2019年10月7日：ダムカード収集-45 ＆ 中部道の駅SR-14 岐阜北西部編 (その2) 「道の駅　白川郷」 そして白川郷を散策

2019/10/07 - 2019/10/07

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに44回目です（回数は訪問日数でカウント）
第43回終了時点で、15都県の180施設を巡りました

関東一都六県には全部で102箇所のダムカード配布対象施設があり、数年かけて全施設を巡り、中京圏も山梨・静岡・長野県も制覇しました。

※直近の第44回ダム巡りの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11610987

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い
道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全177駅中176駅をコンプリート（2019年7月開設の1駅を残すのみ）
現在は中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）に進出中です
中部エリアは第13回終了時点で全132駅中86駅巡りました。

今回は岐阜北西部編です。
1泊2日で岐阜県を訪問し昨日は高山市街の道の駅で車中泊
本旅行記に当たる2日目は岐阜県北西部を南下し
ダムカード配布対象施設を2箇所
道の駅を11駅巡りました

また久しぶりに白川郷を訪問し合掌造りの村を堪能しました

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、全4編に分けてお届けします

その2は
ダムカード配布対象施設はお休みで

道の駅スタンプラリーは
岐阜県　№12　白川郷
を巡ります

中部道の駅スタンプラリー
対象駅・・・・全132駅
今回訪問駅・・・ 1駅（ 0.8％）
累計達成駅・・・90駅（68.2％）
未訪問駅・・・・42駅（31.8％）

13年ぶりに訪れた白川郷は、相変わらず素晴らしい所でした
昔ながらの街を守る姿勢を貫いているため街並みは、まだ小さかった子供達と巡った記憶と殆ど違いませんでしたが、外国人観光客が大きく増えサイン看板等も国際色豊かになっているのが印象的でした

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 白川郷(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

その1にて
　前日より岐阜県入りし高山市街の「道の駅　ななもり清見」にて車中泊
その後高山市街周辺の「道の駅　アルプ飛騨古川」「道の駅　飛騨古川いぶし」巡り、都道府県道では最長を誇る「猪臥山トンネル」を抜け飛騨清見ICから東海北陸自動車道に乗り、これまた難工事で名を馳せた「飛騨トンネル」を抜け白川郷入りしました。

※その1の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11616310

※写真はその1の最終地「道の駅　飛騨古川いぶし」

道の駅 飛騨古川いぶし 道の駅

「道の駅　古川いぶし」から「道の駅　白川郷」にやって来ました
「道の駅　古川いぶし」から「道の駅　白川郷」は県道90号線で飛騨清見ICに出て東海北陸自動車道で42km程の道のり

道の駅 白川郷 道の駅

東海北陸自動車道　白川郷ICを出て直ぐの所に在ります

道の駅 白川郷 道の駅

本格的な合掌造りとはいきませんが、道の駅自身も屋根部はしっかり合掌造りです

道の駅 白川郷 道の駅

館内は観光土産がづらり
流石世界遺産のお膝元の道の駅です

道の駅 白川郷 道の駅

そして何よりの目玉は合掌ミュージアムが併設されている事
屋内に旧手塚邸を移築して、合掌造りの家を無料で見学できます

道の駅 白川郷 道の駅

見学用に開かれた切妻屋根部から建物に入ると・・・

道の駅 白川郷 道の駅

屋根裏の構造が分かります
茅を厚く葺いて水を弾き雨水が入らない様になっているのが良く分かります

道の駅 白川郷 道の駅

萱を葺き付ける作業も再現されています
豪雪地帯なので屋根の傾斜を深く取り雪が積もりにくくなっています

道の駅 白川郷 道の駅

根田部を見学出来たり室内の様子も見れます

道の駅 白川郷 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第90号（本日の第4号）は

岐阜県　№12　白川郷
（道の駅は県ごとに№が振られています）

白川郷と言えば合掌造り
その合掌造りについて、実物を展示し分かり易く説明しているとは恐れ入りました。道の駅であると同時に白川郷のビジターセンター的な役割となっています
ICから直ぐですし白川郷訪問の際は村内に入る前に是非訪問する事をお勧めします
素晴らしい道の駅です♪

道の駅 白川郷 道の駅

期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」②も遂行中
全12駅中3駅目をゲットしました

道の駅 白川郷 道の駅

「道の駅　白川郷」から「荻町城跡展望台」にやって来ました
「道の駅　白川郷」から「荻町城跡展望台」は国道156号線の村内マイカー規制直前を国道360号線に入ると規制エリアを通らず訪問可能です。約

荻町城跡展望台 名所・史跡

荻町城跡展望台は合掌造りの家々が集まる荻町地区を一望できる素晴らしい所

荻町城跡展望台 名所・史跡

これだけの合掌造りの家が残り、かつそれが一望できる場所があるとは
正に素晴らしい風景

荻町城跡展望台 名所・史跡

直ぐ隣には土産物屋等が整備したと思われる「天守閣展望台」があります

公共の展望台の近くにある民間の展望台は有料になる場合が多いのですが、此方は有難い事に無料開放

天守閣展望台 名所・史跡

崖上にあり結構広いスペースですが、休日はきっと大混雑だと思われます。

天守閣展望台 名所・史跡

展望台から望んだ「荻町地区」
正に絶景です

天守閣展望台 名所・史跡

白川郷のポスターに良くある風景ですね
※ポスターに比べ撮影者の腕が相当落ちるのはご容赦（笑）

天守閣展望台 名所・史跡

直ぐ後方に迫る険しい山々
山間の僅かな平地を切り開いた集落だったのが良く分かります

天守閣展望台 名所・史跡

本来合掌造りは雪深い地区では合理的で数多くあった建築手法だったそうです。
しかし老朽化と共に次々と建替えられて減っていきました
しかし萩町地区は農地が少なく暮らしが厳しく、建替える事すら困難な生活で合掌造りの家が残ったそうです。

かつては廃村の危機もあった様ですが、建替えられなかったことが幸いして、いまや一大観光地として名を馳せています

天守閣展望台 名所・史跡

勿論、古い建物を維持しながらの生活は、それはそれでご苦労が多いとは思いますが、この素晴らしい風景を残して頂ければと思います

天守閣展望台 名所・史跡

「荻町城跡展望台」から「せせらぎ公園」にやって来ました
「荻町城跡展望台」から「せせらぎ公園」は車だと3km程の道のり

せせらぎ公園 公園・植物園

「白川郷せせらぎ公園」は庄川の西側にあり
萩町地区とは「であい橋」で結ばれています

観光バス等も基本此処に到着する白川郷のターミナル的存在です
駐車料金は\1,000-とやや高い気がしますが白川郷を一つのミュージアムと考え、その維持協力金と考えれば破格の安さです

せせらぎ公園 公園・植物園

荻町地区との境界線の「であい橋」
昔づくりの家々が並ぶテーマパークの入口と考えるとワクワクしちゃいます
或いは昔の世界へのタイムスリップの橋（笑）

であい橋 名所・史跡

橋を渡ると異世界に来た様
欧米の方々が多いので余計に感じるのかもしれません

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

荻町地区の目抜き通りです
崖上に先程まで居た「天守閣展望台」が望めます

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

既に稲刈りは済んだ様です
非常に長閑な風景です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

平日ですが、結構な人出です
しかも欧米人が多いのにはびっくり
流石は世界遺産、日本人だけでは無く世界の方々にも魅力的に映るのでしょう

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

白川郷の合掌造りは正面が屋根傾斜面、側面がから見ると２F建て、或いは3F建てとなっている構造が多いです

実際生活は殆ど１Fで行われ、２Fや３Fは蚕場だった様です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

実は白川郷は2006年（平成18年）以来13年ぶりの3回目の訪問
過去2回の訪問は何れも合掌造りの民宿「山本屋」にお世話になりました

山本屋 グルメ・レストラン

懐かしくて久しぶりに訪問すると蕎麦屋になっていました
まあ時代の流れなので仕方ありません

逆に開店したら此処で早昼食でも採りましょう

山本屋 グルメ・レストラン

インスタ映えする様に合掌造りと案山子と共に撮影できるスポットが有りました
私はしがない一人旅なので案山子と合掌造りのみで本人出演は無し（笑）

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

道路沿いの用水路にはニジマスが泳いでいます
前回の訪問時は未だ小さかった子供達がニジマスに大はしゃぎしたものです（・・・遠い目）

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

昔の訪問に思いを偲びながら素敵な建物を愛でながら散策します

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

此方は水車小屋（の様な物）
軸を中心に片側に杵反対側は桶状になっており、水の重みで杵が持ち上がり杵を付くことが出来ます

これまた以前訪問時、この機構に当時未就学だった長男が感動して小屋内（杵）を覗いたり桶を覗いたり大忙しでした・・・懐かしい思い出です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

杵つき小屋付近から望んだ先程の案山子スポット
丁度団体さんがたどり着いたのか多くの方がポーズをとっていました

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

萩野地区にある土産物店
飛騨名物と言えば「さるぼぼ」様々な色の「さるぼぼ」の暖簾が印象的です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

荻町地区の本通り迄出てきました
本当に欧米の方々が多いです

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

合掌造りの建物は減りますが、これはこれですごくいい雰囲気の本通り

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

青い空・白い雲・素晴らしい景色です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

荻町公園に戻って来ました前回訪問時は駐車場だった気がしますが、現在は素敵な公園に生まれ変わりました。トイレ等も完備していますし、飲食売店も多いので、此処で串焼きなどを買って休憩するのも楽しいと思います。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

さて前述した通り、今は蕎麦屋となっている「山本屋」かつては民宿として2回程利用しました
この縁側側の部屋で家族で縁側で寛いでいたら、通りすがりの観光客の方々に羨ましがられたのが懐かしい思い出です

山本屋 グルメ・レストラン

メニューは
・飛騨牛のつけ蕎麦
・十割蕎麦
・飛騨牛丼　の非常にシンプルな物

山本屋 グルメ・レストラン

床の間が仏壇になっています
正に民家にお邪魔して食事を頂く雰囲気です

山本屋 グルメ・レストラン

当時、泊った際は襖で仕切られており、こちらの八畳間をあてがわれました
あまりに懐かしくて、当時の寝た場所のテーブルが開いていたのでそちらに着席

当時、食堂は囲炉裏がある別部屋でした食事が大変美味だった記憶があるので蕎麦も楽しみです

山本屋 グルメ・レストラン

此方が十割蕎麦と飛騨牛丼のセット

価格的は\1,500-とやや観光地価格ですが、合掌造りの居間で縁側越しに景色を愛でながら頂く食事はプライスレスです♪
大変美味でした♪

給仕の方に伺ったところ、蕎麦屋となったのは10年ほど前から
そしてオフシーズンは民宿としても営業しているそうです

山本屋 グルメ・レストラン

食後に腹ごなしに再び荻町地区を散策

関東在住者としては気安く来れる距離では無い白川郷。素晴らしい景色を目に焼き付けて置こうと思います

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

こちらは内部を有料公開している和田家
3階建ての比較的大型の合掌造りの家です

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

白川郷の合掌造りは正面が屋根の傾斜側に造られるそうです
山からの季節風や方位の関係で理に適っているのでしょうが、此方から見ると普通の茅葺造りの建物と大差ないですね。
勿論これはこれで画にはなるのですが

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

正面では無いとは言え、やはり合掌造りと言えば此の向きからの方が画になります

国指定重要文化財 和田家(白川郷) 名所・史跡

そして電線などは地中に沈めた街づくり
素晴らしい風景です

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

流石に此処まで古民家は有りませんでしたが、幼少の頃は東京の西多摩郡の村に住んでいたので、何処か琴線を刺激されるのでしょうか

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

たまたま観光客が途切れた本通り
街中の景色のバックに山が映っているのが良い感じ♪

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

さあ素晴らしかった白川郷ともまもなくお別れ
最後に荻町公園付近の売店でお土産を物色

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

今回のお土産はこちら
「飛騨牛朴葉味噌ふりかけ」

ご当地物のふりかけで当たりを引いたことが無く、家族で不評が多いのですが、今回は試食して美味しかったので強行採決
・・・がしかし、今迄の失敗のレッテルも有り家族の受けは今一つ
数か月かけて私が頂きました（笑）

美味しいのですが大びんのふりかけは一人で食べると飽きが来ます、少量サイズが助かるのですが

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

であい橋を渡りせせらぎ公園に戻ります

今更ですがせせらぎ公園横には「野外博物館合掌造り民家園」が隣接しています
元々は集団離農する際に合掌造りの建物を保存目的で移築したのが始まりとか・・・

荻町地区の様に町全体で保存する行為も大切ですが、実際に住んでいる方々を鑑みれば床暖房・給湯設備・水洗トイレ等が必要です。
純粋に昔ながらの当時の建物を保護するには、この様な民家園も必要となります

野外博物館合掌造り民家園(白川郷) 美術館・博物館

時刻は12:00

本当に素晴らしい所でしたが、白川郷とも此れでお別れです。
次は何時訪問できる事やら・・・。

さて、この後は庄川を遡り「道の駅　飛騨白山」や「御母衣ダム」を巡ります。

とは言え長くなってきたので、後は「その3」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「その3」もご覧頂くと幸いです

せせらぎ公園 公園・植物園