エトルタ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
7月 7日から 31日までユーレイル・パスで 3週間の鉄道旅行。<br />大まかな予定は立てたが予約なしの行き当たりばったりなので、<br />予定どおりには行かない。<br />今回は、一番の目的地だったルパンのエトルタと<br />エリック・サティのオンフルール中心。<br /><br />ル・アーヴルからはバスでエトルタに向かう。<br />バスはガラ空きだったのに、エトルタに着くと<br />観光客がたくさんいて驚いた。<br />交通の便が悪いこともあり、<br />ツアー・バスで来る人が多いようだ。<br />オンフルールで泊まる予定なので荷物は<br />ル・アーヴル駅のコインロッカーに預けてある。<br />大小同じ値段で3フランだった。<br />テロ騒ぎ以後コインロッカーのない駅が多いが<br />当時は、ある程度の駅には必ずあり、しかも<br />大きすぎるほど大きいので大きなリュックも楽に入る。<br /><br />写真はエトルタの地図で、見ての通り小さな街、<br />前に立っているのはジャン・レノ??

1986年 初自由旅行でヨーロッパ周遊 3週間 2/10 :エトルタ、オンフルール、ドーヴィル、リジューほか

8いいね!

1986/07/09 - 1986/07/11

33位(同エリア37件中)

旅行記グループ 1986年フランス・イタリア

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67

milouchat

milouchatさん

7月 7日から 31日までユーレイル・パスで 3週間の鉄道旅行。
大まかな予定は立てたが予約なしの行き当たりばったりなので、
予定どおりには行かない。
今回は、一番の目的地だったルパンのエトルタと
エリック・サティのオンフルール中心。

ル・アーヴルからはバスでエトルタに向かう。
バスはガラ空きだったのに、エトルタに着くと
観光客がたくさんいて驚いた。
交通の便が悪いこともあり、
ツアー・バスで来る人が多いようだ。
オンフルールで泊まる予定なので荷物は
ル・アーヴル駅のコインロッカーに預けてある。
大小同じ値段で3フランだった。
テロ騒ぎ以後コインロッカーのない駅が多いが
当時は、ある程度の駅には必ずあり、しかも
大きすぎるほど大きいので大きなリュックも楽に入る。

写真はエトルタの地図で、見ての通り小さな街、
前に立っているのはジャン・レノ??

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
3.5
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • まずは、エトルタと言えばの絵はがき的アングル。<br />遠くに見えるのが  Porte d&#39;Aval で、<br />その向こうに奇巌城のモデルとされる<br />L&#39;Aiguille がある。 <br />ちなみに7月頭だが寒いぐらいで<br />水も冷たく泳げそうでもなかった。<br />浜辺で日光浴をする女性の多くは<br />トップレスだったが、こちらが恥ずかしくて<br />近寄れない (ウブなもので…)

    まずは、エトルタと言えばの絵はがき的アングル。
    遠くに見えるのが Porte d'Aval で、
    その向こうに奇巌城のモデルとされる
    L'Aiguille がある。
    ちなみに7月頭だが寒いぐらいで
    水も冷たく泳げそうでもなかった。
    浜辺で日光浴をする女性の多くは
    トップレスだったが、こちらが恥ずかしくて
    近寄れない (ウブなもので…)

  • 反対方向はアモンの断崖で<br />上に教会らしきものが見える

    反対方向はアモンの断崖で
    上に教会らしきものが見える

  • 上から見た市街。<br />いわば これだけの小さな街

    上から見た市街。
    いわば これだけの小さな街

  • 断崖の上にあった教会は<br />Chapelle Notre-Dame de la Garde 。<br />マルセイユと同じく高い場所にあり<br />水夫たちを見守っている。<br />遠くに Porte d&#39;Aval が見えている

    断崖の上にあった教会は
    Chapelle Notre-Dame de la Garde 。
    マルセイユと同じく高い場所にあり
    水夫たちを見守っている。
    遠くに Porte d'Aval が見えている

  • アモンの断崖には塔のようなものが立っていて、<br />航空写真で見ると全体が飛行機の形をしている。<br />l&#39;Oiseau Blanc と言うモニュメントで<br />リンドバーグより 12日早く大西洋横断飛行に挑戦したが<br />そのまま消息を断ったナンジェセールとコリーの記念碑で<br />l&#39;Oiseau Blanc とは彼らの飛行機の名前。<br />軽量化のため無線機も積んでいなかった…<br />ここに記念碑があるのは、最後に目撃された場所らしい…<br />

    アモンの断崖には塔のようなものが立っていて、
    航空写真で見ると全体が飛行機の形をしている。
    l'Oiseau Blanc と言うモニュメントで
    リンドバーグより 12日早く大西洋横断飛行に挑戦したが
    そのまま消息を断ったナンジェセールとコリーの記念碑で
    l'Oiseau Blanc とは彼らの飛行機の名前。
    軽量化のため無線機も積んでいなかった…
    ここに記念碑があるのは、最後に目撃された場所らしい…

  • 食べ物の写真を撮る習慣はないが、<br />海岸沿いのレストランで食べた<br />ムール貝の山。 30.40フランでした。<br />ちなみに、エトルタにはルブランの屋敷を博物館にした<br />le Clos Lupin があるが、まだ当時は存在せず<br />観光案内所で聞いても屋敷の場所は分からなかった<br />

    食べ物の写真を撮る習慣はないが、
    海岸沿いのレストランで食べた
    ムール貝の山。 30.40フランでした。
    ちなみに、エトルタにはルブランの屋敷を博物館にした
    le Clos Lupin があるが、まだ当時は存在せず
    観光案内所で聞いても屋敷の場所は分からなかった

  • さて昼食後、バスでル・アーヴルまで戻り、<br />再びバスでオンフルールに向かう。<br />料金は 40.70フラン。<br />よく見るオンフルールの景色、旧港です

    さて昼食後、バスでル・アーヴルまで戻り、
    再びバスでオンフルールに向かう。
    料金は 40.70フラン。
    よく見るオンフルールの景色、旧港です

  • オンフルールはエトルタ以上の観光地だと思うが<br />意外に人は少なかった。<br />右手に見える尖塔は 元教会の église Saint-Etienne 、<br />現在は 海洋博物館になっている

    オンフルールはエトルタ以上の観光地だと思うが
    意外に人は少なかった。
    右手に見える尖塔は 元教会の église Saint-Etienne 、
    現在は 海洋博物館になっている

  • 名前は不明だが、オンフルールで泊まった<br />カフェ・バーの上にあるホテルの屋根裏部屋 9号室。<br />朝食込みで 82フラン (1,886円)。<br />人気観光地だからかホテル探しに難航し<br />1時間ほどかかった。1軒など1つ星でも<br />シャワー付き 200フランもした!<br />(星はホテルの設備充実度で決められるので<br />1つ星が2つ星より高い場合もありうる)

    名前は不明だが、オンフルールで泊まった
    カフェ・バーの上にあるホテルの屋根裏部屋 9号室。
    朝食込みで 82フラン (1,886円)。
    人気観光地だからかホテル探しに難航し
    1時間ほどかかった。1軒など1つ星でも
    シャワー付き 200フランもした!
    (星はホテルの設備充実度で決められるので
    1つ星が2つ星より高い場合もありうる)

  • ホテル・リストが出てきた。<br />当然 (?) 下の方、1つ星より下の<br />H.F. (意味は不明、多分 Hors 何とかで規格外とか)<br />というランクの La Caravelle に<br />マークを付けているので、ここだった可能性が高い、<br />料金は 75-95フラン、朝食 16フランなので 82にも近い。<br />住所は 20 quai le Paumier とあり SVを見ると<br />現在の Cafe le Moderne だと思われる。<br />ここなら (当然昔と違うが) ホテル前にテント小屋が出ても<br />不思議ではない空間はある。<br />上に書いたがリストの1つ星で Hotel des cascades の場合<br />料金が 84-200フランとあり、これも納得できる

    ホテル・リストが出てきた。
    当然 (?) 下の方、1つ星より下の
    H.F. (意味は不明、多分 Hors 何とかで規格外とか)
    というランクの La Caravelle に
    マークを付けているので、ここだった可能性が高い、
    料金は 75-95フラン、朝食 16フランなので 82にも近い。
    住所は 20 quai le Paumier とあり SVを見ると
    現在の Cafe le Moderne だと思われる。
    ここなら (当然昔と違うが) ホテル前にテント小屋が出ても
    不思議ではない空間はある。
    上に書いたがリストの1つ星で Hotel des cascades の場合
    料金が 84-200フランとあり、これも納得できる

  • ホテルの前に CATCH というテント掛けの小屋が出ている。<br />サーカスにしては小さく何の見世物か不明だが入ってみた。<br />客が大勢いるからマチネもあったのだろうが<br />僕が見たのは夜の 9時半からで終わったのは 12時前

    ホテルの前に CATCH というテント掛けの小屋が出ている。
    サーカスにしては小さく何の見世物か不明だが入ってみた。
    客が大勢いるからマチネもあったのだろうが
    僕が見たのは夜の 9時半からで終わったのは 12時前

  • 入ると何とプロレスだった。<br />さすがにプロレスのことを<br />Catch と言うとは知らなかった。<br />料金はパンフ込みで 60フラン (1,400円)。<br />全部で 6試合ほどあったが…

    入ると何とプロレスだった。
    さすがにプロレスのことを
    Catch と言うとは知らなかった。
    料金はパンフ込みで 60フラン (1,400円)。
    全部で 6試合ほどあったが…

  • 女子選手がトップレスなのが分かるだろうか?<br />もちろん最初は普通のウェアで試合をしているが<br />途中で相手が服を引っ張ると上だけ剥がれる。<br />レフリーがタオルを投げ胸を隠すが最初だけ、<br />つまり裸を見せることも目的のショー。<br />観客には小さな子供連れも多いがフランスですから??<br />そう言えば日本でも大昔の女子プロレスは<br />小人プロレスと一緒に興行し、裸は見せないものの、<br />お色気も売りの1つだったな…<br /><br />

    女子選手がトップレスなのが分かるだろうか?
    もちろん最初は普通のウェアで試合をしているが
    途中で相手が服を引っ張ると上だけ剥がれる。
    レフリーがタオルを投げ胸を隠すが最初だけ、
    つまり裸を見せることも目的のショー。
    観客には小さな子供連れも多いがフランスですから??
    そう言えば日本でも大昔の女子プロレスは
    小人プロレスと一緒に興行し、裸は見せないものの、
    お色気も売りの1つだったな…

  • パンフレットが見つかった。<br />パンフレットと言っても<br />選手 (スーパースター?) の紹介や<br />格闘シーン、ルールなどの簡単な解説を載せた<br />わずか6ページ (A4) ほどだが…<br />写真の選手全員が出たわけではない

    パンフレットが見つかった。
    パンフレットと言っても
    選手 (スーパースター?) の紹介や
    格闘シーン、ルールなどの簡単な解説を載せた
    わずか6ページ (A4) ほどだが…
    写真の選手全員が出たわけではない

  • チケットも出てきた。 入場料は 50フラン、<br />つまりパンフが 10フランか… 高い!

    チケットも出てきた。 入場料は 50フラン、
    つまりパンフが 10フランか… 高い!

  • さすがオンフルール、サティ関連の<br />コンサートがある (あった)。<br />6月 21日 9時から、会場は Grenier à sel

    さすがオンフルール、サティ関連の
    コンサートがある (あった)。
    6月 21日 9時から、会場は Grenier à sel

  • 監獄と言う名前の通り (Rue  de la prison) 。<br />その突き当たりが Grenier à sel 。<br />言葉の意味は &quot;塩の倉庫&quot; だが…<br /><br />

    監獄と言う名前の通り (Rue de la prison) 。
    その突き当たりが Grenier à sel 。
    言葉の意味は "塩の倉庫" だが…

  • Impasse du Petit Casino にあった映画館<br />Petit Casino 。 恐らく昔はカジノだったのだろう。 <br />時計の下の消えかかっている文字は<br />Casino Honfleurais ではないかと思われる。<br />表のポスターは『007/ドクター・ノー』(左)と<br />ポランスキーの 「Pirates」 だが2本立てではない。<br />それどころか週末3日間だけしか開かない映画館。<br /><br />1990年に映画館は 27 cours des Fossés に移転、<br />市が運営する Henri Jeanson になっている。<br />この建物は解体され跡地にはモダンな Médiathèque ができ、<br />昔の姿が見られる貴重な写真になった。<br />ちなみに余計な情報だが市のHPに Médiathèque の<br />シネクラブ紹介があり 2020年1月7日 20:30から<br />ワイルダーの『お熱い夜をあなたに』を上映、<br />料金は 5.50ユーロだが3回券なら 12ユーロ、<br />わかりやすいコメディなので、興味があればどうぞ

    Impasse du Petit Casino にあった映画館
    Petit Casino 。 恐らく昔はカジノだったのだろう。
    時計の下の消えかかっている文字は
    Casino Honfleurais ではないかと思われる。
    表のポスターは『007/ドクター・ノー』(左)と
    ポランスキーの 「Pirates」 だが2本立てではない。
    それどころか週末3日間だけしか開かない映画館。

    1990年に映画館は 27 cours des Fossés に移転、
    市が運営する Henri Jeanson になっている。
    この建物は解体され跡地にはモダンな Médiathèque ができ、
    昔の姿が見られる貴重な写真になった。
    ちなみに余計な情報だが市のHPに Médiathèque の
    シネクラブ紹介があり 2020年1月7日 20:30から
    ワイルダーの『お熱い夜をあなたに』を上映、
    料金は 5.50ユーロだが3回券なら 12ユーロ、
    わかりやすいコメディなので、興味があればどうぞ

  • メディアテークと新映画館の間ぐらいにある<br />フォセ広場の奥に銅像が立っている。<br />第一次大戦の海戦犠牲者の記念碑で<br />奥に見えるのは Église Saint-Léonard 教会。<br />面白いことに写真では銅像は教会と平行で<br />左 (東) を向いている。 ところがSVを見ると<br />90度左に回り手前 (北) が正面になっている。<br />理由は分からないが、多分珍しい例だろう

    メディアテークと新映画館の間ぐらいにある
    フォセ広場の奥に銅像が立っている。
    第一次大戦の海戦犠牲者の記念碑で
    奥に見えるのは Église Saint-Léonard 教会。
    面白いことに写真では銅像は教会と平行で
    左 (東) を向いている。 ところがSVを見ると
    90度左に回り手前 (北) が正面になっている。
    理由は分からないが、多分珍しい例だろう

  • その Saint Léonard 教会で<br />サティは 10歳の頃にオルガンを習っていた

    その Saint Léonard 教会で
    サティは 10歳の頃にオルガンを習っていた

  • 田舎の教会にしては珍しく、無料ではなく<br />入場料が 3.50フラン必要だった

    田舎の教会にしては珍しく、無料ではなく
    入場料が 3.50フラン必要だった

  • こちらは有名な Sainte-Catherine 教会 (北面)。<br />奥に尖塔がちらっと見える

    こちらは有名な Sainte-Catherine 教会 (北面)。
    奥に尖塔がちらっと見える

  • Sainte-Catherine 教会の鐘楼は教会と少し離れている。<br />左隣の Hostelle (現 Hotel Les Maisons de Léa)<br />の右端にある煙突の上に動物の像がある。<br />SVで見ると黒猫のようだ。<br />そして少し左には白猫の姿も。<br />SV だけ見たら本物の猫だと思うかも…<br />

    Sainte-Catherine 教会の鐘楼は教会と少し離れている。
    左隣の Hostelle (現 Hotel Les Maisons de Léa)
    の右端にある煙突の上に動物の像がある。
    SVで見ると黒猫のようだ。
    そして少し左には白猫の姿も。
    SV だけ見たら本物の猫だと思うかも…

  • レストラン入口の上を歩く猫が見えるかな?<br />残念ながら本物ではなく Le chat という<br />レストラン (現 Restaurant de Charme) の飾り物。<br />猫がらみから考えて上のホテルの建物と<br />同じではないかと思われる (右端の台形屋根)

    レストラン入口の上を歩く猫が見えるかな?
    残念ながら本物ではなく Le chat という
    レストラン (現 Restaurant de Charme) の飾り物。
    猫がらみから考えて上のホテルの建物と
    同じではないかと思われる (右端の台形屋根)

  • 見えにくいが猫つながりで<br />オンフルールの猫が屋根裏の窓にいる

    見えにくいが猫つながりで
    オンフルールの猫が屋根裏の窓にいる

  • 遠くに見えるのは<br />Chapelle de l&#39;ancien hôpital 。<br />写真はないが撮っている場所の左手には<br />Le vieux phare de l&#39;Hôpital と言う塔があり<br />灯台として使われていた。<br />チャペルの右の通りが Rue Haute で…

    遠くに見えるのは
    Chapelle de l'ancien hôpital 。
    写真はないが撮っている場所の左手には
    Le vieux phare de l'Hôpital と言う塔があり
    灯台として使われていた。
    チャペルの右の通りが Rue Haute で…

  • その Rue Haute 88番地がサティの生家で<br />写真のプラークに<br />Ici est né Erik Satie Musicien Français 1866-1925<br />と書かれている。<br />現在は同じ一画の反対側 67 Bd. Charles V に<br />記念館 Maisons Satie がある。 ルパンの家同様、<br />僕が行った当時は まだ記念館ではなく当然 入れない。<br />ちなみにサティもルブランも家業は海運業だった。<br />セーヌ川は大西洋とパリを繋ぐ重要な水路だったからね…<br />サティは 1887年頃からモンマルトルの &quot;黒猫&quot; でピアノを弾いていた。<br />そしてルブランは 1890年頃から黒猫に通っているので、<br />面識があったと思われるが、サティの各種資料本に<br />ルブランは登場せず、ルブランの資料本は皆無に近く<br />証明 (?) できない<br />

    その Rue Haute 88番地がサティの生家で
    写真のプラークに
    Ici est né Erik Satie Musicien Français 1866-1925
    と書かれている。
    現在は同じ一画の反対側 67 Bd. Charles V に
    記念館 Maisons Satie がある。 ルパンの家同様、
    僕が行った当時は まだ記念館ではなく当然 入れない。
    ちなみにサティもルブランも家業は海運業だった。
    セーヌ川は大西洋とパリを繋ぐ重要な水路だったからね…
    サティは 1887年頃からモンマルトルの "黒猫" でピアノを弾いていた。
    そしてルブランは 1890年頃から黒猫に通っているので、
    面識があったと思われるが、サティの各種資料本に
    ルブランは登場せず、ルブランの資料本は皆無に近く
    証明 (?) できない

  • 今もあるレストラン Le Champlain は<br />アルフォンス・アレの生家。<br />サティ (黒猫) がらみでアレの名前は知っていたが、<br />ここを知っていて来たのではなく偶然見つけた。<br />2階の壁に Ici naquit Alphonce Alais <br />と書いたプラークがあるが、SVを見ると<br />3階に移動し窓の形も変わっている…<br />

    今もあるレストラン Le Champlain は
    アルフォンス・アレの生家。
    サティ (黒猫) がらみでアレの名前は知っていたが、
    ここを知っていて来たのではなく偶然見つけた。
    2階の壁に Ici naquit Alphonce Alais
    と書いたプラークがあるが、SVを見ると
    3階に移動し窓の形も変わっている…

  • 突き当たりに見えるのは Musée Eugène Boudin 。<br />ブーダンも名前しか知らなかったが、<br />何となく入った

    突き当たりに見えるのは Musée Eugène Boudin 。
    ブーダンも名前しか知らなかったが、
    何となく入った

  • そして右手にあるポスターを買った。<br />ブーダンはモネの師匠 (?) でもあります

    そして右手にあるポスターを買った。
    ブーダンはモネの師匠 (?) でもあります

  • そのチケット。 ポスターと合わせて 45フラン。<br />1枚のチケットで鐘楼にも入れたんだ…

    そのチケット。 ポスターと合わせて 45フラン。
    1枚のチケットで鐘楼にも入れたんだ…

  • 何となく山手の方に行ってみると<br />ボードレール通りがあった

    何となく山手の方に行ってみると
    ボードレール通りがあった

  • やはりボードレールのプラークがある。<br />調べると母親の別荘だったようだが空き家だった。<br />もちろん ここも見つけたのは偶然

    やはりボードレールのプラークがある。
    調べると母親の別荘だったようだが空き家だった。
    もちろん ここも見つけたのは偶然

  • オンフルールの次はリジューに行くが<br />まずバスでドーヴィルまで (14.80フラン)、<br />ドーヴィルには2時頃に着いた。<br />すぐ列車で移動はせず、荷物を預け少し街歩き。<br />ドーヴィル駅 (正確には Trouville-Deauville 駅)<br />構内に写真の展示がある。<br />ツール・ド・フランスの歴史だった。<br />(この年は 7月4日から7月27日まで)

    オンフルールの次はリジューに行くが
    まずバスでドーヴィルまで (14.80フラン)、
    ドーヴィルには2時頃に着いた。
    すぐ列車で移動はせず、荷物を預け少し街歩き。
    ドーヴィル駅 (正確には Trouville-Deauville 駅)
    構内に写真の展示がある。
    ツール・ド・フランスの歴史だった。
    (この年は 7月4日から7月27日まで)

  • ドーヴィルも大きな街ではない。<br />ヨットハーバーの Quai des Yachts から<br />東方向だが左の建物の前に 10本ほどの<br />木が見える。<br />SVを見ると、当然だが 40年近くの間に<br />木は成長し建物より高くなっている

    ドーヴィルも大きな街ではない。
    ヨットハーバーの Quai des Yachts から
    東方向だが左の建物の前に 10本ほどの
    木が見える。
    SVを見ると、当然だが 40年近くの間に
    木は成長し建物より高くなっている

  • ドーヴィルの警察署は、現在ドーヴィルと<br />隣町トゥルーヴィル合わせても<br />8 Rue Désiré le Hoc の1つしかない。<br />SVでは建て替えられモダンな建物だが<br />左下に見える白い家は同じようなので<br />同じ場所に間違いなく、そう思ってみれば<br />三角屋根上部など同じデザインのようだ。<br />なお 7月10日だが、半旗になっている理由は不明

    ドーヴィルの警察署は、現在ドーヴィルと
    隣町トゥルーヴィル合わせても
    8 Rue Désiré le Hoc の1つしかない。
    SVでは建て替えられモダンな建物だが
    左下に見える白い家は同じようなので
    同じ場所に間違いなく、そう思ってみれば
    三角屋根上部など同じデザインのようだ。
    なお 7月10日だが、半旗になっている理由は不明

  • ドーヴィルと言えば何と言っても<br />『男と女』で有名ですね。<br />パリから近い海でカジノが有名なので<br />フランス映画には、しばしば登場する

    ドーヴィルと言えば何と言っても
    『男と女』で有名ですね。
    パリから近い海でカジノが有名なので
    フランス映画には、しばしば登場する

  • 7月頭なのに、寒いからか浜辺に人の姿はない

    7月頭なのに、寒いからか浜辺に人の姿はない

  • 波の花が舞い散り寒々しい感じ

    波の花が舞い散り寒々しい感じ

  • 歩いていたら乗馬練習場があり、馬は好きなので<br />ビールを飲みながら眺めていたが雨が降り出し移動。<br />(ドーヴィルには競馬場もある)

    歩いていたら乗馬練習場があり、馬は好きなので
    ビールを飲みながら眺めていたが雨が降り出し移動。
    (ドーヴィルには競馬場もある)

  • もう1つのドーヴィルの名所 (?) はカジノ。<br />『賭博師ボブ』や『サガン』などに登場する<br />Casino Barrière de Deauville が見える。<br />名前はドーヴィルだが実際は川を挟んで向いの<br />Trouville (sur-Mer) にある。<br /><br />

    もう1つのドーヴィルの名所 (?) はカジノ。
    『賭博師ボブ』や『サガン』などに登場する
    Casino Barrière de Deauville が見える。
    名前はドーヴィルだが実際は川を挟んで向いの
    Trouville (sur-Mer) にある。

  • カジノに映画館もあったが上映は少ない。<br />さすがカジノと言うべきか、7月は真夜中に 7回…

    カジノに映画館もあったが上映は少ない。
    さすがカジノと言うべきか、7月は真夜中に 7回…

  • Deauville と Trouville を繋ぐ唯一 (?) の橋 Pont des Belges。<br />遠くに見える尖塔は Notre-Dame-des-Victoires 教会

    Deauville と Trouville を繋ぐ唯一 (?) の橋 Pont des Belges。
    遠くに見える尖塔は Notre-Dame-des-Victoires 教会

  • カジノ近くに 2階建ての<br />立派なカルーセルが出ていた

    カジノ近くに 2階建ての
    立派なカルーセルが出ていた

  • トゥルーヴィルの 68 Boulevard d&#39;Hautpoul にあった<br />カフェ・バー Caves St.Hubert 壁面の矢印の上に<br />面白い文面があったので撮ったが、今では読めない。<br />SVでは、その後 Cave Saint Hubert から<br />2010年までは Bar La Goelette <br />2012年以後は空き家のようだ

    トゥルーヴィルの 68 Boulevard d'Hautpoul にあった
    カフェ・バー Caves St.Hubert 壁面の矢印の上に
    面白い文面があったので撮ったが、今では読めない。
    SVでは、その後 Cave Saint Hubert から
    2010年までは Bar La Goelette
    2012年以後は空き家のようだ

  • トゥルーヴィルにいたトラ猫。<br />あのう…<br />通行の邪魔なんですけど…<br />振り向いて一言、<br />それがどうした、文句あるか?

    トゥルーヴィルにいたトラ猫。
    あのう…
    通行の邪魔なんですけど…
    振り向いて一言、
    それがどうした、文句あるか?

  • ★参考写真になるがトゥルーヴィルと言えば<br />今では (?) サヴィニャックかもしれないが、<br />プルーストやマルグリット・デュラスでも有名。<br />残念ながら僕ではなく友人が 2013年に<br />撮った写真だが 、デユラスやプルーストが<br />滞在していた Hôtel des Roches Noires

    ★参考写真になるがトゥルーヴィルと言えば
    今では (?) サヴィニャックかもしれないが、
    プルーストやマルグリット・デュラスでも有名。
    残念ながら僕ではなく友人が 2013年に
    撮った写真だが 、デユラスやプルーストが
    滞在していた Hôtel des Roches Noires

  • ドーヴィル駅ホーム。<br />ドーヴィルからリジューには、もちろん列車で行くが<br />乗った 15:48分のパリ行きは<br />リジューに止まらないと分かった!

    ドーヴィル駅ホーム。
    ドーヴィルからリジューには、もちろん列車で行くが
    乗った 15:48分のパリ行きは
    リジューに止まらないと分かった!

  • そこで、あわてて Pont lévêque という<br />聞いたこともない小さな駅で降りる。<br />(あとで知ったがチーズで有名な街らしい)<br />次の列車まで1時間半以上あるので外に出たが<br />コインロッカーも荷物預かりもない。<br />駅員に頼むと快く無料で預かってくれた

    そこで、あわてて Pont lévêque という
    聞いたこともない小さな駅で降りる。
    (あとで知ったがチーズで有名な街らしい)
    次の列車まで1時間半以上あるので外に出たが
    コインロッカーも荷物預かりもない。
    駅員に頼むと快く無料で預かってくれた

  • 駅近くを歩いていたら<br />なぜかラクダを放牧している!

    駅近くを歩いていたら
    なぜかラクダを放牧している!

  • Cirque Nancy という、<br />サーカス団のラクダでした

    Cirque Nancy という、
    サーカス団のラクダでした

  • 駅の周辺には何もなかったが、<br />少し歩くと商店も並ぶ普通の田舎町

    駅の周辺には何もなかったが、
    少し歩くと商店も並ぶ普通の田舎町

  • このあたりの中華の店で食事、<br />全部で 46フラン。<br />小さな街でも必ずと言えるほど<br />中華の店があるので日本人は助かる

    このあたりの中華の店で食事、
    全部で 46フラン。
    小さな街でも必ずと言えるほど
    中華の店があるので日本人は助かる

  • 名前も建物も立派な映画館もあったが、<br />やはり開くのは週数日で夜のみ、<br />一般映画とポルノを上映していた。<br />上部に Thèâtre という文字が見えるから<br />元劇場だったと思われる 。<br />表のガラスに教会が映っている

    名前も建物も立派な映画館もあったが、
    やはり開くのは週数日で夜のみ、
    一般映画とポルノを上映していた。
    上部に Thèâtre という文字が見えるから
    元劇場だったと思われる 。
    表のガラスに教会が映っている

  • Église Saint-Michel という教会だった

    Église Saint-Michel という教会だった

  • 中にも入ってみた。<br />ちょうどパイプオルガンを演奏していて<br />30分ほど座って聞いていた

    中にも入ってみた。
    ちょうどパイプオルガンを演奏していて
    30分ほど座って聞いていた

  • 4トラベルで検索してもヒットしないほど<br />マイナーな場所なので買った絵ハガキを参考までに。<br />やはり Église Saint-Michel がトップに…

    4トラベルで検索してもヒットしないほど
    マイナーな場所なので買った絵ハガキを参考までに。
    やはり Église Saint-Michel がトップに…

  • こちらはリジューの Saint Jacques 教会<br />当たり前だが様式が同じだと建物も似ていて<br />後から探すのが大変。 この教会も<br />上部以外は先の教会とソックリの形をしている<br />

    こちらはリジューの Saint Jacques 教会
    当たり前だが様式が同じだと建物も似ていて
    後から探すのが大変。 この教会も
    上部以外は先の教会とソックリの形をしている

  • 観光地としては一般的ではないリジューに<br />来ようと思ったのは『テレーズ (86)』と言う映画が<br />気に入ったから。 フランスではジャンヌ・ダルクに<br />並ぶほど有名な聖人らしいがクリスチャンではないし<br />映画で知った以外テレーズの知識はない。<br />駅のホームからも見えるのが<br />Basilique Sainte-Thérèse 。<br />小さな街だが『タイピスト (12)』の舞台でもある

    観光地としては一般的ではないリジューに
    来ようと思ったのは『テレーズ (86)』と言う映画が
    気に入ったから。 フランスではジャンヌ・ダルクに
    並ぶほど有名な聖人らしいがクリスチャンではないし
    映画で知った以外テレーズの知識はない。
    駅のホームからも見えるのが
    Basilique Sainte-Thérèse 。
    小さな街だが『タイピスト (12)』の舞台でもある

  • 面倒だから駅前の、その名も Hôtel de la gare に泊まる。<br />4階の角部屋で2面がバルコニー。 見晴らしがよく<br />聖堂もよく見えた。 駅前なので列車の通過音がする以外は<br />静かで快適なホテル、朝食込み 91フラン。<br />(関係ないが、一番太っていた時期です)

    面倒だから駅前の、その名も Hôtel de la gare に泊まる。
    4階の角部屋で2面がバルコニー。 見晴らしがよく
    聖堂もよく見えた。 駅前なので列車の通過音がする以外は
    静かで快適なホテル、朝食込み 91フラン。
    (関係ないが、一番太っていた時期です)

  • 夜に聖堂で Paroles de lumiere と言う<br />スペクタルがある。 Lisieux と言う地名に<br />引きずられ (?) 勝手な思い込みで<br />レーザー・ショーだと勘違い!<br />実際には、確かロベール・オッセンの<br />語り (もちろんテープ) に光のショーで<br />多分宗教的な話だと思うが<br />退屈し寝てしまった (30フラン)

    夜に聖堂で Paroles de lumiere と言う
    スペクタルがある。 Lisieux と言う地名に
    引きずられ (?) 勝手な思い込みで
    レーザー・ショーだと勘違い!
    実際には、確かロベール・オッセンの
    語り (もちろんテープ) に光のショーで
    多分宗教的な話だと思うが
    退屈し寝てしまった (30フラン)

  • 立派な聖堂の正面

    立派な聖堂の正面

  • 夜のスペクタルは満員に近かったが<br />昼間は訪れる人も稀のようだ

    夜のスペクタルは満員に近かったが
    昼間は訪れる人も稀のようだ

  • 高台にあるので街がよく見える

    高台にあるので街がよく見える

  • スペクタル中、と言っても意味のない写真

    スペクタル中、と言っても意味のない写真

  • もちろんリジューには ほかの教会もある。<br />これは La cathédrale Saint-Pierre 。<br />現在のものは 1230年に建てられたが、<br />前身は 6世紀に遡る。<br />とにかく 7月のノルマンディは寒くて<br />気が滅入るので、明るい南に逃げようと<br />オランジュに行くことにした…<br />

    もちろんリジューには ほかの教会もある。
    これは La cathédrale Saint-Pierre 。
    現在のものは 1230年に建てられたが、
    前身は 6世紀に遡る。
    とにかく 7月のノルマンディは寒くて
    気が滅入るので、明るい南に逃げようと
    オランジュに行くことにした…

  • 最後に Lisieux の絵はがきも…<br />やはり聖テレーズが目玉

    最後に Lisieux の絵はがきも…
    やはり聖テレーズが目玉

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1986年フランス・イタリア

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