小金井公園散歩 江戸東京たてもの園

2020/07/23 - 2020/07/23

月1の幼馴染との集い。
の予定が、コロナのあれこれで、2月のムーミンバレーパーク以来5ヶ月ぶりの再会となりました。
またまた第２波の予兆、都心はあれなのでお得意の都下で、蜜を避けるとなると公園かな？
土砂降りの雨の中、小金井公園へ。

エリア 国分寺・小金井(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

友人と武蔵小金井駅で待ち合わせ。
３０分ほどかけて、小道をてくてく。
5ヶ月ぶりの近況報告をしながら。
玉川上水の陣屋橋まで来たら、小金井公園は目の前。

武蔵小金井駅 駅

桜町病院の裏を抜けると、陣屋橋前のお洒落なカフェ。
ヴィーガンのお店の様子。

小金井公園入口。
ファミマでお昼ご飯を調達。

都立小金井公園 公園・植物園

江戸東京たてもの園が見えてきました。

江戸東京たてもの園 美術館・博物館

入口で検温とアルコール消毒をしてから入館。
結構、物々しいので身構えますが、しようがありませんね。

生憎の大雨のときどき土砂降り～

田園調布の家、大川邸。
大正１４年に建てられた洋館です。
全室洋室は、当時は珍しかったとのこと。

田園調布の家 (大川邸） 名所・史跡

残念ながら、コロナの影響で、お家の中には上がらせてもらえません。。

玄関先まで入れるので、中はこんな感じ。
素敵ですね。

お次は、建築家・前川國男邸。

何度か訪れてますが、私は心からこの家に住みたいと願ってます。
もう、この北入口から家の中まで、全てが好きです。

前川國男邸 名所・史跡

もちろん、中に入れてもらえないので、外からの眺め。
居間です。前川さんはサロンと呼ばれてました。
階段を上がると、ロフトの作りになっているスペース。大空襲後は、事務所兼自宅となったそう。
同じ頃にご結婚され、年の離れた奥様が自分亡き後も安心して住めるようにと、数年後に鉄筋コンクリートの家を建て直しています。そして、この家は、上大崎より軽井沢の別荘に建材を移動し保管していたものだそう。

昭和１７年に出来た家ですが、このモダンさ。
これだけ窓が大きいと、冬は寒そう。
床暖があればokだねと話しながら。
上部は全面ガラス、下部が障子。外には雨戸もあるのですが、ちゃんと外観に支障がないように設置されています。

ダイニングも雰囲気あります。
今回は中に入れないので奥が見れないけれど、バスルームやキッチンも
目眩しちゃうくらいお洒落です。
寝室と設計する書斎、お手伝いさんのお部屋があります。お手伝いさん用おトイレも黒の総タイル張りで素敵ですよ。

いつかこんなお家に住める日が来ますように。
もうないかな

このお天気のせいで、見学客がまばら、何なら、スタッフの方が多いぐらいな園内。

前川邸のお隣の小出邸の玄関先にちょっと座らせてもらい、友人としばし休憩。
お腹が空いたので、外へ出て、イートインスペース（のようなテントの下のベンチ）でランチ。
この文化財だらけの園内で、雨音を聞きながらのんびりしました。

お次は、農家の吉野家へ。

江戸時代後期に建てられた茅葺き屋根の家。
吉野家は、三鷹の名主だったそう。

吉野家 名所・史跡

囲炉裏があり、和室も格式高く、お金持ちだったのだろうなということが分かります。

裏道、武蔵野の道をてくてく。

千と千尋の神隠しの油屋の参考になったと言われている、子宝湯。

江戸東京たてもの園のキャラクター・えどまるは、宮崎駿さんが描いてます。

子宝湯 名所・史跡

いつもは大勢の人で賑わっている、下町中通り。
大雨とコロナの影響ですね。

昭和初期へタイムスリップ！

子宝湯のお隣の鍵屋（居酒屋）

鍵屋 名所・史跡

さて、子宝湯へ入浴に。

広々とした脱衣所。
籠が素敵だな。

中へ入って良いとのことで、友人と浴槽に入ります。
結構深くて、びっくり。
立って入るのかな？

ここでも、浴槽の中の座るところに腰かけ、しばらくおしゃべり。
贅沢すぎますよね、昭和初期の文化財の中で、友人と2人だけで、のんびり
おしゃべりとは。

脱衣所の窓。
外の景色も美しい。

富士山の描かれた銭湯。これぞ日本のお風呂ですよね。
私的には、ドリフの銭湯シーンを思い出します。
私が子どもだった頃の昭和の良き時代を。

女性が髪の毛を洗うときには、入浴料の他に１０円がかかるのですかね？
あと、規則の張り紙も結構内容が面白かったのですが、詳細は書かないでおきます。

ベビーベッドがあるということは、小さなお風呂の方が女風呂なのかな？
入れ替え制かな？

川野商店（和傘問屋）
昭和5年の頃を再現だそう。

川野商店 (和傘問屋) 名所・史跡

武居三省堂（文具店）内。

武居三省堂 名所・史跡

千と千尋の神隠しの中で、釜爺の仕事場の参考になったと言われてますね。

手前の建物は、蔵といううどん屋さんが入ってます。
美味しいのかな？
お隣が、武居三省堂です。

趣ありますよね。
本当に今でも人が生活してそうです。

丸二商店、荒物屋さんの入口です。

丸二商店 名所・史跡

左手から、蔵、武居三省堂（文具店）、花市生花店、そして、丸二商店の荒物屋です。

武居三省堂 名所・史跡

売ってるもの全部欲しいです。
雑貨屋さんみたいですよね、現代の。

窓辺の陳列も素敵です。

飴色になった籠が本当に美しい。

和の籠好きの私としては、わくわく。

以前こちらでイベントがあったときに買った、勢司さんという作家さんの竹細工を大事にしています。
この籠達、勢司さんのもあるのかな。

雨の下町中通りと荒物屋さん。

名残惜しいのですが、そろそろお暇。
また、来ます。

斜め向かいの乾物屋さんへお買い物。

大和屋本店 名所・史跡

うちの娘が見たら、全部買おうって言いそう。

鰹節。

金庫です。

こんな風に升で測って売ってたのですね。

本物のように美味しそうなのです。

お茶をしに、武蔵野茶房が入っている、デ・ラランデ邸へ。

明治４３年頃の建造物で、当初は平屋だったものを三階建に増築したそう。ただ、デ・ラランデ邸となってますが、建築当初は、違う物理学者の方のお宅だったとか。
平成１１年までは新宿に建っていたとのこと。

武蔵野茶房 江戸東京たてもの園店 グルメ・レストラン

園内は見学者もまばらでしたが、ティールームは満席でした。

私は、お芋のパフェ。
友人は、コーヒーとクッキー。

お屋敷の中の一角がティールームです。

コロナ対策のため、お席が離れてます。

デ ラランデ邸 名所・史跡

大雨の中の公園散策、人も少なく、コロナの心配も少なく、わりと良いかもしれません。

たくさん話して笑って歩いて。
足が痛いけれど、楽しい時間を過ごせました。

最後までお読みいただきありがとうございます。