中国国際航空（エアチャイナ）で行くスイス・ドイツの旅　その11

2019/09/10 - 2019/09/16

ザンクト・ガレン最後の夜を過ごし、翌朝スイスからドイツへ移動。表紙はドイツのリンダウ。

エリア リンダウ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドイツのコンスタンツからザンクト・ガレンに戻ってきたのが夕方の6時前。駅からホテルに向かう道路の一部は、何故かこの様に赤く塗られている。

観光案内所。この奥に今回お世話になったホテル・ヴァディアンの別館がある。

夕食前にホテルの部屋で一休みして、お茶を飲んだまでは良かった。しかし、カップを洗っていて手を滑らせて洗面台に落とし、カップのふちが欠けてしまった。後から莫大な弁償金を請求されるといやなので、ホテルのフロントに謝りに行く。12スイスフランを請求される。

ホテル ヴァディアン ガルニ ホテル

気を取り直し、スイス最後の夜は豪華な食事で締めくくろうと出かける。もっともホテルから徒歩1分のガル広場のレストラン。その名も”AM　GALLUSPLATZ（ガル広場横という様な意味）”

テラス席にする。

レストランのすぐ横はザンクト・ガレン大聖堂。

無難にウィンナーシュニッツェルにする。スイス産のワインと合わせて55スイスフラン(約6000円)だった。スイスはやはり物価が高い。

スイス最後の夜なので、街を散策。

時刻は19：15頃。

スーパー（COOP）に立ち寄る。

レストランの食事が思ったより高かったので、デザートはスーパーで購入して、ホテルの部屋で食べる。

翌朝。天気は曇り。この日は土曜日だったので朝食は7：15から。8時過ぎの電車に乗りたいので荷物を持って本館の朝食会場に向かう。

3泊したホテル・ヴァディアンの本館（通りの右側の建物）。

朝食会場。

ホテル・ヴァディアンでの最後の朝食。3日とも同じような内容だった。

ホテルをチェックアウトして、ザンクト・ガレン駅に向かう。私がゼンティス山などに出かけた2日間は快晴だったが、最後の朝は曇っている。まるで私が滞在した間だけ特別に天気が良かったみたい。日頃の行いのお陰か、悪運が強いのか？（日本を出発するときも直前に台風15号が千葉県を直撃していたのだが、成田空港ではなく羽田空港発だったので影響がなかった。帰国した時、千葉県内にまだ停電が続く地域があり、被害の大きさに驚いたくらいだった）

東部スイスの公共交通機関や博物館などが無料になるオスカーカードは、3日間から利用できる。3日目のこの日はドイツへの移動日なので、あまり活用できない。それでもザンクト・ガレンから国境の町ザンクト・マルグレーテンまでは無料になる。それが丁度オスカーカードの1日分の利用料金と同じ10スイスフランだった。

ザンクト・マルグレーテンからリンダウまでのチケットを購入したら、2時間有効のゾーンチケットだった。ザンクト・ガレン駅で購入したのは失敗だった。本当はオーストリアのブレゲンツにも途中下車したかったが、有効時間内では難しいだろう。

そんな訳で、ブレゲンツは車窓観光。

しかもかなり電車は遅れていた。早めにザンクト・ガレン駅に行き、特急電車にしたのに、あまり意味がなかった。30分だけでもブレゲンツに立ち寄れるかと思っていたが、それすらも無理だった。

ブレゲンツ。オーストリアは電車で通り過ぎて終わり。

少し晴れ間が見えてきたか。

列車はドイツに入る。リンダウの中心部はボーデン湖に浮かぶ島で、細い砂州で本土とつながっている。そのため、右の窓を見ても、左の窓を見てもボーデン湖。

上の写真とは反対側の車窓から見たボーデン湖。

予定より40分程遅れて、9：45過ぎにリンダウ中央駅に到着。

リンダウ中央駅。

リンダウでは1時間くらい観光するつもりだったが、特急列車の遅れで予定がかなり狂ってしまった。

路地を歩きながら考える。この後の列車も遅れるかもしれない。リンダウ観光は早めに切り上げて、次の目的地に向かった方が良いだろう。2003年にコンスタンツに滞在した時、リンダウも訪れている。

早回りでリンダウ観光を行う。まずは壁画の美しいリンダウの市庁舎。

リンダウ港。

リンダウ港の入り口にある灯台とライオン像。

リンダウ港。

ボーデン湖。

ボーデン湖の遊覧船。これはメーアスブルクやコンスタンツに向かう便だったと思う。

25分くらいでリンダウ中央駅に戻ってきた。

バイエルンチケットを購入して、10：16発のウルム行きの列車に乗る。ウルムはバイエルン州ではない。途中でミュンヘン行きの便に乗り換えるのだ。
隣のホームに”von Muenchen Hbf”とあるが、こちらは”von（から）”なのでミュンヘンからの列車が到着するということ。

ウルム行きの列車も少し遅れてやってきて、出発は予定より10分程度遅くなった。

ミュンヘン行きの列車への乗り換え時間はあまりなかったが、接続の為に待っていてくれたようだ。しかし、その分ミュンヘンへの到着も数分程遅れた。

続く。