2019/08/26 - 2019/08/28
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fromatozさん
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2019年8月22日~9月19日にかけて旅行したインドネシア スマトラ島・ジャワ島のスマトラ島トバ湖の旅行記。
ブキッ・ラワンからトバ湖畔のパラパットへツーリストバスで移動。パラパットから定期船でサモシール島のトゥクトゥクへ。トゥクトゥクから徒歩でアンバリータ、トモクを周遊。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ブキッ・ラワンの旅行会社で予約したツーリストバスでトバ湖畔のパラパットへ行く。
安く行くなら路線バスでメダンに行き、バスを乗り換えてパラパットだが、時間的におそらく1日で行くのは難しいだろう(メダンで1泊)。メダンは大都市で観光したいとは思わなかったのと、日程を節約するため、230000ルピア(約1760円)と少々高かったが直行のツーリストバスを使った。
集合場所は、チケットを買った旅行会社の前だったが、集合時間の8:00の段階で旅行会社はクローズ状態。待っているのは私一人のみ。そして、8:00を少し過ぎてからお迎え担当が旅行者と一緒に歩いて来て、ツーリストバス乗場まで連れて行ってもらった。
ツーリストバスと書いたが、乗ったのはこの写真の車。 -
8:30過ぎに出発。11:00頃、この景色が見える場所で休憩。向こうに見えるのはシナブン山。この山は2010年に410年ぶりの噴火をして以来、度々噴火しており、2019年も複数回噴火している。この日は噴煙は見えず、小康状態のようだ。
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12:15頃、ブラスタギで昼食休憩。ここで、3人組の親子が降り、1人が乗った。
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トバ湖近くをパラパットへ向かう途中、地図アプリのMAPS.MEを見ると、今走っている道路沿いに何ヶ所か展望台のありそうな観光スポットのマークがあった。そこで、ドライバーに次の展望台で写真を撮りたいとお願いすると、意外にも断られた。それでも諦めず、1分だけと言うとOK。結局、同乗者が2人トイレに行ったので、数分滞在できた。
向こうに見える陸はサモシール島。サモシール島の向こう側も島を囲むように湖になっている(実際には地峡で区切られている)。トバ湖は、過去200万年で最大規模の噴火といわれる7万数千年前の火山活動で陥没した凹地に水が貯まったカルデラ湖。長さ約100km、幅約30kmで世界最大規模とのこと。ちなみに阿蘇カルデラは南北25km、東西18kmだそうだ。 -
16:15頃、パラパットの港に到着。実は、港から約2.5km離れたバスターミナルで降ろされると思い、バスターミナルで2日後のブキティンギ行きの夜行バスの予約をしようと考えていたので、バスの予約をどうしようか迷った。でも、降ろされた場所がHotel Bagus Innの前だったのだが、ここでブキティンギ行きのバスを予約できた。料金は350000ルピア(約2670円)。ただし、後述するが、かなりボラれた。
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パラパットからはフェリーでサモシール島のトゥクトゥクへ。フェリー代はブキッ・ラワン-パラパットのツーリストバス代に含まれているそうで、支払いはなし(Hotel Bagus Innで手続き)。トゥクトゥクで降りる港は宿によって違うようで(多分2ヶ所)、私はAgodaで予約しておいたBagus Bay Homestay最寄りの港で降りることになる(出航後、料金回収係に宿を聞かれる)。
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フェリーは16:30に出航し、17:00過ぎに最初の寄港地に到着。ここがBagus Bay Homestay最寄りの港だった。
Bagus Bay Homestayは港のすぐ右に見えるのだが、港と繋がってはおらず、一度、数分歩いた先にある幹線道路に出て、右折してすぐの場所にある宿・レストランの出入口から入った。 -
泊まった部屋はこんな感じ。掛け布団はなく、蚊帳が付いている。トイレ・シャワーは共用で76000ルピア(約580円)。
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Bagus Bay Homestayにあったフェリースケジュール。
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Bagus Bay Homestayはトバ湖に面した広場もあり、のんびり寛ぐにはいい宿かもしれない。この写真の画面外右側に港(といってもコンクリートの小さな桟橋があるだけだが)がある。
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Bagus Bay Homestay併設のレストランで夕食。
Ayam Ketchup 55000ルピア(約420円)という料理を頼んだ。Ayam(アヤム)はチキン。Ketchup(ケチャップ)は、トマトケチャップではなく、濃茶色のドロドロしたソースで、何の味付けかは分からなかったが、私には少し味付けが濃かった。
ドリンクはパッションフルーツジュース 15000ルピア(約120円)。酸味が強いが、私好み。 -
翌日、歩いてアンバリータという村へ行く。道中、特に見所はないが、ローカルな雰囲気を感じながら約3kmの距離を歩く。
写真の黄色い建造物はお墓のようだ。 -
屋根の両側が反り返っているのが、この地方の伝統的な建物の特徴。
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アンバリータの手前にトバ湖を眺められる場所があった。向こうに見える集落はアンバリータの一角。
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こちらもアンバリータの手前の場所から。道路にもあまり車やバイクが通らず、のどかな雰囲気。
ここから少し下った先で、日本語を少し話せる地元の人に声を掛けられる。日本の某企業のマスコットキャラクターが描かれたTシャツを着ている。話してみると昔日本で働いていたらしい。「地球の歩き方」によるとアンバリータで火曜日に露天市が開かれるとの情報があり、今日が火曜日のため、話ついでに聞いてみると、金曜日開催とのこと。がっかり。 -
アンバリータにあるHUTA SIALLAGANという遺跡広場入口。入場料5000ルピア(約40円)。入場料徴収係のおじさんが日本の軍歌らしき歌を歌ってくれたが、残念ながら私が知らない歌だった。
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伝統的家屋が並ぶ広場の中に200年前に作られたといわれる石のテーブル、イスがある。ここでは王やリーダー、占い師等が集まり会議が開催されたそうだ。
石の処刑台も残っているそうだが、どこにあるか分からなかった。
伝統的家屋は住居として使われているが、1棟だけ観光用に開放されていた。 -
アンバリータにて。鎖に繋がれた猫。この地域の風習ではないようで、鎖に繋がれた猫は、この猫しか見なかった。
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アンバリータのトバ湖畔。
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トバ湖畔近くの丘の上にも石のテーブル、イスがあった。その奥は墓地になっている。
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市場方面へ行くが、やはり市は開かれてなかった。市場の近くある中学校では回れ右とかしながら隊列を組む練習をしていた。
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授業が終わり休み時間になると、中学校入口近くにある屋台・東屋風の簡素な食堂に生徒達が集まってきて買い食い。10:00前でまだランチの時間ではないと思うが、麺類をがっつり食べる者も。こういった授業の合間や始業前、終業後に学校近くの簡易食堂・売店で買い食いしている光景は、旅行中、至る所で見られた。
私もここで麺類、テンペ(板状の大豆の発酵食品。納豆のような粘りや臭いはない)、ドーナツを食べた。量は少ないが10000ルピア(約80円)と地元価格。 -
中学校の先生に手招きされて行くと、ケーキで接待してもらった。メダンの大学から教育実習の学生が数名来ており、そのうちの一人の案内で授業風景を見学させてもらった。
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アンバリータからトモクという村へ未舗装の田舎道を歩いて行く。
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実はなっていないが、こちらはドラゴンフルーツ畑。
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学校帰りの子供達。インドネシアでは小学生も制服姿が多い。
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トバ湖周辺に住んでいるバタック族はキリスト教徒が多いため、教会をよく見かける。教会は鍵がかかっていて中に入れないものが多い。
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見所のない田舎道だが、大都会より田舎散策の方が私は好きだ。
唯一、放し飼いの番犬が珍しくなく、吠えながら目の前に迫ってくることがあるので、それが怖い(ベトナムで軽く噛まれたことがあるのでそれがトラウマになっている)。今回も1ヶ所、進行方向で犬がけたたましく吠える声が聞こえたので、別の道はないか探していると、英語の話せる地元の青年に声を掛けられ、事情を説明すると、噛まれることはないので、そのまま行って大丈夫と言われ、勇気を出して、もと来た道を進むと、犬がいなくなっていたので、安心した。 -
アンバリータから約6kmの道のりを1時間半くらいかけてトモクに到着。まずは食堂で腹ごしらえ。写真の料理が25000ルピア(約190円)。食事中に雨が降ってきたが、通り雨だと思い、食後しばらく待つがなかなかやまず。結局、2時間以上も食堂で待機した。
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トモクのメインロードでは同じ形の三角屋根の店が並んでいる。すぐ近くには港があり、パラパットへ行くフェリーが運航している。
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トモクの見所となる王家の墓や博物館へ向かう道は、お土産屋が並ぶアーケード街になっている。
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アンバリータ同様、バタック族の伝統的家屋が並んでいる。入場料はない。
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王家の墓。うーん、こんなものかって感じ。
この先に博物館があったが入場しなかった。 -
伝統的家屋の前で伝統的衣装を着て踊るのがここでの楽しみ方の一つのようで(多分有料)、インドネシア人のグループが流れてくる音楽に合わせ踊っていた。私はこの後、彼らのリーダー格の青年からスマホでの動画撮影を頼まれたので、撮影してあげた。
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トモクからトゥクトゥクへの帰路。水牛が道路を闊歩していた。インドネシアでは水牛を農作業で使っているので、水牛を見かけることは珍しくない。
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前夜に引き続きBagus Bay Homestay併設のレストランで夕食。
Chicken Steak with Salad 55000ルピア(約420円)。そして今宵も酸味の利いたパッションフルーツジュース 15000ルピア(約120円)。 -
地図アプリMAPS.MEを見ると宿の近くに展望が良さそうな場所があったので、翌日、7:00から朝の散歩へ。
トレッキング道への入口は、昨日トモクからの帰りに通った際、確認済み。 -
展望地への最後の登りは少し分かりづらい場所にあった。展望地への標識は特にない。おまけに天敵の番犬が吠える家の前を通らなければならなかった。
展望地は背の高い草地の丘の上。トバ湖が見えるが絶景という程でもない。 -
展望地からトバ湖と反対方面。昨日は向こうの山と農地との間にある道を歩いた。
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丘を下って戻ると、やはり先程の番犬に吠えられた。写真は番犬の子犬。吠えながら近付いてくるが、これくらいの子犬なら全然怖くない。母犬は小型犬で、吠え立てるが私を怖がっているようで、すぐ近くには寄って来なかった。
その先へ歩いて行くと、また遠くから犬に吠え立てられる。石を投げつけると逃げていったが、離れた場所で相変わらず吠え立てている。さらにその先でまた吠え立てる犬に遭遇。石を投げつけると、やはり逃げていったが、このまま先(アンバリータの手前に続いている)に行くのは不安になったため、諦めて戻ることにした。 -
丘を下りて、幹線道路沿いの食堂で朝食。ミー・ゴレン 20000ルピア(約160円)。
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宿をチェックアウトし、徒歩数分の港へ。10:45発のフェリーでパラパットへ行く。
番犬は吠え立てるが、その辺をうろついている犬に吠えられることはまずない。 -
10:45過ぎに出航。正面に見えるのはBagus Bay Homestayの敷地。
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フェリーはもう1ヶ所のトゥクトゥクの港に寄ってからトバ湖を横断し、11:35にパラパットへ到着。
フェリー料金の15000ルピア(約120円)は、航行中に回収係が来て払った。 -
パラパットの港のすぐ近くには市場がある。
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市場併設の食堂で昼食。Ikan Bakar(焼き魚)、菜っ葉、ライス(スープ付き)で30000ルピア(約230円)。
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今日はこの後、16:30集合の夜行バスでブキティンギへ行く予定。それまでパラパットの街を散策。港の先の坂を上り、南側の集落へ行ってみる。
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この集落にもフェリーの港があり、停泊しているフェリーの近くで子供達が遊んでいる。
集落の奥の方まで行ってみたが、これと言って興味を惹かれるものはなかった。 -
散策を切り上げ、暑いし疲れたのでB'Caro Coffee Shopというカフェでアイスコーヒー 8000ルピア(約60円)をいただく。アイスコーヒーは6000ルピア(約45円)前後で飲めることが多いが、そういったコーヒーは市販の1杯分の袋入りコーヒーの粉を溶かしたもので、ここのコーヒーはフィルターで漉して入れるタイプ。
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16:00過ぎとちょっと早いが、バスの集合場所になっているHotel Bagus Innから数軒港と反対側にある食堂で夕食。Mie Kuah 15000ルピア(約120円)。
この食堂に後から欧米人カップルが来て、話す。彼らもこの後ブキティンギへ行くとのこと。チケットの料金を聞いたら250000ルピア(約1910円)でここ(食堂と旅行代理店をやっている)で買ったとのこと。私は350000ルピア(約2670円)で買っており、この時は彼らとは違うグレードの高いバスだと考えていたが、実際には・・・彼らと同じバスだった。しかも、バスターミナルで買えば180000ルピア(約1380円)で買えることを、この後、知ることになる。
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