大人の卒業旅行⑥～バイヨンヌで途中下車～

2020/02/07 - 2020/02/07

長年勤めた会社を早期退職することになり、有休消化期間を利用して、同じ境遇のM先輩と「大人の卒業旅行」に行ってきました。

ルートは、トルコ→ボルドー→サンセバスチャン。
無職になることが確定的な2人が、訪れる各地で美味しいものを食べまくります。

ボルドーからサンセバスチャンへ列車で移動する途中、フレンチバスクの中心都市・バイヨンヌを訪れました。

エリア バイヨンヌ(フランス)

今日の予定は、10:02発のTGVに乗ってバイヨンヌへ。バイヨンヌを観光した後、夕方にサンセバスチャンに入ります。

8時過ぎに宿を出て、ぶらぶらしながらサンジャン駅に向かいます。

ピエール橋から撮影。

ボルドーはその湾曲した形から「月の港」と呼ばれているそうです。
湾曲した感じをカメラに収めたかったのですが、伝わりますでしょうか？

駅までは、便利なトラムに乗って。

M先輩の脚もまだ癒えていませんしね。

ボルドー・サンジャン駅に着きました。

サンジャン駅の駅前は、旧市街とは違いちょっと暗い雰囲気です。

駅舎内の地下で、列車旅のお供用にお菓子を買い込みました。

列車が入線するホームは、直前まで決まりません。

写真は、「10分前になってもまだ決まらんのかい！！」という意図で撮ったものです。

6分前くらいにホームが決まりましたので、急いで向かいます。
列車自体が10分ほど遅れていた様です。なのですぐに発車したりはしませんでしたが、少し焦りました（汗）

初めてのTGVに乗り込みます。
日本の新幹線の感覚からすると、かなり汚れてますね。

車窓にはどこまでも続く農村風景

12時前にバイヨンヌに着きました。
鉄道のバイヨンヌ駅から旧市街は徒歩10分ほどの距離がありますが、天気も良いので歩いて向かいます。

フランス人にとっての国内旅行先なのでしょうか、それと思しき人々が沢山います。

日本でいうと何処だろう？松江？会津？

とりあえず教会を目指しました。
サント・マリー大聖堂。
天高くそびえるゴシック建築ですね。

内部に入ると、いかにも大聖堂な雰囲気。

中庭越しにパチリ。

バイヨンヌの名物は生ハムとチョコレートということですが、事前にお店を調べておらず、うまく良いお店に出会えません。。。

川沿いを歩いていると、ちょうどお腹が空いたころに市場に行き当たりました。
13時過ぎていたので、市場の商店はほとんど店仕舞いしてます。

特に行く当てもないので、市場の一角でやっていたレストランで昼食をとることにしました。
「Chez Pantxo」
写真には映っていませんが、後ろと右側はお客さんで賑わっています。

英語メニューをもらって選んだのがこちら。

生ハムサラダとパンのプレート。

M先輩はスモークサーモンです。

それとビール2杯で合計€31.7（約3800円）
ちょっと高めですが、観光地だから仕方ないですね。

こんな感じの建物がバスクっぽくてステキですね。

列車に乗るために鉄道駅を目指します。
夕方にはサンセバスチャンに入らないといけない為、慌ただしい滞在になってしまいました。

理髪店の💈って、万国共通なんでしょうか？

駅に着きました。

切符を買おうとしたら、ここでトラブル発生です。
次の電車まで40分ほどまだ時間があり、おまけにその電車が少なくとも30分は遅れるとのこと。

かなりの時間ロスです。

Googleマップで調べたところ、25分後にサンセバスチャン行きの長距離バスが出ているので、そちらを利用することにします。

こちらによると、3分ほど歩いた「lesseps」という駅からALSAのバスが出ているようです。

ところが、Googleマップに従って「lesseps」のバス停に着きましたが、なんだか様子が変です。
掲示を見てもサンセバスチャン行きのバスが出ている感じがしないのです。

絶対にここじゃないと確信して、鉄道駅に戻ってみることにします。
誰かに聞いてみて、もし分からなかったら大人しく電車に乗れば良いですしね。

ここで、M先輩がこの旅イチバンの（笑）ナイスプレーを繰り出します。

歩いている目の前を通過した大型バスを見て「これじゃない！？」と閃いたM先輩。
行方を追ってみたところ、大正解！！

写真の赤マルの辺りで大型バスが待機しています。

バスのフロントウインドウに「SAN SEBASTIAN」って書いてあるから間違いないですね。

ちなみに料金は運転手に支払います（1人€8）。

バスは定刻通りに出発し「lesseps」を通ることなく、次の停留所を目指します。
バイヨンヌからサンセバスチャンへバスでの移動を考えている方は、くれぐれもお気をつけください！！

この旅行記へのコメント （3）

• おくさん 2025/11/26 20:55:15

  バス停

  こんにちは、今年の春にバイヨンヌに行ってきました。
  マドリッドから長距離バスで行ったのですが、バイヨンヌのバス停は赤丸の左500mほどの川沿いで、付近には家のひとつもありませんでした。
  国境をまたぐバスなのだから、ちゃんとしたバスターミナルがあると思いそうですけどね。
  バイヨンヌは綺麗な町でしたが物価が高かったです。

  かごすけさん からの返信 2025/11/27 12:29:43

  Re: バス停

  バス停の場所についてフォローのコメントありがとうございます。
  
  更にわかりにくいところになっていたみたいで驚きです（笑）
  物価は今は相当高いでしょうね、、、私が行った2020年は１ユーロ≒120円程度でしたのでまだそれほど物価の違いは感じませんでしたが、、、

  おくさん からの返信 2025/11/27 12:43:09

  Re: バス停

  今となっては１ユーロ120円は夢のようですね。
  昨年は170円で高くて参りましたが、今は180円を突破してしまいました。
  航空券も高いままだし今年のスペイン行きを躊躇しています。