2019/01/30 - 2019/01/31
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massiさん
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北海道内の旅行で撮りだめた写真集、最終章「冬」編です。
北海道の冬は寒く長い。10月半ばくらいには紅葉もほぼ終わり、本州での冬というくらいの季節になります。12月から2月にかけては酷寒期ともいえる寒さで全てが凍り付きます。そして、雪が完全に消えて草木が芽を出し始めるのは4月も半ばになってから、GW前後になります。
一方、外はそんな寒さの中ですが、家の中は暖房で温かく、常に半袖で過ごしていました。外に出るのは大変ですが、家の中は快適という引きこもり生活になりがちです。
しかし折角北海道に来たので、ということで一念発起して見れるところをできるだけ回った、というのがこの冬の旅行記になります。
なお、2016年から暮らし始めた北海道ですが、7月に転勤になりました。従いまして、この旅行記が四季の中でも、また暮らしの中でも北海道生活最後のものになります。
それでは最終章、冬編、早速行ってみたいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 JR特急 JRローカル 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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私の住んでいた釧路は、雪はそれほど降りません。天気も晴天の日が多く、窓から外を見ると暖かそうに見えますが、常に零下の気温ですので、外出には十分な防寒対策が必要です。
雪に関しては年5回前後と日数は少ないですが、気温が低いため、降ったらすぐに雪かきをしないと根雪となり、更にそれが凍って後で大変なことになります。釧路湿原駅 駅
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一方、こちらの写真は美瑛ですが、旭川をはじめとした道央方面は豪雪地帯で、移動もままならないほどの雪が何度も降ります。
その代わり、雪が降り終わった瞬間の風景は何物にも代えがたい絶景です。クリスマスツリーの木 名所・史跡
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また、雪祭りの開かれる札幌も雪はそこそこ降りますが、温度もそれなりにあがります。人通りのある場所は雪が解けて、更にそれが凍ったりしていますので、歩くのに注意が必要です。
北海道庁旧本庁舎 名所・史跡
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さて、初年度の冬ですが、まずは白鳥です。
釧路といえばタンチョウですが、なんと家の前の小さな川に毎年白鳥が冬になるとやってきます。北海道では野生の動物は多く見かけますが、家の中から見入ることができたのはこの白鳥が最初でした。ここは町中なので、さすがにタンチョウや鹿はいませんが、狐は餌の少ない冬場に近くをうろつく姿をよく見かけました。 -
そしてこの白鳥の泳ぐ新釧路川ですが、冬の寒い日の朝に全面結氷する直前に外気温の差から水面に靄が発生します。これは朝7時頃の光景ですが、すごく幻想的です。
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釧路ならタンチョウだろう、ということで、まずお邪魔したのが伊藤サンクチュアリです。家から車で30分ほど。道もほぼ除雪されているので、天気が良ければいつでも行けます。
初年度はご覧のとおり雪が少なく、地面が見えていますが、餌を求めて多くのタンチョウが集まっていました。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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そのタンチョウですが、道東では結構あちこちで見ることが出来ます。ただ、夏場は子育ての時期で、外敵から身を隠しながら暮らしていることと、草木も茂っていますので、見つかりにくいです。
逆に冬は餌が少ないためこの伊藤サンクチュアリのうように給餌をする場所に多くが集まってきます。
大きさは1m~1m50cmくらい。非常に大きく、本当に美しい姿をしています。 -
この年は時期がずれていて、タンチョウの求愛ダンスは見ることが出来ませんでしたが、多くの写真を撮れて満足しました。
鶴居周辺には、ほかにも国際鶴センターや鶴見台といったところでも給餌を行っていますが、ここ伊藤サンクチュアリが一番見やすかったです。 -
ただ、それ以外の場所を見るには初年度に自家用車で遠征するには荷が重く、阿寒バスの定期観光バスを利用してみました。釧路駅発着でほぼ丸一日かけて釧路から阿寒・摩周国立公園の付近を一周します。
阿寒バス 乗り物
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最初に観光するのは摩周湖です。冬は第1展望台までしか行けませんが、観光には十分です。
写真でもわかりますが、やはりこの年は全般的に雪が少ないようです。摩周湖 自然・景勝地
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続いて川湯温泉駅に併設されているレストラン、オーチャードグラスで昼食です。
このレストランですが、駅の改札はなくなりましたが、十数年前にも立ち寄り、今もまだ現役です。オーチャードグラス グルメ・レストラン
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上の写真では晴れて青空の下暖かそうですが、駅舎に備え付けられている温度計ではマイナス12度。息が凍る世界ですが、これでもこの辺ではまだまだ普通の温度だったりします。
川湯温泉駅 駅
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続いては硫黄山です。一面白と青の世界ですが、硫黄の噴出箇所だけ黄色く、そこから盛んに噴煙を上げています。
硫黄山 自然・景勝地
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噴気孔の近くまで来るとさすがに温度が高いためで雪はまばらです。ちょうど日がさしてきたことろで、面白い光景になっていました。
硫黄山 自然・景勝地
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続いては屈斜路湖の砂湯に到着です。
屈斜路湖 砂湯 名所・史跡
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砂湯は名のごとく、岸辺にある砂地に温泉が湧いているため、ここだけ暖かく、多くの白鳥が集まってきています。
屈斜路湖 自然・景勝地
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ここの白鳥もかなり大きく、雪山と湖を背にすっくと立つ姿は気品すら感じられます。
屈斜路湖 砂湯 名所・史跡
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釧路と言えば、もう一つ。アイスホッケーです。
自分はスキーは得意ですが、雪が少ない釧路ではスケートのほうが盛んで、クレインズのホームタウンでもあります。
スケートは上達しませんでしたが、ホッケー観戦はほぼ欠かさず続けました。
現在、日本のチームはスポンサーも減り、厳しい状況になっているようですが、すごく面白いので、また盛り上がってほしいです。 -
3月も終わりになると、氷結していた湖や川の氷も溶け始めます。春の訪れを感じさせる出来事として御神渡りがあります。本州では諏訪湖で有名ですが、北海道では結氷する湖はどこでもこの現象が起こります。
一番大きな湖は屈斜路湖の御神渡りですが、そこまで行くのは遠いので、近場でシラルトロ湖に行ってみました。ただ、既に御神渡ったあとのようで、ご覧の残骸だけが氷の上に残っていました。シラルトロ湖 自然・景勝地
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翌、2年目の冬です。
今年も元気に白鳥が戻ってきました。冬の寒さの中の生活と運転にも大分慣れてきましたので、本格的に観光を開始します。 -
2年目からは毎年欠かさず川湯温泉に行っています。
本数は少ないですがご覧の釧網線で川湯温泉駅まで向かいます。 -
2年目の冬の摩周湖。昨年と同じ第一展望台からですが、明らかに今年のほうが雪が多いです。
摩周湖第一展望台レストハウス グルメ・レストラン
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川湯温泉はご覧のように泉色は透明ですが、強酸性で、指輪などしていると溶けてしまうくらいに硫黄分が強いです。初回入ると体にピリピリしますが、これが気持ちよく、本当に癖になります。
お宿欣喜湯 別邸忍冬 (SUIKAZURA) 宿・ホテル
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こちらは公共の場にある足湯です。
気持ち良いのですが、さすがに寒いため外で足湯に入るのは遠慮します。川湯温泉 温泉
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釧網線の冬の風物詩のもう一つはこちら。冬の湿原号です。
写真を撮ろうと反対側に回りましたが、既に駅には多くの観光客がいます。釧路駅 駅
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写真を撮るには外からのほうが良いため、ここからは汽車と追っかけっこです。
スピードはそれほどでもないので、車で撮影スポットまで先回りして撮影。終われば次の地へ、と続けていきます。
ここは最初のスポットで、鉄橋を渡り切ったすぐのところです。まだ後ろに釧路の町が見えています。SL冬の湿原号 乗り物
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イチオシ
続いては釧路湿原駅です。ここでは乗降客がいるため、ホームに停まっています。
この瞬間が撮影のベストタイミングです。釧路湿原駅 駅
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これが最後のスポット、旧五十石駅からです。
旧となっているのは、この写真を撮ったときには現役でしたが、その後廃止になった駅だからです。
湿原号はこの先、標茶駅まで行って折り返しますが、ターンテーブルがないため、帰りは逆向きに押していきます。したがって写真を撮るのは行きのほうが良いでしょう。五十石駅 駅
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続いてはこちらも釧路駅ですが、札幌に向かうスーパーおおぞらです。この列車が一番乗ることが多かったです。
特急 おおぞら 乗り物
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札幌に行く目的はもちろん雪祭り。雪祭りは初めての訪問です。
さっぽろテレビ塔 名所・史跡
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この年の雪まつりは、ブームであったラグビーの胸像が多くありました。
大通り公園いっぱいにたくさんの雪像が展示されています。さっぽろ雪まつり 祭り・イベント
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また、進撃の巨人もブームでしたので、今回の目玉の雪像がこちら。赤レンガを破壊する大巨人の像です。
さっぽろ雪まつり 祭り・イベント
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夜はプロジェクションマッピングが行われていて、大巨人の目が光ります。
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こちらはもう一つの目玉。マカオのセントポール大聖堂の雪像です。翌年本物を見ましたが、これはよくできています。
大通公園 公園・植物園
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第二会場のすすきのでは氷像も飾られていました。北海道と言えばニッカウィスキーで、ちょうどこのころマッサンが連続TV小説化されていました。
すすきの 名所・史跡
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夜の時計台です。やはり時計台は冬のほうが趣がある気がします。
札幌市時計台 名所・史跡
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翌日は少し雪祭りを見た後、円山動物園に向かいます。
途中の円山公園でクマゲラを見つけました。どこにいるかわかるでしょうか。
私は野鳥には詳しくありませんが、北海道は野鳥の宝庫で、趣味の人にはたまらないらしいです。円山公園 公園・植物園
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円山動物園は旭山動物園ように行動型展示設備への移行期間中とのことで、観光客の少ない冬場を利用してあちらこちらで工事の真っ最中でした。見れたのは多くなかったですが、猛獣館など作っていましたので、次はもう少し見やすくなっていると思います。
円山動物園 動物園・水族館
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更に翌年になりますが、札幌雪祭りを見たので、次は各地の冬まつり、ということで層雲峡の氷瀑祭りにいきました。
ご覧の景色は宿泊したホテル大雪からの眺望ですが、夜のライトアップが見えます
。ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT 宿・ホテル
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ところが外へ出ると吹雪と言ってよいほどの大雪で、ホテルから会場まではすぐ近くですが、出歩きもままなりません。とりあえず一番大きな氷像の中へ避難しますが、ご覧のように氷像の上に雪が積もって、既に元のモデルが何かわかりません。
第49回層雲峡温泉氷瀑まつり 祭り・イベント
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氷像の中はご覧のとおりです。外の雪もこの中では安全です。
氷像内は暖かいせいか、天井から氷柱がたくさんできています。 -
大氷像内にもいろいろな展示があります。
こちらは氷でできた招き猫でしょうか。暗くて少しわかりづらいです。
ただ、この層雲峡氷瀑祭りはスケールとしては温泉街の祭りといったレベルで大規模なものではありません。宿泊者が楽しめればというところで、遠方からわざわざこれを目的として行くほどでもないかな。と。第49回層雲峡温泉氷瀑まつり 祭り・イベント
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3月に入り、冬の網走を目指します。
途中、今回も屈斜路湖の砂湯で休憩です。屈斜路湖 自然・景勝地
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この年は雪も多く、砂湯付近以外は全て氷結しています。
その分白鳥も一か所に集まってにぎやかです。屈斜路湖 砂湯 名所・史跡
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網走に来た理由はこれ。流氷船に乗るためです。
港にはこれから乗るオーロラ号が接岸しています。流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物
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流氷の位置は毎日変わるようで、この日の第一便は流氷を見ることができなかったとのことです。
私たちの乗った第2便もおおよそ行程の半分まで来ましたが流氷は全く見えず、厳しいかなと思っていると、少しずつ海に氷が混じっている場所が出てきました。流氷観光砕氷船「おーろら」 乗り物
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一面ぎっしりというわけではありませんが、流氷帯になんとか突入したようです。
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流氷の上にはオジロワシも飛んでいて、オホーツクの海だなという感じです。
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ただ、これくらいだと流氷というより、現地の人に言わせると蓮葉氷だということです。本物の流氷はもっと大きくぎっしりとしていてそれを砕きながら進むのが砕氷船の醍醐味ということです。
ただ、ここまで苦労して探した流氷ですが、翌年にはなんと、納沙布岬を更に南下して釧路の港まで押し寄せてきました。港まで見に行きましたが、仕事中ですので写真はなしです。 -
そして4年目。そろそろ最終年かと予想しましたので、今まで行けなかったところに一気に訪問です。
まずは冬のトマムリゾート。
自分はスキーが趣味ですが、北海道まで来て寒さで膝を痛めて、ほとんどスキーはしていませんでした。釧路は雪が少ないので、トマムまで機車で3時間程度です。星野リゾート トマム ザ・タワー 宿・ホテル
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宿泊は前回のタワーからリゾナーレにアップしました。
トマムリゾート内は様々な催し物があり、夏よりもすることが多いくらいです。
その中でもこちら、アイスビレッジとスケート場が人気です。
まあ、スキーはともかく、スケートは結局上達しませんでしたが。。 -
アイスビレッジ内には氷の教会もあります。
常駐ではありませんが、結婚式などもできるようです。 -
翌日は一日スキーを楽しみ、こちらは最終日です。
ホテル出発の時間まで2時間。スキーとカメラを持ちゴンドラでトマム山を目指します。トマム山 自然・景勝地
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夏に大雲海を見渡すことができた雲海テラスは霧氷テラスと名を変えて営業中です。冬場は雲海はなく、眼下の雪景色が楽しめます。
雲海テラス 名所・史跡
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少し下ってクラウドウォークです。雲もなく、眼下には雄大な雪景色が広がりますが、木橋の上はスキーブーツでは滑りそうで怖いです。
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そのままスキー場を一気に滑降です。
といっても、初めて一眼レフを持っての山頂からの滑り。転ぶわけにいかず緊張しました。まあ、最後にはそんなことは忘れてましたが。。星野リゾート トマムスキー場 テーマパーク
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翌月は旭川です。まずは旭川冬まつり。
北海道第二の都市で期待していましたが、大雪像はこれだけで、やはり札幌雪祭りが一強です。雪は多い場所なのですが、何分行くまでが厳しいです。第65回旭川冬まつり 祭り・イベント
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旭川では星野リゾートの経営する都市型ホテルOMO7に宿泊です。
昔の旭川グランドホテルを改装したものですが、改装されてきれいでした。OMO7旭川 by 星野リゾート 宿・ホテル
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翌日は旭川の市内観光から。
こちらは市内にある高砂酒造です。北海道では日本酒の生産は盛んではなく、旭川にはここと男山酒造の2件だけが造り酒屋として残っています。
しかし、屋根に積もる雪を見ても、ここが豪雪地帯であることがわかります。 -
続いて向かったのはご覧の旭山動物園。夏に2回来ていますので、今回で3回目の訪問です。
旭山動物園 動物園・水族館
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もちろんお目当てはペンギンウォークです。
でも、観光客が多すぎて、場所の確保に四苦八苦。一番前は子供たちの場所なので、後ろから撮影するのはかなり難しかったです。 -
また、旭川は夏暑く、冬が寒い場所なので、夏に比べ冬型の動物は生き生きと動き回っています。
こちらはほっきょくぐま館のシロクマ。落ち着きなくぐるぐると歩き回っています。 -
そのまま南下して富良野に向かいます。途中、セブンスターの木(奥の木)のところで休憩ですが、やはり広葉樹なので冬は寂しげです。
また、美瑛富良野は団体観光客が非常に多かったです。セブンスターの木 名所・史跡
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宿泊はフラノ寶亭留です。夏場、特にラベンダーシーズンはすごく高いですが、この季節は訪問も難しいので、お得に泊まれます。
翌朝、外を見ると何かキラキラしている。そう、ダイヤモンドダストです。
写真ではわかりずらいですが、空気中の水分が寒さで氷結して降ってくるところに日が当たりキラキラしています。
と、珍しそうに言いますが、釧路でもごく普通に起きる現象ですので、会社の窓の外を見たらダイヤモンドダストが、なんてことも何度もありました。フラノ寶亭留 宿・ホテル
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この日は特別に地元の写真家の先生にレクチャーを受けながら撮影です。
朝は雪が降っていましたので、その場合の撮影の練習です。ご覧の木は名前もない木だそうですが、雲の後ろにある太陽をバックにして1.5段ほど上げて影をぼやかします。それだけでいつもと全く違う写真になりました。 -
続いてはこちらはとある森林公園の中にある一本の若木です。周囲の樹木の葉が全て落ちている中で奇跡的な緑が面白いコントラストになっています。
なんか、普通に歩いていたら簡単に見過ごしそうな場所ですが、こうしてみると面白い景色はいくらでもあります。 -
イチオシ
続いて向かったのは、こちら。有名な観光地、白ひげの滝です。温泉が流れていますので、滝が凍結せず、また青い池と同じコバルト色の温泉水が白い雪と黒い岩肌が見事なコントラストを描いています。
白ひげの滝 自然・景勝地
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そうこうしているうちに天気が良くなってきました。
雪解けはまだまだ先ですが、雪の中小川のせせらぎが聞こえてきます。美瑛川 自然・景勝地
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天気が良くなったらここが良いということで、地図上では赤羽の丘と名付けられている場所に向かいました。ここは冬場は行くのも難しいし、それほどメジャーではないので、他に観光客はいませんでしたが、青空の下、雪原に佇む2本の木がとても印象的です。
赤羽の丘 自然・景勝地
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イチオシ
そしてこちらは有名なクリスマスツリーの木。明るさを2段階くらい上げて白飛びがしそうなほどにしてから撮影します。そうすると、まるで壁紙に出てくるような美しい風景写真に仕上がりました。
ただ、ここは有名どころだけに各国からの観光客が多く、狭い場所にバスが2~3台止まり、大混雑でした。クリスマスツリーの木 名所・史跡
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最後に夕日の木という場所に行きました。
太陽をバックにキンキンに絞って撮影です。丘の上に立つ一本の木が太陽を指し示すようです。
さすがに写真の構図や撮り方はうまく、この撮影教室はとても満足しました。
冬の美瑛・富良野は好天が少ないということで、一瞬の晴れ間をついての撮影でしたが、本当に絶景を見ることができました。 -
そろそろ最後かなと思っていたので、タンチョウの撮影にもう一度行ってみようと思っていると、新聞にタンチョウの求愛の季節でダンスが見られると乗っていました。
ということで、久しぶりに伊藤サンクチュアリにお邪魔します。
給餌時間の30分前から場所取りをしていましたが、周囲は三脚を持った外国人で満員状態です。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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餌をまき始めると続々とタンチョウが集まってきます。
ただ、最近タンチョウが増えすぎたということで、各給餌場では餌の量を少し絞っているとのことです。鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 自然・景勝地
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餌を食べて一段落すると何やら2羽のタンチョウがぐるぐると動き回り始めました。
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そのまま2羽のタンチョウは向かい合いになり、同じように翼を広げ、足を上げて舞い踊ります。タンチョウの求愛ダンスの始まりです。
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こちらのタンチョウ達は互いに大きく羽を広げて、自分のほうが大きいんだとまるで比べっこをしているようです。
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求愛のダウンすも落ち着くと、数羽ずつ餌場から飛び去って行きました。
つがいのタンチョウもいますが、こちらは後ろのタンチョウの頭がまだ産毛ですので、今年の夏に生まれたひな鳥のようです。家族でねぐらへ帰ります。 -
こうして4年間の北海道生活を終えましたが、四季折々、本当に美しい景色を見ることができました。
-
旅行記の冒頭にも書きましたが、北海道は自分の一番好きな地で、そんな中での4年間。自然の厳しさと同時に美しさを満喫できました。
道東から車で行ける場所もほぼ回りましたので、悔いはありませんが、やはりどこもいつか再訪してみたい場所ばかりです。
次の居住地は山陰。ここ十数年で、静岡-東京-山口-福島-北海道と本当に日本一周してしまいました。まだまだ暮らしの中の旅は続きますので、これからも旅行記は続けていきたいと思います。
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この旅行記へのコメント (15)
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- Fluegelさん 2021/07/29 17:30:18
- タンチョウ、美しいですね。
- 旅行記『花の八甲田:井戸岳』にご投票頂き、ありがとうございました。
最近、仕事上、絶滅危惧種としてのタンチョウを調べました。
餌付けで増えすぎたなんて、びっくりです。
私も親の転勤で、小中高と4度ほど、転校生になりましたが、ずっと同じ所に住んでいたかったと思ったことは、一度もありません。大人になってからも、10年同じ所に住むと、変な感じがしました。どうして私は、まだここにいるのだろうと。
これからも、どうぞ良い旅を。
- massiさん からの返信 2021/08/03 07:15:01
- RE: タンチョウ、美しいですね。
- > 旅行記『花の八甲田:井戸岳』にご投票頂き、ありがとうございました。
> 最近、仕事上、絶滅危惧種としてのタンチョウを調べました。
> 餌付けで増えすぎたなんて、びっくりです。
>
> 私も親の転勤で、小中高と4度ほど、転校生になりましたが、ずっと同じ所に住んでいたかったと思ったことは、一度もありません。大人になってからも、10年同じ所に住むと、変な感じがしました。どうして私は、まだここにいるのだろうと。
>
> これからも、どうぞ良い旅を。
こんにちは。
タンチョウは絶滅に近かったところから、釧路の一部で給餌をして増えたのですが、現在は増えすぎて北海道のどこでもみられるようになりました。
帯広周辺でもかなり見ることができます。
転勤は常ですが、長い旅行と考えればそれも楽しいです。でも、やはり北海道が一番よかったですね。
-
- ateruiさん 2020/12/24 14:14:16
- 嬉しい
- クレインズ や ノロッコ号が出てて 嬉しい
アイスホッケーの話題は 4トラでは 他に見た記憶がないです
ありがとうございました
aterui
- massiさん からの返信 2020/12/25 07:21:27
- RE: 嬉しい
- > クレインズ や ノロッコ号が出てて 嬉しい
>
> アイスホッケーの話題は 4トラでは 他に見た記憶がないです
>
> ありがとうございました
> aterui
こんにちは。
実は昨日旅行記を見てこちらから書き込みをしようと思っていましたが、時間がありませんでした。
IHの写真は身バレしないように1枚ですが、実は関係者です。
私も近況の写真が見れて楽しかったです。
またよろしくお願いします。
-
- ぼんさん 2020/11/23 11:00:32
- 素敵な写真ばかり!!
- 私の拙い旅行記を訪ねていただいてありがとうございました。
どれも素敵な写真ばかり!
ホントに、写真だけですが旅をした気分を味わいました。
北海道も、知ってるのはまだまだほんのひと握り。
いつかゆっくり巡りたいです。
- massiさん からの返信 2020/11/25 15:54:16
- RE: 素敵な写真ばかり!!
- こんにちは〜。
旅行記当時は北海道でしたが、今は山陰に住んでいます。
先日も瀬戸内を一回りしてきましたが、岡山、兵庫はまだあまり訪れていませんので参考にさせてもらっています。
こちらこそよろしくお願いします。
-
- travelさん 2020/10/20 13:43:03
- それぞれの写真はポストカ-ドのようで見入ってしまいます。
- massiさん、北海道四季の旅の一枚一枚の写真の太陽光線や夜のネオン、水の流れ、青空と雪、白鳥の羽根の輝き、どれも鮮明でずっと見ていても見飽きないぐらいです。
とっても綺麗な写真、見せて頂いて有難うございます。
自然豊かな北海道、又行きたいです。
旧邸御室の旅行記に訪問頂き有難うございます。
写真がもっと上手く撮れればいいのですが、お恥ずかしい限りです。
朝夕ぐっと冷えるようになりました。どうぞ体調にはお気を付けください。
travel
-
- nimameさん 2020/05/25 12:03:07
- 素晴らしい写真の数々ですね~
- massiさん・こんにちは・
先日はコメント有難う御座いましたm(__)m
正直お名前は何処かで聞いた様な?はて正直良く解らず!
今お邪魔したら転勤されてる方なんですね。
北海道に4年居たと言う事で、何もしないで只時間だけが通り過ぎる人と、massiさんの様に
勢力的に楽しまれているのは素晴らしい事ですね。
北海道のnimameより詳しくそしてタンチョウの写真も素晴らしいです♪
沢山北海道を紹介して下さり有難う御座います。
今度は又違う地域での紹介楽しみにしています。
nimame
- massiさん からの返信 2020/05/25 20:57:09
- Re: 素晴らしい写真の数々ですね~
- こんばんは~。
こちらこそご訪問ありがとうございます。
北海道は4年でしたが、天気の良い週末はほとんどどこかに出かけていました。今から考えると夢のようです。
有名な場所はほぼ行きつくした感はありましたが、またもう一度行ってみたくなっています。現在地からはかなり遠いので当面無理そうですが、代わりに旅行記を楽しみにさせていたきます。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
-
- クッシーさん 2020/03/13 01:30:07
- 絶景尽くし!
- massiさん、こんばんは!
美しい写真で綴られた北海道の魅力満載の旅行記
あまりの素晴らしさに春、夏、秋、冬 一気に拝見しました。
私も北海道が大好きで、20回近く通っていますので
「あ~、ここ行った!」「え~こんなステキな場所があったの?」と
感激しながら楽しませていただきました。
やはり北海道には青空が似合いますね。
関東からの旅行ですとお天気は選べないので、私は3回行ったオンネトー
全て雨&曇り(涙)
青空のオンネトーを見てリベンジしたくなりました。
最近は新型コロナウイルスの暗いニュースばかりで
旅行に行くこともままなりませんが
北海道の絶景に久しぶりに心がスカッとしました(^^)
素晴らしい風景の数々、ありがとうございました。
クッシー
- massiさん からの返信 2020/03/13 20:03:56
- Re: 絶景尽くし!
- こんにちは~。
私もそちらの北海道旅行の写真をいつも見させていただいています。
記載にあるように、既に次の赴任地に移動していますが、やはり北海道は良かったですね。本当に天気が良ければほとんど出かけていました。
当面行くことはないと思いますが、ジュエリーアイスやオンネトーの氷結など見逃した絶景も多いので、またいつか再訪したいです。
ということで、こちらこそ旅行記楽しみにしていますので、またよろしくお願いします。
-
- yumikenさん 2020/02/26 11:16:13
- こんにちは。
- はじめまして、massiさん。
私の旅行記へ訪問頂き有難う御座いました。
massiさんの旅行記も拝見させて頂きました。
凄く素敵です!!
SLは雪景色が本当に合うのですね・・
雪の白さと白煙に黒い車体は本当に素敵です!
クリスマスツリーの木は初めて知りました。
美瑛の雪原にポツンと・・現地で見てみたいです。
きっと言葉が出ないのでしょうね・・
鶴の求愛も躍動感が伝わります!
どれもこれも・・冬の北海道へ行きたくなりました(^^
これからも素敵な旅行記を楽しみにしています。
宜しくお願い致します。
yumiken
- massiさん からの返信 2020/02/27 07:26:29
- RE: こんにちは。
- こんにちは。
住むまではまず行くことはないだろうと思っていた冬の北海道ですが、確かに寒いですが景色はすごく良かったです。
まあ、現地に行くまでが大変ですが。。
特に美瑛・富良野は実質2日程度しか見れなかったので、また機会があったら行きたいですね。
また、こちらこそよろしくお願いします。
-
- jalan★jalanさん 2020/02/24 20:25:23
- 綺麗~~
- 写真が凄く綺麗ですね
- massiさん からの返信 2020/02/26 07:09:33
- Re: 綺麗~~
- こんにちは。
今回の冬の美瑛・富良野は地元の現地で写真を撮る先生についていろいろ教わりましたので、風景も良かったですし、構図・カメラの使い方等とても参考になりました。写真では全般的に天気が良いですが、運が良かったのもありまして、絶景が見れました。
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