2025/04/20 - 2025/04/20
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この旅行記のスケジュール
2025/04/20
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電車での移動
Tanhung Karang-Kertapati
この旅行記スケジュールを元に
2025年4月の乗り鉄旅は、コロナ前から温めていたプラン、スマトラ島南部の路線へ行ってきます。
インドネシア・スマトラ島は、南部パレンバン、中部パダン、北部メダンの周辺に路線が分かれていて繋がっていません。このうち南部の区間に乗ってみます。
Bandar Lampungで一泊し、1日かけてPalembangへ列車で移動します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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一夜明けたBandar lampung、雨は上がっています。
6時過ぎに起き出し、支度して宿を後にします。 -
朝早いのですが、何故か道を走っている人がとても多い。それを撮影するカメラマンも至る所にいます。マラソン大会か何かを開催している?
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駅近くの交差点に聳える塔、バンダルランプン戦闘記念碑です。
侵略の歴史を記憶するものだそうです。そういえば似たものがペカロンガンにもありました。 -
まず駅へ行き、キオスク端末でチケットを引き換えます。
tiket.comというアプリで予約済み。パレンバンのKertapati駅までエコノミーで300円強でした。
9時間乗って300円。お得?です。 -
駅前に、リヤカーに繋がれた猿がいます。餌は貰えているようなので飼われているのだと思いますが、動ける範囲が狭くてちょっと不憫です。
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駅前には緑色のモスクがあります。何かを詠唱する声が聞こえます。
イスラム圏にいることを改めて認識させてくれます。 -
空腹なので、モスクの前で店を出している屋台で朝ごはんにします。Bubur ayam、鶏のおかゆです。
余禄に預かる算段の三毛猫氏が大人しく待っています。 -
香りのある野菜と醤油の様なタレ、それに裂いた鶏肉が載り、最後にせんべいがトッピングされています。
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優しい味で染み渡ります。お茶も出してくれて10,000ルピア。モスクの前を走り去るランナーさんを眺めながらいただきます。
店の兄さん、日本の食べ物に興味があるらしく、お茶や焼きそば、おにぎりを知っていました。 -
ついでに、小腹が減った時に備えて駅前の屋台で揚げパンも買っておきます。
あとで車内で食べましたが、モチモチで非常に美味かったです。 -
発車時刻の0830が近づいてきたので構内に入ります。広い構内です。
パレンバンまで行く旅客列車は昼行の1本しかありませんが(途中のBaturajaまでの区間列車がもう2本あるようですが詳細不明)、貨物列車はたくさん走っています。
旅客営業の南端であるTanjungkarangより南にも路線があるようで、貨物列車が通過していきました。
以前は夜行便もあり、コロナ前に立てていた計画では夜行便を利用する予定でした。 -
先頭は赤いディーゼル機関車です。白くないのは何か理由があるのでしょうか。
6両の客車では荷が軽そうです。 -
なお、この列車はエコノミー席しか繋いでいません。ボックスートに腰掛けてKertapatiまでの9時間余りを過ごします。
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貨物列車と頻繁に離合します。積荷は鉄鉱石か石炭か、背は高いが屋根はないような貨車です。
しかも、見かける列車全て機関車は重連、60両くらいの貨車を牽いているという。
交換のための信号場もたくさんあります。部分的に複線化もされているようです。思っていたより遥かに高規格な鉄道です。 -
Waytuba駅です。交換待ちでしばらく停車。タバコを吸いたい男性陣がこぞって出てきてホームで吸っています。
割と喫煙率が高い印象のインドネシア、車内が禁煙なのは守られているようです。 -
対向列車は貨物列車、おぉ、なんと3重連です。萌え。積荷は石炭に見えます。
豪壮な3重連のエンジン音が辺りに響き渡ります。
機関士さんが声をかけてきました。「どこから来た?」「日本だよ。機関車デカいね」「おおそうか ニヤリ」 -
何本すれ違ったか忘れてしまうほどの頻度で貨物列車とすれ違いますが旅客列車は一度きり、居眠りしたり車内を散策したり停車駅でホームへ出てみたり。
Lubuk Linggauへの路線が分岐するPrabumulih駅に到着、お洒落な駅舎です。また小休止でタバコタイムしている人がたくさんいます。
駅名標の記載によれば、Tanjung karangから311キロ、kertapatiまで78キロとのこと。 -
定刻よりやや早く、1730にkertapati駅に到着!9時間は流石に疲れました。意外にも乗り通す人の多いこと。向かいに座っていた若者や隣の親子など、Tanjung Karangで近くに座っていた人の多くがここまで一緒でした。
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頭端式ホーム、発着する列車がごく少ないので、列車別にホームを使い分けているようです。
10番線って。。。裏手の荷役線も含んでの数かな? -
Kertapati駅の正面には川が流れています。Ogan川かな?広い川幅で水量も多く、船着場があるので舟運もあるようです。
パレンバンの市街地から数キロ離れているこのKertapati駅、位置が中途半端なのはこの川を渡れなかったのでしょうか。
舟運があるとなると、重い列車を通す上に舟運のためのクリアランスも必要な橋を架けるのは大変そうです。
もっとも、貨物主体であるならば船への積み替えがしやすい立地であることの方が良いでしょうから、意図してこの位置にしたとも思えます。 -
パレンバンにはLRTが走っています。が、終電が19時前後と早いようなので、急いで行ってみます。gojekのライダーさんの後ろに乗ってpolresta駅へ。
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Polresta駅から近い方の終点、DJKA駅まで乗ります。パンフレットがあったので頂いてきました。運賃は5,000ルピアです。
なお、券売機はないので窓口でチケットを購入、QRコードで改札を通過します。 -
立派な高架駅です。やってきたのはジャカルタLRTに似た3両編成の電車。混んではいないものの程々にお客さんが乗っています。
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LRTパレンバンの時刻表です。朝は6時前から列車があるのですが、夜は20時くらいに終電を迎えてしまいます。
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DJKA駅はやや離れたところにショッピングモールがあるようで、長い長い通路が彼方のモールまで延びています。
もう少しモールの近くに駅を作れなかったのかな。。 -
折り返してCinde駅で降ります。辺りに開いているお店が全くなく不気味な一角でしたが、北の通りはやや賑やかで飲食店が出ています。お腹が減ったのでご飯にします。
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道端の屋台に入ります。言葉は通じませんが、向こうからアヤム?言ってくれてそれでお願いします。アヤムが鶏なのは知っているので、鶏料理なことは辛うじてわかります。
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しばらくして揚げたチキンレッグが出てきました。表面はカリカリですが肉は柔らかく、味が少しついていて美味い。サンバルっぽいソースをつけるとピリ辛です。
謎の円形の食べ物は豆が原材料な気がするのですが正体がわからず。
厚揚げは、うん、厚揚げの味。安心の風味です。美味しゅうございました。
20,000ルピア。 -
今晩の宿は『SUPER OYO 91805 Hotel Wisma Bari』です。booking.comで予約、1,000円ちょっとでした。裏通りにあり辺りは薄暗いです。
フロントに人がいてホッ。 -
シングルルーム、エアコンあり。タオルもあって、昨晩の宿より安いのに設備が充実。近くにコンビニもあります。
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清潔なシャワールーム、なんとお湯が出ます。虫もおらず快適です。
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インドネシアではお酒は手に入りにくいので、コンビニで買ったこちらの謎ジュースで喉を潤します。
列車に乗っていただけなのに、何やら昨日より疲れました。。。
インドネシアが資源の豊かな国であるということが改めてよくわかった1日でした。
明日はLubuk Linggauへ向かいます。
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