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2019(R1)年8月のこと。<br /><br />かつて、その構想が新聞に載ったりしたが実現しないまま、現在はまったく鉄道がなくなってしまった区間、「オホーツク本線」のうち、可能なところだけでも、バスに乗ってたどってみよう、ということなのでした。<br /><br />雄武町からは、かつては、興浜南線が興部町へ向けて通っておりました。<br />(興部(「興」)と浜頓別(「浜」)を結ぶはずだったのですが、途中の北見枝幸~雄武間が未開通のまま終わった)<br />興部町には、名寄本線が遠軽へ(もちろん、名寄から)延びてきており、興部からは、しばらくオホーツク海沿いに通っていたのでした。<br /><br />今回は、雄武町から興部町を経て、紋別市に向かい、興浜南線と名寄本線のルートに沿って(というより、実際はほぼそのルートに沿っている国道に沿って)バスの旅をしたのでした。<br /><br />旅行の期間が2日にまたがっておりますが、2日目の画像はほんのわずかです。基本は1日目。

幻のオホーツク本線の跡?をたどる その6 興部町と紋別市

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2019/08/11 - 2019/08/12

236位(同エリア301件中)

sh-50

sh-50さん

2019(R1)年8月のこと。

かつて、その構想が新聞に載ったりしたが実現しないまま、現在はまったく鉄道がなくなってしまった区間、「オホーツク本線」のうち、可能なところだけでも、バスに乗ってたどってみよう、ということなのでした。

雄武町からは、かつては、興浜南線が興部町へ向けて通っておりました。
(興部(「興」)と浜頓別(「浜」)を結ぶはずだったのですが、途中の北見枝幸~雄武間が未開通のまま終わった)
興部町には、名寄本線が遠軽へ(もちろん、名寄から)延びてきており、興部からは、しばらくオホーツク海沿いに通っていたのでした。

今回は、雄武町から興部町を経て、紋別市に向かい、興浜南線と名寄本線のルートに沿って(というより、実際はほぼそのルートに沿っている国道に沿って)バスの旅をしたのでした。

旅行の期間が2日にまたがっておりますが、2日目の画像はほんのわずかです。基本は1日目。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス

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  • 道の駅おうむの前、雄武停留所から。<br />かつては、興浜南線の雄武駅のあったところです。<br />ここからは、北紋バスで。

    道の駅おうむの前、雄武停留所から。
    かつては、興浜南線の雄武駅のあったところです。
    ここからは、北紋バスで。

    道の駅 おうむ 道の駅

  • 車内は、普通の路線バスです。

    車内は、普通の路線バスです。

    北紋バス 乗り物

  • 雄武の停留所から5分ほど。旭団地、というバス停。<br />この画像では伝わりませんが、雄武町の市街地が続いています。<br />国道の反対側には、ホームセンターがあったりもして、地方都市の郊外、みたいな感じがそれなりにしております。

    雄武の停留所から5分ほど。旭団地、というバス停。
    この画像では伝わりませんが、雄武町の市街地が続いています。
    国道の反対側には、ホームセンターがあったりもして、地方都市の郊外、みたいな感じがそれなりにしております。

  • 市街地が切れると、緑の向こうに海。<br />これまでも断続的に見えていた景色ではありますが、まだあります。<br /><br />ちなみに、興浜南線において、雄武から興部に向かった場合、雄武の次に雄武共栄という仮乗降場がありましたが、国道から内陸側に位置していたようです。実際に、雄武共栄仮乗降場のあったあたりよりもうちょっと内陸寄りに、共栄というところがあります。(内陸寄りなので、進行方向右側になっています。撮れていません。すいません)<br />そして、バスにおいても、共栄入口というバス停があり、たぶん、この画像の場所に近いはずなのですが、撮れていません。(こちらも、すいません)<br /><br />画像の場所は、共栄地区、あるいは雄武共栄仮乗降場の所在場所から、国道沿いに少し進んだところになっています。

    市街地が切れると、緑の向こうに海。
    これまでも断続的に見えていた景色ではありますが、まだあります。

    ちなみに、興浜南線において、雄武から興部に向かった場合、雄武の次に雄武共栄という仮乗降場がありましたが、国道から内陸側に位置していたようです。実際に、雄武共栄仮乗降場のあったあたりよりもうちょっと内陸寄りに、共栄というところがあります。(内陸寄りなので、進行方向右側になっています。撮れていません。すいません)
    そして、バスにおいても、共栄入口というバス停があり、たぶん、この画像の場所に近いはずなのですが、撮れていません。(こちらも、すいません)

    画像の場所は、共栄地区、あるいは雄武共栄仮乗降場の所在場所から、国道沿いに少し進んだところになっています。

  • 上の画像から1~2分走ったところ。<br />海が見えてきました。<br />これまでも断続的に見えていた景色ではありますが、まだあります(笑)

    上の画像から1~2分走ったところ。
    海が見えてきました。
    これまでも断続的に見えていた景色ではありますが、まだあります(笑)

  • 興浜南線では、雄武共栄仮乗降場の次は、栄丘駅だったのですが、こちらも通過してしまいました。<br />栄丘駅は、国道より海側にあったようなのですが、どうも今は駅の痕跡が、栄丘というバス停があり、周囲には民家などがちょっと集まっており、後で検索するとレストハウスとかゴルフセンターとかが国道を経て向かい側にあるようなのですが、駅自体の痕跡は見当たらないようです。<br /><br />そして、ここで国道を外れます。<br />どこに向かうかは、画像にヒントが出ておりますが。そして、改めて見直すと、もう雄武の時点ではっきり見えていたりもしますが。<br /><br />ちなみに、興浜南線の栄丘の次は、元沢木仮乗降場。ちょうど、ここを曲がって道なりに進み、進行方向左側(海側)にあったようです。現在、元沢木、というバス停もあるのですが、元沢木バス停は国道沿い(画像の場所の近く)となっています。 

    興浜南線では、雄武共栄仮乗降場の次は、栄丘駅だったのですが、こちらも通過してしまいました。
    栄丘駅は、国道より海側にあったようなのですが、どうも今は駅の痕跡が、栄丘というバス停があり、周囲には民家などがちょっと集まっており、後で検索するとレストハウスとかゴルフセンターとかが国道を経て向かい側にあるようなのですが、駅自体の痕跡は見当たらないようです。

    そして、ここで国道を外れます。
    どこに向かうかは、画像にヒントが出ておりますが。そして、改めて見直すと、もう雄武の時点ではっきり見えていたりもしますが。

    ちなみに、興浜南線の栄丘の次は、元沢木仮乗降場。ちょうど、ここを曲がって道なりに進み、進行方向左側(海側)にあったようです。現在、元沢木、というバス停もあるのですが、元沢木バス停は国道沿い(画像の場所の近く)となっています。 

  • 進行方向右側には、温泉ホテル(?)が見えているはずなのですが。<br /><br /><br />しばしば、バス路線の場合、ホテルの建物の前まで乗り入れたりしますが、このバスはそこまではしませんでした。ホテル日の出岬、というバス停自体はあるのですが。

    進行方向右側には、温泉ホテル(?)が見えているはずなのですが。


    しばしば、バス路線の場合、ホテルの建物の前まで乗り入れたりしますが、このバスはそこまではしませんでした。ホテル日の出岬、というバス停自体はあるのですが。

    オホーツク温泉ホテル日の出岬 宿・ホテル

  • 実際の日の出岬はこの先らしいのですが、バスはここで右に曲がっていきます。<br />この辺にバス停はどうもないらしく、日の出岬に徒歩で挑戦することは、あまり想定されていないのか。

    実際の日の出岬はこの先らしいのですが、バスはここで右に曲がっていきます。
    この辺にバス停はどうもないらしく、日の出岬に徒歩で挑戦することは、あまり想定されていないのか。

  • 検索しても何も出てこないのですが、移転とか閉店とかで、ここではもう営業していないのか?

    検索しても何も出てこないのですが、移転とか閉店とかで、ここではもう営業していないのか?

  • まずは、国道に向けて走ります。

    まずは、国道に向けて走ります。

  • 雄武町の沢木というところ。<br />漁港もあります。

    雄武町の沢木というところ。
    漁港もあります。

  • 国道に復帰する、ところ。<br />進行方向に進むには、左折するわけですが、<br />直進すると、お寺があるみたいです。<br />祭礼の日だったのでしょうか。<br /><br />左折して国道に復帰してちょっと走ると、沢木のバス停があります。<br />沢木のバス停からちょっと海側に行ったところに、興浜南線の沢木駅があったようです。一つ前(雄武寄り)は、元沢木仮乗降場。こちらの方が後から拓け、より拓けた、ということなのでしょうかね。<br /><br />さらに、興浜南線では、沢木の次は、興部です。

    国道に復帰する、ところ。
    進行方向に進むには、左折するわけですが、
    直進すると、お寺があるみたいです。
    祭礼の日だったのでしょうか。

    左折して国道に復帰してちょっと走ると、沢木のバス停があります。
    沢木のバス停からちょっと海側に行ったところに、興浜南線の沢木駅があったようです。一つ前(雄武寄り)は、元沢木仮乗降場。こちらの方が後から拓け、より拓けた、ということなのでしょうかね。

    さらに、興浜南線では、沢木の次は、興部です。

  • こういう名称のバス停があるみたいです。<br />

    こういう名称のバス停があるみたいです。

  • 雄武町と興部町の境界付近ということで、こういう名称のバス停になっていると思われますが、正直、人がほぼ住んでいなさそうなところあるような。<br /> <br />そして、字が違うのですが、同じバス停のことを示している、はず。

    雄武町と興部町の境界付近ということで、こういう名称のバス停になっていると思われますが、正直、人がほぼ住んでいなさそうなところあるような。
     
    そして、字が違うのですが、同じバス停のことを示している、はず。

  • 興部町に入りました。

    興部町に入りました。

  • 右折して国道を離れます。<br />といいたい(書きたい)ところですが、<br />実際には、右折先も国道。<br />右折先の国道は239号線といって、概ね、旧名寄本線と並行する路線です。<br />

    右折して国道を離れます。
    といいたい(書きたい)ところですが、
    実際には、右折先も国道。
    右折先の国道は239号線といって、概ね、旧名寄本線と並行する路線です。

  • 興部町市街地、<br />のつもりで撮ったのですが、やはり伝わらないものになってしまったのでした。

    興部町市街地、
    のつもりで撮ったのですが、やはり伝わらないものになってしまったのでした。

  • なんかすごく大きそうな道の駅に来ました。

    なんかすごく大きそうな道の駅に来ました。

  • きっと、かつてはこの辺りに興部駅があったものと思われます。<br />これで、旧興浜南線も全線クリア(?)。

    きっと、かつてはこの辺りに興部駅があったものと思われます。
    これで、旧興浜南線も全線クリア(?)。

  • バス停は「興部」。<br />ということで、<br />この大きな道の駅からは、旧名寄本線の区間に(たぶん、ほとんど)並行してバスが走ることになります。<br /><br />ここからは、駅の跡を追いかけるのは大変になってきたので、全部の駅の跡を追うのはやめようかと思います(笑)

    バス停は「興部」。
    ということで、
    この大きな道の駅からは、旧名寄本線の区間に(たぶん、ほとんど)並行してバスが走ることになります。

    ここからは、駅の跡を追いかけるのは大変になってきたので、全部の駅の跡を追うのはやめようかと思います(笑)

    道の駅 おこっぺ 道の駅

  • 道の駅から、ずっと走ってきた国道に最短距離で復帰するには、先ほど曲がった交差点にそのまま戻ればいいのですが、そこは路線バス、役場前などの市街地を経由するため、別のところから国道に復帰します。

    道の駅から、ずっと走ってきた国道に最短距離で復帰するには、先ほど曲がった交差点にそのまま戻ればいいのですが、そこは路線バス、役場前などの市街地を経由するため、別のところから国道に復帰します。

  • この先、画像奥方向に進んでいきます。

    この先、画像奥方向に進んでいきます。

  • これは、なつかしき名寄本線の痕跡??<br />名寄本線が廃止になって、30年ほども経つのではありますが。

    これは、なつかしき名寄本線の痕跡??
    名寄本線が廃止になって、30年ほども経つのではありますが。

  • 沙留(さるる)というところ。<br />「沙留」というバス停があり、たぶん名寄本線の沙留駅は沙留バス停の付近にあったと思われますが、こちらは、沙留バス停を過ぎたところ。<br />ちなみに、沙留には海水浴場があったりしますが、沙留海水浴場というバス停が、沙留バス停の一つ前にあります。

    沙留(さるる)というところ。
    「沙留」というバス停があり、たぶん名寄本線の沙留駅は沙留バス停の付近にあったと思われますが、こちらは、沙留バス停を過ぎたところ。
    ちなみに、沙留には海水浴場があったりしますが、沙留海水浴場というバス停が、沙留バス停の一つ前にあります。

  • 沙留市街バス停、なのですが、ちゃんとした建物の周りをぐるっと回っていきます。<br />待合室??バス停も、ちらっと写っているのは「興部行」となっておりますが、別に「紋別行」のバス停があったりします。<br />ちょっとしたターミナルになっているのは、「市街」と称するだけのことはあるのか。

    沙留市街バス停、なのですが、ちゃんとした建物の周りをぐるっと回っていきます。
    待合室??バス停も、ちらっと写っているのは「興部行」となっておりますが、別に「紋別行」のバス停があったりします。
    ちょっとしたターミナルになっているのは、「市街」と称するだけのことはあるのか。

  • 海水浴場があるぐらいなので、沙留を過ぎると、やはり、海沿いを走ることになります。<br />ちなみに、ちょうどこの撮影地点(だと思う)付近の内陸側に、名寄本線の富丘駅がありましたが、興部駅から紋別方向に進んだ場合、富丘駅は興部町内の最後の駅となっていました。

    海水浴場があるぐらいなので、沙留を過ぎると、やはり、海沿いを走ることになります。
    ちなみに、ちょうどこの撮影地点(だと思う)付近の内陸側に、名寄本線の富丘駅がありましたが、興部駅から紋別方向に進んだ場合、富丘駅は興部町内の最後の駅となっていました。

  • 紋別市に入りました。<br />

    紋別市に入りました。

  • こちらの交差点で、国道238号線は左に曲がっていきます。<br />直進すると紋別市の渚滑(しょこつ)の市街地、右折すると国道273号線となります。<br />国道273号線は、上川町方面を経て、帯広市に至りますが、特にトンネルの整備など道路改良が進んで、紋別市内から旭川市・札幌市への高速バスのルートになっています。(名寄本線廃止の代替交通になっている、ということかな)<br /><br />で、<br />乗っているバスは、直進して渚滑の市街地のバス停を経由していきます。<br />そして、この先、紋別市内まで、バスは国道を走らず、市街地を走って行きます。

    こちらの交差点で、国道238号線は左に曲がっていきます。
    直進すると紋別市の渚滑(しょこつ)の市街地、右折すると国道273号線となります。
    国道273号線は、上川町方面を経て、帯広市に至りますが、特にトンネルの整備など道路改良が進んで、紋別市内から旭川市・札幌市への高速バスのルートになっています。(名寄本線廃止の代替交通になっている、ということかな)

    で、
    乗っているバスは、直進して渚滑の市街地のバス停を経由していきます。
    そして、この先、紋別市内まで、バスは国道を走らず、市街地を走って行きます。

  • 渚滑駅の跡地の前も走っていたみたいなのですが、見落としておりまして、画像はありません。<br />そしてこちらは、名寄本線の高架の跡、というわけではなく、先ほどまで走っていた国道の先。ここでその下をくぐっていき、バスは国道を通ることなく、紋別市街地に向かいます。

    渚滑駅の跡地の前も走っていたみたいなのですが、見落としておりまして、画像はありません。
    そしてこちらは、名寄本線の高架の跡、というわけではなく、先ほどまで走っていた国道の先。ここでその下をくぐっていき、バスは国道を通ることなく、紋別市街地に向かいます。

  • 稚内から、いろいろなバス待合室を1日で見てきましたが、紋別市内にはこういうタイプがあったのでした。

    稚内から、いろいろなバス待合室を1日で見てきましたが、紋別市内にはこういうタイプがあったのでした。

  • 大きな病院を通ったりもします。 <br /><br /><br />というところで、紋別のバスターミナルまで行かないうちにバスを降りてしまったので、バスの車窓はひとまずここまでとなるのでした。

    大きな病院を通ったりもします。 


    というところで、紋別のバスターミナルまで行かないうちにバスを降りてしまったので、バスの車窓はひとまずここまでとなるのでした。

  • 実は、もう翌朝の画像。<br /><br />ホテルを出て、坂道を上がってきたところ。

    実は、もう翌朝の画像。

    ホテルを出て、坂道を上がってきたところ。

    紋別セントラルホテル 宿・ホテル

  • 紋別市街地の様子、を撮るつもりだったのですが、正直、どこがもっとも賑わっているのかあまりわかっていないので、ここがすべてではない、ということで。<br /><br /><br />ということで、あっという間に紋別市まで到着したところまででした。<br />もうちょっと、もうちょっとだけ先がありますが、その様子は、また別の旅行記で。

    紋別市街地の様子、を撮るつもりだったのですが、正直、どこがもっとも賑わっているのかあまりわかっていないので、ここがすべてではない、ということで。


    ということで、あっという間に紋別市まで到着したところまででした。
    もうちょっと、もうちょっとだけ先がありますが、その様子は、また別の旅行記で。

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