ウズベキスタンに行ってみた！　⑤

2019/11/05 - 2019/11/12

11月８日（金）ブハラの気温は２℃～１５℃　天気は快晴
一日中ブハラの観光★
世界遺産ブハラ歴史地区観光の午前

ホテル ー カラーンモスク ー カラーンミナレット ー ミール・アラブ・マドラサ ー タキバザール ー アルク城 ー ボロハウズモスク ー 昼食

＊成田 ＝ サマルカンド ＝ シャフリサーブス ＝ ブハラ ＝ ヒヴァ ＝ タシケント ＝ 成田をＪ○Ｂのツアーで廻りました＊

エリア ブハラ(ウズベキスタン)

ブハラの宿はザルガロンプラザホテル

ロビーではウズベクおじさんがお出迎え

古くて立派なホテルだ。
中庭に面して部屋が並ぶ。
部屋は水圧が低い以外は全く問題ない。トイレにビデもついていた。
朝ごはんは美味しくコーヒーもドリップ♪
リフトはあるが、4人乗り。２階の部屋だったので階段を利用していた。
ツアーではホテルによってポーターサービスをつけてくれて階段しかない小さなホテルやリフトの少ないホテルも問題無しだ☆

ブハラ観光の１日がスタート。
カラーンモスクとカラーンミナレット
カラーン（カリヤン・キャノンとも表記）とは、”大きい”と言う意味だそうだ。
ミナレットの高さは４６．５ｍ。
シルクロードの商人たちは、このミナレットを確認しながらブハラを目指したそうだ。

一般的にモスクの近くには高い塔があるが、何のためにあるのか？ガイドのティムールさんに尋ねた。
イスラム教では１日５回の礼拝がある。その時間を知らせるためにこの塔を使うのが第一の目的だが、罪人を塔の上から落とし処刑する為にも使われた歴史があるとか。

同じ広場にカラーンモスクに面してミラ・アラブ・メドレセがある。
神学校として今も学生たちが学ぶ。

イエメンの聖職者ミラ・アラブによって1530年に建てられた。

朝の光によく映える青

美しい☆

そして、朝日に映えるミナレット

美しい☆

カラーンモスクに入る

青い門をくぐると２８８本の真っ白の柱が整然と並び白いドーム天井が連なる・・・
イスラム教の祈りの場で白って珍しいね。

その回廊を奥まで進み、中庭を望むとミナレットやミラ・アラブが朝日に光っている。

ブハラで一番大きなモスクで１万人以上入れるそうだ。

金曜日の礼拝とラマダンの時期は特に大勢の信者で賑わう

中庭で見る四方を囲むブルーのアラベスクもいいね～☆

礼拝の前にはここで身体を清めるそうだ。

足元は石。。。
礼拝時にはそれぞれ１ｍ位のマイじゅうたんを持ってきて、それを敷いてお祈りするのだとか。

あらかじめ絨毯が敷かれているモスクもあり、その場合は模様の間隔で一人一人のスペースが決まっているらしい。

ミル・アラブは学生が勉強してるので見学できない。

でも入口からちょっとだけ入って中庭を格子窓からのぞくことができる。

重い木の扉に１５３０年から神学校として歩み続けてきた歴史を感じる。

ブハラを代表する３つの建築物を見て通りに出ると遠くにタキバザールの丸屋根～♪

タキバザールは１６世紀初めは宝石の商いの専門的は要素が強かった。
周りには職人の仕事場や商店街があり、それぞれが小さな丸屋根になっている。

あ、このスザニやさん、、種類も豊富で良かったですよ☆

バザールの南側入口から見た可愛らしい丸屋根

買い物好きにはたまらない！！
自由時間をたっぷりとってもらいましょう★

この丸屋根の下に今は、スザニ、セラミック、香辛料、ウール製品、骨董品、土産物全般を売る店が並んでいる。

交渉は忘れずに！

北側の入口を出てこの青く古い建物のアーチをくぐるとトイレがある。
オバサンがいて 2000SOMだった。
高い！って入らない男性がいたが、15円と30円の違い・・・
ウズベキスタンでは金銭感覚が変わっててくる。

ガイドのティムールさんが店先の帽子をかぶって話すには、
「カツラじゃないです。夏用の帽子です。羊の毛で出来てます。
夏は４５℃～５０℃になるので。暑さよけです。」
と…
日本人の私達には？？？（ハテナ）がいっぱい！

次は、刃物やさんにみんなでお邪魔★
奥の釜で火をおこし鋼を打つんだな。

様々な刃物がある中で、”こうのとりのはさみ”はブハラ一押しのお土産だ。

多くの人達が買い求めていた。
サイズもいろいろ。布用、紙用、鼻毛用と、種類やサイズも様々に用意されてる。
全てケース付きで20ドル位から

しばらくの間タキバザールをぶらぶらし、スザニのバックをひとつ買った。

時間には正確な日本人。集合時間はみんな守る！
次にやってきたのは古代ブハラ発祥の地で王様がいた”アルク城”

紀元前4世紀頃からもうこの地にあったといわれる。

この城は何度も外敵に破壊されては立て直され、現在の城は18世紀のもの。
門の上に見える木の柱がある所では、大切な客人を楽器の演奏でもてなした。

昔の衣装を着た人形の展示が妙に怖い・・・

門をくぐり、城壁内の坂を登り切ると視界が開ける
白い建物は第１～第３夫人の居室だったところ。
今は土産屋になっている

城壁からブハラの街が見渡せる

モスクだったところ

モスクにはかならずある壁の窪み・ミフラーブもかなり豪華だ。

あの２階部分はハーレム

謁見の間

観光客が衣装を着て写真を撮ることができる（多分有料）

小さな子供たちも喜んで着ていた。
子どもはかわいい！

いくつかの資料室もあり、いろんな展示を見ることができる。
奴隷の部屋、囚人の牢、ハーレム女性の事や拷問など、暗い歴史も多いアルク城だが、帝政ロシアの侵攻にはタシケントやヒヴァのハン国が負ける中、ブハラは最後まで戦ったそうだ。

ブハラのアルク城　強く印象に残る城だった

一歩城から出ると安全で平和な日常を送る人々が行き交う
この城が今に伝えていることは大きい。

昔はこうしてラクダに荷物を積んで商人たちが行き来したブハラなのね

アルク城の前にあるのが”バラハウズモスク”

前に池があり、２０本の木の柱が４０本に見えるという、大変美しいモスクらしいのですが、周囲を公園として整備中☆

足元はガレキでガイドのティムールさん、木の枝をどかし道をつけてくれてたし…

池の水は抜かれてる～

しかも、現役のモスクとして使われてるからちょうどお祈りの時間でしてね。。。

あまりお邪魔しないようにそーっとそばを通らせてもらいました☆

さて、本日のお昼ご飯です！
バラハウズモスクそっくりのレストラン♪
”アマルハイム”

前菜はいつも野菜。
これが結構口に合う！

搾りたてのザクロジュースを飲んでみた！
すっぱい！体に良さそう。
日本のものよりかなり濃いのだわ。

野菜の具だくさんスープ
おいしい！

メインは「ウズベク風焼きうどん」
日本の感覚だと 汁うどんだぁ～
でも美味しく頂いたよ☆

午後の観光にむかうぞ！

⑥につづく