乳児連れ台湾旅行（9ヶ月児）1/2　～夜市などで食べ歩き、九分、十分、瑞芳など～

2016/01/05 - 2016/01/08

新型コロナウイルスの影響で旅行ができず、過去の旅行を整理しました。
2016年、当時9か月だった乳児を連れて家族3人で、恐る恐る台湾旅行に行った時の記録です。子供ができて初の海外旅行でした。

息子の食事は、WAKODOの離乳食弁当（スプーン付きのもの）を大量にスーツケースに詰めて持っていきました。ただ、ホテルの朝食でのおかゆや卵スープなど、味の薄いものは現地のものも少し食べさせました。
また、息子は抱っこ紐で抱っこし、ベビーカーは移動時の機動性が阻害されると思い、持参しませんでした。台湾は日本と違って、道の段差なども多いのでこれは正解だったと思います。

台湾は、想像以上にベビーフレンドリーで、レストランで持参した離乳食弁当を食べても全然大丈夫だったり、地下鉄では席を譲ってくれたり、ほぼすべての地下鉄駅には大きな授乳室が完備されていたり、、、ベビー連れだと、ある意味日本以上に旅行しやすい！と思いました。ですので、乳児を連れていても、夜市を中心とした食べ歩き、街歩きなど、意外と自由に旅行できるものなんだ！と感動しました。

以下、スケジュールです。このうち、1日目、2日目がこの旅行記です。

1日目
・成田空港→（キャセイパシフィック航空）→桃園空港
・ホテル近くの台湾料理店・伍柒玖牛肉麺で食事

2日目
・台鉄（電車）を乗り継いで十分へ
・乗換駅の瑞芳駅に戻り、駅前をぶらぶら軽食
・そこからタクシーで九分へ
・また電車で台北市内に戻り、夕食は、遼寧街夜市～寧夏夜市をはしご

3日目
・龍山寺、総統府を見物
・永康街を散策、好公道の店（小籠包）、思慕昔（かき氷）、永康刀削麺（刀削麺）などのお店で食事
・青田街を散策、青田七六、青田茶館で休憩とお茶
・淡水へ、地ビールを飲む
・夕食は、石牌夜市～士林夜市～雙城街夜市をはしご

4日目
・桃園空港→（キャセイパシフィック航空）→成田空港

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

【1/5（一日目）】

子どもが生まれてから初めての海外旅行はキャセイパシフィックで成田から台湾の桃園空港に向かいます。
この時点で9か月児です。
心配していた飛行機の中、息子は、ほとんど寝てくれて、一安心。

機内食で「チキン」を頼んだら、完全に和食の筑前煮で意外。味付けは本格的でおいしかったです。

ホテルにチェックインした後、本日は、夕食を食べる時間くらいしかありませんので、早速目当てのレストランへ。

「伍柒玖牛肉麺」というお店。小籠包の有名店「京鼎樓（ジンディンロウ）」の隣にあります。そちらは日本でも食べられるので、こちらにしました。牛肉麺とありますが、台湾料理全般が食べられるお店です。

伍柒玖牛肉麵 アジア料理

まずは牛肉麺をいただきます。。。めちゃめちゃおいしい。
日本の台湾料理店でも何度も牛肉麺を食べたことがありましたが、やっぱり材料などが違うのでしょうか、香り？コク？すべてが日本では食べられない感じで大興奮。

この後、何回も台湾を訪れましたが、いまだにここの牛肉麺が一番おいしいかも。

小籠包も、当たり前のようにおいしいです。
「頭の中で勝手に思い描く、肉汁に旨味満載の美味しい小籠包」がそのまま再現された感じです！

焼き餃子は少し皮が硬くて食べづらいですが、おいしい。

ビールは台湾ビールをいただきます。
味が薄くて、日本にいればわざわざ飲もうとは思わない感じですが、旅行先で飲むと何故かおいしいですね。

このお店、メニューや店内の表示が日本語あり、店員さんも日本語を話せ、客層も半分くらい日本人！という感じ、おまけにお店の構えもしっかりしていて、日本の台湾料理店で食べているような雰囲気です。実際、日本に支店を出してくれたら、絶対に流行るだろうなと思うくらい、日本人の口に合いますし、おいしいです。

ホテルは、「オレンジ・ホテル・リンセン・タイペイ」に宿泊。
リーズナブルなビジネスホテルですが、壁もそんなに薄くなく、清潔で、朝食も申し分なく、良いホテルでした。

オレンジ ホテル - 台北林森 (桔子商旅 - 台北林森店) ホテル

【1/6（2日目）】

この日は、電車を利用して、十分方面に向かいます。
まずは、十分に向かいます。
台北駅から、台鉄で瑞芳駅まで行き、そこからローカル線・平溪線に乗り換え、十分に到着。
写真を撮り忘れましたが、途中の風景はのどかで、日本の田舎のローカル線に乗っているような感じもあります。

十分駅に到着。
のどかで、良い雰囲気です。

ただ、子連れ目線では、ちょっとトイレが汚いのは気になりました。敏感な方は、少し用心した方が良いかも知れません。

十分駅 駅

有名な、十分老街を歩きます。線路がすぐそこに迫っていて、線路の中に入ることができます。土産物屋や飲食店が多いです。

十分老街 旧市街・古い町並み

そのうちのひとつ、食堂に入ります。
息子には、スープを少し飲ませ、あとはWAKODOの離乳食弁当を食べさせます。食堂で食べさせても良いか、身振りで店員さんに尋ねたら「全く問題ないよ！」とのこと（言葉はわかりませんが、身振り手振りで）。

あまり観光地をべったり観光するのではなく、色々な街を歩きたいので、観光はそこそこに、十分を後にし、来るときに電車を乗り換えた瑞芳駅まで戻ります。

こういう郊外（地方？）の普通の町も面白そうだと思い、あてもなく瑞芳の街を歩いていくことにします。（ガイドブックに載っているような街ではありません。）

瑞芳駅 駅

駅の正面の通りをまっすぐ歩いていくと、「福哥牛肉麺」という牛肉麺屋さんを発見。入ってみます。

福哥牛肉麺 地元の料理

昨日の夕食で食べた牛肉麺よりもあっさり癖のない素朴な感じで、食べやすいです。おいしい！

その後、そのまま通りをまっすぐ歩いていくと、「瑞芳美食広場」という、食堂が集まった屋内の屋台街？市場？に突き当たりました。まだ時間が早いのか、やっていないお店も多かったですが、その中で、「瑞芳林記福州胡椒餅」というのお店がやっていたので、一つ購入します。胡椒餅は台湾名物としてたまに名前を聞いていました。

瑞芳美食街 アジア料理

これが激うま！
中には、香辛料や肉汁の詰まった極上の餡が入っていました。

瑞芳の街、全然観光客のいない普通の現地の街でしたが、こういったところの方が、「ザ・観光地」よりも個人的には楽しいです。

林記福州胡椒餠 スイーツ

瑞芳駅まで歩いて戻り、まだ意外と時間があったので当初予定していなかった九分に行くことにしました。「ザ・観光地」にはそれほど関心がなかったので、近くまで行くにも関わらず、予定に入れていなかったのです。。。瑞芳駅からタクシーでわりとすぐの場所なので、せっかくなので、ということで。タクシーで向かいます。

九分にすぐに到着。一応、有名なスポットで写真を撮ります。写真でよく見る建物ですが、思ったよりも建物が小さいんだなと思いました。

「悲情城市」の撮影地 旧市街・古い町並み

寒かったですが、やはり観光客は多いですね。
ただ、道が狭くて階段が急なところも多く、しかも雨上がりで地面が湿っていて滑りやすい状況だったので、抱っこ紐で抱っこしながら歩いていると、足元が見づらく、少し怖かったです。

周辺が、「老街」として観光地になっていて、土産物屋などが連なっています。

台北市内に戻り、今度は夜市に行きます。
地下鉄を利用しましたが、どこも清潔で、広く、何よりすべての駅に授乳室、ベビールームが完備されていて、本当に助かります。

夜市に行くときには、毎回、駅のベビールームでミルク（溶かして飲むやつ）を飲ませ（お湯もあります）、おむつを替えさせてからにしていました。
ちなみに写真は、遼寧街夜市の最寄り駅、南京復興駅です。

南京復興駅 駅

駅から7,8分歩いて、その遼寧街夜市に到着。我々は、これが台湾で初めて訪れる夜市でした。ここは海鮮がおいしいとのこと。
初めての夜市の雰囲気に圧倒されます。

遼寧街夜市 散歩・街歩き

その中で、入りやすそうなところに入ります。
「鵝肉城活海鮮」というお店。
2020年現在、当時（2016年）から場所が移転した？ようです。

鵝肉城活海鮮 (ヲーロウチォンフォハイシエン) シーフード

ずっと食べたかった、蚵仔煎（牡蠣のオムレツ）をいただきます。うまい！ビールが進みます。

蛤蜊湯（ハマグリスープ）もうまい！

続いて、地下鉄で中山駅まで行き、今度は寧夏夜市へ。
人が多く、賑わっています。
ここはグルメ好きに評判が良いとのこと

寧夏路夜市 散歩・街歩き

「郭董蚵仔煎」というお店に。少し行列ができていて5分ほど待ちました。人気店なのでしょうか。
また、蚵仔煎（牡蠣のオムレツ）、をいただきます。さっきの遼寧街夜市のもののほうがおいしかったかな。少し衣が大きすぎて、牡蠣の存在感があまりなかったですが、タレが絶品でした。

郭董蚵仔煎 地元の料理

もう一つ、ワンタン？（詳細は忘れました）をいただきました。

続いては、「馥陽鍋貼・水餃専売店」というお店にはしご。

馥陽鍋貼・水餃専売店 地元の料理

酸辣湯と焼き餃子をいただきます。
どちらもおいしい！
店員のおばちゃんも親切でした。

余談ですが、台湾のコンビニでは、フランスのクローネンバーグ、チェコのピルスナー・ウルケルなど、ヨーロッパのビールが売っています。日本ではよっぽどこだわりのあるスーパーでしか置いていないビールが、コンビニで格安で買えます。

地味ですが、これもけっこう台湾の魅力の一つだと思います。
この日もホテルに帰ってクローネンバーグをいただきます。

この旅行記へのコメント （2）

• みかちゃんっすさん 2023/02/15 19:11:21

  いいね！ありがとうございます！

  shushu tanyさん、私の拙い旅行記見ていただきありがとうございます！
  いいね！いただきありがとうございます！
  
  私も子供の料金が掛からない間に海外旅行に連れて行きたかったのですが、夢叶わず子供達は大人になった今でも海外に行ったことがありません・・・(*_*)
  
  台湾はママ友と初めて海外のツアー観光した国です♪
  地下鉄の駅が分からずにいた時に地元の青年が案内してくれて、切符の買い方やホームまで連れて行ってくれて、優しさに感激しました！
  ２日目も夜市で困っていたらおばちゃんがバイクで駅まで案内してくれて、親日を感じ嬉しかったです♪
  また行きたいと思っているのですが、コロナがもう少し落ち着かないと難しいかな・・・(-_-;)
  
  早く安心して海外旅行がしたいです！
  
  また訪問させて頂きますね～(^^♪

  shushu tany さん からの返信 2023/02/16 19:51:46

  RE: いいね！ありがとうございます！

  みかちゃんっすさん
  
  コメントありがとうございます。
  草津温泉は10年くらい前に訪問し、また行きたいなと思っていたところ、みかちゃんっすさんの旅行記が眼に入ってきました。
  初心者も大丈夫そうなゲレンデも近くにあるのですね。私はスキー初心者ですが、機会があればやってみたいと思っていたので、いつか行ってみたいです。
  
  台湾の旅行記への訪問、ありがとうございます。
  台湾は人も優しいですし、食べ物もおいしいですし、治安は良いですし、本当にはまってしまいます。
  
  今後もちょこちょこ訪問させていただければと思っています。
  
  shushu tany