2020年8月　北海道10日間（11）7日目　大雪山系黒岳登山

2020/08/13 - 2020/08/13

海外旅行に行けない今年は、いつか行ってみたかった「夏の北海道」。北海道へは何度か行ってるけど、真夏に道南以外に行くのは初めて。

8月7日　伊丹→千歳　帯広、十勝川温泉泊
8月8日　十勝、オンネトー、摩周湖、硫黄山、阿寒湖畔泊
8月9日　釧路　釧路泊
8月10日　霧多布、厚岸、標津、斜里町泊
8月11日　知床　ウトロ泊
8月12日　知床、網走　網走泊
8月13日　黒岳　大雪山国立公園泊
8月14日　旭岳、旭川、美瑛　大雪山公園泊
8月15日　美瑛、富良野、登別温泉泊
8月16日　登別温泉　千歳→伊丹

8月13日、旅の7日目。網走を出発し、層雲峡方面へ向かう。北海道の屋根、と呼ばれる大雪山系の山に少し登ってみたいと思い、大雪山国立公園に連泊することにした。
初日は黒岳。7合目までロープウェイとロフトで登り、そこから山頂を目指す。

エリア 層雲峡(北海道)

8月13日　能取の宿に泊まった翌朝
天気も快晴で、早朝に湖畔を散歩

あと1か月もすると、この湖面は一面サンゴ草で真っ赤に埋まるのかぁ、見てみたい

木工道が整備されていて、散策するのに便利

さて、朝食

旅館の一般的な朝食だけど、どれも美味しくて満足

層雲峡に早めに着きたいから、8時前には宿を出発

正面にあれはまたスキー場だな

途中に大きな道の駅を見つけたから、時間が少ないけど寄ってみる
「道の駅　おんねゆ温泉」
この旅11件目の道の駅

観光案内所
まだ時間も早いせいか、閑散としてる

ここは敷地がとっても広くて、大きな広場もある

からくり時計もあった

物販所
まだ新しそう。
このあたりは木工製品が盛んなのか、製品はもちろん、手作りできるパーツも多数販売されてたわ

生牛乳150円

甘くて濃厚！

さ、先を急ごう。

途中、コンビニに寄って、昼食用におにぎりとおやつを購入

黒岳ロープウェイ乗り場に着いたのは10時30分頃
15分おきに運航されてるロープウェイの出発直前に着いて、すぐに乗ることができた。
往復で一人2300円だったけど、割引券を使って2100円。

込み具合はこれくらい

車窓からは大雪山系が見えてきて、車内には解説のアナウンスも流れる

渓流も確認できる
ヒグマが歩いていてもおかしくないね

まずはロープウェイで5合目まで。
約7分で到着。
なんだか天気が怪しくなってきた

さらにここからリフトに乗って7合目まで

こっちがリフト乗り場だな

すぐにリフト乗り場が見えてくる
リフトは往復で一人800円。
ロープウェイと合計で一人2900円。

結構距離があるリフト

冬場はもちろんスキー用のリフトとして運用されてる

あ、晴れ間が見えてきた

足元には色とりどりの高山植物が確認できる

曇ったり、晴れたり

今日は一日中こんな天気なのかも

着きました。7合目

ここで山頂まで登る人や、旭岳まで縦走する人は、登山者リストに記帳する

11：15　入山

登山道は整備されているから迷うこともないし、初心者でも大丈夫。
ただ、標高差はそれなりにあるから、休みながら登る

厚い雲が広がるけど、所々の切れ間から陽が射す様子が美しい

登山道は腰まで草が生い茂って、狭いところもある。
わっと横からヒグマが出てきたらどうしよう。。。

時々眼下に広がる景色に見入る。

この登山道、だいたい視界が開けているのがいいね

乗ってきたリフトがもうあんな下だよ

7合目から山頂までは標高差465ｍ

私は登りより下りが苦手。
どうも下りは膝の裏が痛くなる。

登りの角度はまちまちで、こんな歩きやすい階段状のところもあるけど、大半は大きな高さのある岩を、よっこらせ、という感じで登っていく

振り返ると大雪山の山々が見渡せ、ほっとする。
休んでは登り、登っては休む

だいぶん雲が切れてきたな

でも風がきつくて、どんどん天気が変わる。
時々、パラパラと雨も降るし

7合目から8合目までやたら長く感じたわ
8合目を過ぎたあたりから、ちょっと余裕。

高山植物を撮ってみよう

この景色も素晴らしい

黄色のお花

チングルマのしぼんだやつ？

トリカブト

トリカブト

トリカブト、といえば、LAの三浦ゆういち事件を思い出す。
あれから30年以上経ってるけど、あの事件は衝撃的だったなぁ

9合目に着いた

風がきつくて、寒くなってきた

晴れ間が多くなってきたかも
あと少し
頑張ろう

ほら景色も随分変わってきて、より高い場所から下界を眺める感じになってきた

登山する人は多いわけでも少ないわけでもなく、ほどほどに人がいて、ちょうどいい感じ

右手に「招き岩」
これが見えると、頂上は近い、ってことらしい

チシマキンバイ

着いた！
1984ｍ
黒岳山頂

一面ガスやん！

なんなん、このタイミングで

頂上はすごい風で、岩場の陰に避難
途中で遅い夫を放ってきたから、ここでしばらく待つことにする。
果たして登ってくるのかな

2,3組のグループがいた

風がきついせいか、どんどんガスも晴れてきて、山頂からの縦走ルートも見えてきた

見えた、と思ったら、またガスだらけ

これの繰り返し。

あ、今度は向こうの方の雪渓まで確認できるくらいクリアになってきたわ

こっちは谷間の方。
見えるようになったらめっちゃ怖い場所やん、ここ

あら、晴れ間も出てきたね。
もうしばらく待ってみるか

山の天気は変わりやすい、ってこのことか。
風の強い日は確かに見る見る間に変わっていくわ

随分視界も広がってきた。
快晴ならもっときれいだろうな～

でもまぁ、さっきの一面ガス状態からすると、奇跡なくらい視界クリア。
ほんの数分で。
トロい夫のお陰で移り変わる様を見れたから、これも夫に感謝かも。

ちょうどこれくらい視界が開けたところに夫が山頂へ到達。
いいタイミングで着いたね。

山頂で景色を堪能し、下山。

下山時は結構な雨に降られ、途中で上下とも登山用のレインウエアを着用。
お腹も空いてきて、雨の止んだ8合目でおにぎりを頬ばる。

下山の記帳は14：35
往復で3時間ちょっと。
かなりゆっくりめだったね。

帰りのリフト

リフトを下りたらあそこのロープウェイ乗り場へ

ロープウェイの出発時刻まで駅構内をぶらぶら

帰りのロープウェイも空いてた

ロープウェイからの景色

15：30
無事に下山

疲れたけど達成感だわ

やっぱり膝の裏が痛い。
筋力が足りないのかなぁ。

本日の宿泊は旭岳のふもとのホテル。
直線距離なら15ｋｍくらいなのに、車の場合山をぐるっと回りこむから、120ｋｍ、2時間くらいかかってしまう。

18時くらいまでに着いたらいいかな。
交代で運転して旭岳を目指す。

山より天気が安定していいみたい。

走りやすいドライブルート

順調にホテルに到着。
17：30に到着

今日から2泊お世話になる「ラビスタ大雪山」

最悪だったわｗ　このホテル
旅行から帰ってきて1か月以上たつけど、なんだかまだ気持ちが収まらないから、次の旅行記では「ラビスタ大雪山」について、だけをまとめとこう。