2016年 ワンワールドビジネスクラス世界一周航空券での27日間地球一周一人旅7 アメリカ編その2 グランドキャニオン観光とシルクドソレイユ

2016/03/03 - 2016/03/07

2016年2月から3月にかけて地球を一周した旅行記の続きです。
今となっては古い情報ですが、ご覧いただければ幸いです。

この旅行記では、グランドキャニオン観光とシルクドソレイユ「O（オー）」観劇での出来事を記します。
グランドキャニオンは、かねてから一度は行ってみたいと思っていたのですが、以前にラスベガスを訪れた際には時間の余裕がなくて断念しました。
それが心残りで、今回の旅ではグランドキャニオンを観光するためにアメリカでの滞在地をラスベガスにしたのでした。

少し昔の話になりますが、2016年4月に定年退職を迎えることになり、記念に、貯まっている有給休暇を取って夫婦でペルーのマチュピチュに行こうかと考えましたが、妻は飛行機に乗るのが嫌だとのことで、一人旅をすることになりました。
折角の機会なのでマチュピチュだけでなくチリのイースター島などの世界遺産をまとめて巡る地球一周の旅をすることにして、航空券は南米便の利用に便利なワンワールド世界一周航空券を利用することにしました。当初はエコノミークラス（価格は45万円くらい）を考えていましたが、ビジネスクラスが込々で82万円くらいだったので、奮発してビジネスクラスにしました。
日程は、妻の誕生日を祝った後に出発して、妻の応援に行く名古屋ウイメンズマラソン開催日前の期間に設定したので27日間の急ぎ旅になりました。
この旅で、タイ（バンコク・アユタヤ）→イタリア（ローマ・フィレンツエ・ピサ）→スペイン（バルセロナ）→ペルー（リマ・ナスカ・クスコ・マチュピチュ）→チリ（イースター島）→メキシコ（カンクン・チチェンイツァ遺跡）→アメリカ（ラスベガス・グランドキャニオン・アンテロープキャニオン・ホースシューベント）を巡ります。
航空券の手配は次の通りです。
2016/02/10　ＮＲＴ18：05発　ＪＬ707便　ビジネス
2016/02/10　ＢＫＫ23：20着
2016/02/13　ＢＫＫ20：45発　ＱＲ833便　ビジネス
2016/02/13　ＤＯＨ23：55着
2016/02/14　ＤＯＨ01：20発　ＱＲ115便　ビジネス
2016/02/14　ＦＣＯ05：40着
2016/02/17　ＦＣＯ12：00発　ＩＢ3231便　ビジネス
2016/02/17　ＭＡＤ14：35着
2016/02/17　ＭＡＤ16：10発　ＩＢ2734便　ビジネス
2016/02/17 ＢＣＮ17：30着　
2016/02/19　ＢＣＮ19：10発　ＬＡ8038便　ビジネス
2016/02/19　ＭＡＤ20：30着　
2016/02/20　ＭＡＤ0：35発　　ＬＡ2707便　ビジネス
2016/02/20　ＬＩＭ6：55着
2016/02/22　ＬＩＭ9：45発　　ＬＡ2068便　エコノミー
（別手配）往復で45,000円くらい
2016/02/22　ＣＵＺ11：05着
2016/02/25　ＣＵＺ19：45発　ＬＡ2068便　エコノミー
（別手配）
2016/02/25　ＬＩＭ21：10着　
2016/02/26　ＬＩＭ0：10発　ＬＡ2637便　ビジネス
2016/02/26　ＳＣＬ5：40着　
2016/02/26　ＳＣＬ10：30発　ＬＡＮ841便　ビジネス
2016/02/26　ＩＰＣ14：05着
2016/02/28　ＩＰＣ15：35発　ＬＡ842便　エコノミー
（現地でもチャンセル待ちをしましたが満席でダメでした）
2016/02/28　ＳＣＬ22：20着
2016/02/29　ＳＣＬ5：20発　ＬＡ2636便　　ビジネス
2016/02/29　ＬＩＭ7：05着
2016/02/29　ＬＩＭ8：45発　ＬＡ2598便　エコノミー
（ビジネスの設定なし）
2016/02/29　ＣＵＮ14：20着
2016/03/03　ＣＵＮ12：40発　ＡＡ1343便　ファースト（ビジネス）
2016/03/03　ＤＦＷ14：49着　
2016/03/03　ＤＦW17：05発　ＡＡ71便　ファースト（ビジネス）
2016/03/03　ＬＡＳ18：07着
2016/03/06　ＬＡＳ7：15発　ＡＡ145便　ファースト（ビジネス）
2016/03/06　ＬＡＸ8：28着
2016/03/06　ＬＡＸ12：02発　ＪＬ61便　ビジネス
2016/03/07　ＮＲＴ16：50着　

ホテルは
バンコク　フォーポインツ・バイ・シェラトン・スクンビット3泊　42,000円くらい
ローマ　　アウグスタ・ルッチラ・パレス3泊　33,000円くらい
バルセロナ　シラス・リボリ・ランブラ2泊　28,000円くらい
ペルー　ミラフローレス・コロン2泊　
マチュピチュ　エル・マピ2泊
クスコ　ノボテル・クスコ1泊
イースター島　アウカラベッド＆ブレックファースト2泊
（自己でネット手配　160ＵＳドル：18,000円くらい）
カンクン　グラン・カリベ・リアル（オールインクルーシブホテル）3泊　83,000円くらい
ラスベガス　トレジャー・アイランド3泊　59,000円くらい
ホテルは基本的にはＪＴＢで手配しました。
ペルーは治安に不安があったので、送迎とガイドをつけて現地ツアーとホテルを含めて全て別途に手配しました。

エリア グランドキャニオン周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月4日（金）、ラスベガス滞在2日目は、午前中にグランドキャニオン観光1日観光に参加し、夜はシルクドソレイユ「O（オー）」を観劇します。

4:00に起床して、5：00にツアー主催会社の「マイバス」社のバスにピックアップされて、ラスベガス郊外にあるグランドキャニオンに向かうための北ラスベガス空港に到着しました。

ツアー参加者の中に、海外赴任が終了するのを機会に観光に来たという、デトロイト在住の日本でトップの自動車会社勤務の方がいました。

搭乗機です。

ビジョン航空（現在は運行停止）の双発プロペラ機ドルニエ228型機、19人乗りです。

6:00過ぎに離陸し、一路グランドキャニオンへ。

眼下にラスベガスの街並みが広がります。

機内の様子。

中央通路の両側に1列の座席です。

砂漠地帯を飛行。

フーバーダムが見えます。

1936（昭和11）年、当時の世界を襲った大恐慌を克服するために行ったニューディール政策政策の一環として建設されました。
名前は、着工時のアメリカ合衆国大統領のハーバート・フヴァ―にちなんだものです。

飛行機からの眺め。

フーバーダムによって造られたアメリカ最大の人工湖のミード湖です。

飛行機からの眺め。

峡谷らしきものが見えてきました。

アリゾナ州のウイリアムズにあるH. A. クラーク・メモリアル・フィールド飛行場に着陸。

バスに乗リ替えてグランドキャニオン国立公園サウスリムに向かいます。

ブライトエンジェルロッジに到着。

ここでトイレ休憩。

ロッジの中にある暖炉です。

グランドキャニオンを構成している地層と同じ名年代の石を積み上げて作られているそうです。

アメリカ先住民の文化を感じさせる装飾があります。

ブライトエンジェルロッジの裏側の出口を出ると、目に入ってきたのがこの光景です。

念願のグランドキャニオンの絶景をこの目で見ることが出来て大感激です。

崖ぎりぎりに立つ石造りの建物は「ルックアウトスタジオ」です。

かつては写真館だった建物で、現在はお土産ショップになっています。

グランドキャニオンの絶景。

グランドキャニオンは、今から約7000万年前に地殻変動によりこの地に隆起した土地が、約4000年万年前にコロラド川による浸食が始まり、約200万年前に現在のような峡谷になったのだそうです。

そして今もなお浸食は続いており、最古でおよそ20億年前の地層も見ることが出来るとか。

ツアーの添乗員さんは日本人の40代位の女性で、景色が良いポイントで様々なポーズで写真をたくさん撮ってくれました。
良い記念になり有難かったです。

添乗員さんは、これまで車、酒と男には妥協したことがないとおっしゃる豪快な方でした。

お土産ショップの「コルブスタジオ（Kolb　Studio）」です。

「コルブスタジオ」からの眺め。

露出した地層の重なりを観察することが出来、地球の悠久の歴史を感じずにはいられません。

向こう側の断崖は、はるか遠くに見えます。

グランドキャニオンの断崖は、幅が6km～29km、深さが最も深いところで約1.8km、長さが446kmもあるそうです。

「マーサーポイント(Mather Point)」の駐車場に到着。

駐車場から展望台に向かう途中にグランドキャニオン国立公園の名碑です。

「マーサーポイント」展望台です。

展望台の前に銘板があります。
マーサーとは初代アメリカ国立公園局長「ステファン・マーサー」のことで、グランドキャニオン国立公園の設立に尽力した方だそうです。

「マーサーポイント」展望台です。

「マーサーポイント」からの眺め。

「マーサーポイント」です。

裂け目の辺りをコロラド川が流れているようです。

悠久の歴史を感じさせられます。

添乗員さんに勧められたのですが、この場所に座るのは少し怖かったです。

晴天の下で念願のグランドキャニオン観光をすることが出来て大満足でした。

グランドキャニオン観光を終えてラスベガスに戻ります。

北ラスベガス空港から戻る途中、バスの中から眺めたラスベガス中心部。

アメリカらしいダイナミックな風景です。

まだ午後の早い時間なので、ラスベガス中心部を散策します。

ホテル「 ベネチアン」です。

ホテルの中に水路があり、ベネチアで有名なゴンドラが周回しています。

ホテル「ミラージュ」です。

ホテル「ミラージュ」です。

写真右側の火山（ボルケーノ）が噴火するアトラクションが有名です。

ホテル「ハラーズ」です。

カーニバルがテーマという派手な造りです。

神殿のような外観をした「ザ　フォーラム　ショップ」です。

ホテル「シーザーズパレス」に併設されているショッピングセンターです。

入口を入ると、古代ローマをモチーフしたという装飾が出迎えてくれます。

開放的なエントランスには、らせん状のエスカレーターが設置されています。

モール全体が古代ローマをテーマにしたデザインになっていて、人気ブランドが160以上もある高級ショッピングセンターです。

天井に映し出された空の色が、刻々と変わる演出に目を奪われます。

ローマのパンテオンをイメージした天井です。

ローマ風の彫像と徹底しています。

ドームの装飾も念が入っています。

ラスベガスの街並み。

目的地のホテル「ベラッジオ」が見えてきました。

ここまで結構な距離を歩きました。

シルクドソレイユ「O」のシアターがあるホテル「ベラッジオ」に到着。

観劇前に、ホテル内にあり美味しいと評判が高いレストラン「BUFFET」で夕食をとります。

名前の通りビュッフェです。

食べ物の種類はビックリするほど豊富。
ズワイガニの脚が人気らしく、これでもかという位の量が用意されていました。

料金は税込みで44.33USD（5,300円くらい）です。

シルクドソレイユ「O」シアターの入口です。

シルクドソレイユ「O（オー）」は、ホテルベラッジオでロングラン上演中の水を使ったショーです。

人気があるショーなんで、旅行出発前に日本で予約をしました。
1日２回上演されていて、私は１回目の19：00開始を観覧します。
チケット代金は、サービス料込みで210.15USD（25,000円くらい）です。

エントランスの彫像です。

上演中は撮影禁止ですが、最後の場面で「撮影可能」のボードが掲示されて撮影できるようになります。

フィナーレの最後に、キャストが舞台の水の中に次第に沈んでいって終了。

シアターの天井です。

上演中に、上部に設置されているらせん状のバーからぶささがって下りてくる演出がありました。

これまで見たことがない派手な演出にビックリしながらも、期待以上に楽しむことが出来て満足しました。

ホテル「ベラッジオ」の外観です。

イタリアの避暑地ベッラージョが面する湖畔「コモ湖」をモデルにした人口の湖で行われる噴水ショーが人気です。

噴水ショーが始まりました。

ライトアップに映えます。

大迫力の噴水ショーに歓声が上がります。

リゾート地の雰囲気が満ちています。

ホテル「パリス」です。

実物の半分の大きさで忠実に再現されたエッフェル塔や凱旋門があり、ラスベガスにいながらもパリ気分が味わえます。

ホテル「プラネット　ハリウッド」です。

ライトアップされた「ザ　フォーラム　ショップ」です。

昼間とは別の入口のファサードには「トレビの泉」があります。

これで本日は終了です。
明日はアンテロープキャニオンとホースシューベンド観光に行きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。