夕暮れ時の獅子舞谷の紅葉－2019年初冬

2019/12/04 - 2019/12/04

　獅子舞谷の紅葉を見て（https://4travel.jp/travelogue/11573375）、天園から閉鎖中のハイキングコースを通って明月谷に下りるつもりでいた。明月谷から上ってきて獅子舞谷に下りて来ている人の話では、倒木した木を1本潜りぬければ他は大した障害もないということである。あるいは、横浜自然観察の森から入って市境広場を通ってやって来ている大勢のシニアのグループにも出会った。
　ゴルフ場からの三差路前にあるトイレまで行くと勿論「ハイキングコース閉鎖中」の看板が立っている。しかし、この看板が気になった。引き返して獅子舞谷に戻り、永福寺跡から鎌倉宮に出て、街中を通ることに帰り道を変更した。
　獅子舞谷で油を売り、峠の茶屋跡でも油を売り、気付いてみれば弁当を食べそこない、既に2時半を回っていた。それだというのに、峠の茶屋跡に戻ると、看板を立てているボランティアの人がおり、またまた油を売ってしまった。陽も傾き、4時を回っていたのでもう下りる時間だ。そんな訳で、夕方の日没直前にまた獅子舞谷の紅葉を見て帰ることになった。
　日没前は富士山のシルエットがはっきりと見える。しかし、冠雪は分からない。また、紅葉も夕日で輝いて昼の色とは違って見える。そして、日没際には谷なので陽は次第に差さなくなって暗くなってくる。
　そんな中、獅子舞谷を上って来る男性がいる。「どちらまで行かれます？もう直ぐ日没になりますよ。」「市境広場から直ぐに下りるつもりです。」
　私も獅子舞谷入口の切通辺りからは足元が暗かった。亀ヶ淵奥の切通を出た辺りからはもう夕闇が迫りつつある状態である。果たして先の市境広場まで無事に着けたのであろうか。おそらくは町に下りたのは暗くなってからのことであろう。
（表紙写真は日没前の獅子舞谷の紅葉）

エリア 鎌倉(神奈川)

獅子舞谷下り口上段から見る富士山のシルエット。冠雪は見えない。

獅子舞谷下り口上段から見る富士山のシルエット。

獅子舞谷下り口中段から見る富士山のシルエット。

獅子舞谷下り口中段から見る富士山のシルエット。