中国国際航空（エアチャイナ）で行くスイス・ドイツの旅　その6

2019/09/10 - 2019/09/16

アッペンツェルは絵本の中に迷い込んだような可愛らしい町。

エリア アッペンツェル(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ザンクト・ガレン観光やチーズ工房見学、ゼンティス山やホーアー・カステン山登頂（ロープウェイで）など盛り沢山の1日。最後はアッペンツェルの町歩きで締めくくる。アッペンツェル駅に到着したのは17：30頃。9月中頃でもサマータイムなので19：30頃までは明るい。

アッペンツェルの町の建物の多くは、壁に模様が描かれている。

馬の看板。

アッペンツェルはアッペンツェルインナーローデン準州の州都だが、1時間ほどで廻れるような小さな町である。

駅から5分も歩けばハウプトガッセ（中央通り）に出る。

ハウプトガッセの建物。夕刻でも多くの観光客で賑わっている。

確か薬局の建物で、壁には薬草が描かれている。

ハウプトガッセ（中央通り）は結構狭い。そもそもドイツ語のガッセ(gasse)は路地とか小路という意味であるから、中央小路と訳した方が良いのか？

写真を撮る時は車に注意。

土産物屋さん。ここでカレンダーを購入したが、アッペンツェル地方独自の物ではなく、スイス全体の写真が使われていた。

赤い建物は市庁舎(町庁舎か)だったはず。

市庁舎の隣にアッペンツェル博物館兼観光案内所。博物館はオスカーカードで無料になったのだが、閉館時間だった。

アッペンツェル博物館兼観光案内所の看板。

看板の下の白い部分に”ERLEBEN UND GENIESSEN＝「体験と楽しみ」”の文字。この近辺の体験ツアーの会社かな？

中心部にある割と立派な建物だが、空き店舗になっていた。

聖マウリティウス教区教会。

ランツゲマインデ広場（駐車場）とホテル・ゼンティス。ランツゲマインデ広場ではアッペンツェル・インナーローデン準州の全成人男性が集まり、州政について直接評決に参加する青空会議（ランツゲマインデ）の会場である。伝統的な直接性民主主義として習った記憶があるが、評決に参加できるのが男性だけというのを残念に思った。さすがに今のランツゲマインデはお祭り的な要素が大きいもので、実際に州政を決めたりはしないだろうが。

ランツゲマインデ広場 広場・公園

ホテル・ゼンティスの看板。
本当はホテル・ゼンティスに泊まるつもりで計画していたが、日程的にザンクト・ガレンに泊まる方が良いとなり、断念した。高級ホテルで1泊2万円程するから、ザンクト・ガレンのホテル・ヴァディアンより1泊につき5千円程高かったし、オスカーカードの対象ホテルでもない（もっともアッペンツェルのホテルには、代わりにアッペンツェルカードがあり、ホーアー・カステン山やエーベンアルプ山のロープウェイなどが無料になる）。結果的には、ザンクト・ガレンのホテル・ヴァディアンにして良かったと思っている。

Romantik Hotel Säntis ホテル

ランツゲマインデ広場を挟んでホテル・ゼンティスの向かいにあるホテル・アッペンツェル。

ホテル アッペンツェル ホテル

ホテル・アッペンツェルの看板。

朝からずっと動き回っていたので、さすがに疲れた。ホテル・アッペンツェルのレストランで一休み。18時頃だから、早めの夕食にしても良かった。

メニューを見たら、アップフェルシュトゥルーデル（オーストリア風アップルパイ）がある。大好物なの。

食べ終えて外に出る。看板の写真など撮ろうとして気付く。
「レストランにリュックサックを忘れた」
山に行くので念の為に雨具などの装具を入れたリュックサックを背負っていたのだが、うっかり忘れるところだった。

すぐにレストランに戻ったので、リュックサックはまだ席にあった。

”Drei Koenig=東方の三王（三博士）”。”BAECKREI”とあるのでパン屋さんかな。

ドライケーニゲ 地元の料理

”Drei Koenig”の看板。

18：20頃。ザンクト・ガレン方面には15分毎に電車はあるが、できれば直通で帰れる18：45の便に乗りたい。

壁の模様は花かな。

聖マウリティウス聖教区教会

左奥の方にホーアー・カステン山が見える。

ザンクト・ガレンのホテルに戻り一休み。アップフェルシュトゥルーデルを食べたのでそんなにお腹は空いていないのだが、せっかくなので夕食をとりに外に出ることにした。オスカーカードのお陰で財布の紐が緩い。
ホテル・ヴァディアン別館の向かいにある”WEIN STUBE NEUBAD”に入る。写真は翌日の昼間に撮影した。

”WEIN STUBE（ワイン酒場）”なのにビールを注文。

メインは魚料理にした。割とおいしかった。ビールと合わせて28スイスフラン程だった。物価の高いスイスとしてはお得な感じがした（それでも3000円余している）。長い1日がようやく終わる（「その2」から「その６」までがほぼ1日の出来事である）。

続く。