台北から日帰り旅行（2歳児子連れ）①（新竹、内湾）

2018/01/13 - 2018/01/16

台北も3回目の家族旅行になったので、今回はホテルは台北にとって、台北からの日帰り旅行を試みました。
2歳児含め家族3人の旅行です。ちなみに、息子も基本は一緒に歩きましたが、疲れてきたり、人混みの中などは、抱っこしました。歩き7:抱っこ3くらいだったかな。抱っこひもに入るにはすでに大きすぎ、素手での抱っこでした。
なので、完全に自由に大人の行きたいところに行くというわけにはいきませんが、可能な範囲でやってみました。

3泊4日のうち、２日目は新竹、内湾、3日目は台南に日帰り旅行。夜には台北に戻り、夜市などで食事しました。

①は1日目、2日目です。
1日目は、桃園空港に着き、あらかじめ調べておいた丸林魯肉飯と、まだ行ったことのない夜市、大龍街夜市で食事。
2日目は、新竹、内湾に日帰りで訪れました。混雑の中、なんとか新竹都城隍廟の中の屋台で米粉を食べることができました。その後、ローカル線内湾線に乗って終点の内湾に。台北までは新幹線（高鐡）で戻り、南機場夜市で水餃子に舌鼓。

エリア 新竹(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: スクート
• 旅行の手配内容: 個別手配

【1日目】
空路はtigerairを利用。LCCなので、液晶画面などがなく、子どもが退屈してきました。。2歳児だから動きたいですよね。

桃園空港から台北市内へは、この時まだできたばかりのMRTで。車内はこんな感じ。快速みたいなのと各駅停車がありますが、快速が混んでたので、各駅停車で。45分くらいで台北駅に到着。600円強。快速とは所要時間が10分ほどしか変わりません。

ホテルは、台北駅目の前の、Taipei H Imperial（台北亞太H帝國）に。3泊で24,000くらい。何百室かある大箱です。立地と価格で選びました。
リーズナブルで設備も新しくて清潔なのですが、朝食はなしでした。また、壁が薄く、隣の部屋の宿泊客の声がけっこう聞こえる。。次回はないかなという感じ。

チェックインした後は、あらかじめチェックしてあった丸林魯肉飯へ。

丸林魯肉飯 (ワンリンルーロウファン) 地元の料理

ビュッフェ形式で自分でサーブするものと、店員さんにオーダーするものが区別されているらしいのですが、日本人にはよくわかりません。しかし、日本人と分かると、店員さんが店のシステムなどを丁寧に英語で説明してくれました。また、本来自分でサーブしないといけないものも、座席まで持ってきてくれるなど、素晴らしいサービスでした。

魯肉飯、ハマグリのスープ。うまい！以前の旅行でも、台北で何度か魯肉飯を食べましたが、トップレベルでした。しかも魯肉飯、200円くらいでリーズナブルです。

他の惣菜もうまい！
たら？のような魚の上に乗っている味噌？みたいなのもうま味たっぷりで絶品でした。

その後、そこから徒歩で10分くらいのところにある大龍街夜市へ。
あまり人がいなくて、ゆったり歩けます。

大龍街夜市 露店・屋台

明後日に台南に行くことにちなんで、台南担仔麺を見つけたので入店。
普通の麺と、意麺という少しひらぺったい麺の2種類をオーダー（スープは同じ）。どちらもうまい！この塩分控えめ、なおかつあっさりした中にもうま味が凝縮されている感じは何なのでしょう！
お店のおっちゃんも愛想が良く、好印象。ここは大正解でした。

普通の麺

意麺の方がよくスープがからむかな。

【2日目】
ホテルは朝食なしのプランなので、近くのお店で肉まんを買いに。

本日は新竹に電車で行くため、そのまま駅に行き、駅の待合室で食べました。
驚くほどうまい！
ふらっと見つけて買うものがいちいち美味しいのが、台湾のすごいところです。

台北から自強号（特急電車にあたります）で新竹駅に到着。

車内は、結構混雑して立っている人も多かったです。
車両は、ちょっと昭和っぽい雰囲気で微妙に懐かしい感じがします。

新竹駅

新竹駅 駅

駅舎は歴史がある建物のようです。日本統治時代にでき、100年以上前のものだそうです！

これから歩いて新竹都城隍廟に向かいますが、このような門がありました。

東寧宮、という寺院の前も通ります。新竹には至る所に歴史的な建物があります。

新竹都城隍廟に到着。噂通り、廟の中に、屋台がひしめき合っていて、ものすごい光景です。ガヤガヤしている屋台の目の前で、地元の人々が参拝しています。
とにかく、子連れでも頑張って歩きます。人も多いです。

新竹城隍廟 寺院・教会

肉圓のお店を見つけ、入ります。

肉圓。サツマイモ粉やタピオカが練りこんでるらしく、歯ごたえも風味も食べ応えがあります。この赤いタレも少し酸味がありつつ濃厚で、これ一つでけっこうお腹いっぱいになります。
日本ではまず食べられない味なので、珍しくて良いのですが、ちょっと好みが分かれそうです。

新竹名物、米粉。
肉や玉ねぎ、にんにくのうまみとコクが凝縮されていて、こちらは文句なしにうまい！です。日本人の口に完璧に合いますね。

魚丸湯（魚団子のスープ）もうまいです。

廟の内部は迷路のようになっていて、食べ物屋台だけではなくいろいろなお店が、所狭しとひしめき合っています。

豚肉の売り方もすごいです！

もう少しお腹に余裕があったので、台湾で「羊肉」料理に初めてトライ。中国語で「羊」は、日本語で山羊（ヤギ）のことで、羊（ひつじ）ではないので注意が必要ですね。
汁なし麺と汁あり麺を注文。

うーん、普段まず食べない味なので新鮮なのですが、正直なじめない味だと感じました。

こちらも。

駅に戻る途中、タピオカミルクティーを購入。

山羊肉料理で少しお腹が重くなっていたので、さっぱりしてうまい！です。

これからローカル線も味わいたいと思い、内湾に向かいます。まずは、新幹線（高鐵）新竹駅行き（六家行き）に乗り、途中の竹中駅で乗り換え、内湾に向かいます。竹中まではこのような電車です。

車内。

竹中からローカル線然としたディーゼル車に乗り換え、内湾に到着。途中はのどかな田園風景でした。

内湾駅。

内湾駅 駅

一歩外に出てびっくり！
電車はあまり混んでいなかったのにどこからこんな人が？と思っていましたが、後から、近くに巨大な駐車場があることを知って納得。
台湾の現地の人にとっても観光地なのですね。まるで原宿のような人込み。日曜日ということもあったかもしれません。日本人はほとんどいません。

内湾老街 旧市街・古い町並み

一歩路地に入ると人が少なく、地元の人が参拝すうような寺院があったりして、のどかな光景で落ち着きます。

葱焼包という肉まんを購入。

うーん、正直あまり美味しくない。独特の香辛料？が効いていて、それがちょっとなじめないです。10何年も前に学生時代に旅行した中国（大陸）で「臭いな」と感じた料理に似ている感じで、ちょっと口に合いません。

この地域は、客家人が多いらしく、客家料理が盛んだそうです。
内湾駅近くのこのお店も客家料理を標ぼうしていました。
ここでは牛肉麺を注文。
まずいわけではないのですが、もっとおいしい牛肉麺もいっぱいある！という感じでした。

通常の麺。

団子バージョン（スープは同じです）。

原宿のような人込みを2歳児を抱っこして頑張って歩き、つり橋まで来ました。さすがに2歳児を抱っこして、これを渡る体力はありません。

内湾は、ローカル線で行くのどかな田舎町というのを想像していたのですが、実際は、まさに観光地でちょっとイメージが違いました。ただ、ローカル線からののどかな車窓、人混みから一本入った路地などは落ちついた雰囲気で行って良かったです。

新幹線（高鐡）の新竹駅までまた電車で戻り、台北に戻ります。

台北駅に着いたら、夕食のため、まだ行ったことのない南機場夜市に。交通の便があまり良くなく、タクシーで行きました。

南機場夜市 市場

この夜市は水餃子が美味しいという情報があったので、そのうちの1軒に入りました。
混雑していて、なかなか店員さんに声をかけづらいのですが、やっとのことで呼び止めた店員さんは丁寧に対応してくれました。

その水餃子、うまい！
あっさりしていて、いくらでもお腹に入ります。

卵スープも薄味で、2歳児でも安心して食べさせられます。

このような、バジルと一緒に揚げたフライドチキンのようなもの、台湾でよく見かけますが、やはり、うまい。ホテルに戻ってビールのつまみにしました。