2019/01/02 - 2019/01/02
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ウェンディさん
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2018年の年末旅は娘の成人を祝う旅。
二十歳を迎えた娘への母からのプレゼントは、旅。
どこがいい? どこへ行きたい?
娘の応えは、最初から1つだけ。
私の行きたい場所は、モロッコ。
だけれど、モロッコは6年前にも旅をしている。
だから、今回は、私の知らないモロッコを味わいたい。
モロッコといえば、サハラ砂漠に駱駝、それにアラビックな古い町並みが有名で、どこの旅行会社のパンフレットを見ても、いかにもモロッコ的なインスタ映えしそうな典型的な観光地を駆け足で巡るルートばかり。
でも、娘が望んだのはそのような旅ではなく、彼女のためだけに組まれたオリジナルの旅・・・。
ここは、母の旅力の見せ所。たいした取り柄のない母だけど、旅に対する情熱は人一倍。
そんじょそこらの女子大生では経験できないような、心にガツンと来る旅計画を作ってしんぜましょう。
そう決めた母が、半年をかけて練ったモロッコ9日間の旅。
モロッコ北部の古都と砂漠を9日間で巡る旅ですが、その内容は既成ツアーとはひと味どころか六味も異なる濃厚なプランニングとなりました。
1.古都フェズでは、モロッコの伝統的な貴族の邸宅;リアドに宿泊
それも、二つ★と四つ★の両極端のリアドで100年前の建築美を味わう夜
2.シャウエンではのんびり1泊2日で、青の世界にドップリ浸かる
3.砂漠までの移動日だって無駄にはしない
日本にいては味わえないアクティビティが盛りだくさん
4.砂漠の畔のリアドでのアラビアンな一夜と、現地の家庭でのウルルン体験
昔ながらの村のお宅にお邪魔して、
更に小学校での女性学級に参加し、現地女性と一緒にアラビア語の猛特訓
5.もちろん、駱駝での砂漠散歩は欠かせないアクティビティ
3回は乗らなくちゃね
6.砂漠での1日はノマドの村へ
ノマドのご家庭にホームステイし、遊牧の民と暮らしてみる
我ながら、なかなか奔放かつディープな内容のプランとなり、娘がついてこられるかが不安でしたが、さすが私の娘。
いえ、すべてを笑顔で受け入れる懐の広さは、私以上の度胸の持ち主かもしれません。
娘と二人で旅したディープなモロッコ旅、6日目の旅行記です。
☆★☆2018年末-2019年始 アダルト娘と旅するモロッコ☆★☆
【1】別室連行から始まるモロッコ旅:https://4travel.jp/travelogue/11441497
【2】知られざるフェズを探して:https://4travel.jp/travelogue/11445658/
【3】青の絶景に瘴気の谷を見た:https://4travel.jp/travelogue/11459763
【4】もふもふ ネコ歩き:https://4travel.jp/travelogue/11461954
【5】黄金の野獣と・・・:https://4travel.jp/travelogue/11548820
【6】砂漠の一夜はLuxury♪:https://4travel.jp/travelogue/11556861
【7】ディープに味わうモロッコ:https://4travel.jp/travelogue/11624159
【8】星降るサハラ:https://4travel.jp/travelogue/11626421
【9】ノマドのオンナ:https://4travel.jp/travelogue/11635130
【10】砂漠の料理教室:https://4travel.jp/travelogue/11670909
【11】真夜中のTea Time:https://4travel.jp/travelogue/11675222
☆★☆ 旅程 ☆★☆
□12/27 成田空港発22時のエミレーツ航空でモロッコへ
□12/28 カサブランカ空港着13時 モロッコ国鉄でフェズへ移動
□12/29 フェズ1日観光
□12/30 シェアチャーター車でシャウエンへ シャウエン観光
□12/31 シャウエン観光 シェアチャーター車でフェズへ
□1/1 モアイワン・アトラス山脈を越えてメルズーガ砂漠へ
■1/2 朝の砂漠散歩と化石探し
地元の暮らしを体験し、駱駝で砂漠の真ん中へ
□1/3 ノマドのお宅にホームステイ
□1/4 駱駝で砂漠を縦断し、Ziz谷へ
□1/5 エルラシディア空港9時のモロッコ国営航空でカサブランカへ
カサブランカ空港15時発のエミレーツ航空で日本へ
□1/6 成田空港着17時半
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
-
モロッコ旅6日目の1月2日の朝。
私が目覚めたのは、砂漠のほとりの宿(Riad Madu:リアド マドゥ)の一室。
起床は6時半。
冬の朝6時台は、モロッコではまだ夜も明けぬ時間帯。
ホテルの中も外も真っ暗の世界だ。
朝7:15。
静かに着替えた娘と私はそっと部屋を抜けだし、ヘッドランプの灯を頼りに闇の中へと足を踏み出した。
部屋のテラスからは見えるのは、ゆっくりと夜が明け始めた空の姿。
ホテルの目の前に連なるサハラの砂丘のシルエットが夜明けの薄明かりの中に、ぼんやりと浮かび上がってきた。 -
ヘッドライトで足元を照らしながら、シルエットとして見える砂丘に向かって歩く。
しばらくして後ろを振り返ると、夜が明け始めた町;メルズーガの姿が浮かび上がっていた。
三日月のお月様のすぐ上には明けの明星の姿。
砂漠の冬の朝は冷え込みが厳しいが、その分、空気が澄んでいる。
日本ではまず見ることのできない三日月の隠された円形の影が、うっすらと夜空に浮かんでいた。 -
イチオシ
宿があるのはサハラ砂漠(メルズーガ砂漠)の畔。
目の前には、しなやかなラインを描く砂丘が広がってはいるが、宿から砂丘までの距離は決して近くはない。
昨晩、私たちの旅の道案内であるハミドに宿から砂漠までの距離を確認したときは「20分くらいかな?」と言われたのだが、宿から10分歩いても、砂漠の砂丘はまだまだ前方。 -
私たちがこのあたりの地理に明るくなく、目で見える方向と感だけで歩いていたので時間がかかったのかもしれないが、砂漠では、近くにあるように見える物体までの距離は頭で感じている以上に離れているらしい。
-
砂丘の足下へとたどり着いたのは、宿を出発してから30分後の7:45。
日の出はまだだったが、周囲は明るくはなってきたので、ヘッドライトのスイッチはOffに。
明るくなりかけたサハラの砂丘を上り始める。 -
サラサラとこぼれ落ちる砂丘の砂。
サハラの砂はまるで水のよう。
足を一歩ふみだしても、滑り落ちる砂に足を取られ、砂丘に着いた足底は半歩くらい後方へとずり落ちる。
砂丘を上るのは平地を歩く時の何倍も体力を必要とし、気力をも失いそうにもなるのだが、朝の砂漠歩きには楽しいこともある。
それは、砂漠で活動する生き物の痕跡を見つけること。
朝の砂漠には足跡がたくさん。
この不思議な模様のデザイナーは、蛇。
砂漠の蛇は毒がないものが多いそうだが、それでも毒を持つものも生息していて、その代表格がサハラツノクサリヘビ。
サハラツノクサリヘビの毒は最強ではなく噛まれても一撃であの世へとオサラバとはならないらしいが、その毒はマムシよりも強い毒素を持つので、蛇の痕跡を見つけたときには要注意。
特に砂漠の中の小さな茂みの中などでは、蛇が待ち伏せをしていることが多いらしい。
もっとも、砂漠の朝は気温が低く、砂の温度は10℃以下。
蛇の活動性もにぶっているので蛇に襲われる心配は少ないとは思う。 -
こちらは砂漠ウサギの足跡。
ウサギといえば草原の中の小さな哺乳類のイメージだが、砂漠にもウサギはいる。
草原で見かける野ウサギとは少しタイプが違うということだが、基本的な足の運び方(跳び方)は一緒のようだ。
早朝なので野生の生き物に出会えるかと期待したのだが、残念ながらその姿を見ることはなかった。 -
この日、私たちが早起きして砂丘を目指した理由は砂丘から上る朝日を見るため。
砂丘の麓から上り始めて10分が経過しても、なかなか砂丘の上には辿りつかない。 -
朝8:13
宿を出発してちょうど1時間歩いて、ようやく砂丘のトップへと到着した。
砂丘の上へと立つと、あたりは見渡す限りの砂の山。
6年ぶりのサハラ砂漠。
その景色に変わりはない。
朝日は・・・というと、まだ砂丘の下。 -
でも、すぐに東方向の砂丘に光の点が現れ、その光は徐々に輝きの強度を増していった。
-
8:15 サハラの日の出だ。
砂丘の頂上に到着して、2分。
ジャストタイム・・・といえば聞こえはいいが、日の出ギリギリの到着だった。
宿を出発するのがあと5分遅かったら、この場所での朝日は見ることができなかっただろう。 -
イチオシ
朝陽はゆっくりとその高度を上げ、ダークな茶色に見えていた砂の色は、朝日のオレンジ色へと変わっていく。
モロッコ・メルズーガ砂漠での宿、どこを選ぶ? by ウェンディさんメルズーガ大砂丘 (サハラ砂漠) 砂漠・荒野
-
砂は周囲の音を吸い込み、砂漠の中は無音。
聞こえてくるのは娘と私自身の呼吸音だけ。
朝のサハラは静寂の地だ。 -
10分くらい朝日が照らし出す砂漠を堪能したら、宿へと戻る時間。
周囲が明るくなった帰路は、砂丘に作り出された砂の文様;砂紋を探しながら歩く。 -
帰路は砂丘を下るだけなので、足取りも軽やか。
砂丘を走るように滑り降りる。
砂紋ができる場所。
それは、砂丘の頂上部分ではない。
砂丘の頂上;砂丘の傾斜が急な部分では絶えず風が吹き、砂はサラサラと滑り落ち、美しい砂紋のラインはそこには留まることができない。
砂紋が美しく残るのは砂丘の頂上や中腹部分ではなく、砂丘の麓のあたりだ。 -
砂漠からの帰り道に、ラクダのキャラバン隊と遭遇。
キャラバン隊といっても、昔のように砂の海を渡る行商人ではなく彼らは観光の方々。
どうやら私たち同様に早起きをし、朝日を見に砂漠まで出かけていたらしい。
その服装は、真冬用のダウンにマフラーの重装備。
私たちは歩きだったから朝の往復2時間の散歩で体もぽかぽかだが、
朝の気温が0℃近くまで下がる砂漠での駱駝乗りは、かなり体も冷えたことだろう。 -
娘と私の前を横切り、静かに進む駱駝のキャラバン。
-
イチオシ
その情景に、現在ではもう見ることのできない、失われてしまった遠い昔の光景が重ね見えた気がした。
-
イチオシ
朝、宿を出発して2時間後の9:15。
リアドに帰り着いた。
空には朝日の余韻はもう残っておらず、クリアーな青い空。
朝食の時間なのはわかってはいたが、朝のこの静寂な景色を味わいたくて、娘と共にリアドのプールサイドへ。
冬の朝の冷え込みは厳しいがその分、空気は澄んでいる。
日中になると気温が上昇し、天には水蒸気や砂塵が舞うので、空の色はなんとなくぼんやりとした色になりがち。
だから、このきれいな空を味わえるのは朝のひとときだけ。
娘と共にのんびりとした時間をシェアする -
私たちが砂漠の畔で宿泊した宿;リアド・マドゥ(Riad Madu)があるのは、メルズーガの町の隣村ハシラビート(Village Hassi Labied)。
メルズーガ砂漠の中でもほかのホテル群とは少し離れた、砂漠の一軒宿だ。
広い中庭を取り囲む回廊状に客室が配置されている。 -
娘と私の部屋は中庭の奥にある離れ二階のSuite Roomで、この宿に2部屋しかないSpecial Room。
モロッコ旅では手配会社の力量や顔の広さが宿の部屋選びにも関与してくるのだが、ソレは砂漠地帯でも変わらずで、友人の幅が広いハミドが案内してくれた今回の砂漠旅では、どこの宿も一番眺めの良い部屋を私たち準備してくれていた。 -
一般的なホテルのスィートと比較したら、リアド・マドゥのスィートは設備も部屋の広さも全く比較にはならないのだが、モロッコの砂漠地帯で、これだけのお部屋を準備してもらえたら、もうソレだけで十分満足。
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広く、寝心地のよいベッドにゆったりと過ごせるリビング・スペース。
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精巧な細工のモロカンランプが作り出す幻想的な陰影。
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広いテラスからは、メルズーガ砂漠の砂丘と星空が一望できる。
娘の記憶の中での砂漠の宿は6年前に体験した冷たい砂の上でのキャンプなので、今回の砂漠の宿のセレクトは彼女の予想外だったらしい。 -
パブリック・スペースも、その装飾が素敵。
フェズのリアドのような華美さは全くないが、砂漠の畔に立つ一軒宿らしい佇まいだ。 -
夕食は宿泊料に込みで、昔のモロッコ家屋の面影を残したランプの陰影が美しい大広間でいただく。
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食事の内容は、宿泊客全員が同じ。
ハリラ・スープ、パスタ・サラダ、マトン・タジンにデザートはチョコレート・ムース。
光源はランプしかないので写真の発色は悪いが、味は美味しかった。
ただ、チョコムースが甘すぎかな。
甘いものが大好きなモロッコ人だから、仕方がないか。 -
食後はサロンの暖炉の前でミントがたっぷりと入ったモロカンティーをいただきながら、まったりと過ごした。
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そんなリアド・マドゥで昨晩を過ごした私たちは、今朝は早起きして、砂漠へと朝日を眺めに行ってきたわけだ。
プールサイドから部屋に戻り、靴を脱いで、その靴中の様子に大笑い。
歩きながら足が重いとは感じていたが、まさかここまで砂のウェイトが靴の中に侵入していたとは・・・。
両足で軽く500gはあるかな。
朝の散歩はちょっとしたエクセサイズにもなったようだ。 -
気温がどんどん上がってきたのでダウンを脱ぎ、テラスの椅子に腰をかけ、目の前に広がる景色を眺める。
-
ホテルの前からは、今朝に登った砂丘が見える。
シルエットで見ていた早朝はそんなに遠くに感じなかったが、こうやって砂丘方向を眺めると、往復2時間の散歩は、けっこう距離があったのかもしれない。 -
今回の旅で私たちがセレクトした砂漠の畔の宿;リアド・マドゥ。
メルズーガ砂漠の砂丘を一望できる宿には有名処がたくさんあるが、あえて私たちがこのリアド・マドゥを選んだのには理由があった。
最初は6年前のモロッコ旅でお世話になったオーベルジュ:Auberge de Sudを砂漠初日の宿候補として考えていた。
しかし、6年の歳月は砂漠のほとりの環境を大きく変え、昔は利用客もそれほど多くなく静かであったAuberge de Sud界隈も砂漠へと押し寄せる観光客で大賑わいとなり、その近隣にも似たようなオーベルジュが林立し、落ち着いた滞在が難しくなると同時に、オーベルジュのサービスも低下してきているということだった。
特に大陸系の旅行客と旅の時期が被ると、オーベルジュ界隈は非常に賑やかになってしまうという前情報もあった。
私たちの望みは落ち着いた砂漠、静寂な時間を味わえる砂漠なので、今回はまだ建てられてから日も浅く、大陸系旅行会社には知られていないと紹介されたリアド・マドゥに宿泊することに。
リアド・マドゥの立地が町の中心から離れた一軒宿ということで、夕食が宿の準備したメニューのみという点がマイナスポイントではあったが、宿泊客のそのほとんどが欧米系であった館内は落ち着いた雰囲気で、希望通りの滞在となった。砂漠のリアドで心の休息/のんびり・ゆったりとした時を過ごしたい旅人にお勧めの メルズーガ砂漠の宿 by ウェンディさんリヤド マドゥ ホテル
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朝10時にドライバーを兼ねた旅の案内人のハミドが迎えに来てくれた。
今日からの3日間は砂漠でのアクティビティ三昧。
砂漠で何をするのかは娘には旅の前に大まかには説明したが、その詳細は教えていなく、行ってからのお楽しみ。
砂漠を横目に見ながら車を走らせて、最初に訪れたのは、土漠(どばく)や礫漠(れきばく)といわれるエリア。
位置的には砂漠の入り口に当たるのかな。 -
礫漠脇の道路に車を止めた私たち(ハミド、娘、私)は、さっそく礫漠のなかへ散らばって、地面を凝視。
-
私たちが地面を見る理由。
それは、この地面に太古の地球に生きていた生物の痕跡;化石が残されているから。
モロッコのサハラ砂漠は、かつての海底がアトラス山脈の隆起と共に持ち上がり、地上へと現れた土地。 -
だから、ほら!
紅い砂から顔を出す岩には、今から5億年前の海で生きていた古生代の生物の姿が化石としてプリントされている。
化学は苦手だが地学が大好きな娘は、礫獏に広がる化石に目がキラキラ。
化石採取をプランに取り入れた私の目論見は大成功のようだ。 -
貝の形そのままが切り出されたように残っている化石(写真)もたまには見つかるが、化石のほとんどが大きな岩の中に埋め込まれたまま。
-
割れた岩の中に閉じ込められた化石も転がっているが、岩の破片は結構そのサイズが大きく、一辺が20cm以上で、その重さも10kgを軽く超えるものばかり。
いくら私が力持ちでも、こんな大きな岩は採取できない。 -
だから、私たちが探していたのは手のひらサイズの小さな石ころや岩。
アンモナイトなどは、石をひっくり返した裏側にその貝の形がそのまま残っていることが多い。 -
ハミドは足で石を転がしながら、化石をチェック。
-
そして、これぞと思う石を見つけると硬い石で、その石を軽くノック。
-
ハミドの見立てた何の変哲もない石ころ。
でも、その割れた断面には、石化してキラキラと輝く古代の生き物-貝-の姿。
ハミドはメルズーガ砂漠に暮らすベルベルの民の一員で、子供の頃からお小遣い稼ぎのために化石採取をしていたので、化石探しは朝飯前。
娘や私もアンモナイトや三葉虫などの化石を見つけたが、ハミドはその倍のスピードで化石を見つけ出していた。 -
イチオシ
礫漠のエリア。
このエリアでは砂漠では見ることのできない乾燥地帯を好む植物も多く、そのいくつかは花をつけていた。
この白い花はあちこちに咲いていて、雰囲気がエアプランツみたい。 -
こちらの紫の花は小ぶりで花のサイズは手の小指の爪よりも小さい位。
よくみると、その葉には細かな棘。
乾燥地帯の礫漠では緑の植物の葉は小動物の餌になりがちなのだろうが、この小さな棘でその身を守っているようだ。 -
タンポポに似た黄色い花は地面の上に出ているのは花と茎のみで、緑の葉がなかった。
葉がない草って光合成できているの?と不思議だったが、事実、この植物には葉っぱが存在しないように見える。
もしかすると花の周りに放射状に生える枝のように見える茶色の棒、コレが葉なのかもしれないが、このあたりはハミドに聞いてもわからなかった。
ベルベルの民にとって、植物は食べられるか食べられないかの2択のみ。
食べられない草は、ただの草・・・らしい。 -
結局この日、私たち三人が採取した化石は70個以上。
アンモナイトや三葉虫、ウミユリ、貝・・・など古生代の生き物たちがたくさん。
その中から3こずつ、お気に入りの石を選んで、お持ち帰りの荷物の中へ。
残りの化石はハミドにお願いして、礫漠へと還してもらうことにした。 -
化石拾いのできる礫漠があるのは、メルズーガ砂漠から車で30分ほどの丘の上。
土地は個人の所有物なので、礫漠エリアに入る場合には許可が必要だ。
化石エリアの入り口には化石ショップがあり、オーナーが自分で掘り出した化石を販売していた。
私たちはオーナーにチップを渡すことで、エリアに入る許可をもらった。 -
化石探しの次のプランは、ベルベルの民になる1日。
砂漠の外れにある小さな村にお邪魔して、お家を見せていただいて、その後はアラビア語を学習する現地女性のための小学校の授業に混ぜてもらい、一緒に勉強しちゃおうという計画。
娘の知らないモロッコを味わう旅はこの日1日だけではなく、砂漠にいる間すべてが【あなたの知らない世界】。
私たちのモロッコ砂漠旅はまだ、始まったばかりだ。
前の旅行記:【5】黄金の野獣と・・・
https://4travel.jp/travelogue/11548820
続きの旅行記:【7】ディープに味わうモロッコ
https://4travel.jp/travelogue/11624159
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旅行記グループ
Petit リゾート気分
この旅行記へのコメント (6)
-
- Demiさん 2020/03/25 09:52:27
- おめでとうございます
- どれを観ても素晴らしいスナップばかり。
今までサハラ砂漠には何も興味がなかったのですが是非いきたい場所に変わりました。
ありがとうございます
- ウェンディさん からの返信 2020/03/25 22:50:42
- RE: おめでとうございます
- Demiさん 初めまして。
サハラ砂漠との出会いはもう7年も昔。
朝日や夕日で紅に染まるサハラの色合い、刻々と変化する砂紋は訪れる度に魅了されます。
ワイルドにもラグジュアリーにもその過ごし方は人それぞれ。
Demiさん流のやり方で、サハラへの旅を楽しんでくださいね。
ツアーでも楽しめると思いますが、お勧めは個人手配の旅。
既成の旅にはないスペシャルな砂漠、モロッコが味わえると思います。
ウェンディ
-
- procidaさん 2020/03/13 09:47:09
- モロッコ!
- ウェンディさんへ
こんにちは!
まずは受賞おめでとうございます!
この写真本当にいいですね。
私も色合いがすごく好きです。
オシャレだ!
靴の中にあんなに大量の砂が・・・
砂漠ってまだ行ったことがありませんが、すごいとこですね。
私もいつかモロッコに行ってみたいです。
プロチダ
- ウェンディさん からの返信 2020/03/14 17:30:13
- RE: モロッコ!
- プロチダさん こんばんは。
サハラ砂漠を臨む写真が選ばれたとのこと、私自身も大変驚いております。
砂漠と言えば過酷な環境のイメージが先行しますが、その楽しみ方は色々。
この旅行記を書いた日はプール付きのラグジュアリーなホテルに滞在し、この後に綴る旅では砂漠のどまんなかのデザートキャンプに泊り、更に翌日にはベドウィンの民のテントでホームステイをしてきました。
もちろん、その間はシャワーもなく着の身着のままの生活ですが、娘も私もそのAmazingな状況をたっぷりと楽しみました。
是非、機会があれば息子さん達と一緒にモロッコの砂漠地帯を旅してみてくださいね。
欧州の洗練された町並みとは異なるワイルドな旅は、素敵な経験になると思います。
ウェンディ
-
- スイカさん 2019/10/21 14:26:51
- なるほど、昨日のクチコミは。。
- こんにちは、ウエンディさん
昨日のクチコミで、??モロッコ?
また、なぜ突然、クチコミ?
と思ってたんですが、これだったんですね。
すっかり2ndモロッコのことを忘れていました。
モロッコというか、砂漠というか。。。アラビアンナイトはどうしようもなく日本人には魅惑的ですよね。
前半の写真はガラス瓶に詰まったサンドアートのようにきれいでした。
PS.ちょうどいい大きさのアンモナイト。あれはいい(^_^)
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2019/10/21 23:00:58
- RE: なるほど、昨日のクチコミは。。
- スイカさん こんばんは。
突然の口コミはモロッコの旅行記の付属部品でした。
昨日、旅行記の本文で砂漠での宿の選び方について書こうと思ったのですが、文字数が1000文字を超えたので、これは旅行記とは別立ての口コミ形の方が読みやすいだろうと、口コミとして独立させました。
旅行記ですが、実は書きかけ旅行記はそれなりの数があり、昨年の5月のトルクメニスタン・ウズベキスタン旅以降で6本が溜っています。
旅を終えると勢いで書き始めますが、途中で力尽きた後は、のんびりと気の向くままに綴っています。
モロッコは中東のアラブの国々とは異なる魅力を放つ国で、砂漠と古の都の魅力は私たち日本人にとってエキゾチックそのもの。
モロカンランプが作り出す光の陰影ひとつとっても、魅了されてしまいます。
メルズーガから始まる砂漠旅は、この先の旅行記が本番。
相変わらず、他の方とはベクトル方向が異なる旅を楽しんで来ました。
ウェンディ
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