ナポリ＆近郊＋東シチリア島ドライブ＋マルタ島ドライブ旅行記 18日間【2】3日目（1）ポンペイ遺跡はすごかった。

2019/10/07 - 2019/10/07

海外はイタリアのローマに学生時代に行ったのが初めてでした。
何もかもが新鮮で、驚きの連続の日々でした。
社会人になって友人とバックパックを背負って
イタリアを周遊しました。
最高でした!(^^)!
イタリアは大好きな国のひとつです。
魅力的なイタリアに再び来れてワクワクがとまりません。

到着した日はポンペイ遺跡とエルコラーノ遺跡に行きました。
シチリア島とマルタ島で遺跡巡りをするので
ここでは遺跡はやめて他の見所に行こうかと思っていましたが、
でもポンペイ遺跡は世界遺産だし
とりあえずは行っとこうかってかんじで
それほど期待はしていませんでしたし、
下調べもあまりしてなかったのですが
いい意味で裏切られました。
行ってみてすごくよかった！
特に遺跡や歴史に興味がある夫婦ではありませんが
５時間近く滞在していました。
それでも時間は足りなかったかな。再訪したいくらいです。

★10月7日 （月）ナポリ　→　ポンペイ遺跡　→　エルコラーノ遺跡　→　ナポリ泊

日程
10月5日 （土）ポートランド　→　ニューヨーク（機内泊）
10月6日 （日）ニューヨーク観光　→（機内泊）
10月7日 （月）ナポリ　→　ポンペイ遺跡　→　エルコラーノ遺跡　→　ナポリ泊
10月8日 （火）ナポリ観光　→　プローチダ島　→　ナポリ泊
10月9日　(水）ナポリ　→　ソレント → ポジターノ →　アマルフィ →　サレルノ → ナポリ（寝台列車泊）
10月10日（木）カターニア　→　シラクーサ泊
10月11日（金）シラクーサ　→　ノート　→　モディカ　→　ラグーザ泊
10月12日（土）ラグーザ　→　ワインナリー　→　カルタジローネ　→　ピアッツア・アルメリーナ　→　エンナ泊
10月13日（日）エンナ　→　アグリジェント泊
10月14日（月）アグリジェント　→　ガンジ　→　チェファルー泊
10月15日（火）チェファルー　→　タオルミーナ泊
10月16日（水）タオルミーナ　→　カステルモーラ　→　カターニア　→　マルタ島泊
10月17日（木）マルタ島観光　マルタ島泊
10月18日（金）ゴソ島観光　　　ゴソ島泊
10月19日（土）ゴソ島観光　→　マルタ島泊
10月20日（日）マルタ島　→　コミノ島　→　マルタ島泊
10月21日（月）マルタ島泊
10月22日（火）マルタ　→　フランクフルト　→　サンフランシスコ　→　ポートランド

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝の8時頃にナポリの国際空港に到着しました。
入国審査を終えSIMカードを購入しようと
インフォメーションで購入場所を聞くと
9時からオープンの両替屋で購入できるとの事。
時計を見るとあと10分で9時なので待っていました。
ですが、9時になってもオープンしないのがイタリアってかんじ('_')
10分遅れでようやく窓口が開いて購入。30ユーロ。
日本語の説明書を渡され1時間たたないと使用できないって言われました。

10月7日のナポリの空港でのレートです。
両替はしていません。

空港でアルテカードも購入する予定でしたが
購入場所は10時からオープン。
市内行きのアリバス（Alibus）はアルテカードが使用できるとガイドブックに記載されていたけど
（使用できないという情報もあり）
10時まで待つのは時間がもったいないのでアリバス（Alibus）に乗車しました。
空港内の自販機で乗車券は購入できますが
バスの運転手さんからも購入できました。
1人5ユーロです。

ナポリは生憎の雨で肌寒い。

バスは中央駅に到着しました。
ナポリの中央周辺は治安が悪い。
雨でしたし荷物を持ったままカメラを出すのが怖かったので
写真は撮影していません。

写真は翌日に撮影したホテルの看板です。

宿泊したホテル「NEW　SAYONARA」。
明後日に23時55分発の寝台列車に乗車するので
駅から近い事、24時間対応のフロント、荷物預かりが可能な事
価格が安いという事で選びました。

ホテルの入口はわかりにくいと口コミが多かった。
ひとつのビルの中に他のホテルやB&Bも入っているので
確かにわかりにくい。
１階でタバコ休憩をしていている人がとても愛想がよく
どこに行きたいの？って声をかけてくれました。
３階だよって教えてくれました。
リフトがあるのですが、これが古くてちょっと怖かった。
ヨーロッパってかんじですけどね。

スタッフの女の方はとても愛想がよくて親切でした。
「チェックインには早すぎるわよ～」
部屋には入れませんが
荷物を預けポンペイ遺跡の行き方を教えてもらいました。

中央駅でカンパニア州全域
3日間交通込みのアルテカードThe whole Region 3 daysを購入します。
インフォメーションで購入場所を聞き
32ユーロ（１人）でクレジットカードで購入出来ました。
最初の2箇所は入場無料（指定の美術館、遺跡など）
3カ所目から入場 50%オフ。州内の公共交通網無料乗車できます。
カードは一枚で交通機関も各入場料金も共通です。

ポンペイへはヴェスーヴィオ周遊鉄道の始発駅から行くつもりでした。
ナポリ中央駅(Napoli Garibaldi)はめちゃくちゃ混むと聞いてたので
始発駅から乗車して座っていく予定だったけど
雨が降っているのし始発駅まで行くのが面倒になったので
ナポリ中央駅(Napoli Garibaldi)から行く事にしました。

空港で購入したSIMカードが作動しないのでネットがつかえない。
中央駅に行くまでさ迷ってしまった。

アルテカードで乗車するのでキップの購入は不要。
今から3日間カードを活用します。
開始日の日付けは機械が読み取りました。

ナポリ中央駅(Napoli Garibaldi)からたくさんの人が乗車するので
座れませんでした。しばらくして
「スリだ！」
車内から叫び声が聞こえました。
物騒だなあ('◇')ゞ
バックをギュッと握りしめました。

乗車時間は40分ほど、途中で座る事ができました、

Pompei Scavi Villa Dei Misteri駅に11時に到着。

やっぱりここも雨か。

駅からはすぐ近くです。
１、2分で入口に到着します。

入場料金は15ユーロ。
アルテカードを使用します。
4月から10月末は9:00～19:30（入場は18:00まで）
日本語の地図もあるようですが
この時はなかったので英語の地図をもらいました。

いきなり凄いです。

ポンペイは79年の8月24日にヴェスヴィオ火山の噴火によって、
街ごと火砕流に飲み込まれて消滅した古代都市の遺跡です。

「マリーナ門」を通り抜けます。

両脇が歩道、中央が馬車道
雨が降っているので地面が滑りやすいので注意が必要。

傘をさしての見学。

広さは東京ドーム約65個分。

入口近くを無計画に回っていたのですが
隅々まで見て回ろうと思うと1日では足りないだろうと思い
地図で場所を確認しながら見所を目指して見学する事にしました。

「バシリカ」

裁判や重要な商品取引場として利用していた建物。
ポンペイの建築物の中で一番古いものであろうといわれています。

「大劇場」
雨でもたくさんの観光客がいます。

ポンペイは最盛期には人口が2万人ほど住んでいたとも言われています。
5000人が収容できる大劇場。

ポンペイ遺跡って座って休憩できるベンチなどなかったと思う。
ここの劇場が休憩ポイントかも。

この先は、

「オデオン座」
音楽堂です。

おもしろい顔のおじさんがいるよ～

個人主義の夫婦。
自分のペースで歩き、気が付いたら
あれ、旦那（妻）いないじゃん、
どこに行ったんだろう。
まあいいか～
とお互いを探す事もなく気にせずに自分のペースで観覧を続ける。

不思議といつのまにか合流している。

「アッボンダンツァ通り」にきました。

活気のある商店街の並んでいた主要道路です。

「ステファノの洗濯場」

洗濯場かな？

「アッボンダンツァ通り」

古代からの水汲み場でしょうか。

見所はこのようなパネルがあります。

「ララーリオのテルモポリオ」

居酒屋の最大規模がここです。
ポンペイではワイン造りも盛んだったらしい。

商業とワインの神、店主の守護神などが
フレスコ画で描かれています。

こちらの家を見学しながら通り抜け

ザクロの木
食べごろかな。

古代の人も食べたのかな。

「円形闘技場」

ポンペイ遺跡の一番東側に位置する闘技場

客席部分は芝生になっています。
2万人も収容できたそう。

客席に座って休憩しようかと思ったが
客席は立ち入り禁止。

「円形闘技場」の
近くの建物には展示品が少しありました。

「メナンドロの家」
浴場をもつ豪邸です。
当時の優雅な生活がみれます。

こちらは係の人が入場制限をして時々扉を閉めていました。

フレスコ画が綺麗に残ってますね。

何時からか忘れましたけど
公開時間が決まっています。
途中から門が閉まってしまい見学できません。

要注意です。
見学を終えて次へ。

ポンペイ遺跡内

壺。
その奥の石臼からはパンが製造されてた。

竈は
あちこちありました。

「イシス神殿」
女神イシスにささげられたもの。

女神かしら。

「スタビアーネ浴場」

浴室があります。

お湯を入れたら今でも入浴できそうだわ。

これは何だろう。

室内の装飾。

これも浴室だったのかしら？

ガイドがいないので
何かわからないところもありますが
古代の生活を想像しながら見学しました。

石膏で作られた遺体像。

「フォロ周辺」

晴れてたら
ヴェスヴィオス火山が一望できますが
今日はこんなかんじ。
この山が噴火してポンペイは埋まりました。

天気は悪いですが
雨は止んだのでよかった。
しかし、想像以上に広い遺跡です。

旦那さんから休憩しようと提案が。
そうだよね。ずっと無我夢中で歩いてた。

遺跡内にフードコートがあったので入ってみました。

美味しそう。

９ユーロのセットメニュー。
ピザとコークとポテトです。
味は普通。

休憩を終えて観覧再開。

「悲劇詩人の家」

「猛犬注意」というモザイク。
現代のポンペイ遺跡は野良犬ちゃんがウロウロしてましたよ。

「フォロの浴場」

水盤中央の穴からお湯が沸き出て、
それで顔や体を洗ったそうです。

天上も美しい。

「ファウヌスの家」
像はレプリカです。
本物はナポリの国立考古学博物館に展示されています。

ポンペイで最大級の個人住宅。豪邸ですね。

談話室の床には巧な彩色モザイクが施されています。
これもレプリカですが、、、

ここはどこだったかなあ。

ポンペイ遺跡は中まで入れないところも多い。

のぞき込む。

「ヴェッティの家」

ここも中までは入れなかった。
入口から観覧。

壁の絵は生殖の神
「プリアポス」

ここもどこだったかな。
綺麗だなあ。

遺跡から少し離れた場所にある「秘儀荘」へ。

この石畳みの道は運動不足の私にはきつかった。
次の日は筋肉痛になってたわ。

「秘儀荘」

外観からレストラン？って思ってしまった。

内装

「ディオニュソス秘儀の図」
29人の人物が描かれています。

「ポンペイの赤」と呼ばれています。

鮮やかですね。

見学を終えて出口へ。

途中、フォロ周辺でまだ観てなかった場所へ。

「アポロ神殿」

アポロ神を祭っていた神殿

いつも遺跡に行く前は
歴史を調べたり
見所の下調べをした方がいいと思うけど
みてないので
見逃しているところも多いかも。

ガイドがいる方がいいな。

石柱が綺麗です。

ポンペイ遺跡の見学は終了。

まだまだじっくりと回りきっていないのですが
それでも5時間近くかかりました。
次に行きます。
出口へ

他の見所の写真もたくさんありますが
これどこだったけ？
ってのが多すぎで整理できず。

次はエルコラール遺跡へ行きます。