2020/02/03 - 2020/02/03
614位(同エリア4378件中)
かごすけさん
長年勤めた会社を早期退職することになり、有休消化期間を利用して、同じ境遇のM先輩と「大人の卒業旅行」に行ってきました。
ルートは、トルコ→ボルドー→サンセバスチャン。
無職になることが確定的な2人が、訪れる各地で美味しいものを食べまくります。
3日目はカッパドキアからイスタンブールへ飛び、市街へ移動しつつ観光、翌日が休館日のトプカプ宮殿を中心に見て回る予定でした。
が、、、夕方から上手くいかないことが連続しておこり、こびりついた疲れを取るためにハマムに向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 船 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
カッパドキア最後の朝です。
sunset viewに登り、朝焼けとバルーンを見に来ました。
早朝だから料金取られないかと思ったら、しっかり係の人がいました。 -
雲が厚くて朝焼けはこんな感じ。
おまけにバルーンも上がる様子はありません。
今日は飛ばないようですね。
残念。 -
ホテルに帰って朝食を食べます。
この窓からバルーンを見ながら朝食を食べたかったな。
フロントで聴いたら「今日から3日間はバルーンが飛ばなさそう」とのことでした。
冬は飛ぶ確率が50:50だそうです。
昨日経験できてラッキー♪ -
2泊お世話になったホテルを後にして、ネヴシェヒル空港からイスタンブールのサビハギョクチェン空港に向かいます。
-
11時台のLCCですが、パンが出ました。
昼ご飯前なので私はパス。 -
サビハギョクチェン空港に無事に着きました。
ここからバスでカドキョイに行きます。
アジア側でご飯を食べてフェリーでヨーロッパ側へ渡る算段です。 -
カドキョイの繁華街はとても活気があります。
アメ横を思い出しました。 -
-
さて昼ご飯のお店ですが、あらかじめ当てをつけてGoogleマップに旗を立ててあります。
この中から「ciya sofrasi」に決めました。
やや高級店ってGoogleさんには書いてあります。 -
1階がロカンタで、2階はレストランでした。
「2階か?」と言われたので何も知らずに「うん」と答えちゃいました。チヤ ソフラス 地元の料理
-
野菜の中にピラフが入っている料理。
ホールスタッフのおススメの品です。 -
でっかいトウガラシだと思うのだけど、肉厚であまり辛くなくて美味しい。ピラフにもいろいろな香辛料で味が付いています。
-
チキンのshish kabob(串焼き)。
塩コショウのシンプルな味付けですが、鶏肉自体が美味しい。 -
羊の脳味噌のスープ。
豚のモツ煮みたいな食感。
私は臭みはそれほど感じませんが、M先輩はダメだそう。 -
チキンが美味しかったので、M先輩のご要望で今度は手羽元をおかわりです。
まあ美味しいけど、さっきのと似ているな。 -
食事の後、いくつか薬局を回ってテーピングテープを探したのですが、置いてないとのことでした。
調剤薬局だからでしょうか?
一昨日捻った脚が痛むようで、テーピングを巻かないとキツそうなM先輩、、、 -
フェリー駅でイスタンブールカードを買いました。
これ1枚で、船もトラムもバスもワンタッチで乗れるから、イスタンブール観光の必需品です。
しかも2人で1枚でOK。
カードを発行しようとしたのですが、上手く動く機械とダメなのとがありました。 -
いざ乗船。
カラキョイを目指します。
そこからガラタ橋をトラムで渡って旧市街に行く予定。 -
アジアからヨーロッパに渡ります。
高揚感が抑えられず、ずっとデッキに出てました。
モスクが見えてきましたね~ -
あれは、ガラタ塔。
今回は行けないので、海から拝んでおきます。 -
船着場から少し歩いて、ガラタ橋の付け根からトラムに乗ります。
-
トラムは随分と近代的ですね。
イスタンブールカードが1枚あれば2人でも楽ちんです。 -
16:30 スルタナアフメト駅で降りて、トプカプ宮殿を目指します。
18:45終了なので17時前には入らなきゃ。 -
トプカプ宮殿に着きました。
入ろうと思って近づくと、遠目から守衛さんが
「ノー。16時まで」と大きな声で叫びます。
、、、えっ?なんで?
そうです。
冬の間は、閉館が16:45、入場は16時までだったのです。
明日は火曜日で休館日なので、トプカプ宮殿を見られないことが確定しました。
M先輩、すみません。
こんなことなら迂回せずさっさと旧市街に来れば良かった、、、
気を取り直しましょう。
時間はすでに17時近くて、この時間、周囲にめぼしいスポットもないので、明日以降のためにテーピングテープ探しを今日のうちにやってしまうことにします。 -
で、結論から言いますと、テーピングテープはゲットできませんでした(泣)
不毛な2時間をダイジェストでお伝えするとこんな感じです。
ドラッグストアをいくら覗いても全然売ってないので、もしかしたらとスポーツショップに行ってみたら、「ここには無い。薬局とはまた違うメディカルショップってところに売ってる。行き方を教えるから行きなさい。」と親切に教えてもらい、やっと見つかると思ったらそのお店が見当たらず。もう一度場所を聞きに戻ってお店の名前まで聞いてGoogleマップに設定して今度こそと行ってみたら、やっぱりさっき探しに来た辺りで、結局そのメディカルショップとやらは潰れてて代わりにアメ屋さんができてて絶望。
二人とも疲れ切りましたので、ブルーモスクの横を通って宿に向かうとします。 -
宿の場所は、黄色の印でマークしてあります。
今いる場所から徒歩10分。
M先輩はタクシーに乗りたそうですが、イスタンブールのタクシーに良い噂を聞かないので、なだめて歩いて向かいます。
「やっと着いた」と思ったころに気がつきました。
あれ? ここじゃない、、、
そうです。ホテルの予約を変更した際に、Googleマップのフラグを変更し忘れていたのです。
何というミス、、、
急いで本来の場所を検索すると、なんとブルーモスクの割とそば。今来た道をまんま戻る方向です。更にショックが増します。。。
M先輩ごめんなさい。
痛い脚でさんざん歩かせた挙句、場所が違うなんて(涙)
テンションはすっかり落ちてしまいましたが、疲れた体と心にムチ打って宿に向かいます。 -
読んでるだけで疲れるとは思いますが、実はまだすんなりとは終わりません。
予約した宿の名前のある入り口をなんとか見つけたものの、入り口はこんな感じでしまっています。上階の窓を見ても人の気配がありません。時間は20時過ぎです。チェックインは23時までだと聞いていたのですが、、、
あれ?連絡もないし今日は帰っちゃったのかな?
ウソでしょ?
今から宿を探さないといけないのか、、、
不安は募る一方です、、、 -
いよいよ本格的に絶望を感じていたら、左の暗い扉に人の気配がします。
こっちかーい!!
看板の出ていない扉をくぐり、何はともあれ無事にチェックイン出来ました。
ホテル「PIPORT」 -
肉体的にも精神的にも疲労困ぱいの2人です。
一刻も早くベッドで横になりたい気分ではありますが、気合いを入れ直してハマムに出かけることにします。
結果、これが大正解!!
心も身体もスッキリして翌日を迎えることが出来ました。
利用したのは、歩いてすぐの「SIFA HAMAMI」
1人€25でマッサージまでのフルコースをお願いしました。
「ハマムに興味はあるけど、どんなところかよく分からない」って方も多いと思うので、順番に解説しますね。 -
まず、個室に入ってすっぽんぽんになりタオルを巻きます。(海パンを持参していれば海パンも可)
個室に鍵をかけて浴場に向かいます。 -
ぬるいサウナのようなこの場所で座りながら呼ばれるのを待ちます。
自分が行った時には4人のスペイン人の若者が先客としていました。 -
呼ばれたら、真ん中にある大理石のまな板に上がり、あとはケセジさんにされるがままです。
垢すりと泡マッサージ、シャンプーを何やら歌いながらやってくれます。
途中たまに「バチッ!!」と身体を叩かれるのですが、あれは何の意味があるのか分かる人がいたら教えてください(笑) -
これは天井ですね。
ケセジさんに洗ってもらっている間、この天井を見ていました。
アワアワのマッサージが終わるとまたしばらく待機をして、順番に上がります。
我々はオイルマッサージも頼んだので、この後2階に案内され15分程度のマッサージを受けました。
まあこれは別に無くても良いかな~
チップについては、最後にチップ箱を目の前に置かれますが特に必須では無いようです。 -
ちなみにこのハマムは、高級店と庶民店との間くらいの格で、日本人旅行者にも慣れた雰囲気ではありました。
「アリガトー!!」「スモウ(M先輩)!!」「カラテ(私)!!」とか叫んでましたし。
ただし泡マッサージ前までは女性も同じ部屋で待機させられるので、気になる方は男女完全セパレートのハマムに行ったほうが良いかも。 -
ハマムを出るとすでに23時前。
やってるお店を見つけて入ります。「la romantica Turckish kitchen」
何時まで大丈夫?と聞くと「君らがいてくれるなら24時間OKさ」ですって。さすがロマンティックを名乗るだけのことはあります(笑) -
エビの塩焼き
-
これなんだっけ?
実は昼ご飯が胸焼けしていたので、私は前菜の一部しか食べてません、、、
M先輩との消化能力の違いは歴然です。
トラブル連発の1日を終え、明日は夜明け前からイスタンブールを動き回ります。
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