1986/07/23 - 1986/07/24
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milouchatさん
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7月 7日から 31日までユーレイル・パスで
一切予約なしの 3週間の鉄道旅行。
2回目のブレゲンツの次は
ノイシュバンシュタイン城を見るため
ドイツに向かう。 オーストリアには行ったが
どうもドイツ語圏は苦手で避けてきた。
過去にパリに行ったときフランクフルト経由の
トランジットで短時間の1泊をしたことはあるが、
ドイツは初めてみたいなもの。
一緒に行く予定だった友人が
ノイシュバンシュタイン城に行きたいと
言っていたので、写真だけ撮ってきてやろうと
やってきたのだが…
今回初めての人の群れに辟易し、
逃亡者のように (?) ドイツを去った。
(だから今回は写真も少ない)
写真はノイシュバンシュタイン城最寄り駅、
というか終点の Füssen 。
いかにも最果ての駅のような感じ
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ブレゲンツ 09:03発の列車で Füssen まで行くのだが、
もちろん直通ではなく何度か乗り換えが必要。
写真は平原だが、ドイツに入ると森が多いように感じる。
まずブーフローエ (Buchloe) に 11:11 に着いて乗り換えだが
次は 11:57分なので駅の外に出る。
見たところ何もない街だが駅前に Hypo-Bank があったので、
そうだったとトラベラーズ・チェックを
100マルク分 現金化する。 手数料はゼロだった。
12:32分にマルクトオーバードルフ (Marktoberdorf) に着き
50分待ち、 買ってあったパンなどを駅のベンチで食べる。
反対行きの列車からハイティーンまでの
子どもの団体が降りてきたが、全員 Füssen に行くようだ -
終点の Füssen に着く。 文字通り何もない田舎の駅で
コインロッカーもない。 荷物預かりはあったが閉まっている。
リュックを担いで山道を登りたくないな…
と考えていたら係員が戻ってきて預けられた。
城近くまではバスがあるが時間が合わない。
坂道を歩くかタクシーかと迷っていたら、
アメリカ人らしい若い女性が近づき
タクシーの相乗りに誘ってくれた。
オーストラリア人夫婦と 4人で、1人 2.50マルクで。
タクシーでも城までは行けず、さらに
30分近くは山道を登っただろうか… -
道路を見れば分かるように
小雨が降ってきた -
途中の土産物店にも観光客がいっぱい
-
遠くに見えるのが
ノイシュバンシュタイン城 -
同じ望遠鏡の場所から
ホーエンシュバンガウ城も見える -
ノイシュバンシュタイン城に近づいた。
よく写真で見るような美しい姿は
近くからでは見えない -
城の美しい姿を見るには
マリエン橋からが一番いいらしいが
下調べをしない僕は知らなかった。
しかし… -
お城に到着したが、今回の旅行で初めて見る長蛇の列。
よほど人気のある観光スポットらしい。
窓から城内を歩く人が見えたが、やはり団子状態なので
中に入る気が失せてしまった -
そのまま帰るのも癪なので、
ぶらぶら歩いていたら
白樺 (?) 林があった -
どんどん歩くとアルプ湖に出た
-
恐らく船で湖上を行けば
美しい城の姿が見えるのだろう。
さすが狂王ルートヴィッヒ、
自分だけ絶景を楽しむつもりだったのか…
結局3時間ほど歩いて戻ってくると、
ちょうどバスが駐まっていたので
乗り込み Füssen に戻る。
外国人の観光客がユーレイル・パスを出して
乗ったので、僕も見せるとバスは無料だった。
ドイツにしては珍しく列車は 20分ぐらい遅れて
発車したがミュンヘンには定刻の 19:10分に着いた -
そんなわけで、すぐ次の目的地というか
起点のパリに夜行で戻り、ラ・ロシェルに行く予定。
列車は 20:46分発なので駅前のレストランで
夕食を取る。
"ビール" と言うと、普通は 330cc ぐらいの
グラスが普通だが、さすがドイツ
日本で言う大ジョッキのような大きなものが
出てきた。食べたものは不明だが 25マルクだった。
写真はミュンヘンで見たテロリストの指名手配写真
70年代以降は世界中でテロが横行したが、
ドイツでも赤軍が有名だった。
右下に 86年 4月という日付が見えるが
刑事訴訟法が改正されテロリズム抑止法ができた年 -
これは旅行とは何の関係もない写真で、
もちろん手配書ではないが何となく似てない?
これを見て分かる人は、まずいないだろう。
(過去に知り合いで知っていたのは1人だけ)
1978年にブライアン・イーノのプロデュースで出た、
ノイズ・ミュージックというか、New Wave に対し
No Wave と言われる過激なロックバンド4組のアルバム
「No New York」 裏面。
(今では CD化もされているが LPアルバムに数万円の高値が付いていた)
Lydia Lunch、James Chance、Arto Lindsay など
後に (ごく一部で?) 有名になるアーティストもいるが
右端上から2人目に東洋人らしき顔が見える。
D.N.A のドラマーで Ikue Ile とある、日本人イクエ・モリ。
ウィキにも出ているが、ドラムどころか音楽の
経験すらゼロだったが、音楽が音楽ですから…
今も活躍しているが、ロンドンで見たジョン・ゾーンとの
仕事が多い -
最後に、既に別の旅行記に載せた写真の再掲だが
TGV などの新幹線や近郊行きは別として、
当時の一般列車はコンパートメント式。
今回の鉄道旅行の殆どは夜行の自由席だが
運良く空いていれば写真のように
1人で1部屋占有することもできる。
そして前にも書いたが、座席を前に引き出せるので
縦でも横でも横になって寝られる (もちろん肘掛けは上げられる)、
全座席を引っ張り出せば完全なベッドにもなる
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