残暑のお台場、展望台めぐり　その１

2019/09/01 - 2019/09/01

　真夏の陽気続く今年の9月、暑い中をおして、ひさびさにお台場を廻ってきた。その時の旅行記第１回目。
　今回は展望台めぐりと、街歩きがメイン。潮風が吹くのにもかかわらず、焼けるような日差しをさけ、高層ビルの展望台でふ頭にとまるコンテナ船を眺める。特に一押しは、旧東京みなと館をリニューアル開業した、フロンティアビル20階の、TOKYOミナトリエだ。
　次は実物大ガンダムで有名なダイバーシティの内部に初めて入った。その7階に、ガンダムづくしのフロア。そこに君は、時の涙を見る。
　帰りは久しぶりに水上バスに乗ってお台場海浜公園から芝浦ふ頭に。休日の水上バスはごったがえしていた。
　来年はオリンピック会場になるお台場、どう変貌するのか？（というか、交通機関は足りるのかな）

　　経路
高速バスで国際展示場駅
↓
ゆりかもめで移動
↓
テレコムセンター
↓
フロンティアビル
↓
ダイバーシティ（第2部で取り上げる予定）
↓
お台場海浜公園と水上バス（第2部で取り上げる予定）
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帰途

エリア お台場(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国際展示場駅に到着した乗車した千葉のマイタウンダイレクトバス。
千葉から東京駅へ行く近距離高速バスや、空港バスの一部は、ここ国際展示場駅発着のものがある。

国際展示場駅 駅

国司亜展示場駅
駅前広場は再整備しているとこで、バス乗り場が一部変更している。
オリンピックの準備か。

バスの系統と本数は、ここより、隣の東京テレポート駅の方が本数が多く、行先も豊富なうえ空港バスも来るので便利だ。

駅構内のレリーフ、なぜに手塚治虫？

ゆりかもめの有明駅。
国際展示場駅に隣接するが、駅まで段差があり意外と歩く。

有明駅 駅

ゆりかもめでテレコムセンター前駅まで移動。
新橋からくる方向と違い、ここか豊洲駅から出発する方向の方が、明らかに空いている。

テレコムセンター前駅でゆりかもめを降りる

ゆりかもめ 乗り物

テレコムセンター前駅　その名の通り、テレコムセンターや東京フロンティアビル、大江戸温泉物語、日本科学未来館、青海埠頭への最寄駅
目の前にテレコムセンターのビル

テレコムセンター駅 駅

テレコムセンターとフロンティアビルへは駅の通路からダイレクトに行ける
テレコムの1階

一番東側のエレベータホールの一角に、展望階へ行く直通エレベータがありそこを昇る。
ビルの20階にエントランス、ここから階段上り、21階が展望階。

テレコムセンター展望台 名所・史跡

展望台。
ビルの東側半分を展望フロアに使用、主に北東から南側（遠方は西側も）に展望が開ける。
テレコムセンター展望室は、平日は夕方15時から開くが、休日は11時から開いている。団体さんが結構いた。

テレコムセンター展望台 名所・史跡

東側、ライナー埠頭の対岸に有明埠頭

南東、遠くに中防埋め立て地とゲートブリッジ。
あのあたりもオリンピック会場

北東、パレットタウンと遠くにスカイツリー

ビーナスフォートと前をゆくゆりかもめ

ゆりかもめの新型電車の離合

青海コンテナふ頭全景
台湾長栄海運を中心に外国籍海運が出入りする。5バースあり、一番内側の2バースが長栄専用ふ頭。
水深15m、18列対応（45ｍ幅か）ガントリークレーン装備、5万トンクラス（大体5000～6000TEU)に対応、EVER-U級のような20フィートコンテナ5600個積みのVLCS（very large container ship　特大型コンテナ船、拡幅前のパナマ運河を通れない）の接岸、荷役が可能だが、総トン数10万トン以上、15000TEUクラスのULCS(Ultra large container ship)には対応できないようだ。

青海南ふ頭公園 公園・植物園

ちょうど荷役中の長栄海運のコンテナ船、エバープライド（ever-pride）、17000トンクラスの小型船で、東アジア各地と日本を結ぶ近距離フィーダーにつく。

　対岸の大井ふ頭も見える。川崎汽船のコンテナ船「ヘンリーハドソンブリッジ（Henry-Hudson-bridge）　総トン数98000トン、8000TEU超の積載量をほこり、全長330m超、幅も45mという、東京港に出入りするコンテナ船では大型に部類する船。
　だが、世界ではこれでも中くらいの大きさのコンテナ船になってしまった。2006年登場時は、日本郵船のA級とならぶ我が国最大級のコンテナ船だったんだが。
　大井ふ頭の大型化対応工事（長さ300m超、幅45m、喫水15m、10000TEU)で高規格化されようやく東京に入港できるようになった。
　正直言うと、コンテナ船の大型化に、東京港は追い付いていない（15000TEU～20000TEU、長さ400m、幅50mという船がどんどん登場してるがそれは入港できず）、かろうじて横浜の南本牧が対応できる。

　南側、中防埋め立て地を見る。
　中央防波堤外側も、徐々に開発が始まっているのが分かる。

　中央防波堤外側埋め立て地に、新たに建設されたふ頭。
　東京港の期待のふ頭、中央防波堤外側コンテナふ頭。一昨年に出来たばかりの最新鋭のふ頭。Y1,Y2の2バースが整備される予定で、Y1が供用中、Y2は今年中に供用開始、さらにY3が計画中。
　特にY2バースは、22列（50m）対応ガントリークレーン３基、喫水16m、長さ400mあり、１０万トン超、10000TEUを超えるULCS船にも対応するスーパーふ頭。郵船のNYKブルージェイや川崎のミラーブリッジとかも接岸可能と思われる。クレーンのキリン部分が特徴で、空港に至近なので、上に折らず、使わないときは亀の首のように引き込んでしまう。Y2が供用したら、青海の機能が一部移転する予定。

　逆に真北、フジテレビやレインボウブリッジを望む。

ちなみに建物の紹介朱色の字で注意書きしてみた

さて、テレコムセンターから降りて、北向かいのフロンティアビルへ移動しよう。
駅通路から大江戸温泉物語が見える。

フロンティアビルもゆりかもめの駅から通路がつながっている。

お台場 大江戸温泉物語 宿・ホテル

青海フロンティアビル、ここの２０階にも展望台がある。
結構昔からあるのだが、ここしばらく改装工事中で、最近リニューアル開業したばかり

TOKYOミナトリエ 美術館・博物館

フロンティアビル２０階、東京臨海広報室、通称「TOKYOミナトリエ」、旧東京みなと館である。

TOKYOミナトリエ 美術館・博物館

ここは展望台のみならず、東京港の歴史やあらましも模型やビジュアルで展示されている。

展望風景、真北をのぞむ。

真東、東京港第一航路をクルーズ船が出航。

真北、ダイバーシティをクローズアップ。
ユニコーンガンダムがいるw

１階までおり、東側外に出て、ウエストプロムナードをひたすら北上する。
目指すはダイバーシティのユニコーンガンダムww

第２部へつづく

都立シンボルプロムナード公園　滝の広場 公園・植物園