特急サロベツで行く稚内　その２

2019/08/10 - 2020/08/10

実際に出かけてから、もう１年以上経っている旅ですが。

札幌発昼の時間帯に、特急ライラック＋サロベツの乗り換えで、稚内に向かうことにしたのでした。
名寄から先に進むと、一気に外の景色が緑になっていきます。



夕方の時間帯、それでいて日没にはちょっと早い、という感じなので、映り込みばかり激しい画像が多く、見づらいものがあります。あらかじめお詫びいたします。

エリア 豊富・サロベツ(北海道)

美深駅から。
名寄を出ると、それまでに比べて、ちょっとスピードが落ちたような気がしますが、あまり急曲線とか急勾配を感じないので、淡々と走るような感じもします。

建物がほんのちょっとしか写っておりませんが。
屋上にあるのは、「美幸の鐘」。以前は、午前中の時間帯（札幌発の「宗谷」の発着時）などに鳴っていたはずです。今もかな。

美深駅 駅

美深駅を出て５、６分ほどのところ。
天塩川です。　
この先しばらく、近づいたり離れたりしつつ、国道40号線ともども、概ね併走します。
ここでは、国道40号線は川の向こう側を走っている、はず。

上の画像から１～２分走ったところ。
天気が良ければ、もっと良い景色なのですが。

跨線橋が見える駅に到着。

音威子府駅は、駅舎を出てすぐのところにはホームがない構造になっています。

音威子府駅 駅

跨線橋を通らずに行ける１番ホームがあるのですが、少々短いようで、基本的に普通列車が発着します。

特急列車は、２・３番ホームに発着します。
こちらのホームだと、屋根がかかっていたりして、いかにもメインのホームはこちら、という感じ。ただし、進行方向と逆なので、画像はありません。

音威子府駅を出て２～３分ほどのところ。
再度登場、天塩川。
でも、やはり天気のせいか、清流という状態でないのは、眺めるだけの者からすれば少々残念。でも、大河の迫力みたいなものは、よりあるのかも。

牧草がロールになっていますね。北海道東部の根釧（根室・釧路）地区だけでなく、こちらの地域も、酪農地域。

天塩中川駅。
ちなみに、音威子府駅とこの駅の間、２駅（筬島（おさしま）と佐久）しかないのですが、32．６kmほどあり、30分ほどかかっています。

駅舎はリニューアルされているみたいです。

天塩中川駅 駅

名所案内。
ちょうど撮れたので。

中川町。天塩中川駅を出てすぐの景色。
またしばらく、このような、いわゆる市街地の景色からは離れていきます。

天塩中川駅から７～８分経つと、このような景色。
空が不穏ですが、雨は降りませんでした。

繰り返しになりますが、
天気が良ければ、もっともっと爽快、かつ広大な緑の原野が拡がる、はずですが。

しばらく併走してきた天塩川ですが、幌延駅の手前で川が海の方に進路を変え、宗谷本線とは離れていくことになります。

幌延駅までやってきました。
１番ホームと２番ホームがあります。２番ホームは、もともといわゆる島式ホームの片側だと思われますが、反対側の３番ホームは今は使用できなくなっているはずです。
そして、左側通行だと、下り（稚内方面）は２番ホームに入ることになりますが、行き違いがないような場合は下りでも１番ホームに入るようです。１・２番ホームとも、双方のホームから発着できるようです。

幌延駅 駅

幌延駅を発車。
線路が収束していきます。

線路の先に、途中で切れた、線路のない部分が。
もしかしたら、ここは、羽幌線の跡かも。
羽幌線は、留萌から日本海側を進み、この幌延駅で宗谷本線と合流していた路線ですが、昭和のうちに廃止になってしまいました。
今は、バスで幌延から留萌方面が結ばれています。

幌延駅を出てまもなく、このような景色。
幌延駅の市街地は、進行方向右側に主に拡がっています。

一瞬の晴れ間。

豊富駅に到着。

豊富駅 駅

柵があってホームの向こう側が見えません。
ホームしか撮れていないので、もう１枚。

豊富駅を出てまもなく。
ここを過ぎると、しばらく、まとまった市街地の景色は見えません。

夕日がまぶしくなってきたのですが、再び、晴れ間。
きれいに撮れれば最高な景色なのですが。

この角度だと、今ひとつの空模様になってしまいます。

光がまぶしいので、あまり良く撮れていないのですが、
さすが酪農地帯、ということで。

草が深く茂っているみたいです。

海が見えてきました。

本当は、天気が良ければ、この辺りで利尻富士が遠くに見えたりするので、これを当てにして進行方向左側の席を取ったのですが。

ついに、まとまった市街地が。

ようやく、ここまで来ました。
南稚内駅も、幌延駅にホームの扱いが近く、１番ホームと２番ホームがありますが、稚内行きであっても、行き違いがなければ、左側通行にこだわらず、駅舎から出てすぐのところにある１番ホームに発着します。

南稚内駅 駅

思わぬ車両が停まっておりました。

当面乗ることがなさそうな車両なので、ちょっと続けて撮ってみます。

もう１枚。

キハ48は、元来は片開きの扉の片運転台車。
北海道では現在、何両かあるのかな？というレベルの少数派、もしくはもうなくなっているかも知れない形式。

こういう部分も。

と思ったら、こちら側は、「道北 流氷の恵み」というＪＲ北海道の車両みたいですね。
回送、もしくは南稚内の車庫に回送されるところと思われますが、見慣れないものを見ることができました。

南稚内駅を出ると、ちょっとした高架区間を走ります。

そして、ついにここまで来ました。
この角度では分かりませんが。

稚内駅に到着しました。


稚内駅の様子は、また別の旅行記で。

稚内駅 駅