2025/06/10 - 2025/06/13
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Masakatsu Yoshidaさん
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第1日目 6/10 (Tu) 旭川から留萌経由で天売島まで 天売島泊
第2日目 6/11(We) 天売島一周から天塩温泉へ 天塩温泉泊
第3日目 6/12(Th) 天塩温泉から豊富温泉まで 豊富温泉泊
第4日目 6/13(Fr) 豊富温泉から稚内まで 稚内温泉泊
さて、今回の旅行で辿ったコースは、次の通りです:
旭川市→留萌市(道北バス)→羽幌町(沿岸バス)→天売島(羽幌沿岸フェリー)→羽幌町(羽幌沿岸フェリー)→天塩町(沿岸バス)→豊富町((沿岸バス)→稚内市(JR急行)
尚、北海道と羽田間は、空路で移動しました。
今回の旅行の目的は、
1) 天売島のウミドリを見ること
2) 日本で第3の大河、天塩川の河口を見ること
3) サロベツ原野を散策すること
今回は、第3部として、天塩町の天塩川河口及び幌別町と豊富町に広がるサロベツ原野で木道を散策した時の体験を投稿します。
「天塩川」について
北海道の北見山地天塩岳付近が水源です。下流域は主に酪農が営まれる天塩平野になります。天塩町で日本海に注ぎます。
全長256 kmに及び、北海道内では石狩川に続き2番目、日本国内でも4番目の長さです。
天塩町には、松浦武四郎像が立っていますが、彼は今から約160年前に天塩川を探検し、北海道内陸の地勢を明らかにした探検家です。
「サロベツ原野」について:
宗谷丘陵南西側に位置する泥炭地の広大な湿原で、東西8km、南北27kmに及びます。
一部の区域は特にサロベツ原生花園と呼ばれ、初夏には「エゾカンゾウ」、「カキツバタ」、「ミズバショウ」、「ヤマドリゼンマイ」などの草花が見られます。
2005年にはラムサール条約に登録されています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回旅した豊富町までのルート。
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私が歩いた天塩漁港付近の散策コースです。
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6月11日から宿泊した私の宿舎、てしお温泉、夕映え”です。
翌朝の散歩として、ここから鏡沼公園を経由して天塩川の河口 に向かいました。 -
鏡沼公園に向かう道中の道端には珍しい花が咲いていました。
それは、紫色の花を付けたルピナスです。 -
こちらで黄色く咲いた草花はヘメロカリスの様です。
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鏡沼公園に立てられていた松浦武四郎像。
彼は、幕末に天塩川を調査した探検家です。 -
そのすぐ隣には、鏡沼海浜公園と書かれた石碑がありました。
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鏡沼海浜公園の車道沿いには、バンガローも並んでいました。
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その後、天塩港に着きました。
漁船が停泊している光景が見えました。 -
ここは漁港に流入する天塩川の河口です。
突堤には釣り人がいました。 -
天塩川の上流に向かって突堤の上を歩きました。
川幅は、かなり広いです。
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天塩川の支流まで行くと、行き止まりなっていたので、突堤に沿って引き返しました。
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この付近では、ハマナスの花があちこちに咲いていました。
ハマナスは、天塩町の町花となっています。 -
天塩川河岸を散策後、天塩町からバスで幌別町駅に向かいました。
幌別町駅に着いたら、そこからはタクシーで”幌別ビジターセンター”を訪れました。
この図は、このセンターに掲示されていた観光案内図です。 -
このセンターの2階からは“利尻富士”が見えました。
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センターの北側には、エメラルドグリーンの”長沼”が光っていました。
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”幌別ビジターセンター”の裏手には、「下サロベツ原野」の木道に入る入口がありました。
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この二俣の木道を右側に入りました。
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木道を散策中に見た壮大な原野の景色
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原野の中には、「エゾカンゾウ」の可憐な花が咲いていました。
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木道の脇に咲いている「カキツバタ」も見かけました。
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目を凝らすと、花が散った後のミズバショウを見つけました。
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茶色の胞子葉が直立しているヤマドリゼンマイもありました。
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「下サロベツ原野」の観光を終えてから、”パンケ沼”に向かいました。
その途中で見た牧場です。牛たちが、盛んに牧草を食んでいました。
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”パンケ沼”に到着しました。
ここは、”パンケ沼”の展望台です。 -
”パンケ沼”の光景です。
遠方に利尻富士が霞んで見えます。
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6月23日の午前中には、”サロベツ湿原センター”を訪れました。
せんたーの中に入ると、色々な動物の剥製が展示されていました。サロベツ湿原センター 名所・史跡
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これは、オジロワシの剥製です。
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こちらは、ミミズクの剥製です。
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エゾユキウサギの剥製もありました。
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ヒグマの剥製。
ヒグマは、北海道にのみ生息している猛獣です。
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センターを後にして、サロベツ湿原の木道に入りました。
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木道から眺めた湿原は実に広大でした。
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湿原のあちこちに黄色の「エゾカンゾウ」が咲いていました。
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「エゾカンゾウ」の花を接写しました。
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ここは、展望デッキ①です。
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湿原木道の見取り図。
私は、木道の内周を歩きました -
木道沿いに湿原が続きます。
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湿原の中で「カキツバタ」が咲いているのを見つけました。
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この白い房状の花はコバイケイソーです。
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ヤマドリゼンマイもありました。
褐色の細長い胞子葉が伸びているのが特徴です。 -
”サロベツ湿原センター”の建物が見えるところまで来ました。
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ロータリーカッターを装着した浚渫船が湿原の中に置かれていました。
湿原の泥炭層を採掘するそうです。
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サロベツ湿原を観光した後は、JR宗谷線で稚内の向かうために豊富温泉駅に移動しました。
駅の標識には、豊富温泉は“日本最北の温泉郷”と書かれていました。
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この写真は、豊富温泉駅のホームです。
これで、2025道北の日本海沿岸旅行の記事は完結です。
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