2019/10/28 - 2019/11/01
6位(同エリア725件中)
TKさん
世界一退屈な街と言われているドーハ、果たして噂は本当か?
それでは、どれほど退屈なのか、体験して見ようか。
すぐやることに、毎日追いかけられている、現代の日本人。
今日やることがないと、落ち着かなくなる、現代の日本人。
何もしないとすぐ罪悪感に包まれる、現代の日本人。
皆さん、退屈なんて、ここ久しく体験したことがないのでは?
ある意味、なんにもしない退屈とは究極の贅沢なのではないだろうか?
ドーハに3泊5日滞在して、結局、究極の贅沢を体験できなく、イスラム芸術博物館や、スーク・ワキーフへ行ってしまう私たち。やっぱり凡人ですね。
でも、「4泊したい?」と聞かれると、即座に「それは、ちょっと難しい!」と答えてしまう。私たち、やっぱり立派な凡人ですね。
10月なんだけど、とても暑くて、建物の外に5分も出ていられない。
夏は45度にもなるそう。
2022年にサッカーワールドカップが開催されるので、街のあちこちは建築ラッシュ。日本では味わえないアラビアンナイトを楽しんできました。
地球の歩き方には入国時にVISAを収得するとかいてあるが、特にそのようなことをした記憶がない。たぶん、入国審査と同時にVISAをもらったのだろう。つまりいつも通りの通常の入国審査をした感じ。
今回の旅行記は、世界一周の途中の、ドーハ滞在記です。
なお、世界一周旅行全体のダイジェスト版は以下のURLあります。
お時間がありましたらご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11570853
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、ここはロンドンヒュースロー空港。コンコルドルームに行くアプローチ。今日はこれからBA(英国航空)でドーハ―へ向かいます。
-
チェックインカウンターの係り員から、「2頭の馬の像をやり過ごして、さらに進んで、1頭の馬の像のところの奥が、コンコルドルーム」とのこと。
お^~~~~あったあった。 -
着きました!入り口にはピアノの生演奏がお出迎え。
雰囲気いいじゃん。 -
英国王室を思わせる荘厳な雰囲気のラウンジで、大変すいていて、ゆったりくつろげます。軽食も豪華。
ダイニングルームもあり、搭乗前に食事をいただき、機内ではぐっすり眠る予定。 -
テーブルもゆったり。
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イギリスのバトラーの雰囲気の係り員がすべてサーブしてくれます。
「美味しいローラン・ペリエのグランシエクルシャンペンはいかがですか?」 -
これがすっきりして、透明感があって、本当に美味しい。
おつまみのナッツも旨みがあって、上品。思わず、お替わり。 -
食事も終え、お時間になり、ほろ酔い気分で、搭乗。
今回2回BAに搭乗したが、かゆいところに手が届かないサービスを見事にしてくれるのがBAファーストクラス。
自分が言わないと、それ以上のサービスは一切受けられないのがBAファーストクラス。
言わなくとも察してくれる、日系の航空会社のサービスを期待すること自体、大間違いです。 -
良く言うと、距離間をおいたお客の個性自主性を尊重するサービスです。お願いしたことはちゃんと適切にやってくれます。
フラットベッドにしてすぐ爆睡。 -
あっという間に、やって来ましたドーハーヘ。
-
世界一退屈な街と言われるドーハ。
ここに3泊5日滞在します。退屈、大いに結構。
何にもしないで、世界一周旅行の疲れをいやす予定。
それにしても暑い! -
空港からの道、アラビア湾越しに観る高層建築群。
街のいたるところが、建築ラッシュ。街は2022年のサッカーワールドカップの準備に沸いている。 -
ところでこれ、駐車場。すごいのは、すべての駐車場の上には屋根が!
そう、直射熱の暑さが尋常ではないんですン。 -
着いたホテルは、リッツカールトン ドーハ、早速チェックイン。
ホテルのロビーには、アイロンのよくかかった、白いアラブ装束の男たちが、お茶を飲んでいる。男性が着ている白い服は「カンドゥーラ」。頭に被っている布は「クゥトラ」。こういう風景を見ると、アラブの世界へ来たなあ~~という実感に浸る。 -
なんと、スイートルームにアップグレイドしてくれました。ラッキー。
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お部屋も、バスルーム(奥)も十分の広さ。
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バスタブも広くて清潔。
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もちろん、洗面台はダブルシンク。使い勝手良し。
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ユッタリくつろげるグラブルーム。
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眼下にはブルーの美しいアラビア湾が。
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海を見ながら、朝、昼、アフターヌーンティー、夕食すべていただけます。つまり、クラクラするほど暑い外に出る必要はありませぬ。退屈を楽しみましょう。
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ラウンジには常に、美味しそうな料理がきれいに並べられていて、
(安心して下さい、お酒もあります) -
腕利き専属シェフが、朝・昼・晩メインデッシュをサービスしてくれます。
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なあん~~~と、マグロとシャケの刺身も!
食べて見たら、これが脂が乗っていて美味しく絶品。築地並み。
切り方がちょっと雑だけど、ここは、ドーハ、文句なし。 -
長旅の身体をいやすには、SPAが一番。早速、スパルームへ。ガウンに着替えて。
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まず、ここで、お足を温めます。
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いい香りの香草湯に足をつかり、足裏マッサージ。
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バリから来たセラピスト。
小柄の割にはものすごい力持ち。効きました!ポキポキ、疲れが取れました。 -
トリートメントの後は、ハーブティー。極楽極楽。
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広々としたプールもあるし。リラックス。
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これは、部屋のテラスからの夜景。まるで、ラスベガスのよう。
でも、カジノもショー劇場もありません。
これを退屈ととるか、なにもしない贅沢ととらえるか?
ゆっくりリラクゼーション出来ました。おやすみなさい。 -
元気になったところで、今日は、旧市街へ。
まず行ったところは、斬新なデザインのカタール国立博物館。
残念ながらVIPが来るらしくクローズしていました。(カタールではよくある?)
ところで、この建物は「砂漠のバラ」をモチーフにしています。
「砂漠のバラ」って、なに?
見たことない人に、写真を御見せしますね。=>次の写真へ -
そう、家内の左側に立っているのが「砂漠のバラ」と言われる塩塚です。結構大きいでしょう。場所はチュニジア。カタール国立博物館の外形、そっくりですね。
写真は、旅行記<<チュニジアへあの感動映画のロケ地を訪ねて。「イングリッシュ ペイシェント」と「スターウォーズ」>>から。旅行記も読んでくださいね!
https://4travel.jp/travelogue/10898988 -
カタール国立博物館へは、入れなかったので、近くのイスラム芸術博物館へ。
イスラム教が誕生した7世紀から現在に至るまでのイスラム美術の殿堂。世界最高峰のコレクションが集まっている。 -
入ると、すぐ見えるのは海側の壁をガラスにした中央のアトリウム。遠景には、近代的な高層建物群が。昼はモノトーンだが、夜になると。。。。後で、お見せしますね。
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エントランスの照明も斬新。さあ~~見学に出発!
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展示は地域・時代・テーマごとに展示されており、イスラム圏の文化を広く網羅的に紹介している。
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展示室いっぱいに広がるこんな大きいペルシャ絨毯が。豪華!
でも、確か、TK家の使用人のリビングルームにもこれくらいの大きさの絨毯があったような?=>ははは、冗談です。 -
権力を誇示するのにぴったりの豪華なイスラムランタン。
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何だと思います?これ? 正解は、豪華ドアーノッカーです。ふ~~~溜息が。
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トルコの甲冑を纏った騎兵像。実物大。
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サルタンが常に携帯していた権力の象徴、宝刀。
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これも、モスク用のランタン
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溜息の出るような宝の山を見た後、隣のパテオに出てみると、もう夜のとばりが。アーチの壁越しに観えたのは、夜の煌びやかな近代高層建築群。
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ドーハの夜景、素晴らしいじゃないか。退屈しないよ!
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次の日は、スーク・ワキーフ市場へ。
昼間はどうしようもないほど暑いので、夕方涼しくなってから外出が賢者の行動。 -
バザールの内部はまるでメイズ。細い路地が入り組んでいる。
イスラムの民芸品や貴金属、幾何学模様が美しい豪華な織物、珍しいアラビアの香料やナッツ類のオンパレード。
いかにもアラジンが出てきそう。ここで迷うのも楽しい。 -
アラビアっぽい布も売っているし。
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アラビアの香料も売ってるし。
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おばさん(お嬢さん?)達もお買い物へ。まさに、イスラム圏に来た感じがします。
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お! きれい!
見る角度により光沢・色相が美しく変化するシルクの絨毯を発見。気に入りました。
これ一枚を完成させるのに4ヶ月かかるとのこと。
思わず買っちゃいました。 -
おや?馬に乗ったかっこいいお巡りさんが。。警戒中というより、なんか観光用風。
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アップすると、髭も生やして結構イクメン、いやしつれいイケメン。
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市場にある超巨大な金色の指のモニュメント。で、これなに?
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今日は、涼しいからという理由で、シティ・センター・ドーハ ショッピングモールへ。2001年にオープンした中東諸国で最大級のショッピングモール。
なん~~~と、1階には、天井まで吹き抜けになっているスケートリンクが!ここは砂漠地帯にもかかわらずですよ。やりすぎかも。 -
さて、ここはカルフールの出口。日本にはない職種を発見。写真の中央に注目。
黄色の作業服で一生懸命にお客様の買い物袋に購買品を詰めている人達が。
海外よりの出稼ぎの方です。こんな専門職があるんですね。 -
カタールは2重社会。
カタールの人口の90%が海外からの出稼ぎ者(バングラディッシュ人やネパール人など)。タクシー運転手、暑い外での建築現場で頑張っているのも、出稼ぎの方。
金持ちと出稼ぎ者と2極化していて、出稼ぎの人たちがカタールを支えている。 -
最終日。
「世界一退屈な都市」と言われるドーハで、退屈すること一切なく、空港へ。 -
空港では、係り員が待っていてて、
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荷物をさっさと積んでくれて、チェックインカウンターヘ。
私達は一切荷物を持つ必要はありません。こんなにチェックインカウンターがあるのに、利用者は私たちだけ。 -
カタール航空アル・サファ・ファーストクラスラウンジへ。ここもガラガラ。
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長いアプローチを抜けると、中はテーマパークのような広さ。
なのに、誰もいません。ほぼ貸し切り状態、小心者の私達は恐縮いたします。
天井からの噴水(写真の左側の白い筋)もありました。さすが砂漠の国。 -
おしゃれなバーカウンター
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高級な雰囲気のレストランもあるし。
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美味しそうなビーフ。
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フライトに乗る前にレストランで美味しい夕食を。2人しかいないので、のんびりできました。ハイチーズ!
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お時間になり、ゲートへ。トランジットのお客で空港内部はごった返し。
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搭乗です。機材はA380。シートはゆったり。
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ここはどこでしょう? トイレです。パジャマを着換えるのに十分な広さ。
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笑顔と一緒に「ウエルカムシャンペンはいかがですか?」
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待ってました。もちろんいただきます。
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すばらしい世界一周旅行に乾杯!
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さらに、韓国人のCAさんが、ウエルカムアラビアコーヒーを。
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それから、忘れてはいけないのが、これ。カタール航空特製の巨大な高級デイツ。干し柿の甘さをさらに凝縮した味。種をあらかじめ取ってあり、まさに絶品である。
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はいお待ちかね。アペタイザーはご存知キャビア。
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ウエハーの上に乗せて、いただきま~~~す。
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スープも旨みが凝縮されていて絶品
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さて、カタール航空機には名物ラウンジバーがある。
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行ってみると、感じの良いスタッフが、ご対応。眠れないときにはピッタリ。
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アペタイザーも美味しそう。
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さすがカタール航空、いたれりつくれり。素晴らしいサービスです。
あっという間に、おはよう!ロンドン。
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この旅行記へのコメント (3)
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- salsaladyさん 2020/06/05 08:43:10
- First Classで爆睡!最高の贅沢~
- ☆カタールの居心地良さは2015年に体験してますが。。。ここまでは?
☆旅慣れたお方の、退屈を愉しむ贅沢~最高じゃ有りませんか~
☆世界一周編は後ほど立ち寄ることにして、アラビアンナイトやインドネシアかと思える足湯ースタッフの笑顔~皆ファーストクラスだからね!
- TKさん からの返信 2020/06/07 12:30:08
- RE: First Classで爆睡!最高の贅沢?
salsaladyさん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
salsaladyさんのいつも明るい旅行記楽しませていただきました。
今回のコロナウイルスの時代、つらいですね。
もう、旅に出たくて、足や、お尻のあたりがウヅウヅして、じっと座っていられませぬ。
4月に世界一周の後半戦へ出かけようと思っていましたが、とんでもない。
日本人お断りの国がオンパレード。9月の延期して、手配は終わっていますが、さて、どうなることやら。ま〜〜無理でしょう。
なので、4Tの皆さまの旅行記を観て、行った気持ちになっています。
> ☆カタールの居心地良さは2015年に体験してますが。。。ここまでは?
===>salsaladyさんの旅行記読みました! 韓国人のCAが多いようですね。
私達の時も、韓国人CAでした。
アフターコロナのsalsaladyさんの旅行記楽しみにしておリます!
それでは。
TK
- salsaladyさん からの返信 2020/06/07 14:29:11
- Re: 最高の贅沢は!自由に海外へ旅が出来ること?~!
- ☆コメントの返信に返信!って知恵が無さ過ぎですが、怒濤の”いいね”を久し振りに頂きまして、興奮しました。(スケール小さいか?)
☆過去ログは自分でも余り見直してないこの頃でして、『アンティークプール』まで遡り?(確か、4tra.の基本が判らないままに数枚の写真だけアップした様な気がします)あきれられたのでは有りませぬか?
☆最近は、要領を覚えて、テーマ別に一回の旅を数編に分けてあげてます。
☆TKさんのようなゴージャスな旅ばかりを続ける資金は御座いませんが、それなりの心地よさを求めて、又フライトしたいですね。~see you~
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