インドネシア　ジャワ島　プランバナン

2019/09/10 - 2019/09/11

2019年8月22日～9月19日にかけて旅行したインドネシア スマトラ島・ジャワ島のジャワ島プランバナンの旅行記。

ボロブドゥールからジョグジャカルタ経由でプランバナンへ移動。プラオサン寺院、プランバナン寺院を観光。

エリア プランバナン周辺(インドネシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボロブドゥールのバスターミナルからジョグジャカルタへ移動。
12:00に出発し、13:20頃にジョグジャカルタ北部のJombol（ジョンボル）・バスターミナルに到着。運賃は25000ルピア（約190円）。

ジョンボル・バスターミナルでトランス・ジョグジャという路線バスに乗り換え。バス乗場は専用のプラットホーム。プラットホーム入場時に係員に運賃を支払う。3500ルピア（約30円）。私の目的地はプランバナンで、直行バスはなく、中心街のマリオボロ通りで乗り換えが必要。係員に目的地を伝えれば、どのバスに乗り、どこで乗り換えればいいか教えてくれる。

ジョンボル バスターミナル バス系

ジョンボル・バスターミナルから2Aバスに乗り、マリオボロ通り北側のバス停（Halte Malioboro 1）で1Aに乗り換え。所要時間約20分。乗り換えの場合、追加料金を払わずバスに乗れる。
写真は、Halte Malioboro 1のプラットホームから見たマリオボロ通り。

Halte Marioboro 1で乗り換えた1Aバスは、ジョグジャカルタ空港経由で終点のプランバナンまで所要1時間弱。ここから約500mの「地球の歩き方」で紹介されているHotel Jaya kusumaへ。

Hotel Jaya Kusuma near Candi Prambanan Mitra RedDoorz ホテル

予約はしていなかったが、一番安い部屋、ダブル共同トイレ・浴室（シャワーなし）で80000ルピア（約610円）が空いていたので、その部屋にした。
写真は、フロントに置いてあった料金表。部屋にシャワーが付いている部屋で130000ルピア（約990円）。

部屋の中。2名定員なのでベッドはシングルベッドが2台。掛け布団はない。風力はないがファンも付いている。ファンはなくても寝られる気温だったが、蚊除けのために付けっぱなしで寝た。

共用のトイレ・浴室。左の貯水スペースに水を貯めて、トイレの水洗、水浴びに使う。

翌朝に行くプランバナン遺跡のチケット売場の場所を確認してから、徒歩でプラオサン寺院へ。宿からは3km弱の距離。

プラオサン寺院 寺院・教会

入場料3000ルピア（約25円）との情報があったが、徴収されなかった。

15:30過ぎに到着したが、仏堂の正面は西側を向いているので、ちょうどこの時間は順光で見られる。

仏堂にはレリーフと小窓が開けられている。

仏堂内には石仏が安置されている。

修復工事が行われているようだが、この時間には労働者は誰もいない。

敷地の北の端には石仏が多数、整然と並べられている。

石仏群の近くには小屋があり、ナンバリングされたレリーフや石仏が保管されている。今後、これらも修復されていくのだろう。

瓦礫が多く、修復にはまだまだ時間がかかりそうだ。

プラオサン寺院の道路を挟んで南側にも規模は小さいが寺院跡がある。

プラオサン寺院近くの集落にて。井戸水を汲んでいる。

宿への帰り道で通った集落にて。少年が家畜の世話をしている。

翌朝、6:00開場のプランバナン遺跡へ。チケット売場は宿からは徒歩数分の距離（宿の前の幹線道路を横断した先にある遺跡南側から敷地に入れる）。ボロブドゥール遺跡同様、外国人用チケット売場（入場口）は向かって左側、インドネシア人用は右側。

昨日ボロブドゥール遺跡に入場した際、ボロブドゥール遺跡とセットのチケットを購入済み（2日間有効）。料金は外国人料金で630000ルピア（クレジットカード決済で4908円）。
写真はインドネシア人用の料金表。ボロブドゥール遺跡とセットで75000ルピア（約575円）。これに比べると外国人料金は高過ぎだが、外国人からの観光収入を得る手段として、こういった政策もありだと思う。

ボロブドゥール遺跡同様、開場と同時に入場。ボロブドゥールではサンライズ見学入場者が先に入場していたが、ここでは一番乗り。

ロロ・ジョングラン寺院の正面から。プラオサン寺院とは逆に東向きなので、午前中が順光。ただし、日の出から時間が経っていないので、まだ日の当たり具合が弱い（これはこれでいいのだが）。

ロロ・ジョングラン寺院はヒンドゥー教の寺院。
右：ヴィシュヌ神殿、中央：シヴァ神殿、左：ブラフマー神殿。

シヴァ神殿の向かい側のお堂に安置されている聖牛ナンディー。シヴァの乗り物とされている。

シヴァ神殿の右下に観光客がおり、その巨大さが分かる。高さは47ｍとのこと。

シヴァ神殿のご本尊のシヴァの立像。

神殿の外壁には古代インド叙事詩のラーマヤナの場面も描かれているそうで、このレリーフは、その場面の一つと思われる。

これもラーマヤナの場面の一つか？

ロロ・ジョングラン寺院の北東側から。周辺には瓦礫が散らばっている。

ロロ・ジョングラン寺院の北部にある寺院巡り。観覧バスらしき乗り物があり、無料で乗れるらしいが、時間が早いからか、まだ運行していない。

ルンブン寺院。ロロ・ジョングラン寺院を見た直後なので、観光客目線では迫力不足。

続いて、ルンブン寺院のすぐ北にあるブブラ寺院。

ブブラ寺院からセウ寺院へ。来た方面を振り返ると向こうにブブラ寺院が見える。遺跡公園内は広大。

遺跡公園最北部にあるセウ寺院。ロロ・ジョングラン寺院からは25分程度で到着。正面となる東側が入場口。

レリーフの継ぎ目がかなりずれてしまっている。修復時に、別々のレリーフを構成していた石片を無理矢理一緒にしてしまった感が否めない。

修復作業の真っ最中。元にあった石を使うのではなく、新たに作り直しているようだ。

こんな感じで櫓を組んで修復している。

周囲に転がっている無数の石は、崩れたままになっているだけではなく、ある程度は整理され、修復を待っている。

このレリーフに合う石片は、まだ見付かってなさそう。

無数に散らばるペルワラ（小祠堂）の石片。周囲には240基ものペルワラがあったらしい。

セウ寺院の近くには遺跡公園の出口がないので、ロロ・ジョングラン寺院方面へ戻る。

敷地内の博物館に入場。

元々はかなり崩壊された状態から修復したようだ。

現在とは周囲の環境も全く違う。

再度、ロロ・ジョングラン寺院へ。観光客も増えている。

シヴァ神殿では、神殿の清掃が行われている。

命綱は付けているが、落ちそうになることもなく、器用に手足を使い、上へ下へ、右へ左へ移動しながら清掃している。

遺跡公園内の広場で、高校生だろうか、運動会みたいなイベントを行っていた。

有料区域だが、学校行事ということで、無料で入場しているのかもしれない。

チケット売場近くで、チケット代に含まれているドリンクサービスを利用。ホットティーかコーヒーを選べる。

出口はロロ・ジョングラン寺院の東側。ボロブドゥール遺跡同様、お土産屋がひしめき合っている地帯を抜けて外に出る。

食堂で昼食。Mie Ayam Bakso（チキンと肉団子のスープ麺）10000ルピア（約80円）にEs Juruk（オレンジジュース）3000ルピア（約25円）。

この地方の有名スイーツのバッピアを売る店があったので買ってみる。
直径5cm程度のもの20個入りで15000ルピア（約115円）。「パイ生地のような皮」と紹介されているが、このバッピアはしっとりとした皮だった。中には優しい甘さの餡が入っており、すごくおいしいものではなかったが、小腹が空いている時に2、3個パクつくにはちょうど良かった。