老舗の味わいです。

  • 再び、今朝の大名町通りに出て。<br />ここから

    再び、今朝の大名町通りに出て。
    ここから

  • 千歳橋を渡って、今度は南に向かいます。千歳橋の前身は、松本城の南の総掘りでもあった女鳥羽川に架かっていた松本城に向かう大手橋。町人は通ることを許されなかったという橋ですが、それが石の橋に生まれ変わって、現在の千歳橋となりました。

    千歳橋を渡って、今度は南に向かいます。千歳橋の前身は、松本城の南の総掘りでもあった女鳥羽川に架かっていた松本城に向かう大手橋。町人は通ることを許されなかったという橋ですが、それが石の橋に生まれ変わって、現在の千歳橋となりました。

  • 大名通りからそのまま続くのは本町通りです。<br />辺りは、善光寺西街道の松本宿として賑わった場所。今でも近くにパルコなどがあって、街の中心です。牛つなぎ石のところで伊勢町通りと交差します。<br />この同心小路は、本町通の途中から東の方に抜ける歩行者専用の細い路地。別になんというものではないのですが、いかにも立派な石畳の通り。元禄時代、与力の下で治安維持を担っていた同心が10人ほど住んでいたのが名前の由来です。

    大名通りからそのまま続くのは本町通りです。
    辺りは、善光寺西街道の松本宿として賑わった場所。今でも近くにパルコなどがあって、街の中心です。牛つなぎ石のところで伊勢町通りと交差します。
    この同心小路は、本町通の途中から東の方に抜ける歩行者専用の細い路地。別になんというものではないのですが、いかにも立派な石畳の通り。元禄時代、与力の下で治安維持を担っていた同心が10人ほど住んでいたのが名前の由来です。

  • さきほど触れた牛つなぎ石。本町通りと伊勢町通りの交差する道路の角。神社にある紙垂の付いた注連縄で立派に守られています。<br />というのも、これは牛をつないだ石ではなくて、道祖神という神様なんですね。謙信が信玄に塩を送った話が合わさって、その塩を運んだ牛をここに繋いだともなったようですが、それは想像のお話です。

    さきほど触れた牛つなぎ石。本町通りと伊勢町通りの交差する道路の角。神社にある紙垂の付いた注連縄で立派に守られています。
    というのも、これは牛をつないだ石ではなくて、道祖神という神様なんですね。謙信が信玄に塩を送った話が合わさって、その塩を運んだ牛をここに繋いだともなったようですが、それは想像のお話です。

  • そして、伊勢町通りに入ります。南北に走るのが本町通り・大名通り。そこから分かれて東西に走るのが伊勢町通りです。西国から善光寺に向かう人はこの通りを抜けて行ったという古くから人の流れが多かった場所。今でもパルコとかがあって、松本市の賑わいの中心です。シンボルのからくり時計もお見逃しなく。

    そして、伊勢町通りに入ります。南北に走るのが本町通り・大名通り。そこから分かれて東西に走るのが伊勢町通りです。西国から善光寺に向かう人はこの通りを抜けて行ったという古くから人の流れが多かった場所。今でもパルコとかがあって、松本市の賑わいの中心です。シンボルのからくり時計もお見逃しなく。

  • ここからは伊勢町通りから北のエリアです。<br />旧開智学校跡地の碑は、松本中央通りの女鳥羽川南側。旧開智学校は、松本城に次いで松本のシンボルといった存在なのですが、実際に建っていたのは今建っている場所ではなくてこんなに街の中心部だったんですね。ただ、碑はひっそりと建っていて、気が付く人は少ないかもしれません。

    ここからは伊勢町通りから北のエリアです。
    旧開智学校跡地の碑は、松本中央通りの女鳥羽川南側。旧開智学校は、松本城に次いで松本のシンボルといった存在なのですが、実際に建っていたのは今建っている場所ではなくてこんなに街の中心部だったんですね。ただ、碑はひっそりと建っていて、気が付く人は少ないかもしれません。

  • さらに進むと、西堀公園井戸。ただ、西堀公園という小さな公園に整備されたもので、ちょっとしたせせらぎがあったりはしていますが、平成20年に誕生したばかり。歴史はまだまだのニューフェイスです。

    さらに進むと、西堀公園井戸。ただ、西堀公園という小さな公園に整備されたもので、ちょっとしたせせらぎがあったりはしていますが、平成20年に誕生したばかり。歴史はまだまだのニューフェイスです。

  • これは、サパンジという小さなかわいらしいパン屋さん。店内に本が置いてあったりして、独特の雰囲気ですね。

    これは、サパンジという小さなかわいらしいパン屋さん。店内に本が置いてあったりして、独特の雰囲気ですね。

  • いただいたのは、人気のパインデニッシュ。フルーティな甘さとしっかりした生地がとってもいいですね。小さいけどきらりと光るところがあるパン屋さんだと思います。

    いただいたのは、人気のパインデニッシュ。フルーティな甘さとしっかりした生地がとってもいいですね。小さいけどきらりと光るところがあるパン屋さんだと思います。

  • 今度は松栄の湧水ですが、ここまで来ると松本城の西側と言った方がいいかな。小さな公園のように整備された一角。小川が流れる公園といった感じです。湧水口は茶色いすのこで覆われていて、水が汚れないように、清潔さを保つように工夫されています。ただ、飲用にはできないので、念のため。

    今度は松栄の湧水ですが、ここまで来ると松本城の西側と言った方がいいかな。小さな公園のように整備された一角。小川が流れる公園といった感じです。湧水口は茶色いすのこで覆われていて、水が汚れないように、清潔さを保つように工夫されています。ただ、飲用にはできないので、念のため。

  • ところで、松本市内には3軒の飴屋さんがあるのですが、この山屋御飴所もその一つ。レトロだけどとても歴史を感じる店構えですね。<br />

    ところで、松本市内には3軒の飴屋さんがあるのですが、この山屋御飴所もその一つ。レトロだけどとても歴史を感じる店構えですね。

  • いただいたのは、イチオシという板飴。

    いただいたのは、イチオシという板飴。

  • 薄手の飴にピーナツが仕込んであって、がりがりと噛みながら食べると飴の甘さにピーナツの香ばしさが混じっていい感じ。このバランスはやっぱり老舗ならではなのかなと思います。とってもおいしくて。今でも思い出すと唾が出ちゃいますね。

    薄手の飴にピーナツが仕込んであって、がりがりと噛みながら食べると飴の甘さにピーナツの香ばしさが混じっていい感じ。このバランスはやっぱり老舗ならではなのかなと思います。とってもおいしくて。今でも思い出すと唾が出ちゃいますね。

  • 浄林寺は京都知恩院の末寺。石川数正の長男で、松本藩二代目藩主、石川康長の代に菩提寺となり、以降、歴代城主の厚い信仰を受けてきたという大寺。<br />山門は元禄年間に造られたもので、その威光を偲ぶもの。しゃちほこの瓦がいかめしい入母屋造の本瓦葺き四脚門です。

    浄林寺は京都知恩院の末寺。石川数正の長男で、松本藩二代目藩主、石川康長の代に菩提寺となり、以降、歴代城主の厚い信仰を受けてきたという大寺。
    山門は元禄年間に造られたもので、その威光を偲ぶもの。しゃちほこの瓦がいかめしい入母屋造の本瓦葺き四脚門です。

  • 瘡守稲荷社は、浄林寺の境内続きにある稲荷神社。瘡守というのは、天然痘から人々を守るという意味。

    瘡守稲荷社は、浄林寺の境内続きにある稲荷神社。瘡守というのは、天然痘から人々を守るという意味。

  • 正面に並んだ大きな白狐の狛犬は張子の白狐。阿吽よろしく、口を開けているのと閉めているのの二匹です。

    正面に並んだ大きな白狐の狛犬は張子の白狐。阿吽よろしく、口を開けているのと閉めているのの二匹です。

  • 最後に訪ねたのはこちら、花時計公園。パルコ前にある小さな公園で、コンクリートのタイルを敷き詰めた都会的なデザイン。名前の通り、花時計があるのが見どころです。黄色い小さな花をつける芝生のような植栽で埋め尽くされた文字盤にすっきりとした時計の針。ローマ数字もおしゃれです。<br />これで初日の街歩きは終了ですよ~

    最後に訪ねたのはこちら、花時計公園。パルコ前にある小さな公園で、コンクリートのタイルを敷き詰めた都会的なデザイン。名前の通り、花時計があるのが見どころです。黄色い小さな花をつける芝生のような植栽で埋め尽くされた文字盤にすっきりとした時計の針。ローマ数字もおしゃれです。
    これで初日の街歩きは終了ですよ~

  • もう疲れたので、今夜の宿の松本ツーリストホテルに帰りましょう。<br />その向かい側の来っ来知っ来で、松本の郷土料理、山族焼きのお弁当を買って、ホテルでいただきます。

    もう疲れたので、今夜の宿の松本ツーリストホテルに帰りましょう。
    その向かい側の来っ来知っ来で、松本の郷土料理、山族焼きのお弁当を買って、ホテルでいただきます。

  • 山族焼きは、以前、松本からあげセンターでも食べていましたが、あんまりいい印象はなかったんですけどね。ところが、こちらの山賊焼きはなかなかおいしい。タレがしっかりしているし、鶏肉のほどよいうまみを感じました。

    山族焼きは、以前、松本からあげセンターでも食べていましたが、あんまりいい印象はなかったんですけどね。ところが、こちらの山賊焼きはなかなかおいしい。タレがしっかりしているし、鶏肉のほどよいうまみを感じました。

  • こうして、元気が出るとまたちょっと動きたくなってくる。<br />ということで、やってきたのは鳥心です。松本駅からすぐだし、バナナマンのせっかくグルメで紹介されていたことを思い出したんですよね。まだ夕方の時間だったのですが、待ち組が何人かいて、やっぱりかなりの人気ぶりです。

    こうして、元気が出るとまたちょっと動きたくなってくる。
    ということで、やってきたのは鳥心です。松本駅からすぐだし、バナナマンのせっかくグルメで紹介されていたことを思い出したんですよね。まだ夕方の時間だったのですが、待ち組が何人かいて、やっぱりかなりの人気ぶりです。

  • カウンターを囲んで、お客さんはワイワイガヤガヤ。カウンターの中では大将がきびきび動いて活気がありますね。<br />軟骨とか肝とかをいただきましたが、丁寧な仕事が感じられます。

    カウンターを囲んで、お客さんはワイワイガヤガヤ。カウンターの中では大将がきびきび動いて活気がありますね。
    軟骨とか肝とかをいただきましたが、丁寧な仕事が感じられます。

  • ひと串がそれなりに大きいのもいいですね。ただ、味わい深さという意味では、ちょっと期待したほどではないかな。意外にあっさり、淡白な感じを受けました。

    ひと串がそれなりに大きいのもいいですね。ただ、味わい深さという意味では、ちょっと期待したほどではないかな。意外にあっさり、淡白な感じを受けました。

  • 翌朝、松本ツーリストホテルを出発です。<br />今日は、松本から長野に向かうのですが、朝の列車の出発時間までに、もうちょっと訪ねたい湧水があるんですよね。

    翌朝、松本ツーリストホテルを出発です。
    今日は、松本から長野に向かうのですが、朝の列車の出発時間までに、もうちょっと訪ねたい湧水があるんですよね。

  • 人形の街、高砂通りを

    人形の街、高砂通りを

  • 進みまして、

    進みまして、

  • そこから中町へ。

    そこから中町へ。

  • 徳武の井戸は、中町商店街から少し脇に入った住宅地。徳武竹材店の駐車場の一角にある井戸です。場所からいっても、個人が管理している湧水だと思いますが、それにしても、水の勢いが素晴らしい。じゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ。すごい勢いです。

    徳武の井戸は、中町商店街から少し脇に入った住宅地。徳武竹材店の駐車場の一角にある井戸です。場所からいっても、個人が管理している湧水だと思いますが、それにしても、水の勢いが素晴らしい。じゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ。すごい勢いです。

  • そして、これが松本の湧水めぐりでは外せない名水の一つ源智の井戸。城下町が形成される前から使われていた飲用水で、明治天皇松本御巡幸時にこの井戸の湧水が御膳水として使われたという松本市特別史跡です。<br />

    そして、これが松本の湧水めぐりでは外せない名水の一つ源智の井戸。城下町が形成される前から使われていた飲用水で、明治天皇松本御巡幸時にこの井戸の湧水が御膳水として使われたという松本市特別史跡です。

  • 所有者である小笠原貞慶の家臣だった河辺家の天正年間にあった河辺源智の名から源智の井戸。今でも毎分約200リットルの湧出量にふさわしい堂々とした構えです。

    所有者である小笠原貞慶の家臣だった河辺家の天正年間にあった河辺源智の名から源智の井戸。今でも毎分約200リットルの湧出量にふさわしい堂々とした構えです。

  • 源智の井戸の向かいは瑞松寺。室町時代の応永年間、信濃守護職の小笠原長秀を開基として創建された曹洞宗の寺。

    源智の井戸の向かいは瑞松寺。室町時代の応永年間、信濃守護職の小笠原長秀を開基として創建された曹洞宗の寺。

  • こちらも境内にちゃんと井戸がありました。

    こちらも境内にちゃんと井戸がありました。

  • 龍興寺は、日蓮宗の寺。

    龍興寺は、日蓮宗の寺。

  • 本堂前の日本庭園が立派です。

    本堂前の日本庭園が立派です。

  • そして、残りの湧水はあと三つです。<br />伊織霊水は、貞享3年(1686年)年に起こった農民一揆「加助騒動」で農民の救済に尽くした松本藩士鈴木伊織の墓の前にある湧水。<br />

    そして、残りの湧水はあと三つです。
    伊織霊水は、貞享3年(1686年)年に起こった農民一揆「加助騒動」で農民の救済に尽くした松本藩士鈴木伊織の墓の前にある湧水。

  • 傍らには農民たちに慕われたという由緒が詳しく紹介されていました。近所の人が前の道路に打ち水をしたりしていて、今でも大事にされているのが窺われます。

    傍らには農民たちに慕われたという由緒が詳しく紹介されていました。近所の人が前の道路に打ち水をしたりしていて、今でも大事にされているのが窺われます。

  • 女鳥羽の泉は、創業80年の善哉酒造が仕込みに使う湧水。敷地内の地下30mから自墳している湧き水だそう。ちなみに、善哉酒造は市街に残る唯一の蔵元だそうで、地酒の銘柄は「善哉」と「 女鳥羽の泉」。湧水には石造りのお宮があって、大事にされているのを感じます。

    女鳥羽の泉は、創業80年の善哉酒造が仕込みに使う湧水。敷地内の地下30mから自墳している湧き水だそう。ちなみに、善哉酒造は市街に残る唯一の蔵元だそうで、地酒の銘柄は「善哉」と「 女鳥羽の泉」。湧水には石造りのお宮があって、大事にされているのを感じます。

  • 最後の鯛萬の井戸は、商人町であり職人町で賑わいの街だったエリア。ここに割烹料亭「鯛萬」があったことから鯛萬の井戸。入口に看板があって、細い路地を抜けて行った場所にありました。

    最後の鯛萬の井戸は、商人町であり職人町で賑わいの街だったエリア。ここに割烹料亭「鯛萬」があったことから鯛萬の井戸。入口に看板があって、細い路地を抜けて行った場所にありました。

  • 公園のように整備された余裕のある一角。豊かな水量で水を汲みに来る人も多いようです。分かりにくい場所でしたが、この豊かな湧水を見れば、報われた思い。諦めずにやってきてよかったですね。<br />さて、松本はこれでおしまい。ここから、長野に向かいます。二日目は、長野がメインですからね~

    公園のように整備された余裕のある一角。豊かな水量で水を汲みに来る人も多いようです。分かりにくい場所でしたが、この豊かな湧水を見れば、報われた思い。諦めずにやってきてよかったですね。
    さて、松本はこれでおしまい。ここから、長野に向かいます。二日目は、長野がメインですからね~

215いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • しゃけさん 2021/04/11 20:53:23
    あこがれの旅!
    はじめまして
    この松本の旅は私が行きたいところすべてです!
    いつか行くことができたら真似してもいいですか。

    たびたび

    たびたびさん からの返信 2021/04/12 08:52:19
    RE: あこがれの旅!
    それはそれは。ぜひどうぞ。遠慮は要りませんので。

                             たびたび

たびたびさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP