京都 金閣寺・二条城近辺を気ままにぶらり旅

2020/06/21 - 2020/06/21

本格的に自粛も解除となり、身近な京都にぶらりと電車で旅に出掛けました。

個人的な趣味のスポットを巡りました。

さらっと見ていただければ幸いです。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄

電車とバスを乗り継いで、金閣寺に着きました。

関西には通算で３年いますが、初めての訪問です。

入場料を払って、中に入るとＴＶや雑誌で見る光景がいきなり入ってきました。

確かに素晴らしい景色です。

鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会

室町幕府の第３代将軍 足利義満公が山荘として造られた別荘でした。

その後に鹿苑寺というお寺になりました。

1994年に世界文化遺産に登録されました。

庭園も非常に見事で、紅葉や雪の季節もお薦めのようです。

この日は県外をまたぐ外出も解禁となり、観光客も戻ってきている印象でした。

庭園内の散策路です。

夕佳亭という茶席です。

茅葺きの屋根が印象的な建物でした。

鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会

不動堂という、不動明王様が祭られている建物です。

鹿苑寺(金閣寺) 寺・神社・教会

金閣寺は一番最初の建物の金閣があまりにもインパクトが強すぎて、他には少し拍子抜けするかもしれません。

小一時間も経たずに、金閣寺の観光は終了しました。

再びバスで市内を南下して、二条城跡に行ってみます。

堀川が流れていて、市民の散策路となってます。

堀川 自然・景勝地

東大手門から入城します。

二条城は徳川家康が造った城で、徳川の歴代将軍が京都での宿泊所として利用されました。

元離宮二条城 名所・史跡

江戸時代初期の比較的に平和な時代に造られたからでしょうか、堀もさほど広くなく、石垣も高くはない城というイメージです。

重要文化財の唐門です。

二の丸御殿の正面にある、豪華絢爛な門です。

元離宮二条城 名所・史跡

鶴や龍、唐獅子などの装飾が非常に見事です。

二の丸御殿です。

部屋が33室もあり、800畳の広さがある建物です。

元離宮二条城 名所・史跡

二の丸御殿の内部です。

この城で、徳川15第将軍、徳川慶喜公が大政奉還を表明しました。

二の丸庭園です。

当時、天皇をお迎えするために、小堀遠州が改修した庭園です。

心が和む、日本庭園でした。

二の丸から本丸に入ります。

本丸櫓門です。

元離宮二条城 名所・史跡

本丸を囲む内堀です。

江戸時代初期に造られたため、石垣も加工されて積まれる、切込み接ぎのようです。

天守閣跡に登ってみます。

天守閣跡から、本丸御殿を望みます。

現在、本丸御殿は保存修理工事が行われているようです。

天守閣跡からの展望です。

当初は伏見城から移築された、五重六階の天守閣があったそうです。

1750年に落雷により焼失して、その後は再建されませんでした。

元離宮二条城 名所・史跡

西南隅櫓です。

この日は紫陽花などの花が咲いていました。

内堀の光景です。

二の丸の清流園という庭園です。

庭園内にある香雲亭という建物です。

和楽庵という茶室が移築されていて、庭園を観ながら、お茶を楽しむことも出来ます。

世界遺産として京都の観光名所となっている二条城でした。

東南隅櫓です。

再び市内を南下して、西本願寺に参拝に行ってみます。

らーめん 久保田さんで昼食を取ります。

昼時を少し過ぎていましたが、３名ほど外で待ちとなっていました。

吟醸らーめん 久保田 グルメ・レストラン

10席ほどのカウンターのみの店で、狭いお店です。

つけ麺が売りのようで、濃厚つけ麺を注文しました。

ひき肉が入ったような、濃厚なつけダレで、中太麺との相性も良かったです。

地元では人気店のようでした。

西本願寺さんの参道です。

和の雰囲気の参道に西洋風のレトロな建物があります。

伝道院という本願寺さんの施設で、研修や布教の場として使われているそうです。

本願寺伝道院 名所・史跡

西本願寺さんの御影堂門です。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

こちらは阿弥陀堂門です。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

門を入った場所に阿弥陀堂があります。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

内部の拝観は出来ましたが、2022年まで、修復工事をされています。

こちらが御影堂です。

1200名が一度に参拝できる、世界最大級の木造建築物です。

その大きさと壮大さは見事です。

西本願寺(お西さん) 寺・神社・教会

こちらも内部で参拝が出来ました。

西本願寺さんからは京都タワーも見えました。

京都駅もそう遠くはないようです。

境内は広く、様々な建物が建っています。

また境内には豊臣秀吉が造った聚楽第の遺構と伝えられる飛雲閣という建物が残っています。

一般に公開されていないようで、貴重な建築物のようです。

西本願寺さんから京阪の七条駅に徒歩で向かいます。

レトロな建物も残っていました。

某家電量販店の駐車場の入り口です。

京都らしい外観を醸し出しています。

河原町通りと七条通りの交差点にあるレトロな建物で、コーヒー店のようでした。

鴨川に架かる七条大橋です。

元々は明治時代に造られた、歴史の古い橋のようです。

七条大橋 名所・史跡

七条大橋から見る鴨川の風景です。

鴨川 (賀茂川) 自然・景勝地

京阪電車で淀駅まで移動して、淀城跡に行きました。

淀城跡に鎮座する、稲葉神社です。

この地を治めた、稲葉氏を祭る神社のようです。

稲葉神社 寺・神社・教会

淀城は以前にも来たことがありますが、駅に近くアクセスは良いのですが、荒廃した雰囲気が漂った城址です。

淀城は江戸時代の初期に幕府の命令により、松平氏によって築城されました。

その後に春日局の子孫である、稲葉氏が幕末まで治めたとのことです。

歴史上に登場することもありませんので、マイナーな城址です。

公園として整備されていますが、雑草も生い茂り、人も少ない城址公園です。

淀城跡公園 公園・植物園

ちなみに豊臣秀吉の側室だった淀君が大阪城に入る前にいた淀城は、ここから500ｍほど離れた場所にあったようで、淀君がいた城ではないようです。

ただこの荒廃した景観も、城の跡として、かえって良いのかもしれません。

天守台の跡の石垣です。

淀駅は京都競馬場の最寄り駅で、競馬が開催される時は、多くの競馬ファンで賑わう場所です。

これより京阪電車に乗り、大阪に戻ります。

本日は観光客が戻りつつある、京都市内をぶらりとしてみました。

念願の金閣寺が見れて、また趣味の城址見学も出来ました。

つたない旅行記を、最後まで見ていただき、ありがとうございました。