2019/09/17 - 2019/09/17
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kasakayu6149さん
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ダムカード
近年人気のダムについての情報が記載されているカードです。
ふとした事から2017年5月にダムカード収集巡りを始めて
今回でついに43回目です(回数は訪問日数でカウント)
第42回終了時点で、14都県の179施設を巡りました
関東一都六県には全部で102箇所のダムカード配布対象施設があり、数年かけて全施設を巡り、中京圏も山梨・静岡を制覇し、昨日遂に長野県も制覇しました。
※直近の第42回ダム巡りの様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11556530
そして更に前、2016年から始めた道の駅スタンプラリー
各道の駅に設置してあるスタンプを押印して回るだけなのですが、これが中々に面白い
道の駅はエリア分けされて、エリア事に公式なスタンプ帳まで有ります
関東エリア(関東1都6県+山梨県+長野県北部)は2016年に全165駅を一旦コンプリートしたのですが、その後も新規開設されては訪問するの繰り返しで2019年5月現在、全175駅を巡りました。しかしこの夏に茨城県と長野県に相次いで2駅開設され全177駅となりました。よって関東地区はコンプリート迄あと2駅となっています。
本日のダム巡りは、遂に名実ともに日本一であろう「黒部ダム」を巡ります
立山黒部アルペンルートの一角を占め、ダム好きだけでは無く一般の観光客も魅了する黒部ダムは本当に素晴らしい所でした
また午後は黒部からは大分離れてはいますが大きく足を延ばし野沢温泉村にこの程開設された「道の駅 野沢温泉」を訪問しました。野沢温泉まで行ったのだから、勿論「野沢温泉」のお風呂も堪能します。
相変わらず、あちこち立ち寄りながらの旅で、且つ有名な観光地を周ったので旅行記が長くなってしまい、今回は全5編でお届けします
その2は
黒部ダム天端から立山黒部アルペンルートである「ケーブルカー」「ロープウェー」に乗車し大観峰を楽しみます
※つたない文章&写真ではありますが、是非最後までお付き合いください
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
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その1にて
立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口「扇沢」からトロリーバス改め電気バスにて関電トンネルを抜け、黒部ダムへ展望台からの絶景やレインボーテラスにある「黒部の太陽」セットなどを楽しみダムカードを入手しました。
※その1の様子はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11568399
※写真は前編のハイライト「展望台から望む黒部ダム」
とにかくすごく感動しました!!黒部ダム展望台 名所・史跡
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前編で高台にある展望台から黒部ダムの絶景を楽しみ、ダム天端よりやや下部にある新展望広場レインボーテラスにてダムからの観光放流を楽しみました。
いよいよ黒部ダムの天端を横断します
ダム馬鹿な私は感慨ひとしおです♪黒部ダムレストハウス グルメ・レストラン
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立山黒部アルペンルートは長野県側からだと
扇沢⇔黒部ダム右岸は扇沢駅付近以外全線トンネルの電気バス
黒部ダム右岸⇔左岸は徒歩
黒部ダム左岸⇔黒部平は全線トンネルのケーブルカー
黒部平⇔大観峰はロープウェー
大観峰⇔室堂は前線トンネルのトロリーバス
となっています。
立山連峰をぶち抜いた立山トンネルは反対側の室堂が高所にあるためトンネル出口の大観峰も黒部ダムよりかなり高所にあります。黒部ダム 名所・史跡
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大観峰をアップにしてみました上の写真だと真ん中の雲の下あたりが大観峰です
堤体を楽しんだ後はダム左岸よりケーブルカー、ロープウェイと乗り継ぎ赴く予定♪黒部ダム 名所・史跡
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黒部ダムはアーチ式ダムとして有名ですが、実際はダム両岸は重力式コンクリートダムとしたコンバインダム
丁度重力式の部分が羽根の様にも見えるのでウイングダムとも言われています
先ずはその羽根の部分を進みます黒部ダム 名所・史跡
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途中で90度に曲がり、アーチ式部分へ
黒部ダムは発電用ダムのため、大雨時の「貯めしろ」を考慮していないので、ダム湖の水位はほぼ満水でした黒部ダム 名所・史跡
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緩やかなアーチを描くダム天端を進みます
コンクリートを節約できる工法であるアーチ式ダムですが流石に日本一の堤体高を誇る黒部ダム、いくらアーチ式でも必然的に堤体幅も広いです
そんな天端をダム湖側と下流側を行ったり来たりで中々進めないおバカな私(笑)黒部ダム 名所・史跡
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下流側を望むとアーチしているのが良く分かります
このアーチで水圧を左右の岩盤に逃がしてダムを支えるのがアーチ式ダムです黒部ダム 名所・史跡
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黒部ダムは、ある意味日本有数の「開かれたダム」なので、ダムが一望できる展望台等が多数あります
「旅行記その1」では各展望台から黒部ダムの景観を楽しみました♪
こちらは高所からダムが一望出来る「黒部ダム展望台」黒部ダム 名所・史跡
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こちらはダムの観光放流を間近で観られる「レインボーテラス」
どちらの展望台からも素晴らしい景観でした黒部ダム 名所・史跡
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ダム天端の丁度真ん中にやって来ました
流石開かれたダム「黒部ダム」
案内看板などは充実しています黒部ダム 名所・史跡
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ダム天端中央部よりダム直下を望む
観光放流の瀑布を上から見るのも乙な物
黒部ダムは堤体高186mで日本一の高さです黒部ダム 名所・史跡
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但し堤体高とはダム下部の地上面からの高さでは無く、堤体自身の高さなので、下部岩盤の深さによって地上に見える高さは変わります、10mから20mは埋まっているのでしょうか?
それでも十分な高さです黒部ダム 名所・史跡
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ダム天端中央部よりダム下流方面を望む
黒部川は北アルプスの立山連峰(左側)と後立山連峰(右側)の山々に挟まれたV字渓谷を北上して日本海まで下っていきます黒部ダム 名所・史跡
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ダム天端中央部よりダム湖方面直下を望む
ダム湖側直下を覗いてみました
アーチ式ダムは堤体が肉薄なので堤体内には然程大きな設備は設けません
黒部ダムの場合は発電用取水口はダム右岸に設け、堤体にあるのはコンジットゲートぐらい
非常用洪水吐は当時のダムにしては珍しく自然越流式となっています
この写真だと分かり難いですが天端直下に10箇所穴が開いていて有事の際は自然越流します黒部ダム 名所・史跡
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ダム天端中央部よりダム湖方面を望む
後立山連峰と立山連峰に挟まれたV字峡谷に造られた「黒部湖」
昨日赴いた高瀬ダム調整湖はエメラルドグリーンの湖面でしたが、それに比べると黒部湖はダークグリーンな感じ、これはこれで良し♪黒部湖 自然・景勝地
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参考ですが、こちらは昨日訪問した「高瀬ダム調整湖」
「黒部湖」と「高瀬ダム調整湖」は後立山連峰のそれぞれ東西に位置しますが直線だと5km程しか離れていません
それでも、これだけ湖面の色が違うのは、高瀬ダム調整湖は堆砂に悩まされており、大量の砂が流入するからでしょうか?
いずれにせよ、どちらも素晴らしい景観です -
アーチ式部分の天端を渡り切りました
ここでほぼ直角に曲がってダムのウイング部を進みます
なので下流側の景色は一旦此処で見納め黒部ダム 名所・史跡
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例によって天端を渡り切りました。
本日1ダム目の走破です
黒部ダムの堤頂長は492.0m
天端を走破したダムとしては130ダム目で
堤頂長は合計で34,399.0m(≒34.4km)となりました黒部ダム 名所・史跡
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何度も書きますが、黒部ダムは立山連峰と後立山連峰に挟まれた厳しいV字谷に造られたダム。付近に平地は殆ど(全く)無いのでダム左岸側も直ぐにトンネルとなります。
黒部ダム 名所・史跡
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トンネル内は途中で二手に分かれていて、一方はケーブルカーの黒部湖駅へ
もう一方はダム湖畔に通じて遊覧船に乗る事が出来ます
ケーブルカーに乗る前に遊覧船を楽しもう♪
時刻は現在9:00
時刻表で出航時間を確認しようと思ったら、なんと推進機の故障で当面欠航との事・・・。
こればかりは仕方ないのですが自分の運の無さを痛感します(泣)黒部ダム 名所・史跡
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でもまあ、こんな事が有るのも旅の醍醐味、その分天気に恵まれたと思う事にします
と言う訳で別れ道を右に進み、一路ケーブルカーの駅を目指します黒部ダム 名所・史跡
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トンネルを進むと黒部湖駅が見えて来ました
黒部ケーブルカー 乗り物
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黒部ケーブルカーは日本唯一の全線トンネルのケーブルカー
なので景色は全く楽しめません
利点としては全線トンネル(地上と違い地面の傾斜に左右されない)なので、傾斜がほぼ同一なので、ケーブルカーの車両の斜度と線路の斜度が有っているので変な姿勢を取らずに済みます黒部ケーブルカー 乗り物
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ほぼ満車の車内ですが、運よく車内の最後尾をゲット
後方を見下ろせるので多少なりとも景色を楽しめます
それにしても結構な傾斜です。何だかワクワクしちゃいます黒部ケーブルカー 乗り物
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懸垂式のケーブルカーやロープウェイは片方が山麓駅に居ればもう片方は山頂駅に居て常に交互運転をします。その方が重量バランスが取れて省エネになるからです。
なので、すれ違いは中間地点で行われます。
単線を走りますが、鉄道車両等の様に基本左側通行ですれ違う訳では無く
ケーブルが絡まない様に、車両Aは登る時も下る時も山頂に向かって左側ですれ違い、車両Bは登る時も下る時も山頂に向かって右側ですれ違います
今回私は車両Aに乗った様です黒部ケーブルカー 乗り物
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地下駅であるケーブルカーの黒部平駅から階段を登り地上へ
黒部平は名前の通り僅かながら平地になっていて散策が可能です
黒部平から黒部ダムを望んでみましたが、黒部ダム展望台やレストハウスはかろうじて見えますが、ダムは殆ど見えません黒部平 自然・景勝地
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こちらは黒部平から望んだ黒部湖
こちらも木々に阻まれて殆ど望む事は出来ませんでした
残念ながら黒部平は黒部ダムや黒部湖を望むには適した場所では無い様です黒部平 自然・景勝地
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イチオシ
しか~し!!
後立山連峰の雄大な山々は望む事が出来ます♪
正面は黒伊部ダム建設のため関電トンネルが苦難の末にぶち抜いた赤沢岳
赤沢岳だけでなく、周辺は険しい山々が連なります
関電トンネルが完成しなかったら黒部ダムの建設が出来なかったのが良く分かります。だってあの山を乗り越えて資材を運ぶなんてねぇ・・・黒部平 自然・景勝地
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山に明るくない私のために、きちんと看板も完備しています(助かります)
黒部平 自然・景勝地
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さて望んでいた赤沢岳が有るのは後立山連峰
黒部平が有るのは立山連峰
振り返って立山連峰側を望むと山頂は雲に隠れていますが、次なる目的地「大観峰」が望めます黒部平 自然・景勝地
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黒部平と大観峰は立山ロープウェイで結ばれていますが
その間は支柱が1本も無い非常に珍しいロープウェイとなっています
それは豪雪地帯ゆえの雪崩対策であり、自然保護のための景観対策でもあります立山ロープウェイ 乗り物
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程なくしてロープウェイは黒部平駅から発車
雄大な景色を楽しみつつ大観峰に向かいます立山ロープウェイ 乗り物
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距離にして1,700km、高低差500mを一気に登ります
1,700m支柱が無いのでロープは自重で垂れ下がっており、その分最後は一気に駆け上がります立山ロープウェイ 乗り物
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偶然にも窓側をゲット出来ましたが、こればかりは運次第、80人乗りのゴンドラはほぼ満車でした
立山ロープウェイ 乗り物
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前述しましたが、大観峰~黒部平間の1,700mは支柱が1本も有りません。
いくらピンと張ったってロープは自重で垂れ下がってしまうので、その分斜面以上の傾斜が発生します
大観峰駅から黒部平駅を望むと斜面の傾斜以上にロープが下っています
これは下りは結構怖いかも・・・立山ロープウェイ 乗り物
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大観峰から更に立山側に抜けるには立山トンネルをトロリーバスで抜けます
2018年に関電トンネルのトロリーバスが電気バス化されるので、トロリーバス廃止が話題になりましたが、立山トンネルは未だトロリーバスが頑張っています
しかし老朽化が進めば何れは電気バスのなると思います
ロープウェイで一緒に上がってきた方々は大半がトロリーバスで室堂に向かっていきました
しかし私の場合は立山黒部アルペンルート行脚は此処が目的地大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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大観峰駅の屋上は「雲上テラス」として開放されています
大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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こちらがその雲上テラス
基本、ロープウェイ⇔トロリーバスの乗換駅なので
乗継の時間は多少混みあいますが、それ以外はゆったりとした時間が流れていました
素晴らしい所です
※但し休日は大混雑化も・・・
ゆったり椅子から立山連峰を望んでみました
今日は快晴で雲上ではありませんが、山頂付近は多少雲が沸いていて、山頂付近は望めませんでした大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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角度的に黒部ダムは望めませんが眼下に広がる黒部湖
左端に先程まで居た黒部平駅も見えます大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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後立山連峰の雄大な景色
こちらも山頂付近は雲が掛かっていますが、贅沢を言ってはいけません
素晴らしい景観です大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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暫く景色を堪能していたら雲間が切れて山頂付近も望めました
大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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イチオシ
途中に支柱が一つもない立山ロープウェイ
眼下に広岳山麓駅の黒部平駅大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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丁度すれ違う立山ロープウェイ
立山ロープウェイ 乗り物
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イチオシ
美しい後立山連峰
こんなに軽装備で、こんなに素晴らしい景色を堪能出来るとは!
恐るべし立山黒部アルペンルート大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡
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さて、一般的にはここから立山トンネルを抜け室堂に抜けるのがゴールデンルートですが、今回は此処で折り返し
別世界の景色を堪能したので、再び立山ロープウェーに乗り、黒部ダムサイトに戻ります。
とは言え長くなってきたので、後は「その3」に続きます
※つたない文章&写真に最後までお付き合い頂きましてありがとうございました
引き続き「その3」もご覧頂くと幸いです立山ロープウェイ 乗り物
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