2020年8月　北海道10日間（4）3日目　濃霧の釧路

2020/08/09 - 2020/08/09

海外旅行に行けない今年は、いつか行ってみたかった「夏の北海道」。北海道へは何度か行ってるけど、真夏に道南以外に行くのは初めて。

8月7日　伊丹→千歳　帯広、十勝川温泉泊
8月8日　十勝、オンネトー、摩周湖、硫黄山、阿寒湖畔泊
8月9日　釧路　釧路泊
8月10日　霧多布、厚岸、標津、斜里町泊
8月11日　知床　ウトロ泊
8月12日　知床、網走　網走泊
8月13日　黒岳　大雪山国立公園泊
8月14日　旭岳、旭川、美瑛　大雪山公園泊
8月15日　美瑛、富良野、登別温泉泊
8月16日　登別温泉　千歳→伊丹

8月9日、旅の3日目。本日は釧路に向かう。天気予報は晴れ。リアルタイムで確認しても晴れ。なのに実際は雲が厚くて雨が降って視界も悪い。なんでだろう？と、もう一回天気予報を確認すると、濃霧注意報がでてた。あーこれは濃霧の仕業なのかぁ。仕方がないから当初の予定を変更。残念な1日になった。
まぁ長い旅程の中ではこんなこともあるよね。

エリア 釧路(北海道)

8月9日
ホテルの部屋から阿寒湖を眺める
雲は多いけど、まぁまぁの天気

朝食前にホテルの裏手、阿寒湖畔を少し散歩する

外に出ると寒い

阿寒湖畔からみた泊まったホテル
「花ゆう香」

外に温度計があった

17.2度やって！
寒いはずやわ

今朝も私たちは早起き
7時の朝食に合わせてレストランへ

朝食はレストランでバイキング

土鍋で炊いたご飯が運ばれてきた
炊きたてで、美味しそう～

あと、焼き鮭も運ばれてきた。

この2品以外はバイキング

美味しそうなものが並ぶ
旅行に来ると、ついつい朝食を食べ過ぎてしまうわ

和食を中心にいただきました。
特別なメニューは見当たらなかったけど、美味しくて満足

8時過ぎにはチェックアウト
空模様は変わらないけど、釧路の天気予報をチェックすると、ほぼ「晴れ」の予報だから、まぁ安心してていいのかな。

なんだか天気は悪くなる一方で、一向に回復の兆しがない。
もうすぐ釧路に入るのに。

出発して1時間強、この旅3件目の道の駅に寄る
「道の駅　阿寒丹頂の里」
ネーミングは「阿寒」だけど、阿寒湖に近いのではなく釧路に近い場所。

ここは敷地内にもう一つ建物があって、そちらにはお肉とか冷蔵食品、冷凍食品が売られてた。
こっちはお菓子や日持ちがするもの。お土産になりそうなものが多かった。

マツコの知らない世界、で紹介された、っていう「オホーツク塩ラーメン」があったから、お土産に数袋ゲット。
このあと、色んな場所で売られてたから、それほど貴重ではなさそうだけど。きっと一時のブームが過ぎたんだろうな。
で、このラーメン、結構評判良かったわ「美味しかった」って。

天気予報を何度確認しても「晴れ」
でも実際は霧雨が降って、視界も悪い
天気予報をよく見ると、ずっとこの辺りは濃霧注意報が出てる。
そっか、これ濃霧だ
きっと濃霧の上空は天気がいいんだろうな

大阪とか九州に住む私たちには縁のない天気だからなぁ

午前10時ころ

釧路に着いたけど天気はこんな感じ

一応、目的地の一つ、釧路市湿原展望台へ。
この展望台からは簡単なトレイルはがあって、7か所の広場と展望台があるらしい。ループになってて、一周1時間程度。
視界は悪いし霧雨は降ってるし寒いけど、試しに歩いてみようか、ということで車に靴と雨具を取りに戻った。
ここで夫が「あ！ホテルにジャンバー忘れてきた！」と、思い出す。
防寒具兼雨具のジャンパーを阿寒湖畔のホテルのクローゼットに忘れたらしい。
あーあ。
片道1時間30分　往復3時間
取りに戻りました、ホテルに。
無言のドライブだったわ。
その間、写真もないし。

再び釧路に着いたのはお昼を過ぎた時間になってたので、昼食場所を探す。

で、見つけたのがここ。
牡蠣蕎麦で有名な「玉川庵」さん
一応電話で予約したけど、しなくても大丈夫だったみたい

身の厚い大きな牡蠣がゴロゴロ8個ぐらい入ってた。
とってもおいしくて、出汁にも牡蠣のエキスがしみてて、初めて食べる蕎麦の味だった。お蕎麦は手打ちでやや太め。出汁が結構しっかりしてるから、太めの蕎麦と合ってる。

そして、そばがき
「そばがき」はそば粉を熱湯でこねて餅状にしたもので、ここのはそれを揚げたもの。
きなこと黒蜜でいただく。
ぺろっと食べれます。

天気悪いままだから、今日は買い物。
「釧路フィッシャーマンズワーフMoo」に来た。
ここはとっても広くって、いくつかのお店が軒を連ねてる感じ。「市場」に近い。
銘品、海産加工物、物産、飲食店等々。

ここで結構たくさんのお土産を購入できた

有名な「さんまんま」のお店も入ってる

ごはんを大葉で包み、特製醤油タレに漬け込んだ新鮮な脂の乗った秋刀魚でサンドしたもの。 さらにもう一度焼いて香ばしさをだしてある。
イートインコーナーがあったから、1本買って、分けて食べた。
1本750円。結構な値段だわ。

うん、大葉の風味が良くきいてて美味しかった。

よしもと北海道シュフラン 2016 認定、松屋の「ゆうひ」
「甘酸っぱい春の風味のラズベリーを選りすぐった手亡豆の白あんで包みさらに柔らかな生地で包んで夕陽の白と外側のオレンジ色をとてもよく再現しています。」「口の中にラズベリーの酸味と白あんのまろやかさが広がる 和風と洋風がコラボしたまんじゅう」
これ読むと、食べてみたくなった。美味しかったら、明日さらに買おうと考えて。

飽きの来ない柔らかい素朴な餡。普通に美味しかったな。

びっくりするUFOキャッチャーを発見

なんと生きた「毛ガニ」がはいってる。
これ水揚げできた人いるのかな。

そろそろホテルにチェックインできる時間になったから、本日のホテルへ。
「釧路プリンスホテル」

部屋は海側のツイン。22平米ぐらいかな。
そんなに広くないけど、1泊だし十分。
2泊目以降は、宿に持って入るスーツケースは一つに整理して、必要のないものやお土産等は車の中に置きっぱなし。

バスルームとトイレは一体型だけど、洗面所だけは別だった

部屋からの眺め。
遠くに太平洋が望める。
天気がよければきっと美しいだろうに。
それに、ここ釧路の夕日は有名で、特に近くの幣舞橋からの夕景は名所らしいけど、今日は夕日は期待できない。

とりあえず缶ビールを飲みながら休憩

時刻はまだ4時前だから、どこに行こうか検索
と同時にホテルのコインランドリーで洗濯を開始した。

乾燥機に放り込んでから、近所の水族館へ行くことに

車で10分もかからないところに「釧路水族館」があるらしい

グーグルマップさんはあの建物だ、って言ってるよー
でもあそこ、回転ずしみたいじゃない？
水族館、つぶれたのかな。
でも大きなお店みたいだし、どんどん人が入って行ってるから行ってみようよ

1階が飲食店と海鮮や海産加工物を売ってるお店で2階が水族館だった

「くしろ水族館ぷくぷく」
入場料は大人800円

水槽が12だけのこじんまりした、ほのぼのした水族館

結構お客さんが入ってたからびっくりした。

触れるエリアもあって、ヒトデ以外にヒラメに触れるのがびっくり
あと、大きなスクリーンにはこのあたりの海底の生き物が動画で紹介されていて、海底の砂地にびっしりとホタテ貝がいて、それが飛び跳ねるようにうごめく様と、その間を縫うように泳ぐヒラメが印象的だった。あんな映像を見たのは初めて。
ホタテってあんな感じで生息してるんやね。海底一面ホタテだらけ。
こういう養殖方法なんだろうか。自然の様子なんだろうか。どっちだろ？？

手前のでっかいアナゴ（ウツボ？）が凄くて撮った

クマノミもいるよ

ここの水族館のマスコットキャラクターで。可愛いフウセンウオが集められた「ぷくぷく幼稚園」という水槽

フウセンウオはカサゴ目ダンゴウオ科に属する海水魚の一種。オホーツク海沿岸、千島列島、カムチャッカ半島などに生息し、体長は2～3cmで黄色やオレンジの丸い魚体が愛くるしいお魚。お腹に吸盤がついていて、岩や海藻などに吸い付いてじっとしてるらしい。あまり泳ぎは得意ではなく、必死に泳ぐ姿がなんとも可愛らしいと評判の魚。

水槽の底に張り付いてるね。

なんとも目が可愛らしい魚

名前はなんだっけかな

クラゲコーナー
水クラゲの水槽はイルミネーションで色が変化する

ネオンのようなきれいなクラゲ

でっかいタコもいたけど、これはやがて下の階で売られるのだろうか。。。

1階は水産加工会社直営のお店になっていて、レストランも併設されてる。
「釧之助　本店」2018年にオープンしたらしい。
面積もめっちゃ広くて、たくさんの海鮮や加工品が販売されてた。
見ているだけでも楽しかった。
特に多かったのが、イクラかな。
この牡蠣の水槽も圧巻だったけど。

ここでは鮭のフレーク等を購入

ホテルに戻って、乾燥まで終わった洗濯物を回収し、夕飯の相談。
ここ釧路は炉端発祥の地。なので、名物の炉端焼きを食べに行こうと思ったんだけど、メニュー的にはホタテやほっけ等だとしたら、ここで食べなくてもいいか、ということになり、まだ北海道に来て食べていないジンギスカンを食べることにした。このあたりでの有名店を探して、「天馬」さんへ。
一応電話で予約を入れた。

予約して正解だった。満席で、お断りされているお客さんもいたし。
地元の客さんが多かったかな。
ジンギスカンはそれはそれは美味しくて。
「生ラム」800円　「サフォーク肩ロース1200円」という良心的な値段。

なんでだろ、ジンギスカンには玉ねぎが合うのは。でももやしのこともあるよね。
ここにはもやしはなかったな。

飲んで食べて二人で6800円。
ごちそうさまでした。満足！