2019/09/18 - 2019/09/25
55位(同エリア360件中)
つよしさん
9月18日出国、25日帰国の6泊8日(成田前泊を含めると7泊9日)でウズベキスタンへ行ってきました。成田~タシケントはソウル経由のアシアナ航空。現地ではANUR TOURを利用してヒヴァ、ブハラ、シャフリサーブス、サマルカンド、タシケントを観光。車での長距離移動が多かったのと、日中はかなり暑かったため、後半はバテぎみでしたが、思い出に残るとても楽しい旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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▽9/19(木) 2日目
おはようございます。ウズベキスタンと日本の時差は-4時間。時差ボケでかなり早い時間に目が覚めました。 -
ホテル アスター タシケント(Hoterl Aster Tashkent)の朝食は、本来7時からです。しかしながら、この日は6時にホテルを出発するため5時に朝食を用意してくれました。しかも、4時55分に部屋の電話が鳴って「朝食の準備ができました」との案内もありました。そして、そして、出来立てのサンドイッチがめっちゃ旨かったです。
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フルーツは全部食べられないので、プラムを1つ頂きました。肉厚で甘みが強く、とても美味しかった!
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6時にホテルをチェックアウト。
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車でタシケント国際空港へ向かいます。
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国内線ターミナルに到着しました。
タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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ウズベキスタン航空のヌクス行きチェックインカウンターで手続きします。元々の旅程ではヒヴァと30キロ離れたウルゲンチ空港に向かうはずでしたが、ウルゲンチ行きの便が満席のためヌクス行きとなったのでした。ヌクスとヒヴァは200キロ離れており、車で3時間半かけて移動します。
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保安検査を抜けて、液晶モニターに表示された1番ゲートで飛行機の写真を撮ってのんびりしていたのですが、出発時刻が近づいてきても係員が現れません。そして出発時刻を過ぎたころ、3番ゲートから大声で「ヌクス、ヌクス」と呼んでいます。慌てて3番ゲートに移動しました。
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バスで移動して、先ほどの写真の機体の所へやってきました。
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ほぼ最後にバスに乗ったつもりでしたが、席に着いてもドアクローズしません。10分ぐらいして、1番ゲートで見かけた欧米人4人組が搭乗。ようやくドアクローズしました。彼らは出発ゲートにあるモニターを信じて、おしゃべりしていたのでしょうね。でも、悪いのはモニター表示を間違えた空港です。出発は25分遅れて7時45分となりました。
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この便では食事の提供は無く、ドリンクサービスのみでした。その後、機体の高度が下がってきので窓を眺めると、砂漠の風景が広がっていました。
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出発は遅れたものの、定刻9時5分にヌクス空港に到着しました。
何もない空港 by つよしさんヌクス空港 (NCU) 空港
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ヌクス空港では歩いて空港構内へ向かいます。空港内には売店は無し。トイレはありますが、男性用は便器が大小1つずつしかなく、結構な人が並びました。女性もかなりの人が行列を作っていました。
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荷物をピックアップしたら車に乗って、空港近くの店で水を購入。
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ヌクスの町を抜けると、ラクダ草が生える砂漠地帯となりました。
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車窓にはメルヴ(トルクメニスタン)のキズ・カラに似た遺跡が見えてきました。こちらではシュルペックと呼んでいるそうです。シュルペックはキズ・カラと同様に、美人が多いトルクメニスタンから女性の奴隷を連れてきて、ハーレムにしていた場所です。
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道路脇にはラクダの牧場が広がっている場所がありました。この写真の下側が道路なのですが、アスファルトがひび割れているため、車の乗り心地はあまり良くありませんでした。
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さらに車を走らせると、綿花畑が広がるようになってきました。
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ガソリンスタンドでトイレ休憩。料金は500スム(6円)。写真の位置情報によるとベールーニーという町のようです。
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アムダリア側が見えてきました。干上がりつつあるアラル海には、このアムダリヤ川とシルダリヤ川から水が流れ込んでいます。この2つの川の水を農業用水に使うようになってから、アラル海がどんどん小さくなるようになりました。干上がった土地の周辺では巻き上がった塩の被害が出ているそうです。
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ウルゲンチの郊外までやってきました。ヒヴァまで残り30キロです。
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ヒヴァの城壁、南門までやってきました。時刻は12時50分。所要時間は予定通り3時間半でした。
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そしてホテルにチェックイン。宿はホテル マリカ ヘイヴァク(Hotel Malika Kheivak)です。マリカはヒヴァに3軒ありますが、城壁内のイチャン・カラにあるのはヘイヴァクだけで、残り2軒は城壁外です。
城壁内のホテル by つよしさんホテル マリカ ヒヴァク ホテル
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部屋に荷物を入れたら、昼食のレストランへ向かいます。途中、結婚式のカップルとすれ違いました。
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途中で未完成のミナレット「カルタ・ミノル」を眺めながら歩きます。
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違う新婚カップルともすれ違いました。
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昼食はティーハウス・ミルザボシです。
観光客に人気のお店 by つよしさんミルザボシ 地元の料理
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まずは生ビール。
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ビールの銘柄はサルバストです。
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メインは牛ひき肉のシャシュリーク。めっちゃ旨いです。そして、ヒヴァは発酵させていな薄いナンが特徴です。ナンはサマルカンドに向かうにつれて分厚くなります。この店は観光客に人気のようで、席はほぼ埋まっていました。
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昼食を終えたら城壁の西門へ向かい、観光名所の入場チケットを購入します。西門の近くは、お土産屋さんが沢山並んでいます。
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チケットを入手したので、イチャン・カラ(城壁の内側)を見て回ります。
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まずは、ムハンマド・アミン・ハン・メドレセへ向かいます。
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入り口の門のデザインがとても綺麗です。
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中庭に入ってみました。2階建ての寄宿舎になっており、現在はホテルとして使われているそうです。
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そして、ヒヴァのシンボル「カルタ・ミノル」。
カルタ ミナル 建造物
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続いては「クフナ・アルク」の城壁。門の両側にある塔のドームは緑が強いです。
サンセットの時間がお勧め by つよしさんキョフナ アルク 城・宮殿
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門をくぐると中には、こんな綺麗な部屋があります。
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こちらは、アイヴァンと呼ばれている屋根付きの空間。
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天井や壁の装飾が美しく、木の柱の彫刻が緻密で素晴らしい。
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クフナ・アルクは城壁の上からのサンセットが素敵なので、この時間はさらっと見学して城壁の外に出ます。
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東門の塔のドームは紺色です。
パルヴァン ダルヴァザ門 (東門) 史跡・遺跡
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ジュマ・モスクのミナレット。ミナレットに登ろうとしましたが、私が訪ねた時には入れませんでした。
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ジュマ・モスクは213本の木の柱で支えられています。
ジュマ モスクとミナレット 寺院・教会
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イスラーム・ホジャ・メドレセとミナレット。
ミナレットからの眺めは絶景 by つよしさんイスラーム ホジャ メドレセとミナレット 建造物
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イスラーム・ホジャ・ミナレットの高さは45メートル。ヒヴァで最も高い建物です。塔の中には階段が118段あり、今でも登ることができます。ただし、階段が急なうえ通路は1本しかありません。登る人と降りる人がすれ違うにはとても狭く、階段を譲り合うため自分のペースで登り降りができません。結果、足にめちゃめちゃ負担がかかり、自然に足のトレーニングができます。私は2日後まで筋肉痛でした(;'∀')
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ようやく1番上の展望台まで上ってきました。そこには苦行に耐えたご褒美として、イチャン・カラを一望できる絶景が広がります。
イチャン カラ 旧市街・古い町並み
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ミナレットから降りてきて、イスラーム・ホジャ・メドレセで休憩。門のデザインが綺麗です。
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少し歩いて、パフラヴァン・マフムド廟に入ります。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
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結婚式のカップルと遭遇。
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廟の中は壁の装飾がとても綺麗です。
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天井の装飾も綺麗です。写真を沢山撮りました。
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そして棺のある部屋。ここも綺麗です。
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こちらの天井も綺麗。
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ヒヴァの建物内部では、この廟が一番好みでした。
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門の外に出て、緑のドームが特徴のパフラヴァン・マフムド廟の正面をパシャリ。
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記念撮影用の有料ラクダ。
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塔の5重奏。
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城壁の外側を歩くことにしました。修復ができていない場所を眺めると、レンガの上に土壁が塗られていることが分かります。
イチャンカラの城壁 史跡・遺跡
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たぶん北門。こちらの門は工事中のため通り抜けることができませんでした。
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タシュ・ハウリ宮殿。
タシュ ハウリ宮殿 城・宮殿
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柱の浮き彫りが特徴的です。
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天井の装飾がなんとなくハーレムを感じます。
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城壁の外に出て、西門を撮影。
オタ ダルヴァザ門 (西門) 史跡・遺跡
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城壁の外側、南西の角にある子供の遊び場。
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左折して南門を目指します。
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遠い昔、シルクロードを旅する人の玄関口だった南門。
タシュ ダルヴァザ門 (南門) 建造物
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門の内側は、とても素朴な飾り模様がありました。
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宿のマリカ・ヘイヴァクへ戻ってきました。夕方の散策と食事まで一休みします。
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部屋は、ツインでした。ベッドは本来のシングルベッド2台です。
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ベッドの反対側には、テーブルと椅子。テレビとクローゼット。
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トイレと洗面台。
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バスタブはかなり大き目。
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部屋の窓からの眺望。緑のドームのパフラヴァン・マフムド廟やカルタ・ミノルが見えます。
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お湯は熱く、水圧もそこそこなのでバスタブにお湯を張りました。入浴剤は持ち込みです。風呂上りは少し休んでから、夕食と夕景を眺めることにしました。
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夕食はヤサルボシに行ったのですが、予約で席が埋まっていたので、食事は後回しにしてクフナ・アルクの城壁に上がり、イチャン・カラ(城壁内の街)の俯瞰風景とサンセットを楽しむことにしました。
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クフナ・アルクの城壁に上がってきました。そこには、息を呑む美しい景色が広がっていました。
サンセットの時間がお勧め by つよしさんキョフナ アルク 城・宮殿
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イチオシ
この日の日没は19時です。18時15分ごろまでは人が少なかったのですが、18時30分ごろから欧州や中国の団体客が続々と押し寄せ、もの凄い混雑となりました。
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イチオシ
クフナ・アルクの城壁からは、赤く染まった夕焼け空と西側の街並みを眺めることができます。
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イチオシ
地平線に沈む太陽は、なかなか見ることができません。この日はそれを見ることができて、とてもラッキーでした。
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イチオシ
高さ45メートルのイスラーム・ホジャ・ミナレットからの眺めは絶景。でも、クフナ・アルクからの眺めはとても自然な感じがして素敵です。この場所は「アクシェイフ・ババ(Ak Sheikh Bobo)の見張り台」という名前が付いているようですが、検索してもヒット数は少ないです。
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クフナ・アルクを出て、滞在先ホテルのレストランで夕食にします。時間的に混雑が予想されたので、席を予約しておきました。
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イチオシ
日没から少し時間が経過して、とても綺麗な夕空になってきました。
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イチオシ
淡いピンク色の空と、やわらかなライトアップの組み合わせが、とても美しい景色を創ってくれました。
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夕食は宿泊するマリカ・ヘイヴァクのレストラン。テラス席で気持ちがいいです。
ホテルに隣接するレストラン by つよしさんカフェ ヘイヴァク 地元の料理
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お昼に食べ過ぎたので、夕食は軽め。牛ひき肉のシャシュリークとサラダで済ませます。
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〆に赤ワインを頼みました。隣の席はイタリア語を話す団体さんでした。
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会計に向かうと、ホテルが飼っている子猫がイタリア語グループの残り物を分けてもらっていました。
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イチオシ
部屋から緑のドームが目印のパフラヴァン・マフムド廟を眺めて、ベッドで横になりました。おやすみなさい。
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▽9/20(金) 3日目
おはようございます。ヒヴァのシンボル的なカルタ・ミノルが左側遠くに見えています。ジュマ・モスクのミナレットや星空も少しみえて素敵な夜明け前です。城壁内のホテル by つよしさんホテル マリカ ヒヴァク ホテル
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5時30分ごろ、お祈りの時間を知らせるアザーンが聞こえてきましたので、ホテルの周りを散歩しながら写真撮影することにしました。
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イチオシ
ホテルを出て左側を眺めると、イスラーム・ホジャ・モスクのミナレットが見えます。黒い服を着た年配の男性が杖でなにやらやっています。
ジュマ モスクとミナレット 寺院・教会
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私の気配に気づいたのか、こちらを少し見ましたが…。
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イチオシ
パフラヴァン・マフムド廟に向かって、お祈りを始めました。
パフラヴァン マフムド廟 寺院・教会
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イチオシ
クトゥルッグ・ムラド・イナック・メドレセの辺りに移動して、ピンク色に染まる東の空を撮影。
クトゥル ムラド イナック メドレセ 史跡・遺跡
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写真撮影は程々にして、ホテルへ戻ってきました。
城壁内のホテル by つよしさんホテル マリカ ヒヴァク ホテル
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マリカ・ヘイヴァクの朝食は通常7時から。でも、この日は私を含めて7時出発のお客が多く、朝食会場は6時半のオープンです。
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この日はヒヴァからブハラまで、車で470キロの長距離移動です。そのため、朝食は軽めにしました。ちなみに東京駅を起点にした470キロは、西に車で向かうと滋賀県米原市や彦根市までの距離です。
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7時少し前にホテルをチェックアウト。
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出発までの間、ホテル周辺をぶらつきます。
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そしてホテルの駐車場。車に荷物を入れて、ブハラへ向け出発です。《ブハラ編につづく》
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