2019/04/27 - 2019/04/28
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たびたびさん
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今年のゴールデンウイークは、休みをうまくとれば、9連休。これを活かさない手はないですよね。ところで、長い休みを取らないと行きにくい場所って。。それは飯田から木曽路かな。私の中では何度も考えたことはあるんですが、遠くて計画がうまくはまらなかったんですよね。ただ、さすがに、9連休だとそれだけでは終われないので、その前後に、安曇野や中津川から知立、浜松を加えて、もう少し色付けをしてみました。ちょうど祭りの日とも重なって、意外に内容の濃いスケジュール。体力がどうか。そこが心配だったのですが、まあ、なるようになるかな。
さて、イントロは安曇野。安曇野の観光は、穂高駅が中心となることは以前の触りで承知しています。今度はレンタサイクルを活用してじっくり。範囲も限られているので、落ち着いて回ることができました。清流、湧水が豊富な街っていうと忍野八海、柿田川。もちろん、四万十川やそれに意外にすごいのは郡上八幡。しかし、安曇野の湧水の豊かさはわさび田が市街すぐにあって、これらとはまた異質のもの。ほかでは考えられない豊かさなのかなと思います。そして、美術館やそばも一流。やっぱり、安曇野は長野を代表する観光スポットです。
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朝市の列車で東京から松本経由、穂高駅に到着しました。遠いようでも、経路は単純。あっという間に到着した感じです。
穂高駅そばには観光案内所があって、ここで周辺情報を確認。
そして、レンタサイクルは、しなの庵で。自分の行きたいところをちょこっと言っただけで、ご主人、なんかピンときたみたい。的確な順路のアドバイスがとっても役に立ちました。 -
さて、アドバイスもあって、まずは穂積駅の西側エリアから。
畑の青い緑のその先に清楚な桜が見ごろを迎えていました。なるほど、安曇野の春はちょっと遅めです。 -
そして、しょっぱなは安曇野市天蚕センターへ。
こちらは、蚕の一種、天蚕を総合的に紹介する施設。 -
これが天蚕のまゆ。不思議な緑色が謎めいていますねえ。
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館内では、江戸時代からのその歴史や飼育方法に、繰糸や機織り技術をビデオで拝見して、
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その後は製品展示もあります。
天蚕もシルクはシルクなんですが、真っ白ではなくさっきの薄い緑色が最大の特徴。 -
白いシルクにこの薄い緑の天蚕の糸で刺しゅうを施したりすると、その繊細な上品さがよくわかります。
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続いては、森のおうち
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森の中のコテージ風の施設ですね。
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館内は撮影禁止ですが、このステンドグラスくらいはいいでしょう。
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企画展で「ひとつぶの魔法 絵本原画展」というのをやっていて拝見しました。いちご、うめぼし、どんぐりなどのモチーフで、それぞれの作品は独特のメルヘンの世界を紡いでいきます。
この施設の環境自体がまずはメルヘンチックなので、ここなら私でも絵本の世界に自然に入れます。一階ではカフェもあったりして、そちらでしばらくゆっくりするのもありかなと思います。 -
さらに進んで、松尾寺。レンタサイクルでも、こちらの方向だとこの辺りが回れる範囲の限界かなと思います。
山門を入って、 -
一段高い場所にある本堂へ。
両脇には山吹の花ですね。黄色がかわいらしいです。 -
こちらは真言宗の寺。この本堂は室町時代末のもので、寄棟造銅板葺き。国の重要文化財にも指定されていて、端正な姿がなかなかの迫力です。
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で、隣りすぐは、鐘の鳴る丘集会所。
NHKのラジオ番組「鐘の鳴る丘」の舞台になった建物だそうですが、戦後すぐの話のよう。さすがにそれが記憶にある人は少ないでしょう。 -
続いて、そのまま安曇野市穂高郷土資料館へ。
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展示は、縄文時代の遺跡の出土品から、
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農具や生活道具類など
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けっこう雑多かな。
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しかし、その中にあって、
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松本の押絵人形や
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御船祭りの人形の頭の展示は圧巻。
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生人形と近い感覚。
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それをこんなに近くで見れるって。
穗高神社の境内にある御船会館の展示とは違った迫力があるように思います。 -
ここから西側に移動しますが、そろそろ昼飯にしますかね。
そば処 たか山は、安曇野温泉郷の端っこ。 -
このエリアもそば屋さんがあちこちあって、適当に入ったお店なんですが、これがなかなかいける。
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黒っぽくて見た目は田舎そばの感じなんですが、この伸びやかで素直な味わいはなにげに素晴らしい。安曇野のそばのレベルの高さをまざまざと実感しました。
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気分が落ち着いたところで。
安曇野山岳美術館です。
こちらは、北アルプスの自然風景をそれぞれの画家が個性的な視線で捉え、その魅力を伝える作品の数々。切り立った峰、稜線を力強い筆のタッチで塗り重ねた加藤水城の作品など、現場を見たことはない自分にもその感動がリアルに伝わってくるよう。
山岳絵画とうのは一つのジャンルとして成り立つのかなあと感じました。 -
さっきのそばがよかったし、ここでもう一軒。
石松庵は、しなの庵のご主人からの情報で。石造りの店構えはちょっと迫力があって、独特の雰囲気。 -
店内はこんな具合。
店構えからしても、こだわりを感じますね。 -
さて、そばの方ですが、最初口にした時は少し固めかなと思いましたが、それはむしろ気のせいだったかも。するするとお腹に入っていくキレの良さとなによりそばつゆの香りがすごい。昆布に鰹節、シイタケのつゆだそうですが、材料がいいんでしょう。ここまで香りが立つそばつゆはなかなかお目にかかれないと思います。
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ジャンセンという画家の名前はそう知られてはいないと思いますが、この安曇野ジャンセン美術館は、安曇野の美術館の中でも必見の施設の一つでしょう。
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その作品の特徴は、天性の優れた色彩感覚と色彩技法と紹介されていますが、古い壁をバックに描いた街の風景など。ジャンセンの手にかかると何でもない風景が生き生きとした風景に変わってしまいます。
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一方で、ライトアップなどの演出はインパクトはありますが、ちょっと過剰な感じもなくはない。それと、大型の作品の方がジャンセンの良さが出ているように感じました。
なるほど、なるほど。安曇野のアートの世界。これも大きな魅力ですね。 -
この西側の道も安曇野の盆地を見渡せる高い場所。
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菜の花の向こうに連なるのは北アルプスですよね。
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Vif 穂高は、野菜の直売所、いち番館を中心に、広い駐車場。
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一段高いところには、立派な足湯の施設があったりして、全体として道の駅のように整備された施設です。穂高の駅からは自転車じゃないと無理ですが、この辺りは美術館も多いエリア。そのついでに立ち寄るには無駄がないロケーションでもあると思います。
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さて、ここでそば屋をもう一軒。
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なんといっても、このあさかわは、安曇野温泉郷では一番の人気店ですからね。
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通りから少し奥まったところにありますが、皆さんよくわかっていて、この日も家族連れとかで大賑わいでした。
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ただ、いただいてみると。意外にオーソドックス。そばは少し柔らかめだし、これは優しい味わいといったところでしょうか。その分、子供も食べやすいのかな。一言でいえば、安心感のあるそば屋さんだと思います。
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これはそばがきの焼いたの。味噌の味付けがうまいです。
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ついでに。。
サン・トノーレは、そば屋さんが多いエリアですが、その中にポツンとあるパン屋さん。喫茶コーナーなんかもいい感じです。 -
私は、天然酵母のクロワッサンをいただきました。これってけっこうおいしいんですよね。天然酵母らしく味わいは確かに濃いんですが、ただ、ここのは期待したほどではなかったかな。香りが少し弱いと思いました。
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さらに進んで、これは安曇野アートヒルズミュージアム。
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これはひときわ大型の施設です。
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ここのメインは、エミール・ガレ美術館。観光地だとよくあるパターンだと思いますが、改めて拝見するとそれでもやっぱり見ごたえがありますね。エミール・ガレの作品といっても、基本は一点ものですから、それぞれの美術館のコレクションには、美術館の独自の目線が入ってくるのかもしれません。
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そして、この美術館の特徴はショップが充実していて、敷地内ではイベントも開かれていたり、
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美術館だけではなく総合的なレジャー施設の性格も持っているということ。
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家族連れで、ゆっくり楽しむことができると思います。
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エントランスにガラスの作品展示があって、
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これで雰囲気を少し感じてもらえたらと思います。
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ここから穂高駅の方に戻ります。
安曇野ハーブスクエアは、その途中。ハーブ製品を目当てに常連さん風のお客さんがちらほら。 -
私はモカのソフトが気になってそれをいただきました。この日は冷え込んでいて、小さなタイプにしましたが、それでもおいしさがじんわり沁みてきて十分。気軽に寄って楽しめるお店です。
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そして。
碌山美術館は、穂高駅からちょこっと歩いて行ける場所。比較的アクセスは便利です。 -
こちらは、「東洋のロダン」と呼ばれた近代彫刻家、荻原碌山の作品とその人となりを紹介する美術館。
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教会のような建物をはじめ、
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いくつかの雰囲気のある建物が敷地内に点在していて、
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それぞれの展示場が個性のある雰囲気。
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それらを味わうのも
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楽しみの一つかと思います。
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ここから、穂高駅に向かって戻ります。
小林わさび店は、穂高駅前通りをまっすぐ東に向かってすぐの大通りを左折した先。県道317号線沿い。穂高駅の周辺エリアには安曇野特産のワサビ漬けのお店が多い。そして、観光客のお土産だけでは成り立たないと思うのですが、どの店もちゃんとしている。こちらも女将さんが安曇野のワサビ漬けがいかに素晴らしいか。自信ありげに少し話したりしてくれました。 -
お菓子屋さんだと、丸山菓子舗かな。
穂高の市街ですが、中心部からは少し離れます。しかし、たぶん、穂高では一番メジャーな和菓子屋さん。 -
店内も含めて立派な店構えにはちょっと驚きました。
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いただいたのは、一番人気という「あづみ野花恋」。
見た目のかわいらしさも人気の理由だと思います。 -
同じ通りの、これはあずみ野バザール若松屋。名前からだと何のお店かよくわからない感じですが、パンとかのちょっとした食料品とミニチュアの台所用品など変わった小物や雑貨のお店。年配のご主人が一人でやっているのですが、店内は美しく商品が並んでいて、はっと目を引かれるような思い。この魅力的な店内は一見の価値あり。外観もちょっと雰囲気がありますが、ぜひ店内にも入ってみてもらえればと思います。
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ここで、穂高駅から、今夜の宿、大町の方に移動。
この俵屋飯店は、大町では圧倒的な人気を誇る町の中華屋さん。今は仮店舗で営業していましたが、この日もお客さんでいっぱいでした。 -
待つのも面倒なので、餃子のテイクアウト。大きめの餃子はしっかり焼いたヘビータイプ。確かにうまみはすごいのですが、味付けは濃いかな。山登りをする人を意識しているのかもしれませんが、そこはちょっと気になりました。
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今夜の宿は、山岳旅館いとう。大町市街の商店街を抜けたさらに先。夜だったので、暗い中をトボトボ訪ねて、ちょっと心細く思いました。
アルペンルートに向かう人が前泊するような宿。御主人から朝は何時?と聞かれましたが、朝早く出るのは何ともないといった感じ。
部屋は、和室。風呂も共同ですが、家庭的なゆったり感があって、疲れが取れました。まあ、あちこち古びているのは仕方がないかなと思います。 -
さて、今日は二日目。穂高駅の東側エリアを巡ります。
ただ、その前に、まずは保高駅すぐの穂高神社へ。 -
信濃国三宮で、境内は凛とした清々しい雰囲気が漂います。
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主祭神の一つは、綿津見命(わたつみのみこと)で、九州からこの地に入ってきてこの地を切り開いたという安曇氏の祖神です。
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今日は、穂高駅から南側を歩きます。歩き始めてほどなく。立川わさび問屋は、もうすぐ東光寺や等々力家といった場所です。
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アンズのジュースありますという看板にひかれて、それを買いました。
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おばちゃんが気持ちよく対応してくれて、それがちょっと印象に残りました。
店内は当然わさびの製品。品数は少ないですが、厳選された感がありました。 -
そして、東光寺は、安曇野の周遊コースの定番の一つ。
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曹洞宗のお寺で山門である高い楼門がシンボル。その楼門の前にある「仁王様の大下駄」が圧巻。まさに雲を突くような巨人が履く大下駄ですよね。二つ並んでいて、見るものを驚かせます。
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奥の境内も
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日本庭園風にきれいに整備されていて、
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カラーの道祖神とかもかわいらしいです。
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そこからすぐが本陣等々力家。
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こちらは、庄屋として松本藩主の野行の際の休憩所として使われた御本陣。ただ、よく見ると現在は工事中のために閉鎖中。屋敷を囲む周囲の塀や長屋門を拝見するだけしかありませんでした。ただ、雰囲気としては、ちょっと傷みも目立つ感じ。確かに工事は必要なのかなと感じました。
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ただ、長屋門の隙間から奥の庭園を少し見ると。なんだか、緑が濃くてなかなかの雰囲気であることがうかがわれる。殿様座敷など四部屋から眺める庭園は、江戸中期に造られたもの。古木と石組が見事という評判です。
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さて、ここからは穂高の郊外といったエリア。
いきなりのわさび田地区。市街と隣接して、これだけ豊かなわさび田があるって、この豊かさはちょっと特別ですね。 -
緑の麦畑の美しさも極上。
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低い林とバックの北アルプス。安曇野ならではの豊かな景色です。
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すばらしいじゃないですか。
これまで長い旅人生でしたが、ここにきてやっと安曇野の魅力に出会った感じですね。この感じは、他では味わえない感覚。山の中なのに、広々とした雄大さと清々しさ。長い歴史の中で人の手がきちんと入っていて、北海道の自然と比較すると特徴が理解できるように思います。 -
そして、早春譜歌碑は、穂高川沿いの堤防。桜並木の途中にありました。
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作曲、作詞家のレリーフの碑ともうひとつは早春譜の歌が流れる碑。早春譜と聞いてもその歌は思い出せませんでしたが、流れる曲は確かに記憶のあるもの。美しい調べに安曇野のさわやかな風景がぴったりと重なりました。
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さっきの東光寺はじめ、安曇野の道祖神はたぶんあちこちにあるのだと思いますが、代表的なところで言うとこの道祖神公園の道祖神でしょうか。
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男女の道祖神が寄り添うような姿で刻まれた像。大きいのと小さいのがあって、雪の残る北アルプスをバックに立っていました。
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これも美しい安曇野のイメージに花を添えていると思います。
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ここから大王わさび農場に向かうんですが、その途中も素晴らしい景色。
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なんでしょうねえ。
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本当に素晴らしいです。
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さて、やっと遠くに見えてきましたが、大王わさび農場は、安曇野では一番の観光スポットです。
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入り口には、安曇野の観光案内所。ここに来る観光客がいかに多いかということですよね。
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そして、大王わさび農場に行ったら、まずはこの第1売店かな。
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わさびに関係するいろんな商品が並んでいます。お菓子類も悪くないですが、
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私のお勧めは、わさびを効かせたたくあん。たくあんはそれ自体おいしいですけど、そこにちょこっとピリッとした刺激が加わって、味がしゃんとした感じ。試食もさせてくれるので、おいしさを確かめて購入できます。
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さて、ここから奥のわさび田の方へ。
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小石を寄せた段々の畑にはさらさらと豊かな湧水が流れます。
流れはあっても小川とかとも違うし、水の流れない稲の田んぼとも違います。この環境じゃないとわさびは育たないんでしょうが、こんな環境どこにでも作れるわけではない。考えてみると、わさびって、まあわがままな植物です。 -
わさび田を一周するコースがあって、先に進みます。
と、わさび田の隣りにはこの眺め。 -
安曇野气船 クリアボート体験ですね。
皆さん、ちゃんとライフジャケットを付けて本格的。豊かな湧水の中に浮かんで、これは冒険というより、むしろ幻想的かな。たぶん、おとぎの国にでもいるような感覚でしょう。 -
それにしても、この水量。半端ではありません。
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再び、わさび田の方に目を転じて。
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どこまでも、のどかな景色を味わいます。
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八重桜とのコラボ。
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わさび田を整備している人たち。桑で土を掘り起こすと一瞬水は濁りますが、それを清流がスッと流してしまって、また元の清流へ。普通だとそれで土の栄養分が流れてしまうように思うんですが、不思議なものですね。
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最後に、もう一度、わさび田の全景をチェックして。
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今度は、大王わさび農場のレストラン。11時の開店ということでしたが、
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この日はお客さんが多いので前倒しで開店してくれました。
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いただいたのは、名物のわさび丼。
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刻んだ漬物に大量の鰹節。学生時代の貧乏猫まんまを思い出すような感じなんですが、残念ながらこれが抜群にうまい。ネギトロも少し入っていましたが、それは形だけ。わさびは自分ですりおろして適当にかける。鼻にくるツーンとした辛さを楽しみます。
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そして、もう一つのお楽しみは、人気のわさびアイス。
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少しわさびの辛さを想像して用心していましたが、そんなことはない。あくまでも牛乳をベースにしたソフトクリームのうまさが基本です。そこにジワリと爽やかなわさびの香りが伝わってきますが、これなら子供でも許容範囲。普通に楽しめる味かなと思います。
さて、大王わさび農場は以上です。わさび畑自体であれば、安曇野は至るところで見られるので、実は珍しくないのですが、そのスケール感はここの右に出るところはないでしょう。敷地内には、こうしてレストランや売店。周遊コースもしっかり整備されているので、目でも舌でも安心してわさびの豊かな恵みを楽しめます。 -
ここからは、スイス村の方にも回りましょう。ちょっと歩きだと遠いんですけどね。
パン カルモは、その途中。見晴らしの良い通り沿いに構えるパン屋さんです。 -
品数は少なめですが、どのパンも見た瞬間の美しさがありますね。いただいたのはあんぱん。ふわふわ感があって、いい感じ。程よい甘さの餡子の安定感も悪くないと思います。
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スイス村までは、ちょっと遠い。がんばりましょう。
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ところで、安曇野周辺には様々な美術館が点在していて、安曇野アートラインはそのエリアを走る道。必ずしもこの道をたどれば美術館を巡りやすいということではないのですが、車を走らせている人に、ここまで来たのなら、ぜひ美術館にも寄って行ってください!とアピールするネーミングなのかなと思います。
で、空に虹?と思ったら、あとで調べると、これはラテラルアーク。太陽の周囲に大きく輪になった虹。さっきの大王わさび農場にいる時から続いているんですが、こんなところで珍しい現象に出会いました。 -
さて、スイス村。
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ここでも、周囲の景色をチェックしてっと。。
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スイス村ワイナリーは、スイス村の敷地の一番奥にある施設。ほかの建物の陰になっているようなところもあって、少し気が付きにくいかもしれません。
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中では、作業場の見学コースもちょろっとありますが、
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気軽に試飲もさせてくれる。ブドウのジュースもあるので子供でもOKです。
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安曇野スイス村は、敷地は駐車場を含めてかなり広大。敷地内には生鮮食料品の大型スーパーみたいなのからワイナリー。それにメインの建物のこれは、お土産とレストラン棟です。
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メインの建物はメルヘンチックで期待値が上がったんですが、売り場の方はどうでしょう。昭和な感じも残るパッとしない雰囲気。道の駅の活気あふれる売り場に慣れているとちょっとがっかりする人もいるかもしれません。
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ということで、早々にこばやし安曇野庵へ。こちらは、この駐車場の片隅に構えるレトロな店舗。意外に老舗のそば屋さんのようで、店内には有名人の色紙が何枚か飾ってありました。
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二段重ねのもりそばは、漆塗りの器もいい感じ。年季を感じます。さて、そばの方は優しい味わいというか、キレはイマイチ。少し高めの値段設定なんですが、それにしてはちょっと平凡な味になっているような気もします。
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ここからは、柏矢町駅に向けて帰りますよ~
田淵行男記念館は、自然写真家の田淵行男の作品を展示する記念館。 -
北アルプスの厳しい自然を捉えた写真は素晴らしいのでしょうが、実物を見たことがない私にはちょっとそのすごさは十分には分からないような。たぶん、すごすぎてわからなんでしょうね。
一方の昆虫生態研究家でもある氏がスケッチしたチョウの絵は、まさに図鑑のように実物の迫力が素直に伝わってくる。二つのジャンルはちょっと趣が違います。 -
スイート あづみ野は、もう柏矢駅前に近づいたところ。観光の中心地からは外れるのですが、広い駐車場はお客さんの車でいっぱい。なかなかの人気ぶりです。
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私もつられて入ってみましたが、焼き立てパンの香りがとってもいいですねえ。レーズン丸パンをいただきましたが、このふわふわ感は半端ではない。これなら何個でもいけちゃいますね。さすが人気店のパンは違います。
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おおほりは、もう柏矢駅前。しっかりした和菓子屋さんですね。
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さっそく寄って。くるみ餡のお団子をいただきました。たっぷりかかったくるみ餡は見た目からしてけっこうな迫力。反面、味は思ったほど濃くなくて、やっぱりリピーターを意識した味なのかなと思いました。あれこれジタバタしていないのがいいと思います。
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等々力克彦美術館は、その向かい。小さな看板が出ていて、やっているのかやっていないのか。はっきりしない感じを二階に上がると、無人の展示室。
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アトリエのような場所に完成品からまだ習作風のものから雑多な絵が展示というか、置いてありました。プロの作品でしょうが、自分の趣味がこうじてこうなりましたみたいな面もなくはない。一人の画家の生々しい足跡を感じることができると思います。
さて、ここから飯田市の方に向かうので、ここで安曇野は終了。まだ見尽くした感はしないんですが、安曇野の魅力が並々ならないものであることはこれで分かったような。長野を代表する観光地であることは間違いないでしょう。うーん、長野って、やっぱり奥が深いです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ねもさん 2019/12/16 10:35:42
- お久しぶりです
- たびたびさん ご投票ありがとうございます。
真ん中あたりの古ぼけた旅館の客室、ひょっとしたらあそこかなとコメントを拝見すると、ピンポーン(笑) 私も数年前に山歩きの前泊でお世話になりました。
ご主人もフレンドリーで別に支障はないけど、半世紀近くタイムトリップした感じ。一度泊まったら忘れられません。たびたびさんはお一人だったのでしょうか? 連れがいるなら、ちょっとためらうかも!?
つまらないところに反応してすみません。私も長野県大好きです。安曇野から残雪の北アルプスが素晴らしい! ありがとうございます。
- たびたびさん からの返信 2019/12/16 13:20:15
- RE: お久しぶりです
- コメントありがとうございます。
まあ、私の長野は、ねもさんのような本格的な登山もないし、普通の街歩きの延長といったところ。長野の魅力からするとほんのさわりなのかなと思います。
ただ、心残りになっているのは、涸沢。どこかで見事な紅葉の写真を見て胸がときめきました。でも、情報ではそれなりに険しい道だということもあって、結局は行けず仕舞になる可能性も高いかな。そんなことも思い出してしまいました。
たびたび
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