2019年10月6日：ダムカード収集-44 ＆ 中部道の駅SR-13 岐阜東部編 (前編) 「大ヶ洞ダム」「きりら坂下」「南飛騨小坂」

2019/10/06 - 2019/10/06

ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。

ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに44回目です（回数は訪問日数でカウント）
第43回終了時点で、15都県の180施設を巡りました

関東一都六県には全部で102箇所のダムカード配布対象施設があり、数年かけて全施設を巡り、中京圏も山梨・静岡・長野県も制覇しました。

※直近の第43回ダム巡りの様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11568399

そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い
道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
関東エリア（関東1都6県+山梨県+長野県北部）は全177駅中176駅をコンプリート（2019年7月開設の1駅を残すのみ）
現在は中部エリア（長野県南部＋岐阜県＋静岡県＋愛知県＋三重県）に進出中です
中部エリアは第12回終了時点で全132駅中78駅巡りました。

今回は岐阜東部編です。
私は東京在住で訪問地がだんだん遠くなり日帰りだと効率が悪いので、連休を取り、1泊2日でダム＆道の駅巡りを満喫しました。

1日目は岐阜県南東部から北上して県東部を果敢に攻めて
ダムカード配布対象施設を3箇所
道の駅を8駅巡りました

相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅なので、前編・中編・後編に分けてお届けします

前編は
ダムカード配布対象施設は
大ヶ洞ダム（はぎの湖）
を巡り

道の駅スタンプラリーは
岐阜県　№18　南飛騨小坂はなもも
　　　　№23　きりら坂下
を巡ります

「岐阜県」ダムカード収集の旅
対象ダム・・・・ 16
前編訪問数・・・ 1（ 6.3％）
累計訪問数・・・ 9（56.3％）
未訪問数・・・・ 7（43.7％）

中部道の駅スタンプラリー
対象駅・・・・全132駅
前編訪問駅・・・ 2駅（ 1.5％）
累計達成駅・・・80駅（60.6％）
未訪問駅・・・・52駅（39.4％）

※つたない文章＆写真ではありますが、是非最後までお付き合いください

エリア 中津川(岐阜)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

本日は岐阜県東部エリアの「ダムカード収集」＆「道の駅スタンプラリー」の旅
岐阜県方面は2019年4月に訪問して以来となります。
その際南東部は制覇する予定でしたが「道の駅きりら坂下」がリサーチミスで閉館時間に間に合いませんでした。
本日はその失敗を挽回するため、先ずは「きりら坂下」を訪問
その後下呂温泉を抜け岐阜県東部を北上し、最終的にはカミオカンデで有名な神岡町にある「道の駅　宙ドーム・神岡」を目指します。

そして何処か適当に車中泊して明日は高山周辺から合掌造りで有名な白川郷を訪問予定♪

出発前の愛車のＯＤメーターの値は163,504km
今日のドライブでどこまで伸びるのでしょうか？
※毎度おなじみの儀式、トリップメーターをリセットし、出発～！

時刻は4:20
東京都の西部、多摩地区在住なので、まずは国立府中ICから中央道に乗り岐阜県を目指します。

相変わらずの緊縮財政のため遠距離で高速を利用する場合、早起きしてETC深夜割引を利用する事が多いのですが、本日は少々寝坊して4:00に間に合いませんでした。
とは言え本日は日曜日♪
地方部区間は終日ETC休日割引が適用され3割引きです
（中央道の場合は八王子IC以西が地方区間となります）

※まあその油断が寝坊を招いたのですが（笑）

時刻は5:50

諏訪湖SAに到着
国立府中IC－諏訪湖SA　161kmを90分　平均107km/h
休日とは言え早朝で空いていたので・・・良いペースでした

諏訪湖サービスエリア 道の駅

この辺りを走る時は、ほぼ必ず立ち寄る諏訪湖SA
諏訪湖が一望できる眺望に優れたSAです

諏訪湖サービスエリア 道の駅

諏訪湖SA下り線
私が利用するのは大抵5時台か6時台のしかも平日利用
本日は休日なのでもう少し混んでるかと思いましたが、流石に早朝は空いています。

諏訪湖サービスエリア 道の駅

売店も未だガラガラです

実は2週間ほど前の日曜日の7:00台にも利用したのですが、その時はもう少し混んでいました。休日のSAは6:00台と7:00台に大きな壁がある様です

諏訪湖サービスエリア 道の駅

時刻は7:15

中自動車道伊那ICに到着
休日割引で3割引きと言っても節約出来る所は節訳しなければ・・・
本日最初の目的地の最寄りのICはまだまだ先の中津川IC、途中に恵那山トンネルもあるし高速代は\1,000-程高くなってしまいます（休日割引後の比較）

何よりも、このまま高速で行ったら早く着きすぎちゃうしね（笑）

かつて知ったる岐阜への道
伊那ICは伊那谷にありますが中央アルプスをぶち抜く高規格道路「権兵衛トンネル」を抜ければ木曽路まではあっという間です、

そして木曽路を国道19号で駆け下り一路中津川を目指します

※写真は権兵衛トンネル入口
　どうやらこの旅行の後、2019年台風19号の影響で
　丁度写真の辺りの橋脚が崩落し長期通行止めになった様です
　地元の方々は迂回など様々な御苦労があったと思います

「中央自動車道　伊那IC」から「道の駅　きりら坂下」にやって来ました
「中央自動車道　伊那IC」から「道の駅　きりら坂下」は権兵衛トンネル→国道19号線で80km程の道のり

道の駅 きりら坂下 道の駅

「道の駅　きりら坂下」は2019年4月の「中部道の駅SR-12」の際に21:00まで営業と言う情報を得ていたのでラストに18:00頃訪問したところ、実は17:00までの営業でスタンプを押印出来ませんでした

※その時の様子はこちら
　https://4travel.jp/travelogue/11509837

道の駅 きりら坂下 道の駅

時刻は8:30
営業は8:30～17:00なので本日は余裕の到着

道の駅 きりら坂下 道の駅

きりら坂下の裏側には木曽川が流れており川岸を散策出来る様になっています

道の駅 きりら坂下 道の駅

館内は公共施設にかつて流行った少し欧風のスタイル
そして残念ながら、この手の道の駅は閑散としている事が多い

きりら坂下も御多分に漏れず寂しい感じ・・・
集客が厳しい→節電で照度を落とす→館内がますます暗い印象に→集客が落ちる

この恐怖のスパイラルに加え、近くに「賤母」という人気の道の駅があるので尚更大変

道の駅 きりら坂下 道の駅

ところで中部道の駅管轄エリアでは定期的に独自のスタンプラリーも行われます
かつては2018年シーズンも参加しました

この後、多くの道の駅を巡るので参加しない手は無いなぁ・・・
と思って応募用紙件押印用紙を探すも、締切間近のせいか既に配布用紙切れ
締切間近と言ってもまだ一ヶ月はあるのに・・・
厳しい様ですが、この辺りも貧すれば鈍すの典型ですね

道の駅 きりら坂下 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第79号（本日の第1号）は

岐阜県　№23　きりら坂下
（道の駅は県ごとに№が振られています）

中津川市は平成の大合併で区域が広がり市内の道の駅が5駅にもなり少々増えすぎました。此処は木曽川沿いで散策なども楽しめる場所ですが、運営自体は相当行き詰まっているように感じます

道の駅 きりら坂下 道の駅

「道の駅　きりら坂下」から「道の駅　五木のやかた･かわうえ」にやって来ました
「道の駅　きりら坂下」から「道の駅　五木のやかた･かわうえ」は県道で僅か5km程の道のり

道の駅 五木のやかた かわうえ 道の駅

前述した通り、この辺りの道の駅は既に制覇済みなのですが、次なる目的地「大ヶ洞ダム」への経路でもありますし、先程ポスターを見た期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」に参加するため寄ってみました

道の駅 五木のやかた かわうえ 道の駅

こちらの道の駅には、期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」の応募用紙がきちんとありました。

以前訪問した時は平日だった事も有り閑散としていましたが流石は本日は日曜日、まだ9:00だと言うのに数人のお客さんがいました

道の駅 五木のやかた かわうえ 道の駅

この手の企画に直ぐに飛びつく馬鹿な私・・・

期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中1駅目ゲットです

道の駅 五木のやかた かわうえ 道の駅

「道の駅　五木のやかた･かわうえ」から「道の駅　花街道付知」にやって来ました
「道の駅　五木のやかた･かわうえ」から「道の駅　花街道付知」は県道と国道256号線で11km程の道のり

道の駅 花街道付知 道の駅

この駅も通常のスタンプラリーは押印済み
期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」のために立ち寄ります

と言っても次なる目的地の途中にあるので別に遠回りしている訳ではありません

道の駅 花街道付知 道の駅

中央自動車道沿線から天下の名湯「下呂温泉」を目指す場合、中津川から国道256号線を行く事になります。その経路上では最大級の道の駅です。

SA的な道の駅、正に道の駅のコンセプトの王道と言った道の駅です。
規模の大きさが全て正しいとは言いませんが、本来の道の駅は高速道路と違いSA等が無く、長距離トラックなどが気軽に駐車出来て休憩できる場所を提供するのがメインコンセプト。勿論道の駅が増えてきて様々なコンセプト（駅自身が観光目的など）の道の駅があっても良いですが、王道はやはり大切です
中津川～下呂間で休憩するならば一押しです

道の駅 花街道付知 道の駅

期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中2駅目ゲットです

道の駅 花街道付知 道の駅

「道の駅　花街道付知」から「道の駅　加子母」にやって来ました
「道の駅　花街道付知」から「道の駅　加子母」は国道256号線で10km程の道のり

道の駅 加子母 道の駅

この駅も通常のスタンプラリーは押印済み
この駅も以前訪問した時は平日だったせいも有り閑散としていましたが、今日は駐車場が埋まってしまいそうなくらい賑わっていました。

道の駅 加子母 道の駅

期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中3駅目ゲットです

此処までの「きりら坂下」を含む4駅はどの駅間も10km程度しか離れておらず、しかもそれ以外に「きりら坂下」は4km程離れた所に「賤母」が、「加子母」から7km程の所には「茶の里東白川」があります。つまりこの辺りは6駅もの道の駅が密集しています。
正に道の駅戦国時代？

道の駅 加子母 道の駅

「道の駅　加子母」から「大ヶ洞ダム」にやって来ました
「道の駅　加子母」から「大ヶ洞ダム」は主に国道257号線で40km程の道のり

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

大ヶ洞ダム
1999年（平成11年）竣工の重力式コンクリートダム
堤　高　 42.5m
堤頂長　238.0m
ゲートレス（自然調節方式）

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

近年のダムには増えてきているゲートレスで自然調節式のダム
上流から多量の水が流入してもダムで堰き止められて一定量しか放流されずダムに貯水されます。一定量の放流では貯水しきれなくなってダムが満水になった場合は同じくゲートレスの非常用洪水吐から越流し緊急放流されます。その際もダム流入量＝緊急放水量となります

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダム天端は遊歩道として開放されています

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダム天端よりダム湖方面を望む
「大ヶ洞ダム」によって形成されたダム湖は「はぎの湖」と言います

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

本日のダム湖の水位は常用水位を少し超える程度の様です
天端からダム湖側の下部を望むと、常用洪水吐ゲートから緩やかに放流されていました

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダム天端よりダム下を望む

常用洪水吐からダム下に絹の様に放流されていました。非常にシンプルな構造でコスト低減にも繋がっているので近年のダムに多い方式。最大の欠点はダム湖側に設けた網場を越えた流木等はそのまま直下まで落下してしまう事
これがゲートなどの場合は構造上、浅くても大抵水深5m程度の水を放流するので流木等が落下する危険は遥かに減少します
逆にゲートが故障する心配は皆無になります

コストを取るか、どのリスクを取るか・・・難しい問題です

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダム天端よりダム下流方面を望む

飛騨の美しい山並みが広がります

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダムの規模の割にはダム湖は非常にコンパクト

なのでダム湖周辺やダム堤体下を含めて公園として整備されています

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

例によって天端を渡り切りました。
本日1ダム目の走破です

大ヶ洞ダムの堤頂長は238.0m

天端を走破したダムとしては131ダム目で
堤頂長は合計で34,637.0m（≒34.6km）となりました

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

ダム左岸側にはダム下に降りれる階段も整備されています
しかし草が生い茂って通行に難儀しそう・・・
蛇が出ても嫌だし遠慮する事にします

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

と言う事で軟弱者の私は車でダム堤体下に移動
堤体下も公園になっていて駐車場も有ります

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

こちらは先程の写真にあったダム堤体の上下を結ぶ階段
やはり車で移動して正解だった様です
階段下まで草ぼうぼう

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

階段は草ぼうぼうでしたが、その他はそれなりに整備されていました
減勢工（放流水の勢いを和らげる場所）下部は階段状になっていて放流水の流れが美しいです

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

やはりダムは放流している姿が美しいです

ちなみに傾斜している所が黒く、垂直部が白いのはコンクリに色を付けている訳では無く、元々同じ色でしたが雨にされされる傾斜部とそうでない垂直部の違い

それだけ雨水には様々な成分が入っていると言う訳です
でもこの「黒ずみ」がいい味を出しているんだなぁ（ダム馬鹿の戯言です）

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

「岐阜県」ダムカード収集の旅
全16ダム中第9号（本日の第1号）

・大ヶ洞ダム

右上の目的記号は「FNW」
■　F：洪水調節
■　N：流水の正常な機能の維持
□　A：かんがい用水
■　W：水道用水
□　I：工業用水
□　P：発電

右下のダム形式は「G」
■　G ：重力式コンクリートダム
□　HG：中空重力式コンクリートダム
□　A ：アーチ式コンクリートダム
□　GA：重力式アーチダム
□　E ：アースダム
□　R ：ロックフィルダム
□　MB：可動堰

なので
大ヶ洞ダムは「洪水調節・流水の正常な機能の維持・水道用水」目的の
「重力式コンクリートダム」という事になります

はぎの湖 (大ケ洞ダム) 名所・史跡

「大ヶ洞ダム」から「道の駅　南飛騨小坂はなもも」にやって来ました
「大ヶ洞ダム」から「道の駅　南飛騨小坂はなもも」は主に国道41号線で11km程の道のり

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

本日5駅目の道の駅、本日は期間限定の「道の駅スタンプラリー」もやっている都合上、既に訪問済みの道の駅も巡っていますが、此処は初訪問です

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

比較的小さな道の駅です。この辺りの大幹線である国道41号線からは少し入った県道沿いにある道の駅なので、（大型トラックが休めるような）ドライブイン的要素は少ない道の駅です

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

地元野菜等を売っている売店も小ぶりでした。写真は吹抜けになっている2Fから撮影しましたが、2Fの主な販売品目は日用品でした

この道の駅は半分は地元の方々の商業施設も兼ねている様です。ドライブインとして多少なりとも観光収入を得ながら地元の方々用の商店を維持する
これも立派な道の駅の設立目的だと思います

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

建物の裏側は小坂川が流れています。川面に流れる風が気持ち良かったです

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

中部「道の駅」スタンプラリー
132駅中第80号（本日の第2号）は

岐阜県　№18　南飛騨小坂はなもも

コンパクトな道の駅ですが食堂などもあり必要な物は揃っています。地元のための道の駅でもありますが、ボチボチと観光客が食事をされていました。

道の駅 南飛騨小坂 道の駅

そして期間限定版「中部ブロック道の駅スタンプラリー」
全12駅中4駅目ゲットです
このペースで行けば今日明日中にコンプリート出来そうです♪

さて、この後も岐阜県東部を北上しながら、
道の駅を「飛騨街道なぎさ」「モンデウス飛騨位山」「ひだ朝日村」「飛騨たかね工房」と巡りつつ、北アルプスの南端付近にある「高根第一ダム」を巡ります。

とは言え長くなってきたので、後は「中編」に続きます

※つたない文章＆写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「中編」もご覧頂くと幸いです

道の駅 南飛騨小坂 道の駅