2019/11/24 - 2019/11/24
1452位(同エリア6057件中)
Rinさん
この旅行記スケジュールを元に
ウィーン観光2日目。
この日は1番余裕のあるスケジュール。
というか朝1番に王室礼拝堂のミサに行くのは決まっているけど他は特に決まった予定はない状態。
逆にいうと詰め込もうと思えばいくらでも詰め込める…(^_^;)。
いつもの一人旅ならきっと詰め込んじゃったと思うけど今回は両親が一緒なのでそうもいかない。
最初はこの日に自然史博物館か美術史美術館に行こうと思っていたけど今回の旅のテーマは「音楽」なのでそれもそぐわない。
調べてみると「古楽器博物館」という博物館が新王宮にあるみたいなのでそこを見学することに。
詳細は旅行記をどうぞ。
- 旅行の満足度
- 4.0
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-
この日は日曜日。
近くのカフェもお休みか開く時間が遅い。
のんびりブランチ出来るならそれもいいけど今日は朝から王室礼拝堂のミサに行くので無理。
って事で昨日のうちに買っておいた食材で朝ごはん。結構豪華でしょ?
3人でも食べきれなかったので残りは明後日の朝食に。
パンがびっくりするほど美味しかった!
スーパーで売ってたパンだけどそこで焼いてるパンだからかな?
この旅行記は
https://4travel.jp/travelogue/11578577
の続き。 -
ただマスカットは…甘いのもあったけどたまに酸っぱいのもあって色だけでは見分けがつかないからちょっとしたロシアンルーレット状態。
ちなみにヨーロッパで部屋に扇風機がある場合はクーラーがないってのが定説。
この部屋もきっとそうなんだろうなぁ。
今回は関係ないからいいけど。 -
このアパート3人でも十分な広さだし部屋の中の設備も充実しているけど4階でエレベーターがないのはちょっとキツイかな。
私はともかくちょっと膝の悪い母は特に辛かったらしく出来るだけ外に出るのは1回にしようとしていた。
一応予約する時に「エレベーターないけど大丈夫?」とは聞いたんだけどね。
予想以上に辛かったみたい。 -
そして8時にアパートを出発。
日曜の朝なので街は静か。 -
アール・ヌーヴォー建築の建物発見!
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こちらはアパートのすぐ近くのフォルクス劇場。
有名なフォルクス・オーパーと名前は似ているけど全く違う建物。フォルクス劇場 劇場・ホール・ショー
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ステキな建物を撮りながら王室礼拝堂へと向かう。
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しばらく歩くと新王宮前の広場到着。
天気はあいにくの曇り空。
まぁ雨が降っていないだけまだいいよね。 -
こちらが新王宮。
新王宮 城・宮殿
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でこっちが新王宮に入ってきた時の広場の入り口。
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こちらはさっきとはまた別の騎馬像。
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で、王室礼拝堂はどこだろう?
と思ってウロウロ。
この入口に入って行く人が見えたのでここかな?と思って行ってみるけど…なんか違う。
なんかみんな大きな荷物を持っている様な… -
入口の旗をよく見るとフィットネスって書いてある。
インペリアルフィットネスって…スポーツジムってこと!?
王宮内のフィットネスって!
なんて贅沢な(*_*)
オーストリアの歴代皇帝もまさか自分たちの居城内にスポーツジムが出来る時代が来るとは想像もしなかっただろうに…。
いやそういえばオーストリア皇后エリザベートは自分の部屋に運動器具付けてプチスポーツジム作ってたなぁ。
そこから発想して作ったのかな? -
さて、王室礼拝堂はどこかな?
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大きな広場に出た。
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広場の向かいにスイス門。
昔この門をスイス兵が守っていたのでこの名がついたんだとか。
門の向こうに並んでいる人達が。どうも王室礼拝堂はあそこっぽい。スイス門 建造物
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スイス門をくぐると十字架のある建物が。
あそこだな。
並んでいる人もいるけど入口は開いているみたい。 -
入口に今日のミサのポスターが貼ってあった。
今日のミサ曲はモーツァルト。
チケットは事前にネットで購入済みなのでその時に調べて今日の演目も当然知っていたけどそれまでモーツァルトがミサ曲を作曲してたなんて知らなかった。
レクイエムは…ミサ曲じゃないしね。 -
当日券を買い求める人も。
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8:30に着いちゃったのでまだ中には入れないみたい。
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しばらく待つと入口オープン。
チケットを見せるとこちらの階段から上がって下さい、とのこと。 -
王室礼拝堂は名前の通り王室の人たちのための礼拝堂なので王宮の中にある。
王宮といえば見事な階段。 -
照明や彫刻もさすが王宮といった感じ。
ミサだけでなく建物も楽しめるのはいいなぁ。
平土間の席だと直接礼拝堂に入るのでここは通れない。
そういう意味でもバルコニー席の方がおススメかも。 -
途中から木の階段に。
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要所要所に案内係の男の子がいてたけど中には日本人の子もいてた。
学生のアルバイト?と思ったらどうやらこの王室礼拝堂のミサの案内係は元ウィーン少年合唱団の団員だった子がしているみたい。
声変わりをしても関わりがあるんだ。 -
途中の通路には楽器やら音楽関連の展示がされているところも。
-
さて今回予約したのはこちらの3階席。
歌声が聞ければいいだろうと安めのお席にした。
1人18ユーロ。 -
席はこんな感じなので1番前以外はほぼ見えない。
でもTVモニターがあってミサの様子が映されているので特に問題なし。
歌声はしっかり聞こえるしね。 -
1番前の席の人が来ていない間に礼拝堂を覗いてみる。
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まだ開いたばっかりなのでほとんど人は来ていない。
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ミサの前に少年合唱団がリハーサル中でミサの前からたっぷりと彼らの歌声が!
少年合唱団はミサの間中3階席の後ろのエリアで歌っているので合唱団を見たいのなら実は3階席がベストだったりする。 -
立って歌っている子がソロの子だった。
ちなみに演奏はウィーン・フィル!
2日連続でウィーン・フィルの演奏が聴けるなんて贅沢!
9:15にミサがスタート。
ミサの間中合唱団は歌っている感じ。
モーツァルトのミサ曲は…全然知らない曲だった。
まぁ宗教儀式なので…正直退屈。
最後の方に立って周りの人と挨拶したりみたいなこともあったけどね。
そして最後はこの3階まで寄付の籠を持ってまわってきた。
ミサが無料なら当然寄付するけど…それなりの入場料払っているので寄付は遠慮させていただきました。
※写真はミサが始まる前の写真です -
そして最後はウィーン少年合唱団の子達が下まで降りて一曲披露して終了。
今は天使の歌声で世界中に知られるウィーン少年合唱団は元々はこの日曜の王室のミサの為に創設されたのでこれが本来の活動とも言える。
ただあくまで宗教儀式のミサなので合唱団の歌声を楽しむならどこかのホールでやってるコンサートに行った方がいいと思う。
ミサよりはチケット代は高いと思うけど。 -
1時間ほどのミサ終了後出口に向かう途中開いているドアがあったのでのぞいてみる。
-
部屋の棚には楽器が並んでいた。
特に説明は書いてないけど…今も使っているのかな? -
さてミサを終えて外に出るとちょっと天気がよくなって青空が見えていた。
こちらはオーストリア国立図書館の入口。
入ったことあるから今回はパス。オーストリア国立図書館 建造物
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10時を過ぎると急に人が増えてきた感じ。
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図書館の横のアウグスティーナ教会に行ってみたけどちょうどミサ中だったので見学は出来ず。
アウグスティーナー教会 寺院・教会
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ということで新王宮の方に戻る。
さっき通った時は閉まっておたお店も開いてる。 -
母がここでハガキを購入。
切手は売っていなかったのでまたどこかで買わなきゃね。
定番のアヒルがフランツ&エリザベート仕様で可愛かったので思わずパチリ。 -
ショーウィンドウの中央には有名なエリザベートの肖像画のポスター。
人気なんだなぁ。 -
次は古楽器博物館に行きたかったので入口を探してうろうろ。
ちょっとマイナーな博物館だから情報が少ないんだよね。
ここがなんとか辿り着いた入口。
建物の南側にあったですが -
入場券を購入してロッカーに荷物を入れて身軽になってから見学開始。
ロッカーは使用するのに1ユーロコインが必要だけど後で帰ってくる方式。 -
まずはエレベーターで一気に上まで上がる。
白大理石が美しいホール。
その名も「柱の間」。 -
ここはいくつかの博物館があるけど今回の目的はそのうちの1つ古楽器博物館。
ガイドブックには古楽器のコレクションって書いてあるのもあった。 -
案内図を見ると3階みたいだけど…どこ?
聞いてみるとこの武器博物館の奥らしい。
甲冑が並んでいるけど人がいないからちょっと怖い。
これ夜とかめっちゃ怖いと思う。 -
その奥に楽器がズラリと並ぶ展示室を発見。
ここだね。 -
ここは古楽器博物館という名前の通り古い楽器が展示されている博物館。
昔はあったけど今は使われていない楽器などが展示されている。
これもチェロによく似ているけど大きさがちょっと今のものと違う。 -
左の細い楽器はヴァイオリンらしい。
今と全然形が違う。
弦の数は一緒だけど。
右上はホルン。
今のものと管の曲げ方?が全然違う。
なんか持ちにくそうだ。 -
これはピアノかな?
鍵盤の数がずいぶん少ないけど。
小さめのピアノって感じ。 -
蛇の形の楽器もあった!
こういうのは初めて見た。
しかしこれは一体何の楽器? -
こちらの楽器で注目したのは…
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この持ち手部分。
なかなか見事な彫刻が施されている。 -
これはどう見ても飾り棚なんだけどよく見ると…
-
なんと鍵盤楽器。
ピアノ!
これにはびっくり。 -
宮殿とは言っても部屋自体は特に装飾はない。
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こちらは初期のアップライトピアノなんだそう。
ピアノは最初にあの大きな今で言うグランドピアノがあってその後こんな感じで狭くてもおけるアップライトピアノが出来たんだって。
今のピアノより鍵盤も少ないけどグランドピアノをそのまま上に持ってきたって形が面白い。 -
こっちはいろんな形のギターらしきもの。
この中で特に目を引いたのは… -
こちら。
双子のギター。
面白いけどこれどうやって弾くのかな?
楽器が2つ繋がってても弾く人が1人だったらうまく弾けないような…。 -
再び飾り棚と見せかけた鍵盤楽器。
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トランペットやトロンボーン。
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このピアノは今のピアノとあまり変わらないか
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持ち手の部分に顔の彫刻。
弦が6本ある。
形はヴァイオリンだけどギターに近い感じもする。
今ってギターは形いろいろあるし装飾とかもあるけどヴァイオリンはそういうのないよね。 -
これが全部ヴァイオリン。
細いのもいろんな形がある。 -
点字の楽譜。
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マリー・アントワネットの肖像画があった。
そういえばこの人も作曲とかしてたね。 -
この部屋は宮殿っぽい。
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これは…どういう楽器なんだろう?
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中央の肖像画はシューベルトの子供時代の肖像画。
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こっちのピアノは椅子に鷲が!
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シューベルトのデスマスクがあった。
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ここはピアノがズラリと並んでいる部屋。
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その中でもこのピアノはクララ・シューマンが楽友協会の小ホール、ブラームスホールのこけら落としで演奏した時のピアノ。
そんな歴史的なピアノが展示されていることに感無量。 -
ピアノの横にはブラームスの胸像があった。
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ハープ。
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これは何かな?と思ったらカルテット用の譜面台!
そんなのあるんだ。
これなかなか便利なんじゃなかろうか? -
ピッコロとフルート。
今はピッコロは木の物も多いけどフルートは金属製になっちゃってるけど元々は気でできてたんだよね。
だからフルートも「木管楽器」って言われてるんだよね。 -
オルガン。
-
この辺は現代のピアノだった。
これで古楽器博物館の見学は終了。
なかなか楽しかった。 -
大きなホールに出た。
古楽器博物館は新王宮の中の博物館。
なのでここは楽器とは全く関係ない展示。 -
さすが王宮だけあって階段がすごい!
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この辺りは武器博物館エリアなのか?
とりあえず下に降りてみる。 -
2階は世界民族博物館になっていた。
世界博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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なかなか面白そうなんだけど母が大分疲れているのでパス。
この博物館全部ちゃんと見るとなると丸1日かかりそう。 -
外に出るとお天気よくなってる!
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11590916
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